アメリカ買い物 ギフトレシート活用法 いらないプレゼントは返品・換金できる

家族からもらうプレゼント、自分の趣味に合わなかったり、全く要らなかったりしたことはありませんでしょうか?そんな時はギフトレシートが同封されていれば、返品、交換ができます!

実際に私が結婚後体験してきたクリスマスや誕生日にいただいた「困った」贈り物体験記も交えてお伝えしますので国際結婚の苦労話として読んでいただければ嬉しいです。(汗)

もらったプレゼントが要らなかったら簡単に返品ができます

在米アメリカ文化ライターのキョウコ@NandaroAmericaでーす。

さて、アメリカではプレゼントを贈り合うのが誕生日やクリスマスという感じです。

日本では、結婚や内祝いやなんだかんだでお返しもしたり、盆暮れ正月、お中元、お歳暮、となんだかんだとものをやり取りする大変儀礼的でストレスフルなイベントが多いですね。

日本はさらにお祝いや仏事などでお金を包んだりもするので、義理堅いというか、形式をすごくこだわる文化があると思います。

それはそれで、長い歴史がそういうのを育んで来たらかもしれませんので、良し悪しはわからないですが、まあ、経済的に無理だったり、ストレスならやめたらいいよね、と私なんかは思います。

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あらかじめ欲しいものがあると言ってもいいのか?

アメリカにはウィッシュリストなんかもありますが、それを使って「欲しいものからちょうだい」と大っぴらに言える雰囲気の方(家庭)、そして、逆に「欲しいもの欲しいっていうことの貪欲さがはしたない」と思う方(家庭)色々ある感じです。

アメリカでもいろいろな家庭、考え方がありますね。

ウィッシュリストのいい例の最たるもんはこちらのエピソードもどうぞ

ウィッシュリストは自分が欲しいものを堂々と公表できるシステムで、私はとてもいいなあ、と思っています。自分の誕生日にやってみようかなあ。

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もらえるなら自分の欲しい(必要な)ものが欲しい

私はいつでも欲しいものが買える身分ではないので、せめてクリスマスに出費してくれるなら必要なものが欲しい、と思っています。

それほど普段超必要なもの以外買わないようにしているので、ストレスが溜まっているからです。

自分で好きなものを買えるような独身貴族ではないし、また、旦那様が気を利かせて高級なものや女心を喜ばすようなものを買ってくれる、聞いてくれるタイプではございません(自己責任)。

なので、近年誕生日やクリスマスの「何かが必ずもらえるイベント」には、旦那には前もってお願いするようになりました。

欲しいものが欲しい時の言い方

「誕生日が近づいてまいりましたが、私は何々が欲しいのですが、これを買っていただけますでしょうか、予算はいかほどでございます」

あるいは

「欲しいものはございませんが、お金やギフトカードをいただけたら、そのうちセールなどに遭遇した際に即戦力として有効活用していただけますし、なにより心がとても楽になりまするのでよろしくお願いいたします」

大和撫子 Meets West のような、自分でも一体何やってるんだろうという発言をしております。

それも奥さん、1回や2回じゃダメですよ。クリスマスならばだいたい3ヶ月前から頻繁にしております。うちの旦那の場合、何度も繰り返して洗脳しないと通らないです。現実は甘くないですね。(涙)

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個人主義の文化なので自分の人権を盾に(笑)

私が欲しいと思っているものは「私の勝手」であり、旦那があげたいと思っているものは「旦那の勝手」なので、そこをいかに調和させるかの解らせ方(笑)と言い方かもしれません。

あげたのに使われない、喜ばれない。

欲しいもの、必要としているものはこれではない。

両方良くないです。お金は有効に使いたいですね。

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アメリカは自由の国なので我慢しないで言っていと思う

「プレゼントあげてやってるだろ」という態度はドメスティックバイオレンスでございます。

「欲しいものがあるのに察してくれない、もらえない」というのは、「だったら言いなさいよ」で終了です。

ですので、個人主義を盾のように使って色々解釈するこの国では、やはり「もらって嬉しいものを送ってもらえないだろうか」の主張は当然していいと思うのです。この感覚わかってくださる方いるかしら。

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耐え忍ばない大和撫子になる

私は日本人女性の我慢強く、耐え忍び、気を使い、話を尊び、我慢して自分を押し殺すことが環境にいいと思い込んで(洗脳です)しまうことに対してとても危機感を持っています。これではアメリカではいいようにされてしまいます。

嫌なことは言う。おかしいと思うことは言う。解らないことは聞く。

まず、自分の立場と人権を守るのはあなたしかいません。夫だからといって頼りきったり、信用しきったり、この人はこう動いてくれるだろう、と言う道徳観に則った妄想はアメリカでは裏切られることが多いです。(もちろん旦那様によります!)

