アメリカの公立学校、現地校にお子さんを通わせていると、日本の学校といろいろ違うことに驚きます。
その中でも私が最初にかなり不安になったのが、教科書らしい教科書を家に持って帰ってこないことでした。
日本の小学校だと、国語、算数、理科、社会、それぞれに教科書があり、子供が毎日ランドセルに入れて持ち帰ったり、家で音読をしたり、親が「今この単元をやっているのね」と確認できたりしますよね。
ところが、アメリカの現地校では、うちの子の場合、義務教育に上がってから「これが教科書です」というものを買ったり、もらったり、家に持ち帰ったりした経験がほとんどありませんでした。
学校ではプリントやワークブックの切り離し、先生が用意した教材、オンライン教材、Chromebookなどを使っているようなのですが、親としては「今、学校で何をやっているのか」「どの単元を理解しているのか」「復習しなくていいのか」が非常に見えにくいのです。
アメリカの学校のやり方には良いところもあります。教材や文房具を学校に置いておけるので、子供は重いランドセルを背負わなくていい。Chromebookなどのデジタル環境も整っている。低学年のうちは宿題が少なく、放課後は習い事や遊び、家族の時間に使える。
それはそれで良いシステムです。
しかし、日本で育った親としては、家に教科書がないと不安になるのです。
「本当に学校で必要なことをやっているのか」
「うちの子はちゃんと理解しているのか」
「休んだ日の内容はどう補えばいいのか」
「夏休みの間に全部忘れてしまうのではないか」
この不安から、我が家では学年別ワークブックを家に常備するようになりました。
その中でも、かなり使いやすかったのが、今回紹介するBrain Questのエレメンタリースクール向け学年別ドリルです。
Brain Quest エレメンタリースクール向け学年別ドリル アメリカオススメ
こんにちはー。キョウコ@NandaroAmericaです。
実際にアメリカ生活の中で、米国のAmazonなどで購入した商品や、アメリカ生活に役立つアイテムをご紹介しています。
今回ご紹介する商品はこちらです。
Brain Questの学年別ワークブックは、アメリカの幼児から小学生向けに作られている総合ドリルです。Language Arts、算数、理科、社会などが一冊にまとまっていて、その学年で扱う内容をざっくり確認するのにとても便利です。
我が家では、低学年の頃からこうしたワークブックを家に置き、夏休みや長期休暇、学校の内容が不安な時の復習に使ってきました。
今、うちの子は7年生になっていますが、ありがたいことに成績は良く、勉強そのものも嫌いではありません。むしろ、宿題ややるべきことは自分からさっさと終わらせるタイプになっています。
もちろん、これがすべて小さい頃のドリルのおかげだとは言いません。子供の性格、学校の先生、家庭環境、本人の努力、いろいろな要素があります。
でも、小さい頃に「毎日少し勉強する」「わからないところは戻って確認する」「学年相応の内容を家庭でも見ておく」という習慣を作っておいたことは、かなり良かったのではないかと感じています。
アメリカ現地校で教科書が家にない不安
子供が何を習っているのか親に見えにくい
うちの子の学校では、日本のように教科書を家に持ち帰ることがありませんでした。
毎日、プリントやワークシートを持って帰ってくることはあります。先生が授業で使った紙、オンラインでやった課題、切り離したワークブックのページなどです。でも、それらはバラバラです。
日本の教科書のように、「この単元を今やっている」「このページを読めば全体の流れがわかる」というものが家にないのです。
最初は、「へえー、アメリカの学校ってこういう感じなのね」と思っていました。けれど、だんだん不安になってきました。
休んだ日はどうするのか。
理解が浅かったところはどう復習するのか。
親が確認したい時、何を見ればいいのか。
現地校に任せるしかないのか。
アメリカで育っていない親としては、学校のカリキュラムそのものにも土地勘がありません。どの学年で何を習うのか、どんな単語が出てくるのか、算数のやり方は日本とどう違うのか、社会や理科では何を扱うのか、最初は本当に見えにくいです。
州や学区の基準を見ることも大事
もし、お子さんが学校で何を学んでいるのか気になる方は、一度、州や学区、カウンティの教育関連ページを見てみるとよいと思います。
アメリカでは州ごと、学区ごとに教育の基準やカリキュラムが示されていることがあります。何年生でどのような内容を扱うのか、算数や英語でどの力を伸ばすのか、ざっくり確認できます。
