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アメリカの祝日 1月1日 New Year’s Dayの過ごし方

文化

こんにちはー。なんだろなアメリカにようこそ。在米アメリカ文化ライターキョウコです。

アメリカには意外とたくさんの祝祭日や、休日にはなっていない「〇〇の日」などがあります。

この記事ではアメリカ合衆国でオフィシャルに制定されている”Federal Holidays”の”New Year’s Day”について「何をするのか」、と私の体験からくる印象をお伝えします。

アメリカの休日やこの日は一体どうやって祝うんだろう、何をするんだろう、何を食べるんだろう?など知りたい方の参考になれば幸いです!

元旦(New Year’s Day)1月1日

元旦はアメリカでもお休み。当たり前と言っちゃ当たり前なんだけど、日本と違うのは「三が日(さんがにち)」という概念がないことですね。なので、大抵の会社、学校は1月2日から始まります。

日本で暮らしてからアメリカに来られた方は「えっ」、という感じだと思います。そうです、寝正月とか、のんびりする暇がありません。(笑)

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元旦には何をするのか

印象としては、アメリカでは大晦日に年越しパーティー、カウントダウンで盛り上がるので、その疲れを取ることで精一杯です。カウントダウン&日付が変わるとともに花火、をテレビなどで見るのが多いかと。

よくニューヨークの年越し中継などでカウントダウンをして大騒ぎしている映像がありますが、むしろこの季節、北米の大半の地域では超寒いです。「寒いし、疲れていてあんな人混みに行きたいと思う気力がない」人が大半だと思っていいと思います。

カウントダウンパーティーで元気に外を練り歩いている人が日本でもそんなに大部分ではないのと同様に、アメリカでもメジャーではないですねえ。基本家にいます。

もちろん各地で新年のイベントはあるといったらあるんですが、他の(7月の独立記念日、ハロウィン、サンクスギビング、そしてクリスマス)イベントと比べると、ほぼ存在感がないですねえ。

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何度も言いますが、2日から通常の日常が始まるので、心にあまりゆとりがありませんね。

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New Year’s resolution

「新年の抱負」を掲げる粋な人も多いです。ちなみに「新年の抱負」はNew Year’s resolution と言います。

うちの旦那は一応心の中で掲げているようですが、口に出さないので私は旦那が一年を通して頑張っているのかよくわかりません。が、大昔、タバコをやめるぞ!と新年の抱負を掲げて、スッパリやめたそうです。えらいえらい。

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ホリデー最終日なのでのんびりできない

大晦日が気持ち的に、まだ羽目を外せる土曜日だとすると、元旦は夕方笑点が始まる日曜日です。

異本で言うね正月で太った現象はすでにクリスマスで太ったで同じことが起きていますし、ご馳走はクリスマスでピークですね。そのあとは残り物です。(涙)

クリスマス前にはプレゼントだ、ご馳走だ、ホワイトクリスマスになるかな、大セールだ、などなど、アメリ全土がごった返していますが、それに比べたら新年のスルー感がすごい。と言うかクリスマスのインパクトがものすごいんですよね。

「もう連休終わりかよー。」「明日から仕事かよー」「だるいーいきたくないー」という嫌な焦りがあります。(笑)

2日にはもう働きに行かなければなりませんから、お酒もそこそこ、食べ物も「新年だから」何か凄いものを食べるというわけでもなく、意外としょぼく終わります。早く寝る。うん。

あ、「ハッピーニューイヤー!」と挨拶したりはします。(それだけ!?)

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日本の神々しい元旦とは真逆だと思う

日本のお正月は「年神様をお迎えし、清く、敬虔な気持ちで元旦を迎える」わけで、初詣に行ったり、親や親戚に頭を下げて挨拶をしたり、おせちなどご馳走を揃えて「晴れやかに、クリーンに一年を始める」ことに重きを置いていますね。これはかなり日本独特の文化が色濃く現れているのだと思います。

日本のこういう「風習」がちゃんとあるのは歴史が長いおかげだなあ、とアメリカに来てからすごく思うようになりました。

アメリカは歴史はあるとはいえ、日本と比べたら若い国ですし、さらに建国が日本のように自然発生的ではなく、他からいろんな文化の人がぞろぞろとやって来て国を作ったわけですから、日本のような「風習」が根ざすにはまだなんだと思います。


当たり前ですけどアメリカでは一般的には年神様という概念もないですし、元旦に特に目立ったことはしません。お年玉も、年賀状も、お節も当然ありません(笑)。

楽と言ってしまえば楽です。(お家によってもちろんそのご家庭で日本同様に祝えばOK!)

日本のお正月は、年末からお飾りやお餅やおせちの材料やいろいろお店に出回りますが、アメリカでは新年のためのお飾りや「新年の日」のご馳走が特にスーパーで特集を組んで売られるわけでもないですねえ。前日のお酒や、クリスマスからのホリデー全体の疲労を取るために家でぐったりテレビを見たりして終わる感じです。

日米何が一番違うかというと、日本はキラキラした神々しい新年を迎える元旦。アメリカは元旦にとても疲れ切っていて、次の日からの正常運行のためにゆとりがない。気持ち的には夏休み最終日的な寂しさと焦りがある、ということかと。

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新年を派手に迎えることよりもクリスマスで派手に年を締めくくる

アメリカでは新年を迎えることよりもクリスマスの方に里帰りやレジャーをするので、元旦以降の数日をお休みにするよりも、クリスマス前からの年末の休みの方に意識がいっている、と感じています。

日本では「盆暮れ正月」という言い方をするけど、アメリカではサンクスギビングも田舎に帰る人も多いので年末は移動が多いですね。

なんか3週間おきに大きな休みが入るのは学校に集中できないのでちょっとどちらか控えめにしたほうがいいんじゃないかと私は思ってしまいます。

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ちなみに娘の公立の学校では12月はクリスマス前の土曜日から1月1日までの計11日間がお休みとなっています。(2018年度)

日本では公立学校では1月7日あたりまで休みで、8日に始業式というパターンが多いのではないでしょうか。

さて、アメリカの元旦は、クリスマスでお金もエネルギーもほぼ使い果たし、家族は普段の家に戻ってから、大晦日の徹夜で体力的にはもう最終段階に陥り、呆然と元旦を迎え、1月2日の出社に備えます。きびしー!

ということで、アメリカの祝日の中でのインパクト、私の体感は星1つですな。(体感なので悪しからず)

ニューイヤーズデーのインパクト:★☆☆☆☆

 

まとめ

いかがでしたか?アメリカ合衆国での新年!元旦!とはこんな感じです。

最後まで読んでくださってありがとうございました!アメリカ文化ライターのキョウコでした!またお会いしましょう!

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