頑張ろう、日本女性。

気付こう、日本女性!


いただいた贈り物たち

結婚7年目になりましたので、色々いただいたものも、私から送ったものもあるんですが、根本的に夫と私の違いは、

  • 夫は自分でお金を稼いでいる(ので精神的に大きな顔ができることと権利があると思い込んでいる)
  • 私はお金をちょろっとしか稼いでいない(ので、精神的にへこへこしたり、献身的に家計を支えるべきであると思い込んでいる)

わけですが、こんな力のインバランスは健全ではないですので、自らDVのような環境は作ってはいけない、と私が心がけていることがありますので、以下を参考にしていただけたら。

  • 必要なものは買う前に「これを買ったらこう言う作業が楽になる、こう言う部分が豊かになると思うから欲しい」と何に対してでも聞く。反対されたら買わない。いいよと言われたら買う。掃除機でも、クリスマスツリーの飾りでも、奥様の趣味に偏ったものでもなんでも。
  • 旦那さんにも「家計のお金のほとんどはあなたが稼いではいるけれど、だからと言って好き勝手に使わないで欲しい。」を言う。奥さんが家にいるからと言って、お昼にお金をかけないで済むわけではないし、公平を期すために旦那さんはできるならお弁当、奥さんもお弁当と似通った内容のお昼で平等にする、とか。


皆さんの旦那さんはどうでしょうか。うちの旦那は結婚当初にそれは毎日やんわり、または強くこう言った点を言わないと学んでくれませんでした。

その根底には彼の育った環境も、考え方も、そして何よりアメリカの文化があるように感じます。

そして、お義父さんはとても裕福だったようなので、金銭的に締めていかないといけないと言う危機感が旦那はとても欠如しているので、そこを私が常に逆算して、注意しないと、ややもすると緩みます。

ちなみに私の親戚の叔母は大変な浪費家で、自分だけ豪勢なランチを外食しに行くタイプでした。

私はその態度、彼女ののちの転落人生(汗)を反面教師として心に刻んでいるので、自分だけ豪華なものを買おうとか言う発想がない、超貧乏性でございます。

お金は大切。お金は怖い。


今まで夫が贈ってくれたものは

  • サイズが明らかに小さいシャツ(痩せたら着ようと思って数年ほど吊るしてあります)
  • 私だったら避ける質だけど定価はそれなりのシャツ(5回洗濯したらガーゼ)
  • 私が必要としていないレベルのハウツー本(英語。ネットで情報は収集できるので…。)
  • 私は買わないであろう金額の帽子(私は着るものは安物でいいのです。その分違う別の必要なものをください)
  • 自転車 (大きすぎて足がつきません。そして近くに自転車を乗れる環境が全くありません)

などなど、ものすごく考えて贈り物をするタイプの私にとっては、悪いけどあまりにも考えていなさすぎて、ムッカー!となるアイテムでございます。血圧2万。

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大変嬉しかったものは

  • ある分野の写真集(いつまでも楽しめます。ありがとう)
  • 植木鉢に入ったお花(大事に育てているのでずっと楽しめます)
  • 欲しかったDVD(なんどでも見られます)

などなど コスパ重視なんだよね、私は。

はい、今までいろいろエピソードがあったので、旦那には正直に「私はこれが欲しいです」が言えるようになりました。かなりの勇気と言い方に苦労しましたけども。

そして、今でもクリスマスプレゼントの候補は夏休みから言いますし、お店で見かけたものが安くて今買いたい!と言うときは「クリスマスプレゼントいらないから前払いでこれを今買わせてくれ」と言う感じで打診します。

この前はコストコでハンドブレンダーを買いました。次は夏頃ヘアドライヤーが欲しいです。

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やっぱり義両親にはこれが欲しいと前もっては言えない

しかし、旦那の実家家族などにはそんな要望は言える間柄ではないので(個人の自由と自己責任のもと、言ってもいいんだろうけど、おそらく面食らうタイプだろうから言わない)、クリスマスや誕生日というのはとても面倒臭いですね。

