ニューヨークに観光・旅行で行く方も、これから住む、住んでいる方も必見!ニューヨーク市内(5区)のすべての公共交通機関MTAのOMNYが使えるようになったのをご存知ですか?
OMNYはApplePayやクレジットカード、デビットカードで簡単に現金なし・非接触で運賃を支払いできるようになりました!
目から鱗の技術の進歩と簡単な登録の仕方をご紹介。
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- ニューヨーク地下鉄・バスの乗り方とクレカ・スマホ決済OMNYの設定の方法
- ニューヨークシティではお得なバス、地下鉄に乗ろう!
- ニューヨークシティの地下鉄・バスの料金
- 覚えていますか?ニューヨークシティの地下鉄でTokenが使われていた時代を!
- 2024年廃止予定のニューヨークシティの地下鉄・バスではメトロカードはまだ現役
- ニューヨークシティの地下鉄・バスの路線地図 アプリはいまいち
- ニューヨークシティの地下鉄・バスに乗るときはGoogle Mapがとっても楽
- ニューヨークシティの地下鉄・バスに乗るときのタッチレス決済OMNYの使い方詳しく解説
- ニューヨークMTAのタッチレス決済OMNYのアカウント画面の便利な機能
- OMNYで支払うと勝手に割り引いてくれる便利なサービス!
- 最近ニューヨークでバスに乗った際のエピソード
- おまけ
- まとめ
ニューヨーク地下鉄・バスの乗り方とクレカ・スマホ決済OMNYの設定の方法
こんにちはー。キョウコ@NandaroAmericaでーす。
先日2年半ぶりにニューヨーク・シティに行ってまいりました。
随分ブランクがあったのでTwitterにて「バスはいまだに現金で乗れるのか」「あのメトロカードは健在か」など質問させていただいたところ、新しくできた『OMNY』というものがあって、カードをかざすだけで支払いができるようになった!と教えていただきました。ありがとうございました!
実際に私もスマホで支払い方法を登録し、当日とっても簡単にバスで支払いができたので大変助かりました!
ニューヨークの地下鉄、バスに乗る際は是非OMNYを使って非接触の決済でスイスイ行きましょう!
この記事ではニューヨーク市内で使えるMTAの非接触支払い方法サービスOMNYの使い方と実際の使用感を詳しく紹介しまーす。
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ニューヨークシティではお得なバス、地下鉄に乗ろう!
ニューヨーク州のニューヨーク・シティは、マンハッタン、スタテンアイランド、クイーンズ、ブルックリン、そしてブロンクスの5つの区(boroughs)があり、バス、地下鉄、電車の公共交通手段が発達しています。
この公共交通機関を運営しているのがMTA (Metropolitan Transportation Authorityの略)というところで、これまでは現金、メトロカード(プリペイドの磁気カード)などで支払い可能でした。
Metropolitan Transportation Authority MTA公式ホームページ
タクシーよりも安いし、トランスファーチケットをもらってバス路線を組み合わせたり、複数の地下鉄に乗り換えれば、いろんなところに行けちゃう超便利なサービスです。
地図を覚えて慣れれば結構簡単です。(バスからバスへのトランスファーに対応していますが、バスから地下鉄とその逆には対応していません。)
ニューヨークシティの地下鉄・バスの料金
-
Fare for most riders on subways and local, limited, and Select Bus Service buses: $2.75.
-
Express buses cost $6.75.
普通サブウェイとバスは片道$2.75。(割引制度もあります)
Express バスは$6.75。
私が小さかった頃は50セントだったと記憶しています。着々と成長し続けるアメリカの経済!
ニューヨークシティの地下鉄・バスの料金割引制度について
- 7日間乗り放題 $33
- 30日間乗り放題 $127
通勤で毎日使う方は是非これがおすすめ!観光での滞在も、滞在スタ イルに合わせてうまく利用すればこんなに安い交通手段はニューヨークに他にありません! タクシーとか、Uberもすぐに片道$30とか行っちゃいます。
- 学生割引 1日3回まで無料で乗れる。学生パスは学校が発行してくれるようなので、自ら買うことはできないみたいです。
ニューヨーク地下鉄のバス 学割についてhttps://new.mta.info/fares/student-metrocard
- 65歳以上のシニア・あるいは障害者の場合は半額
こちらも購入方法が異なるのでこちらをご覧ください。
ニューヨーク地下鉄のバス シニア・障害者割引買い方 https://new.mta.info/fares/reduced-fare
覚えていますか?ニューヨークシティの地下鉄でTokenが使われていた時代を!
