最近私の住んでいるニュージャージーをはじめとする地域で出店数を伸ばしている韓国発祥のパン屋さんチェーン、パリスバゲット(Paris Baguette)で色々食べてきましたので写真と共にレビューします。
パリスバゲット大解説!
アメリカのスーパーで売られているパンはピンからキリまで色々ありますが、アメリカのスーパーというと、サンドイッチ、ホットドッグ、ハンバーガー、ソフトタコス、ラップなどが主流で、スーパーで焼いたコーナーではマフィン、ベーグル、クロワッサン、アメリカンなケーキがほとんどを占めていると思います。
パリスバゲットは韓国初のアジアの美味しいパン屋さん
日本のスーパーではスーパーのパンコーナーにしっとりふわふわの食パンや、あんぱん、焼きそばパン、甘いスティックパンなどなどちょっとした惣菜・菓子パンが簡単に買えたが、アメリカでは日本風のパンはアジアンマーケットなどに行かないとなかなか難しい。
しかしパリスバゲットに行くと食パンやフランスパン、高級感漂うクロワッサン、惣菜パンを始め、生クリームとスポンジのケーキなども買うことができる。(しかしながらここはアメリカなので価格は日本の2、3倍すると思っておいたほうがいい。)
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パリスバケットのブランドの成り立ち ― 韓国発祥から世界へ
パリスバケット(Paris Baguette)は、韓国発祥のベーカリーカフェブランドです。1988年に韓国・ソウルで一号店がオープンして以来、“毎日のパンとカフェタイムをより豊かに”というコンセプトのもと、幅広い世代に親しまれてきました。母体となるSPCグループは、韓国国内でベーカリー産業を牽引するリーディングカンパニーで、日本の山崎製パンやアメリカの有名チェーンに負けない規模と品質を誇ります。
公式サイトで店舗検索もできます
https://parisbaguette.com/
ブランド名の「パリスバケット」は、“フランスの本格的なベーカリー文化”をイメージし、韓国でもフランスパンやクロワッサンなど本格的なパンを手軽に楽しんでほしいという思いから名付けられました。韓国のベーカリー文化に西洋のパン文化を融合させ、スイーツやサンドイッチ、ケーキなどバリエーション豊かなメニュー展開が特徴です。
韓国国内での爆発的な人気を受けて、パリスバケットは早くからグローバル展開をスタート。2004年には中国・上海に海外第一号店をオープンし、以降、アメリカ、フランス、シンガポール、ベトナムなど、アジアを中心に世界各地へ進出してきました。特にアメリカ市場では、多国籍な人々が暮らす都市部を中心に店舗を拡大し、現地のニーズに合わせた商品開発やサービス提供を行っています。
アメリカにおけるParis Baguetteの人気と広がり
アメリカにおけるパリスバケットの成功の背景には、パン文化の多様性とアジア系住民の増加、そして「手軽で美味しいベーカリー」のニーズの高まりがあります。アメリカでは日本や韓国のような柔らかいパンやクリームパン、あんパンなどが手に入りにくい環境のため、パリスバケットが提供する「アジア風×ヨーロッパ風」のバリエーション豊かなパンやスイーツは、多くのアジア系アメリカ人だけでなく、ローカルのアメリカ人にも新鮮な魅力となっています。
ニューヨークやニュージャージー、カリフォルニアといった多民族都市を中心に、近年パリスバケットの出店が加速中です。最近のアメリカにおいて、レストランなど食文化でのダイバーシティもその土地のデモグラフィックを直に表しています。いろいろな文化圏のお店が出店できるのはとてもいいことと思います。
パリスバゲットは韓国系・中国系コミュニティだけでなく、現地在住の日本人やパン好きなアメリカ人、学生や若い世代の間でもSNSや口コミで話題に。とくにイートインコーナーやカフェスペースが充実しているため、コーヒーと一緒に焼きたてパンを楽しむ「ベーカリーカフェ」として週末や放課後、仕事帰りの立ち寄りスポットとしても人気を集めています。
また、パリスバケットはアメリカの現地ニーズにも柔軟に対応。サンドイッチやサラダ、ホールケーキやバースデーケーキなど、ファミリーやパーティ向けのメニューも豊富です。日本や韓国のベーカリーらしい清潔感や丁寧なサービスは、アメリカでも高く評価されています。近年はフランチャイズ展開にも力を入れており、全米各地で新店舗が続々オープン。今や「アメリカで一番身近なアジア系ベーカリー」として、幅広い層から支持を集める存在となっています。
出店先がニュージャージーの場合、アジア人が急増している新興住宅地やエジソンなどのコリアタウンなどに出店しています。住民のかなりの割合がアジア人やインド人、そして平均よりも住宅が高い地域(学校のレベルがすごく高いところなど)のショッピングセンターで、ペットサロンや子供の習い事で待っている際に入れることを想定している感じです。
アメリカの他の人気ベーカリーと比較
近年とくにアジア系ベーカリーの台頭が進んでいます。「Paris Baguette」「85°C Bakery Cafe」「TOUS les JOURS」は、“アジア系住民に支持される三大ベーカリーチェーン”といえます。それぞれに特徴があり、日本人をはじめアジア系移民や、おいしいものが好きなアメリカ人に受け入れられています。
85°C Bakery Cafe
台湾発祥で、アジア全域で大人気。こちらもソフトな食感のパンや、カスタードクリーム、タロイモやあんこを使ったパン、豊富なケーキやペストリー、さらにタピオカドリンクやミルクティーも人気です。価格帯も手ごろで、気軽にテイクアウトできる店舗スタイル。アジア系住民だけでなく、アメリカ人の間でも新しい“スイーツ体験”としてSNSで話題になっています。
TOUS les JOURS
韓国発のベーカリーチェーン。クロワッサンやバゲットといった欧米風のパンも豊富ですが、やはりポイントは“アジア人好みのやわらかいパン”と“繊細なケーキ”。ふわふわのスポンジに生クリーム、季節のフルーツを使ったホールケーキは、誕生日や特別な日にぴったり。特に西海岸やニューヨーク近郊では、日本人・韓国人・中国人コミュニティに絶大な支持を得ています。
なぜ今アジア系ベーカリーなのか
これらのベーカリーに共通するのは、“欧米式ベーカリーではなかなか出会えない日本やアジアの味、やわらかさ、きめ細かさ”が再現されている点です。たとえば、アメリカのスーパーやローカルのパン屋さんではハード系のパンや甘すぎるケーキが主流で、日本やアジアの“やさしい味”“ふわふわのパン”はなかなか手に入りません。パネラなどと比較すると扱っている商品の違いが明らかです。
パリスバゲットのパン屋ケーキの写真を紹介

