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アメリカのスーパーで聞かれる Cash Back とは?デビットカードで現金を引き出せる便利機能を解説

生活
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こんにちはー。なんだろなアメリカのキョウコ@NandaroAmericaです。

アメリカのスーパーやドラッグストアで買い物をして、デビットカードで支払おうとした時、レジの画面に突然、

Cash Back?

と表示されて、え、何これ?と思ったことはありませんか。

または、レジの店員さんに、

Would you like cash back?

と聞かれて、キャッシュバック?ポイント還元?割引?現金が返ってくるの?と一瞬混乱した方もいるのではないでしょうか。

日本語でキャッシュバックと聞くと、キャンペーンでお金が戻ってくる、購入金額の一部が還元される、という意味を想像しやすいです。

でも、アメリカのスーパーや薬局のレジで聞かれる Cash Back は、多くの場合、そういう還元サービスではありません。

これは、デビットカードで買い物をするついでに、自分の銀行口座から現金を引き出す機能のことです。

つまり、ATMに行かなくても、スーパーのレジで少額の現金を受け取れる便利な仕組みです。

この記事では、アメリカ生活初心者の方、留学生、駐在、国際結婚で渡米した方、デビットカードを使い始めたばかりの方に向けて、スーパーのレジで聞かれる Cash Back の意味、使い方、メリット、注意点、クレジットカードとの違い、英語での聞かれ方をわかりやすく解説します。

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スーパーのレジで聞かれる Cash Back とは何か

アメリカのスーパーでいう Cash Back とは、買い物の支払い時に、デビットカードを使って銀行口座から現金を引き出すことです。

たとえば、スーパーで25ドル分の買い物をしたとします。レジでデビットカードを使い、画面に Cash Back? と出た時に、20ドルを選ぶとします。すると、銀行口座からは合計45ドルが引き落とされます。

25ドルは買い物代。
20ドルはレジで受け取る現金。

という仕組みです。

店員さんはレジから20ドル札などを出して渡してくれます。見た目としては、買い物のついでに現金をもらったように見えますが、実際には自分の銀行口座からその分のお金を引き出しています。買い物ついでにATMで現金も下ろせた、みたいな感じです。

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日本語のキャッシュバックとは意味が違う

日本語で「キャッシュバック」と聞くと、割引、還元、ポイント、キャンペーンのようなイメージがあります。たとえば、スマホ契約で1万円キャッシュバック、クレジットカードの利用額の一部がキャッシュバック、という使い方です。

英語でも、クレジットカードの Cash back rewards のように、利用額の一部が還元される意味で cash back という表現はあります。

しかし、スーパーのレジで聞かれる Cash Back は、ほとんどの場合、還元ではなく現金引き出しです。同じ cash back という言葉でも、文脈によって意味が変わります。

クレジットカードの cash back は、利用額に応じた還元。
スーパーのレジの cash back は、デビットカードで現金を引き出すこと。

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Cash Back は基本的にデビットカードの機能

スーパーのレジで現金を受け取る Cash Back は、基本的にデビットカードで使う機能です。デビットカードは、自分の銀行口座に直接つながっているカードです。買い物をすると、銀行口座からすぐ、または比較的早くお金が引き落とされます。そのため、レジで買い物代に現金引き出し分を上乗せして、まとめて銀行口座から引き落とすことができます。

一方、クレジットカードは借りて払う仕組みなので、スーパーのレジでの Cash Back は通常できません。クレジットカードで現金を引き出す場合は Cash Advance と呼ばれる別の仕組みになり、高い手数料や利息がかかることがあります。これはスーパーのデビットカード Cash Back とは別物です。

アメリカ生活初心者の方は、Cash Back と Cash Advance を混同しないようにしましょう。

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Cash Back の使い方

使い方はとても簡単です。

スーパーやドラッグストアで買い物をします。レジで支払い方法としてデビットカードを使います。カード端末にカードを差す、タップする、またはスワイプします。

デビットカードとして支払う場合、PIN番号の入力を求められることがあります。PINは銀行口座に紐づく暗証番号です。

その後、画面に、

Do you want cash back?
Cash back?
Would you like cash back?

のような表示が出ます。

不要な場合は No を選びます。

必要な場合は Yes を押し、金額を選びます。よくある選択肢は、10ドル、20ドル、40ドル、60ドルなどです。お店によって選べる金額や上限は違います。

取引が承認されると、店員さんが現金を渡してくれます。

レシートには、買い物代、Cash Backの金額、合計引き落とし額が記載されることが多いです。後で銀行口座を確認すると、買い物代と現金引き出し分を合わせた金額が引き落とされています。

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どんなお店で使えるのか

Cash Back は、アメリカの多くのスーパー、ドラッグストア、大型店などで使えることがあります。

たとえば、地域や店舗によりますが、スーパー、薬局、ディスカウントストア、量販店、ガソリンスタンド併設の店などで使える場合があります。

ただし、すべての店で必ず使えるわけではありません。

お店によって、現金の在庫、レジの種類、カード処理会社、デビットカードの種類、購入金額、上限額などが違います。

また、セルフレジでも Cash Back が選べる場合がありますが、店員さん対応のレジでしかできない場合もあります。

初めて使う店では、画面表示をよく見るか、店員さんに聞いてみましょう。

Do you offer cash back with debit cards?