ものをいただいておいて面倒臭いというのはいかがなもんかと思いますが、まず、私が差し上げるものを選ぶのに「相手を喜ばせたい幸せさ」よりも「何を送ったら喜ぶんだろうか全然わからねえ」の苦労が先立ちますし、大きいです。

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旦那両親は、すでに身辺整理をしているようで、「物」をいらないといいます。なので、デコレーションとか置物とかはあげないことにしています。

実際に、訪問するたびにスッキリして行く夫の実家を見ると、あげたものがおそらく捨てられて行くのかもしれない(今までのものも)虚しさがありますので、結果、食べ物と消耗品の2択だけとなりました。

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私が選んでいる実家へのギフト

  • ハンドクリーム
  • 化粧品
  • マニキュアセット
  • 香水
  • チョコレート
  • スパイスセット
  • 紅茶
  • アクセサリー
  • 帽子
  • ひざかけ
  • タッチパネルでもいける手袋
  • クリスマスに食べるイタリアのお菓子
  • 缶の菓子詰め合わせ
  • 娘の写真、工作、手紙など

があります。場所も取らないですし、使えばまあ、いつかはゼロになりますので、家財などを送られるよりは迷惑ではないかなと思います。

実際のみなさんからのご感想はわかりません。みなさんジュリアード演劇学校レベルでとてもありがとうと大げさに言ってくださるので…。

とりあえず、私がもらえたら手を叩いて喜ぶであろうものを選んでいます。

わからねえ、わからねえ。。。

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実家からいただいたもので困ったものとして、

  • ボディソープ系のもの(アレルギーがあるので使えない)
  • オーガニックでない化粧水マスク(アレルギーなんです)
  • スターウォーズのクリスマスのしゃべる置物(そこまでファンじゃないし、案の定数分で子供が壊した)
  • サイズが合わず、定価がおそらく$20くらいするであろう通販で売っているTシャツ($20も使うならもっと役立つものが… そして旦那にあげた)
  • ミッキーのクリスマスの飾り(帰る頃にはクリスマス終わるし)

わたしは$20もあればTシャツなら5枚も買い込んで2年は持たせるほどの貧乏技術が身にしみている忍耐強い人間、そして金銭的にも実際に貧乏なので(笑)、もし合計で$60もあれば、自分のために防寒用のズボンやコートなど、最優先で買わなければならないもの、できたらそういうものを1点でいいのでいただけたらと思っていますが、それを実際に言うことができないでおります。

でも、本当に寒いので、上着が欲しいです。ちなみに、今度のクリスマスは旦那にはDVDとイーゼルを頼みました。本業は絵描きなので、イーゼルがあると正確な、大型の、アナログの一点ものの絵が描きやすいのです…。

なんだかマッチ売りの少女みたいになってきました。

ヘイ、パトラッシュ。(なにがなんだか)

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ギフトカード一択にしたい

と言うことであまりにも考えるのが難しく、子供へのプレゼント以外はギフトカードにした方がいいのかなと思いました。これは今後の課題です。

今年の里帰りでちょっと観察してみるか、ストレートに謙虚に聞いてみるかしないとわからんなああー。

これで喜ばれる家庭なのか、または、具体的な金額が見えるギフトカードに反感を持つかどうかはちょっと一度やってみないと読めません。

めんどくさい。

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マジでいらないものは返品しました

主に夫のくれる物のみに対してなのですが、何度か返品をしたことがあります。

返すときは原則使用前、(開けてから壊れていたとか不良品だった場合は開いていてもしょうがないですね。)レシート持参です。

本を返品した

例としては、私にはとても欲しいものがあり、さらにプレゼントとして適正な金額のものを再三旦那に事前にお願いしているのに、旦那はクリスマスの直前の日に、本屋で家族全員のプレゼントと同時に、ついでに本を私に買いました。さっきリストに上げた「ハウツー本」です。

これは私ははっきりと怒って、「妻に対するプレゼントをついでで済ますな」。「何が送る喜び」だを連呼。

そして、以前から欲しいものを8月から再三言っているのに、なぜそれではないのか、聞いていたのか、いや、いないだろう、喜ばせる努力や理解をせずに何が送る喜びだ(しつこい)を正しました。