ちなみに私が小さいとき初めて行ったニューヨークでは、地下鉄では穴の空いたコインをトークン(Tokens)と言って、乗るたびに1個入れて払う方法もありました。
歴史あるTokensは1995年に廃止され、現在は使えません。
Ebayで見ると古銭コレクション的な感じになってますね。
今でも持っている方は大事にしてね!時代でデザインも数パターンあり、私は小さい頃親戚や親が出張で行った際に持って帰ってきて「これが舶来の…」とよく愛でておりました。
2024年廃止予定のニューヨークシティの地下鉄・バスではメトロカードはまだ現役
1995年から現在も運用されているメトロカード(紙かプラスチックの磁気カード)が利用開始となりましたが、これが結構トラブルが多く、なんだかなあ、と言った印象でした。
お金をチャージしてもそのデータが消えてしまったり、読み取り機で読み取られず、数回通すと実は通した分お金が減っていたり。
バスに乗るとき、地下鉄に乗るとき、スワイプするのだけど、高確率でエラーになるので何度もやらなきゃいけない場合があります。
「切符」は割高
1回乗車の金額はバス・地下鉄共に$2.75。 地下鉄は切符を買って乗る場合$3です。
1回だけ乗るための切符ですが、割高になり料金は$3です。チャージはできません。単なる切符です。大きさが黄色のメトロカードと同じだから何か取っておくべき機能があるのかと思っちゃうけど、ないです。
何度も乗る人はメトロカードを作った方がお得となります。
プラスチックのメトロカードは取扱注意
黄色いメトロカードの材質はペラペラのプラスチック。テレホンカード的なね。日本のJRのSuicaのように、ICチップがついているわけではないので、名前の登録もないし、誰がどこでどのくらいお金を入れたいつどこで乗った、降りた、というのがカード自体に記録されてないんですよね。
で、メトロカードは返金の請求なんかとっても骨が折れるので、皆さん諦めて泣き寝入りしてしまうのが多かった印象です。(紙のレシートを保管するのがとっても大事でした)これ、長い目で見ると結構大事だよね。
黄色い方はメトロカード、白いのはバスのトランスファーカード。
黄色いカードは発行するときに$1かかります。何回もチャージできますが、確か1、2年ごとに新しく発行しなければならなかった気が。詳しくはこちらを。https://new.mta.info/fares/where-to-buy-a-metrocard
チャージする際は、地下鉄駅の機械に行く必要があります。バス停にはチャージする機械は通常置いてないようです。
地下鉄の券売機は日本語対応もしているよ
地下鉄駅にある券売機はなんと、日本語も選べる機種も多く設置されているので観光客も、英語ができない人もわかりやすい仕様。さすが国際都市ね。
英語がよくわからない、怖いという人でも、タッチパネルの最初の画面で日本語が選べるから安心してください!
