ボストン・チャールズタウンにあるUSS Constitution Museum(コンスティテューション博物館)は、アメリカ最古の現役軍艦「オールド・アイアンサイド号」と、その歴史や建国期のロマンを体感できる人気観光スポットです。家族連れから歴史ファンまで幅広く楽しめるこの博物館の魅力や見どころを詳しくご紹介します。
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USS Constitution Museumは超おすすめスポット!
まず最初に行き方などをご紹介します!
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施設情報
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正式名称:USS Constitution Museum
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公式ホームページ:ussconstitutionmuseum.org
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電話番号:617‑426‑1812(代表)
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住所:Building 22, Charlestown Navy Yard, Boston, MA 02129
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入館料:任意寄付制(推奨額:一般15ドル/寄付25ドル、子ども~10ドルまで)
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営業時間:
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博物館:毎日 9:30〜17:00(感謝祭・クリスマス・元旦は休館、12/24は14時閉館)
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実船(USS Constitution):火~日曜 10:00〜18:00(月曜と祝日休)
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アクセス:
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水上バス(MBTA Boat)Pier 4 → Charlestown Navy Yard 下船 → 徒歩すぐ
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車/駐車場:Nautica Parking Garage(88 Constitution Rd)
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公共交通機関:MBTA グリーン・ラインNorth Stationから徒歩およびFreedom Trail経由
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USS Constitution Museumの概要・魅力
ボストンの歴史あるウォーターフロント、チャールズタウンに位置するUSS Constitution Museum(コンスティテューション博物館)は、アメリカ独立戦争の象徴的存在である帆船「USS Constitution(オールド・アイアンサイド号)」の歴史や役割を学べる施設です。

1797年進水のこの船は、アメリカ海軍の現役最古の軍艦として、今も海軍のスタッフにより大切に管理されています。博物館では、模型や資料、インタラクティブ展示を通して18世紀当時の造船技術や水兵の暮らし、戦争中の数々のエピソードなどを体感的に学ぶことができます。子どもから大人まで楽しめる工夫がされており、特に子ども向けの体験型展示やワークショップも充実しています。
歴史や船舶に興味のある方だけでなく、アメリカ建国の息吹を肌で感じたい方にとっても必見のスポットです。
ボストンハーバーから水上ボートでのアクセス
USS Constitution Museumへのアクセス方法の一つに、ボストンハーバーからの水上ボート(フェリー)利用があります。

ハーバーはこんなエリアです。他にも水族館やホエールウォッチングなどの観光船も出ています。

たくさんの船着場があります。


景色が最高なのでお散歩にも最適のエリアです。

水族館の前は広場になっていて週末はたくさんの人で賑わいます。私は子連れで午前中水族館、午後USS Constitution Museumに行って、1日思う存分ボストンとアメリカの建国の歴史を感じて遊びました。
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ボストンの中心地、ロングワーフやアクアリウム近くのピアから出発するMBTA(公共交通機関)フェリーや観光クルーズを利用すれば、チャールズタウンのネイビーヤード(Navy Yard)まで10分~15分ほどの船旅で到着します。

水上ボートは景色も良く、ボストン市街地やハーバーの景色を楽しみながらアクセスできるため、すごくおすすめ。
到着後は、ネイビーヤード内にあるUSS Constitution(船本体)や博物館のすぐ隣に泊まるので、船を降りて徒歩数分で到着します。

到着ドックはこんな感じ。

ここをまっすぐ行って左に行けばすぐ入場できます。
車や地下鉄でのアクセスも可能ですが、フェリーを使うことで、移動そのものが「ボストンらしい観光の一部」になるのでおすすめです。

また、季節や時間によって運航スケジュールが変わるため、公式サイトやMBTAの最新情報を確認してから出かけると安心です。
博物館の全体像と雰囲気
USS Constitution Museumは、アメリカ独立後の新生海軍と「USS Constitution(オールド・アイアンサイド号)」の歴史に触れられる体験型ミュージアムです。博物館自体はネイビーヤード(旧海軍造船所)内の歴史的な建物を活用し、展示の多くは家族連れや子供、歴史・船舶ファンまで楽しめるインタラクティブな内容。見学無料・パスポート等ID提示要、荷物検査あり。