日本であったら正座していただく場面です。

しかも本が私が全くいらないものだったので、この本ではなく、やっぱり前からお願いしているものを買って欲しい旨いいました。

クリスマスの次の日に本屋に返品に行ったわけですが、夫がレシートを持っていたのでとてもスムーズに完了し、現金が戻ってきました。

その現金で化粧セットを買いました。はい。この時期のセールじゃないと買えないセットでございます。

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ボディソープ類を返品した

これは夫の家族からなのですが、私がアレルギーであることは何度も言ってはおいたものの、食べ物だけを気にされていたようで、ボディソープに含まれる薬品までは考えなかったようです。(私は薬品アレルギーなので、食べ物に含まれる化学物質でも、化粧品に含まれるある特定の物質でも反応を起こします)

ですが、社交辞令として笑ってもらっておいても良くないと思い、事情を説明してから返品させてもらうことにしました。

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本当の心の中は見えませんが、私の心の中は(使えないものをいただいて、使っていないのに気に入ったとか後日嘘つくのも嫌だし、いただけたこと自体には感謝している姿勢)見せたつもりなので、これでよしとします。

この辺は日本と比べてアメリカ人は後腐れなく理解してくれるのではと思います。(結局は個人によるんだろうけれど)

まあ、欲しいものにしていただくために、アメリカ流の「俺ぁ知らねえ」文化炸裂だよね。

日本文化は捨てた。

その際はギフトレシートというのを義母からいただいて、それを持ってお店に返しに行きました。このギフトレシートっていうのがとっても大事。お店に品物を返した後は現金化するか、別のものと交換するかができます。

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ギフトレシートってなんだろな

はい、ここからが本題です。

買い物している際に、レジの人から「ギフトレシートいりますか?」って聞かれることがあります。みなさんご経験されましたでしょうか。

簡単にもらえるギフトレシート!

ギフトレシートは、例えばあなたがプレゼントを贈る側で、お店で何か買ったとします。その際にキャッシャー(レジ)の人が「ギフトレシートは要りますか?」と聞いてくれます。

聞いてくれなかった場合は、「贈り物なので、ギフトレシートをください」といえばOKです。

同じキャッシャーで一度に何個も違う人宛の商品を買う場合は、「全部贈り物なので、商品ごとにギフトレシートをください」と言っておけば間違いありません。

レジの人も手馴れているし、レシートの紙がズラーーーっと印刷され、それをこちらにくれればいいだけなので、そんなに迷惑をかけるわけではありません。

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ギフトレシートのいいところ!

お家に帰ってからラッピングなどするとき、もらってきたギフトレシートと、その該当商品をちゃんと照合して(口紅なら口紅のギフトレシートを、香水なら香水のギフトレシートを間違えないように同梱)一緒に詰めます。

ギフトレシートの優れているところは、まず値段が書いていないところ。$30だろうが、$100だろうが、一応レシートには書いていないので相手に値段がバレる心配がありません。

やっぱり贈り物の値段を相手に知られたくないと言う配慮は一応はあるんですね。

でも、まあ、返品すると「$30相当のものと交換、変更か、現金で$30あげます」といったやりとりが発生するのでそこでバレますが。色違いの化粧品とか服への変更程度なら値段はバレないかもしれません。

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 送る側ももらう側も同梱してあったら嬉しいギフトレシート

はい、ギフトレシートは、お店で品物を買った時にもらえるものですので、できれば必ずもらって、同梱しておきたいものです。

せっかく選んでお金を使う「贈り物」ですが、いろいろな原因で相手は気に入らない、使えない場合があるかもしれません。

そして、無理に押し付けがましくものを増やしてしまったようなシチュエーションにさせないためにも、配慮として一応一緒につけておいてあげるのがスマートだと思います。

あげる側もギフトレシートを同梱し、もらう側ももらっておきたいですね。

もしもらったものが全部気に入らなくて、返品しに行き、さらに交換もしなかったら現金がゲットできるわけです。にんげんだもの。

今日の英語
receipt=レシート
gift receipt=ギフトレシート
return=返品
refund=返金

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まとめ

いかがでしたでしょうか。出費が多いホリデーギフト。

みなさんがもらえるものはちゃんとみなさんのニーズにあった気の利いたものであることを心から祈っております。キョウコでした。

お読みいただきありがとうございました!

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