ただし、英語で書かれた教育基準を読むのは親にとってもなかなか大変です。用語も多いし、アメリカの教育制度に慣れていないと、「で、結局うちの子は何ができればいいの?」となることもあります。
そこで、家庭で使いやすいワークブックがあると便利です。
Brain Questのような学年別ドリルは、親にとっても「この学年ではこういうことをやるのね」と見通しを持つ助けになります。
パンデミック中に家庭学習の必要性を強く感じた
オンライン授業ではプリントが残らない不安があった
2020年3月からのパンデミックで、娘の学校はオンラインになりました。
先生方の多大な努力と献身のおかげで、学校の授業は継続され、Chromebookも貸与されました。これは本当にありがたかったです。アメリカの学校のデジタル対応力には、感心した部分も多くありました。
でも、親としてはやはり不安でした。
対面授業の頃より、授業時間が減る。
質問する時間も限られる。
手元に紙の教材が残りにくい。
オンラインでやったことが流れていく。
子供がどこまで理解したのか見えにくい。
これはオンライン授業の特性上、ある程度しょうがないことだったと思います。
しかし、その状態が長く続くと、「これ、大丈夫なのか」と思うようになりました。
夏休みにワークブックをやらせたら抜けが見えた
そこで、1年生、2年生向けのワークブックを買い、夏休みに「これ、やった?」「これ、知ってる?」と確認してみました。
すると、思った以上に身についていない部分がありました。
学校で一度やっていても、オンライン授業で画面上だけで終わってしまったもの、プリントが手元に残らなかったもの、理解したつもりで流れてしまったものがあったのだと思います。
これで私は悟りました。
やっぱり本は必要だ、と。
特に低学年のうちは、紙の上で手を動かして、問題を読み、書き、間違え、直し、もう一回やるという経験が大事だと感じました。
その後、算数、理科、社会、総合ワークブックなどを1〜2年分買い、2年生と3年生の間の夏休みは、かなりスパルタ気味に毎日やり直しました。
もちろん、子供はいつも喜んでやったわけではありません。
でも、今振り返ると、あの時期に家庭で少し厳しめに基礎を確認しておいたことは、後々かなり効いたのではないかと思います。
今7年生になって感じる、低学年ドリルの効果
勉強を嫌いにしない範囲で習慣化したのが良かった
現在、うちの子は7年生になっています。
成績は良く、学校の課題も自分で管理し、やるべきことをさっさと終わらせるようになりました。勉強は嫌いではありません。むしろ、終わらせるべきものは自分で終わらせ、その上で自分の時間を楽しむタイプです。
これは親としては本当にありがたいです。
もちろん、すべてがドリルのおかげではありません。本人の性格、学校の環境、先生、友達、家庭のリズム、いろいろな要素があると思います。
でも、小さい頃に「毎日少し机に向かう」「ワークブックを進める」「終わらせる」「間違えたところを確認する」という習慣をつけたことは、確実にプラスだったと感じています。
勉強は、特別なイベントではなく、生活の中にある普通の作業。
小さい頃にそういう感覚を持てたのはよかったです。
家庭学習は「量」より「継続」と「確認」が大事
低学年の頃から、何時間も詰め込む必要はないと思います。
でも、少しずつでも継続すること、そして親が内容を確認することは大事です。
アメリカの学校は、日本のように毎日教科書を持ち帰って、家で親がノートや宿題を細かく見るシステムではない場合があります。だからこそ、家庭側で「うちの子はこの学年の内容を大体わかっているのか」を見ておくことは意味があります。
Brain Questのような学年別ワークブックは、その確認に使いやすいです。
全部完璧にやらせるというより、「抜けを見つける」ためにも使えます。
Brain Questワークブックの良いところ
学年ごとの内容が一冊にまとまっている
Brain Questシリーズの良いところは、その学年で扱う内容がざっくり網羅されていることです。
Language Arts、算数、理科、社会などが入っていて、学年ごとの基礎を確認できます。
もちろん、これ一冊で全教科完璧になるわけではありません。特に理科と社会は量が少ないので、しっかりやりたい場合は別冊を買った方がよいです。
でも、学年全体の見取り図としてはとても便利です。
「この学年では、こういう英語表現を読むのね」
「算数はこのあたりまでやるのね」
「この単語は学校で出てくるのね」
と、親も確認できます。
アメリカで育っていない親にもわかりやすい
私のように、アメリカの義務教育を受けていない親にとって、現地校の英語や教科内容は意外と難しいです。