入口をくぐるとまず目に入るのが、米国建国と大西洋航海のパネル展示、精巧な模型船や船員の暮らしの再現コーナー。展示フロアには「触れて学べる」仕掛けも満載で、帆を張る体験や、砲弾運搬ゲーム、当時の衣服を着て写真が撮れるコーナーなど、英語が苦手でも視覚的に十分楽しめる内容になっています。
実際にUSS Constitutionの船体が隣接していることも大きな魅力。博物館を見学した後は実物のオールド・アイアンサイド号の艦上へ乗り込めます。映画や教科書でしか知らなかった帆船のスケール、細部の装飾や大砲、デッキの板張りなど、「本物」の迫力を体感できます。
USS Constitution Museumは国立公園
国立公園制度の一部として管理されており、ビジターセンターでは、訪問記念として「スタンプ」を無料で押印できます。特に国立公園のスタンプラリーを楽しむ愛好家にとって、その場で押せるスタンプは貴重な思い出になります。
私もその一人なので、ばっちり押してきました!こちらの記事もどうぞ!
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スタンプは開館時間内であればいつでも押印可能。場所がわからなければスタッフ(レンジャーさん)に「スタンプを押したい」と声をかけるだけで丁寧に対応してもらえます。USS Constitutionならではの独特なデザインも魅力的で、他の国立公園とは異なる歴史的船舶テーマのスタンプが集められるのも楽しいポイント。記録ノートや国立公園パスポートに押しておけば、訪問の証として長く残せます。
USS Constitutionについて

↑USS Constitution本物 ↓博物館内の精巧な模型

USS Constitutionは、愛称「Old Ironsides(オールド・アイアンサイド号 鋼の横っ腹)」で親しまれ、アメリカの独立直後、若き合衆国を外敵から守るために建造された6隻のフリゲート艦のうちの一つです。
全長は約62m、排水量約2,200トン。重厚なライブオーク(生きた樫の木)を使い、船体は大砲の直撃にも耐える「鉄のような」強度が伝説となりました。

帆を広げれば高さはビル7〜8階相当、艦上には44門の大砲がズラリ。戦闘時は約450名の乗組員が必要でした。大航海時代の帆船としては最大級で、その壮麗な姿はボストン湾に映え、今もボストンのアイコンとして観光客を惹きつけています。
実際にデッキや船内を見学でき、現役の海軍士官が艦内ツアーを案内してくれることも。子供向けに航海士や大砲操作を模したミニ体験コーナーもあり、時代を超えたロマンを体感できます。

博物館内は最近リノベーションされたようで、かなり触って学べる展示が増えていました。中でも海戦の戦略と船の規模を意識して競争するゲームなどが面白かったです。子供が遊ぶ姿を見て、なるほどなるほどと感心しました。
マニアの方だとこの博物館は半日はかかるんではないかと思われます。
アメリカ独立戦争・その後の役割
USS Constitutionは建造自体はアメリカ独立戦争(1775-1783)後の時代ですが、その歴史的役割は「新生アメリカの自立と海軍の始まり」を象徴します。

最大の活躍は1812年の「米英戦争(War of 1812)」です。当時イギリスの圧倒的海軍力に対抗し、複数回の海戦で英軍フリゲート艦を打ち破り、「Old Ironsides(オールド・アイアンサイド号)」の異名を世界に轟かせました。特に1812年8月、HMS Guerriere号との戦闘では、英艦の砲弾を跳ね返したという逸話があり、「まるで鉄のようだ!」と称賛されてこの愛称が生まれました。

また、地中海での「バーバリ戦争」や、西インド諸島・アフリカ周辺での海賊対策など、19世紀前半のアメリカ海軍を象徴する任務を次々と成功させています。実は第二次大戦中も「勇気と自由の象徴」としてプロパガンダに使われ、1941年には日本軍の真珠湾攻撃のニュースを聞いた市民らが「USS Constitutionをもう一度戦場に!」と署名運動をした逸話も残ります。
USS Constitutionならではの体験

