アメリカの祝日 Ground Hog Dayは2月2日 祝い方とイベント内容紹介

グラウンドホッグデー!って聞いたことありますか?日本では馴染みが薄いかもしれませんが、春を待ち侘びる人々のほっこり系祝日です。可愛いモッチモチ生物グラウンドホッグを土中から引っ張り出して占いをするこのイベント、いったい何のお祭りなのでしょうか…?

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アメリカの祝日 Ground Hog Dayとは?祝い方とイベント内容紹介

こんにちはー。キョウコ@NandaroAmericaでーす。

アメリカには面白い行事がありますねー。グラウンドホッグデーはお休みではない祝日ですが、よく知られたイベントで、春を待ち侘びる生活が感じられるほっこり系のお祝いです。

どんな行事なのか一緒に見て行きましょう。




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Groundhog Dayとはなんだろな

“Groundhog Day”は、毎年2月2日にアメリカ合衆国ペンシルベニア州の小さな町、ピクサタウニー(Punxsutawney)で行われるイベントの名称です。ペンシルベニアはこの時期まだまだ寒く、長い冬にうんざりし、春はまだかと待ち侘びている頃です。

この日に、地元の住民たちは、木の穴から出てきたグラウンドホッグを使って、その年の残りの冬が長引くか、早く終わるかを予測します。

グラウンドホッグってどんな動物?

私も今回調べていて知りましたが、グラウンドホッグって、マーモットのことなんですね。大きめの可愛らしいネズミです。ジリスを大きくした感じのピカチュウから耳をとった感じの(わかりづらい)もちもち系生物です。

Groundhog(グラウンドホッグ)は、北アメリカ原産のネズミ目に属する哺乳動物の一種で、アメリカモグラ科に分類されます。Groundhogは、体長40cm〜70cm、体重2kg〜4kg程度の中型の動物で、鈍い歩調で地を這うように歩く姿が特徴的です。

Groundhogは、主に東部と中部のアメリカ合衆国とカナダ南部に生息しており、森林や農地などの開けた場所で見ることができます。彼らは、地中に巣穴を掘って生活し、夏季は穴の外に出て、草や花、果物などを食べます。また、冬季は冬眠するため、冬になる前に脂肪を蓄えます。




グラウンドホッグ・デーの由来について

Groundhog Dayの起源は、19世紀ドイツから移住した人々(今ではPensylvania Dutchと呼ばれる)が持ち込んだ伝統にさかのぼります。ペンシルベニア州は今でもドイツ系の方が多いですねー。

ドイツでは、熊が冬眠から目覚める時期を祝う「Candlemas Day(キャンドルマス・デー)」という行事があり、この行事がGroundhog Dayの起源と考えられています。キャンドルマス・デーは2月2日に行われ、キリスト教の伝統的な祭りである聖母マリアの献身の日と重なっています。

彼らはこの日にグラウンドホッグの活動を観察して、冬が長引くか早く終わるかを予測していました。この伝統がアメリカに移り、ピクサタウニーの町でGroundhog Dayのイベントが始まりました。

アメリカでのGroundhog Dayは、1887年に始まりました。この年、地元の新聞社が、地元の地位を高めるために親しみやすい名前をつけたグラウンドホッグの「フィル」を使い、それ以来、毎年2月2日に行われています。




グラウンドホッグ・デーでは何を占うのか?

グラウンドホッグがこのイベントに使用されるのは、彼らが春の訪れを示す象徴的な動物だからです。先述のように、本国ドイツでは冬眠中の熊が起源でしたが、同じようにずんぐりむっくりした、眠っている生物ということでグラウンドホッグを使います。

冬の間ずっと冬眠していたグラウンドホッグ。2月2日に穴から出てきた時に自分の影を見た場合ーつまり晴れていたーは、残りの冬が長引くと予測されます。逆に、影を見なかった場合ーつまりー曇っていて影が出なかったーは、早く春が訪れると予測されます。




映画 Groundhog Dayは隠れた名作!

Groundhog Dayの伝統は、1993年に公開された同名の映画でも描かれています。この映画は、ビル・マーレイが演じる天気予報士が、同じ日を何度も繰り返す不思議な体験をするというストーリー。

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主人公のフィルは最初は楽しんでいたものの、やがて絶望的な気分になっていきます。彼は自分自身を改善することを試み、その過程で町の人々との関係を深め、自分自身を癒すことができます。

この映画は、日々の繰り返しに苦しむ人々に対して、自己啓発や自己改善のメッセージを送り、多くの人々に愛されています。また、同じ日を何度も繰り返すという設定は、SF的な要素も含んでおり、映画ファンからも高い評価を受け、大ヒットを記録しました。今日では、Groundhog Dayはアメリカ文化の一部として、広く認知されています。

日本ではあまり知られていないかもしれませんが隠れた名作ですよー。




世界にあるグラウンドホッグ・デーに似た春を待ち侘びる風習

世界各地には、Groundhog Dayと似たような伝統的な行事があります。以下はいくつかの例です。

Candlemas Day ヨーロッパ

Groundhog Dayは、元々ヨーロッパのキリスト教の祭りであるCandlemas Dayに由来しています。2月2日に行われ、クリスマスから40日後にあたります。

この日には、キリスト教徒が教会にキャンドルを持参し、司祭によって祝福されます。この日に天気が晴れると、残りの冬が長引くと信じられています。

Marmot Day  スイス

Marmot Dayは、Groundhog Dayと同じように、春の訪れを予測するために行われる伝統的な行事です。スイスでは、2月にアルプス山脈のホテルで開催され、アルプス地方のミミズクによって予測が行われます。

Shrovetide  イギリス

Shrovetideは、イングランドの伝統的な行事で、Groundhog Dayと同じように、春の到来を祝います。Shrovetideは、リッチフィールドとアッシュボーンで2日間の祭りとして行われ、サッカーの試合が行われます。地元の人々は、2つのチームに分かれて試合を行い、勝利を得たチームはその年の幸運を授かると信じられています。




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