日常英語はわかっても、学校のプリントに出てくる単語、算数の言い回し、理科や社会の用語は、知らないものもあります。
Brain Questのワークブックは、ページの隅に学習のポイントや要点が書かれていることが多く、親がそこを読むと、「このページでは何を学ばせようとしているのか」がわかりやすいです。
これは非常に助かりました。
子供だけでなく、親にとっても「アメリカの小学校の勉強を知る教材」になります。
カラーで見やすい
Brain Questはカラーで、見た目もきれいです。
同じ価格帯、またはそれ以上のワークブックでも、白黒で地味なものは多いです。もちろん白黒でも内容がよければ問題ありませんが、低学年の子供には見た目の楽しさも大事です。
カラフルで、ページの作りが明るく、子供が取り組みやすいのは良いところだと思います。
量が多すぎず、負担が少ない
Brain Questは、ページ数はしっかりありますが、1ページあたりの負担がそこまで大きくありません。
子供が「うわ、無理」とならない程度に進められます。
夏休みや週末、学校の後に少しずつやるにはちょうど良いです。
我が家では、長時間だらだらやらせるより、「今日はここまで」と決めて進めるようにしていました。
ゲームやテレビ、YouTubeをずっと見せるより、まずワークブックを少しやる。それが終わったら自由時間。外で運動。そういう流れを作るのに向いていました。
短所・注意点
理科と社会は少ない
Brain Questの総合ワークブックは、Language Artsと算数の比重が大きいです。
理科と社会も入っていますが、それだけで十分とは言いにくいです。理科や社会をしっかり補いたい場合は、別冊のワークブックや図鑑、読み物、動画教材などを組み合わせた方がよいと思います。
我が家でも、理科と社会は別に買いました。
Brain Quest一冊で全部大丈夫、というより、基礎確認用の総合本として使い、必要に応じて教科別教材を足すのが良いと思います。
子供によっては合わない場合もある
ワークブックが好きな子もいれば、嫌いな子もいます。
紙に書くのが苦手な子、机に向かうのが嫌いな子、手先の作業が負担になる子、発達特性がある子には、ワークブック中心の学習が合わない場合もあります。
その場合は、無理に何ページもやらせるより、音声、動画、ゲーム形式、読み聞かせ、親子の会話、実験、外遊びなど、別の方法を組み合わせた方がよいです。
ワークブックは便利ですが、万能ではありません。
やらせ方を間違えると勉強嫌いになる
家庭学習で一番怖いのは、親が焦りすぎて、子供が勉強そのものを嫌いになることです。
「なんでできないの」
「学校でやったでしょ」
「これくらいわからないと困るよ」
こう言いたくなること、あります。親も不安ですからね。
でも、低学年の子供にとって、家庭学習は親子関係とかなり近い場所にあります。親に怒られながらやる勉強は、内容よりも「嫌だった」という感情が残りやすいです。
我が家もスパルタ気味にやった時期はありましたが、やはりバランスは大事です。
短時間で区切る。
できたところを褒める。
間違いは一緒に確認する。
終わったら自由時間にする。
全部を完璧にしようとしない。
このあたりが続けるコツだと思います。
向いている家庭
現地校の勉強を家庭で確認したい家庭
Brain Questは、アメリカ現地校の内容を家庭でざっくり確認したい家庭に向いています。
学校で何をやっているのか見えにくい。
子供が理解しているのか不安。
夏休みに復習させたい。
学年相応の内容を一度見ておきたい。
こういう家庭にはかなり便利です。
ホームスクーリングや補助教材として使いたい家庭
ホームスクーリングの方、または学校外で補助教材として使いたい方にも向いています。
一冊で複数教科に触れられるので、毎日の軽い学習に取り入れやすいです。
ただし、本格的なホームスクーリングのメイン教材にするには、これ一冊では足りないと思います。あくまで総合ワークブック、復習・確認・補助教材として考えるとよいです。
夏休みの家庭学習に使いたい家庭
アメリカの夏休みは長いです。
本当に長いです。
学校がない期間、子供を完全に自由にしておくと、YouTube、ゲーム、テレビ、タブレットの時間がどんどん増えます。もちろん休むことも大事ですが、何もしない期間が長すぎると、学習習慣が途切れます。
Brain Questのようなワークブックを1冊置いておくと、夏休みの家庭学習に使いやすいです。
毎日1〜2ページ。
朝のうちに終わらせる。
終わったら遊ぶ。
週末は休む。
このくらいでも、かなり違います。
向かない家庭
学校の内容だけで十分と感じている家庭