実際に船を見学すると中に入ることができ、中にさらに武器などの展示があります。模型で大砲を発射したり、船員の寝床で横になって当時の暮らしを想像したりと、参加型・没入型のアクティビティが豊富です。

艦首から艦尾まで歩きながら、大砲、舵、艦長室などを間近で見ることができます。


USS Constitutionは今なおアメリカ海軍に所属する「現役艦」で、週末やイベント時には制服姿の水兵・士官による無料ガイドツアーも人気。船体は桟橋に係留されており、実際に船内・甲板に登ることができます。


子ども向けには「Junior Ranger」プログラムが用意され、クイズや体験ラリーをクリアすると修了証がもらえるなど、学びと遊びの両立が可能。

USS Constitutionの歴史(沿革・保存活動)
USS Constitutionの保存活動は、ボストン市民や米国海軍、そして博物館の支援によって継続しています。19世紀後半、退役と解体の危機に直面するも「市民の寄付運動」で救われ、その後何度も大規模な修復が行われてきました。

特に1920年代、そして1976年アメリカ建国200周年記念の大修復では全国規模で募金活動が行われ、多くの市民の手で維持・保存されてきたことはアメリカの市民意識・郷土愛の象徴でもあります。現在もボストン湾にその堂々たる姿を見せ、博物館とともにアメリカの歴史を伝える大切な存在です。
ボストンのダウンタウンの中心部から広がる、赤い煉瓦の線を辿って歩くと史跡が巡れるコース、「ボストンフリーダムトレイル」の最後の方の地点でもあります。

カシン・ヤング(USS Cassin Young)もお忘れなく
カシン・ヤング(USS Cassin Young)は、USS Constitutionと同じ敷地内に係留されている第二次世界大戦期の駆逐艦です。

1943年に就役し、大西洋・太平洋両戦域で活躍、ノルマンディー上陸作戦やマリアナ諸島の戦闘などに参加した経歴を持ちます。航海していた駆逐艦としては現存する数少ない一隻で、戦時下の艦橋、通信設備、砲塔の配置などが忠実に再現されており、こちらも船内見学が可能です。
*現役なので海軍のイベントで使用されている際は一般人が入れないことがあります。我々が子供と行ったときは海軍のセレモニーがあり、外から見学できるのみでした。

当時の乗組員の日常生活や戦闘時の緊張感を感じ取ることができ、士官区画や機関室なども案内付きのガイドツアーで見学できます。甲板に立つと、ボストン港を一望でき、船体の頑丈さや設計の工夫が実感できます。
実物艦船を肌で感じられる貴重な体験となる、非常に価値の高いスポットです。

帰りも水上バスの利用がおすすめ

帰り道にもぜひ水上バスを利用することをおすすめします。特に夕方の時間帯は、ボストンハーバーに沈む夕日が水面を黄金色に染め、街並みや港が幻想的な雰囲気に包まれます。

ゆったりとした船旅の中で、昼間とはまた違った景色を楽しむことができ、旅の締めくくりにぴったり。

美しい夕焼けを眺めながら過ごす時間は、USS Constitutionやカッシン・ヤングの歴史に思いをはせつつ、訪れた記憶をより一層印象深く、特別なものにしてくれます。ボストンの思い出が一段と価値あるものになるでしょう。

おまけ20年前はサンドイッチやアイスクリームも売っていました

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昔は軍人さんと同じカフェテリアで食事もできました。今はそうではなくなったようなので、写真だけちょっと載せておきます。
まとめ
USS Constitution Museumとその周辺は、アメリカ建国の歴史を間近に感じられる貴重な場所です。現存最古の軍艦USS Constitutionやカシン・ヤング号、展示が充実した博物館、国立公園スタンプなど見どころも豊富。ボストンハーバーの水上ボートでのアクセスも非日常感があり、帰路の夕焼けも旅の思い出に華を添えてくれます。歴史好きはもちろん、家族連れや初めてのボストン観光でも充実した一日を過ごせるおすすめスポットです。