初めて黄色のメトロカードを買うとき、アメリカ国内の郵便番号を聞かれます。観光客(アメリカに住所がない場合)はは”99999”と入れます。
メトロカードと切手の購入の方法を紹介しましたが、2024年には廃止の方向なので、これからNYCを訪れる人は是非後述のOMNYの非接触型支払い方法を設定しましょう。
ニューヨークシティの地下鉄・バスの路線地図 アプリはいまいち
出掛けている最中でも、スマホでホームページやアプリにアクセスすると簡単に地図、運行状況が確認できます。
MTAのアプリはアプリストアでMY MTAと検索するとあるんですが、あまり評価が高くなく、使いづらいようです。(私もん?と思ったので、実際に使う前に消しました←)
https://new.mta.info/ こちらのホームページでは地下鉄、バス共に路線図・時刻表・運行状況、そして乗り換え・行き方の検索などが確認できます。
アプリよりもHPが見やすい。
ニューヨークシティの地下鉄・バスに乗るときはGoogle Mapがとっても楽
とりあえずMTAホームページの地図をダウンロードかスクショをしておいて、それを持ち歩き、路線を把握して、実際の運行状況のチェックにはGoogle Mapを使うのがおすすめです。
今駅やバス停にいるけど、いつ来るんだろうというときは、手っ取り早くGoogle Mapを開くのが良き。
現在地の最寄りのバス停や駅のアイコンをタッチするだけで、どっち方面行き・どの路線のバス・サブウェイがあと何分で来る、遅れている、中止している、がわかるようになっています。これは面倒な操作がなくてとってもいいです。私は乗るときこの方法を使ってます。
ニューヨークシティの地下鉄・バスに乗るときのタッチレス決済OMNYの使い方詳しく解説
OMNY(オムニー)は最近5区全てのエリア、路線、バス、駅で導入が完了したようです。
使い方は簡単で、クレジットカード、デビットカード、あるいはApplePayをすでに設定してあるiPhone、Apple Watchのいずれかが必要です。
設定するにはまずOMNYのホームページに行きます。https://omny.info/
- 名前、メルアド、電話番号、住所(郵便番号)を入れてパスワードを設定してサインインして、アカウントを作ります。
- アカウントができたらログインして、Walletに行きます。
- クレカ、デビットカードを機械にかざして払いたい方、ApplePayなどスマホやウォッチをかざして支払いたい方はTravel Cardを選びます。その場面でカードの番号を入力します。
これで
- 登録したカードを実際機械にかざして支払いができるようになる
- そのカードを使っているApplePayを搭載しているスマホやウォッチをかざせば支払いできるようになります。
これだけ!2分くらいでできます。
私はスマホのApplePayを使うのが嫌で(観光客だから写真をいっぱい撮って1日の終わりなんかバッテリー無くなったらアウトとか考えてしまうので)乗る際に一応クレカをかざしています。
ちなみに、クレカ、デビットカードをかざす場合は共にタッチレスのマークがついている必要があります。(今時のクレカには普通ついているマークです)
わかりやすい説明ビデオはこちら
ニューヨークMTAのタッチレス決済OMNYのアカウント画面の便利な機能
たまに読み取られず数回タッチするという場合もあると思います。そんな時特に「二重取りされてないか」など気になりますね。そういう場合も大丈夫。すぐにアカウント画面で支払いの履歴を確認できます。
アカウントにログインした状態でTripsにいくと、いつどこで何に乗っていくら払ったかの記録が一覧で出てきます。これは明確でとてもいいシステム。もし不正な仕様があったら問い合わせましょう。
パンデミックをきっかけに米国ではテクノロジー(特に決済分野)が一気に発達したのだけど、このシステムなパンデミック前から普及し初めて2022年春に全てのエリアと駅・車両で対応完了したんだって。ニューヨーク頑張ったねー。
OMNYで支払うと勝手に割り引いてくれる便利なサービス!
こちらのOMNYの運賃の説明のページを見てみましょう。https://omny.info/fares
OMNYを利用している人は7日パスや30日パスなどを買う必要がなくなりました。
月曜から日曜まで、合計12回乗車したら、それ以降は無料になります。(毎回かざす必要はあります)1週間に12回乗って$33払った時点で、もう勝手に乗り放題モード突入となりますので、よく移動する人はバス、地下鉄を使い倒すしかないですね。
ニューヨークシティで交通費が週に$33で収まるというのは本当に安い、驚くべき数字です。(パーキングなんか日中30分で$15とか普通ですし、タクシーは初乗り$7以上ですし。
観光の人も、住民の方も是非OMNYとバス、地下鉄を使いまくって得しましょう!色々なところに行けるぞ!
最近ニューヨークでバスに乗った際のエピソード
子供を連れて(3年生)バスに乗ったので子供の分も払おうと「2回タップするね」と言ったら、「いいよいいよ、大人だけで」と言われました。
運転手のさじ加減なのでいつもこうはいかないと思いますが、大体の場合、子供はただですねw
あと、たまーにOMNYのスキャンのマシンが不具合で「全員無料」の時があります。こっちもラッキーというか、こんなんでMTA大丈夫なのかと心配になるけど、まあ、大丈夫なんでしょう。笑
おまけ
ニューヨークの小旅行動画です。是非お楽しみくださいー!バスからの風景の場面もあります。
まとめ
ニューヨークの地下鉄、バスに乗る際はOMNYの導入のおかげで、スマホ、クレカ、デビットカードなどをかざすだけで簡単に乗車運賃が支払えるようになりました。いつどこで何に乗ったか、いくら支払ったかも簡単にわかるので