デビットカードでキャッシュバックできますか。

こう聞けば通じます。

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Cash Back のメリット

Cash Back の大きなメリットは、ATMに行かなくても現金を手に入れられることです。

アメリカでは、銀行のATM以外を使うと手数料がかかる場合があります。自分の銀行ではないATMを使うと、ATM側の手数料と銀行側の手数料の両方がかかることもあります。

数十ドルを引き出したいだけなのに、手数料で3ドル、5ドル、場合によってはそれ以上かかることがあります。

その点、スーパーのレジでデビットカード Cash Back を使うと、ATM手数料を避けられる場合があります。多くの店では無料で利用できることがありますが、店によっては手数料がある場合もあるので、画面表示やレシートを確認しましょう。

また、買い物のついでに現金を用意できるので、ATMを探す必要がありません。

子どもの学校行事、チップ、現金しか受け付けないイベント、ガレージセール、ファーマーズマーケット、少額の現金支払いなどに備えて、少しだけ現金が欲しい時に便利です。

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ATMに行かなくて済む安心感

アメリカでは、ATMの場所や時間帯によっては、安全面が気になることがあります。

夜遅くにATMへ行く。
知らない場所のATMを使う。
人通りの少ないATMに並ぶ。
手数料が高いATMを使う。

こういう場面を避けたい時、スーパーのレジで少額の現金を受け取れるのは便利です。

特に、子ども連れでATMに寄るのが面倒な時、旅行先で少しだけ現金が必要な時、銀行の支店が近くにない時には助かります。

ただし、レジで現金を受け取る時も、周囲には注意しましょう。大きな金額を受け取るのではなく、必要な少額にしておく方が安心です。

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Cash Back の注意点

便利な Cash Back ですが、注意点もあります。まず、自分の銀行口座に十分な残高が必要です。Cash Back はデビットカード取引なので、買い物代と現金引き出し分の合計が口座から引き落とされます。

残高不足の場合、取引が拒否されたり、銀行によっては overdraft fee が発生する可能性があります。

次に、お店ごとの上限があります。1回につき20ドルまで、40ドルまで、100ドルまでなど、店舗によって違います。大きな金額を引き出す用途には向いていません。

さらに、銀行側にも1日の利用限度額がある場合があります。デビットカードの1日利用限度額、ATM引き出し限度額、POS取引限度額などに引っかかることがあります。

また、レジで受け取った現金は、その場で必ず確認しましょう。20ドルを選んだのに10ドルしか受け取っていない、または金額を間違えた、という場合はすぐにレジで伝える必要があります。後から気づくと確認が難しくなります。

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PIN番号を入力する時は周囲に注意

Cash Back を使う時は、デビットカードのPIN番号を入力することが多いです。PINは銀行口座に関わる大事な暗証番号です。

入力する時は、手で隠す。後ろの人に見えないようにする。店員さんにも見えないようにする。子どもに大きな声で番号を言わせない。紙に書いて財布に入れない。こうした基本的な注意が必要です。

アメリカでは、デビットカードは便利ですが、銀行口座に直接つながっているため、扱いには注意が必要です。クレジットカードと違い、不正利用が起きた時に口座のお金がすぐ動く場合があります。銀行には不正利用保護がありますが、発見と報告が遅れると面倒なことになる可能性があります。Cash Back を使う時は、PIN入力と受け取った現金の確認を習慣にしましょう。

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レシートと銀行口座を確認する

Cash Back を使った後は、レシートを確認しましょう。

買い物代。
Cash Back金額。
合計金額。

この3つを見ると、何が引き落とされるのかがわかります。

たとえば、買い物代が32.50ドル、Cash Backが20ドルなら、合計52.50ドルが口座から引き落とされるはずです。

家計簿をつけている方は、32.50ドルを食費、20ドルを現金引き出しとして分けて記録するとわかりやすいです。

Cash Back を何度も使っていると、「スーパーでこんなに使ったっけ?」と銀行明細を見て驚くことがあります。実際には、その中に現金引き出し分が含まれているから、ということがあります。