お子さんが学校の授業だけで十分理解しており、成績も良く、家庭学習を増やす必要を感じていない場合は、無理に買う必要はないかもしれません。
ただし、夏休みの軽い復習や、親が学年内容を確認する目的なら、一冊あると安心です。
親子でドリルをやると毎回バトルになる家庭
ワークブックを出すたびに親子げんかになる場合は、少し方法を変えた方がいいかもしれません。
ドリルが悪いというより、タイミングや量、声かけ、子供の性格に合っていない可能性があります。
そういう場合は、1ページだけにする、曜日を決める、タイマーを使う、終わったら好きなことをする、親が横で見すぎない、など工夫が必要です。
理科・社会をしっかりやりたい家庭
理科と社会をしっかり深めたい場合、Brain Questの総合ワークブックだけでは足りません。
別の教科別ワークブック、図鑑、ドキュメンタリー、博物館、実験キット、図書館の本などを組み合わせるのがおすすめです。
我が家での使い方
夏休みにまとめて復習
我が家では、学年の終わりや夏休みにBrain Questを使うことが多かったです。
特にパンデミック中は、オンライン授業で抜けている部分がないか確認するために使いました。
夏休みに前学年の内容を見直し、次の学年に入る前に不安なところを確認する。これはかなり良かったです。
アメリカの学校は、夏休みの宿題が日本ほど多くない場合もあります。だからこそ、家庭側で少しだけ学習のリズムを作る必要がありました。
親が内容を見るためにも使った
Brain Questは、子供だけでなく親のためにも役立ちました。
「アメリカのこの学年ではこういう問題をやるのか」
「算数の説明はこういう英語で出てくるのか」
「社会や理科ではこういう単語が出るのか」
と、親も勉強になります。
アメリカで育っていない親にとって、現地校の学習内容を知ることは大事です。子供の宿題を見たり、学校の先生と話したりする時にも、少し土地勘があるだけで安心感が違います。
満足度
満足度は星4つです。
☆☆☆☆★
一冊あるとかなり安心です。
学年別の総合ワークブックとして、Language Artsと算数の確認にはとても使いやすいです。カラーで見やすく、親にもわかりやすく、価格も比較的手頃です。
ただし、理科と社会は少なめなので、そこをしっかりやりたい場合は別冊が必要です。その点で星4つにしました。
今日の英語
workbook
ワークブック、ドリル
elementary school
小学校
grade
学年
Language Arts
英語・国語にあたる教科
math
算数、数学
science
理科
social studies
社会
review
復習
practice
練習
home learning
家庭学習
homeschooling
ホームスクーリング
curriculum
カリキュラム
grade level
学年相応のレベル
catch up
遅れを取り戻す
summer learning
夏休みの学習
まとめ
アメリカの公立学校、現地校に子供を通わせていると、日本のように教科書を家に持ち帰らないことに不安を感じることがあります。
子供が学校で何を学んでいるのか、どの程度理解しているのか、休んだ日の内容はどう補えばいいのか。アメリカで育っていない親にとっては、現地校の学習内容が見えにくいことも多いです。
我が家では、その不安を補うために、Brain Questのような学年別ワークブックを家に常備してきました。
今回紹介した商品はこちらです。
Brain Questは、Language Arts、算数、理科、社会などを一冊で確認できる総合ワークブックです。特に英語と算数の復習に使いやすく、ページの作りも見やすく、親にとっても「この学年では何を学ぶのか」を知る助けになります。
我が家では、低学年の頃から夏休みや長期休暇にワークブックを使って復習してきました。今、娘は7年生になり、ありがたいことに成績も良く、勉強を嫌いにならず、自分で課題を進めるタイプになっています。
もちろん、すべてがドリルのおかげではありません。でも、小さい頃に「毎日少し勉強する」「やるべきことを終わらせる」「わからないところを確認する」という習慣を作っておいたことは、かなり良かったと感じています。
アメリカの長い夏休み、現地校の復習、家庭学習、ホームスクーリングの補助、学年相応の内容確認に、Brain Questはかなり使いやすいワークブックです。
ただし、理科と社会は少なめなので、必要に応じて別冊や図鑑、動画教材などを足すとよいと思います。
子供に家でずっとテレビやゲームをさせるより、少しだけワークブックで仕事を与え、その後は外で運動する。そういう生活リズムを作るにも、こうしたドリルはとても役立ちます。
