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【LA観光】ロサンゼルス植物園 LA County Arboretum 歴史・見どころ 大解説

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ロサンゼルス郊外のArcadiaに位置するロサンゼルス郡植物園(LA County Arboretum & Botanic Garden)は、127エーカー(約51ha)の広大な敷地に世界各地の植物、歴史的建造物、噴水や湖を配した都市型植物園です。

先住民Tongvaの集落跡に始まり、19世紀には象徴的なクイーンアン・コテージが建設されました。その後1947年に植物園として整備がスタートし、1956年に一般公開されました。

現在では研究・教育施設としても機能し、四季折々の緑や文化イベントが国内外から訪れる人々を魅了しています。特に孔雀の群れが広がる庭園や歴史を物語る鉄道駅やコテージなど、自然と歴史とが調和したユニークな風景は、ニューヨークやロサンゼルス観光の穴場スポットとしても注目されています。この記事では設立の背景、見どころ、アクセスや料金など観光に役立つ情報をわかりやすく詳しくご紹介します。

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ロサンゼルス植物園の歴史・設立背景

この植物園の歴史は古代にまで遡ります。現在の敷地には、紀元前500年頃からTongva(Gabrielino)族が住んでいた集落「Aleupkigna(多くの水の地)」があり、自然豊かな湧水と湖に恵まれていました。1771年にはスペインのMission San Gabrielが建設され、この土地は農業用のRancho Santa Anitaとして開発されました 。1839年、スコットランド出身のHugo Reid氏がこの土地に移住し、湖畔にHugo Reid Adobeを建設しました

1875年、鉱山王で名声を得たLucky Baldwin(Elias Jackson Baldwin)がRancho Santa Anitaを買収し、多数の施設を建設しました。Queen Anne CottageやCoach Barnなどの歴史的建造物はその象徴です。湖には観賞用噴水や白鳥、孔雀などが導入され、自然と教養を融合した豪華な庭園となっていきました

1947年、カリフォルニア州とロサンゼルス郡が約44.9haを共同取得し、1951年には最初の1,000本が植栽されました。1956年には一般公開され、以来、温室や地域別テーマガーデン(熱帯雨林、オーストラリア園、地中海園など)が増設されてきました

1990〜2000年代には環境保全や水資源管理の取り組みが整備され、自然生態系を体感できる設計が導入されました。特にBaldwin Lakeは自然湧水の「sag pond(溜まり池)」で、周辺に湿地や生態学的な散策路が設けられています

また、庭園には孔雀が放し飼いされ、Lucky Baldwinがインドから輸入した個体に由来しており、今も園内を優雅に歩く姿が訪問者の目を引きます 。歴史的建造物と植物、生態、文化イベントが複合するこの植物園は、研究・教育・観光を融合した施設として進化し続けています。

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ロサンゼルス植物園見どころリスト

  1. Baldwin Lake と Queen Anne Cottage
    湖とビクトリア様式建築が織り成す景観は圧巻です。Queen Anne Cottage(1885–1886年建造)はカリフォルニア歴史登録財で、その隣にはCoach Barn(馬車庫)もあります。湖畔を悠々と泳ぐ水鳥や孔雀とともに、優雅な散策が楽しめます。

  2. Hugo Reid Adobe
    1839年に建設されたスコットランド生まれのHugo Reid氏の住居は、当時の建築様式が今に残る貴重なカリフォルニア歴史的遺産です

  3. 孔雀の放し飼い
    Lucky Baldwin が輸入した孔雀が庭園内を歩き回る姿は風情があります。朝夕には羽を広げる優雅な姿を見られることも

  4. 地理別テーマガーデン
    南米、南アフリカ、オーストラリア、地中海など世界各地の植生がエリアごとに再現されています。乾燥地植物、湿地植物、竹園など多様な生態系を学べます

  5. 熱帯温室&ジャングルガーデン
    1950年代に設置された温室では熱帯・熱帯雨林環境を再現。プレヒストリック・ガーデンとして古代植物も展示され、園内でも特に濃密な緑に満たされています

  6. Prehistoric & Jungle Garden
    恐竜時代の植物を再現したコーナーでは巨大シダ類や蘚苔植物など、原始的生命の地球史が感じられます。

  7. Redwoods Grove(セコイア林)
    2.5マイル(約4km)のループ散策では、赤杉やカリフォルニアネバディアン種を見ることができます

  8. Aquatic Garden
    水生植物のビオトープには蓮、ウォーターリリー、アシなどが生い茂り、水辺生態の観察が可能です

  9. Herb & Vegetable Garden(薬草・菜園)
    実用ハーブや野菜が育てられており、園芸やオーガニック栽培の学習にも利用されています 。

  10. Demonstration Home Gardens
    家庭向けのガーデニング展示スペースには水資源節約設計や持続可能な景観技術が取り入れられています。

  11. Santa Anita Depot
    1890年に建てられた鉄道駅が移設保存されており19世紀末から20世紀初頭の鉄道輸送の歴史を伝えています。

  12. 湿地生態園
    自然湧水と排水を活かした湿地設計で水質浄化機能も持つ環境デザインは、教育モデルとしても価値があります 。

  13. 文化イベント・コンサート
    夏にはPasadena POPS(パサデナ・ポップス)が湖畔で野外演奏会を行い、地元住民や観光客に親しまれています

  14. ナイトウォーキング(Forest Bathing)
    日本の森林浴にヒントを得た月明かりのナイトツアーは、心身リラクゼーションとして人気です。

  15. 教育プログラム・ワークショップ
    園芸教室、自然観察、子供向けサマーキャンプ、ガーデンツアーなど幅広い教育活動が実施されています

施設全体は緑地と歴史建築、生態系が重層的に共存し、学びと癒やしが得られる都市の植物園として高く評価されています。

ロサンゼルス植物園の基本情報

  • 所在地:301 N Baldwin Ave, Arcadia, CA 91007

  • 公式ホームページ 

  • 営業時間:毎日 9:00~16:30(クリスマスは休園)

  • 入場料:大人(18歳以上)15ドル、シニア・学生12ドル、子ども(5–17歳)7ドル、5歳以下無料。第3火曜は無料デー

  • アクセス:車—駐車場あり(有料)。公共交通—メトロゴールドライン「Arcadia駅」下車後バス利用

  • 施設:売店・カフェ・トイレ・ギフトショップ・車いすアクセス・ペット不可。組織的ガイドツアーやイベントホールあり

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まとめ

ロサンゼルス植物園は、大都市圏にありながら歴史、美、自然を同時に楽しめる稀有な場所です。自然史的背景、文化遺産、生きた植物コレクションが融合し、都市緑化のモデルとしても先進的です。孔雀や四季を彩る庭園散策、歴史建築の見学は旅行者にとって癒やしと発見のひと時となります。ロサンゼルス滞在中に自然と歴史を味わいたい方には、ぜひおすすめしたいスポットです。

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この記事の著者
Kyoko Bartley

ニュージャージー在住。
幼少期からアメリカの映画やアニメーション、音楽に親しみ、大学ではアメリカ文化を専攻。留学・研究を経て2011年に渡米し、国際結婚、妊娠・出産、現地就職、住宅購入などを通して、外国人としてアメリカ社会で暮らすリアルを経験してきた。

2018年より、在米日本人向けアメリカ生活情報ブログ「なんだろなアメリカ」 を運営。教科書やガイドブックには載らない、実体験にもとづく生活情報や、文化の違いから生まれる「?」を「!」に変える視点を発信している。

また、プリンストンエリアを拠点に画家としても活動し、原画やグッズの制作・販売を行っている。

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