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クレジットカードの Cash Advance とは違う

クレジットカードでも、ATMで現金を引き出せる場合があります。これは Cash Advance と呼ばれます。

しかし、Cash Advance は多くの場合、手数料が高く、利息もすぐ発生することがあります。通常の買い物とは扱いが違います。

スーパーのレジでデビットカードを使って少額の現金を受け取る Cash Back とは別物です。

アメリカ生活で現金が必要な場合は、基本的には銀行ATM、またはデビットカードのCash Backを使い、クレジットカードのCash Advanceは慎重に考えた方がよいです。

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旅行中にも便利

アメリカ国内旅行中、現金が少し必要になることがあります。

ホテルのチップ。
駐車場。
屋台。
現金のみの小さなお店。
ファーマーズマーケット。
子どものイベント。
ランドリー。
非常時のための現金。

こういう時、スーパーやドラッグストアで水やスナックを買うついでに、デビットカードで20ドル、40ドルだけ引き出せると便利です。

ただし、旅行中は口座残高、カードの利用制限、不正利用検知に注意しましょう。普段使わない州でデビットカードを使うと、銀行が不正利用と判断して一時的に止める場合もあります。

旅行前に銀行アプリを確認し、必要ならTravel Noticeを設定できるか見ておくと安心です。

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子どもにも教えておきたいお金の仕組み

アメリカで子どもが大きくなってデビットカードを持つようになると、Cash Back の意味も教える必要があります。

Cash Back は無料のお金ではない。
銀行口座から引き出しているだけ。
PIN番号は人に見せない。
レシートを見る。
口座残高以上に使わない。
現金を受け取ったらその場で確認する。

これは、アメリカで生活する上で大事なお金教育にもなります。アメリカでは、子どもやティーンがデビットカード、プリペイドカード、学生用銀行口座を持つことも珍しくありません。日本よりも早い段階でカード社会に触れることが多いので、こういう小さな機能も一つずつ説明しておくと安心です。

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Cash Back を使わない方がいい場合

便利な機能ですが、使わない方がいい場合もあります。

口座残高が不安な時。
手数料が表示された時。
PINを人に見られそうな時。
大きな現金が必要な時。
レジが混んでいて焦っている時。
銀行明細をきちんと管理できていない時。
子どもが騒いでいて金額確認ができない時。

Cash Back は少額の現金を安全に引き出すための便利機能ですが、急いでいる時に適当に押すと、思わぬ金額を引き出してしまうことがあります。

不要なら No を押せば大丈夫です。レジの画面に出てきても、必ず使わなければならないわけではありません。

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使える英語表現

デビットカードでキャッシュバックできますか。

Do you offer cash back with debit cards?

20ドルのキャッシュバックをお願いします。

Can I get twenty dollars cash back?

キャッシュバックはいりません。

No cash back, please.

キャッシュバックの上限はいくらですか。

What is the cash back limit?

この店はキャッシュバックに手数料がかかりますか。

Is there a fee for cash back?

20ドルを選んだのですが、まだ受け取っていません。

I selected twenty dollars cash back, but I haven’t received it yet.

レシートをいただけますか。

Can I get a receipt, please?

デビットカードとして使いたいです。

I’d like to run it as debit.

クレジットではなくデビットでお願いします。

Debit, not credit, please.

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まとめ

アメリカのスーパーやドラッグストアのレジで聞かれる Cash Back は、日本語でイメージする「還元」や「割引」ではなく、デビットカードを使って自分の銀行口座から現金を引き出す機能です。

買い物代に現金引き出し分を上乗せし、その合計が銀行口座から引き落とされます。

ATMに行かなくても少額の現金を用意できるので、手数料を避けたい時、旅行中、チップ用の現金が欲しい時、ファーマーズマーケットや学校行事に備えたい時などに便利です。

ただし、残高不足、PIN番号の管理、レシート確認、手数料、店舗ごとの上限には注意が必要です。

また、スーパーの Cash Back と、クレジットカードのポイント還元としての cash back、クレジットカードの現金借り入れである cash advance は、それぞれ別物です。

アメリカ生活では、こういう小さな仕組みを知っているだけで、日々の買い物やお金の管理が少し楽になります。

レジで Cash Back? と表示されても、もう慌てなくて大丈夫です。

必要なら金額を選ぶ。不要なら No を押す。それだけです。

生活
この記事の著者
Kyoko Bartley

ニュージャージー在住。
幼少期からアメリカの映画やアニメーション、音楽に親しみ、大学ではアメリカ文化を専攻。留学・研究を経て2011年に渡米し、国際結婚、妊娠・出産、現地就職、住宅購入などを通して、外国人としてアメリカ社会で暮らすリアルを経験してきた。

2018年より、在米日本人向けアメリカ生活情報ブログ「なんだろなアメリカ」 を運営。教科書やガイドブックには載らない、実体験にもとづく生活情報や、文化の違いから生まれる「?」を「!」に変える視点を発信している。

また、プリンストンエリアを拠点に画家としても活動し、原画やグッズの制作・販売を行っている。

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