Twitterでおすすめを教えていただいたカニクリームコロッケパン。ドル円の関係と、アメリカでのこういった手の込んだ商品の人件費など含む価格はかなり高いけど、時々食べるのには楽しいです。

ピザパン系のお惣菜パン 結構な大きさで、パンの生地は小麦のいい香りがちゃんとします。お値段がそれなりだけど質はいいんだなと実感できる。

日本で食べるようなカステラといちごチーズ蒸しケーキ
チーズ蒸しケーキは日本だとスーパーやコンビニで120円くらいだと思うんだけど、こちらは$5くらいしました。ちなみにニュージャージー中部の住宅地の近くの店舗はマンハッタン店のパリバケより単価が高いです。マンハッタンでは数が売れる、ニュージャージーの住宅地では単価が高くても確実に売れる、と違う戦略が垣間見られます。

ストロベリーのクロワッサン$6くらい
フレッシュマンゴーとクリームたっぷりのスイーツ系菓子パン $6くらい
ポンデリング系ドーナツ$5くらい
日本でのパン屋さんと比較すると値段はかなり高いですが、銀座のデパ地下でいいパンを買ったと思えば、、、と無理やり納得させます。

いちごのショートケーキ$7くらい。ホールケーキもたくさん売られていますが、どれも日本人が馴染める甘さのレベルのケーキです。
パンもケーキもイートインできます。

フレッシュベリーのペストリー$5くらい
これすごく美味しかったです。
他にもコーヒーなど飲み物と、サンドイッチなどもたくさん売られています。イートインする場合は冷蔵コーナーにあるサンドイッチもぜひ。オーブンで丁寧に温めてもらえます。バゲットにチーズとマスタードとハムが挟んである商品がすごく美味しかったので、ケーキに飽きた人はサンドイッチもおすすめです。
うちは子供が学校で褒められて帰ってきた時など、お祝いに何か買うならここに連れて行ってというので持ち帰りも含めて好きなものを色々選ばせたら8点くらいで$50超えまして…
娘が学区で一番になり、ここら辺の優秀な子が集まる土曜の州のテストクラス(無料)で一番をとったので、なんでも好きなものを食べましょうと言ったらパリバケと。$50だぜこれで… pic.twitter.com/lrNuUCVRvF
— 🎨Kyoko🇺🇸なんでも絵を描きます (@NandaroAmerica) January 25, 2025
おいしいけども、庶民には辛いものがあるんですよね。それでもまたしばらくすると、美味しかったからまた行きたいなと思えます。なかなかうまい 値段の設定をしてきますね。
まとめ
Paris Baguetteは、正直高いけど、その分おいしい。ふんわり食感や甘すぎない味付け、クリームやフルーツのバランス…アメリカでも、最近はParis Baguetteをはじめ、アジア系チェーンが増えてきて、パン屋さんの選択肢が広がってきたのは本当に嬉しいところ。「アメリカのパンが重すぎる」「日本や韓国のパンが恋しい」そんな時は迷わず行ってみてください。アジア発のチェーンがアメリカでもどんどん市民権を得てきて、移民もローカルも一緒に楽しんでいる。いい時代になりましたね!

