ニュージャージー州の州都トレントンに位置し、幅広い分野を横断するコレクションで。歴史・考古学・自然科学・美術・プラネタリウムなどを一挙に体験できる“多目的ミュージアム”として、家族連れから学生、観光客まで多くの人々に親しまれています。
本記事ではアクセスや基本情報から、館内の詳細ガイド、見どころ、展示の特徴、歴史、現地体験を交えた内容で詳しくご紹介します。
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ニュージャージー州立博物館を大紹介!
基本情報・アクセス・営業時間・チケット料金
名称
New Jersey State Museum(ニュージャージー州立博物館)
公式サイト
https://www.statemuseum.nj.gov/
住所
205 West State Street, Trenton, NJ 08608, United States
Googleマップ
ニュージャージー州立博物館をGoogleマップで見る
アクセス
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車の場合:I-195/I-295経由でTrenton方面へ。「State Street」沿い。専用駐車場あり(無料・有料併設)。
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公共交通機関:NJ Transitのトレントン駅から徒歩15分、またはバスで数分。バス停は館前にあり。
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周辺施設:州議事堂、トレントン戦場跡地など歴史的名所も徒歩圏内。
営業時間
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火曜~日曜:9:00~16:45
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月曜・祝日:休館(特別休館日あり。公式サイトで要確認)
チケット料金
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常設展:無料(ドネーション=寄付歓迎。自主的に寄付金箱へ)
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プラネタリウム:大人$10/子供$5/3歳未満無料(2024年6月時点・最新は公式HPで確認)
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特別展・イベント時は別途料金がかかる場合あり
公式サイト
https://www.statemuseum.nj.gov/
施設紹介・館内マップと全体像
ニュージャージー州立博物館は、約1万平方メートルを超える大規模複合施設。大きく分けて「自然史(恐竜・動植物化石)」「考古学・人類学」「歴史資料」「美術ギャラリー」「プラネタリウム」の5セクションから構成されています。
それぞれの分野でニュージャージー州の歴史や自然、アートの多様性を実感できる展示が充実しており、小さな子どもから大人まで誰もが楽しめるスポットです。
主な展示エリア
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1階:自然史ギャラリー/恐竜ホール/プラネタリウム受付
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2階:考古学・人類学展示/歴史コーナー
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3階:美術ギャラリー/特別展示エリア
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屋外エリア:彫刻・パブリックアートなど
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ギフトショップ/カフェコーナー
恐竜と古代生物の世界:自然史ギャラリー
ニュージャージー州立博物館の名物はなんといっても実物大の恐竜骨格標本!特に州内で発掘された「ハドロサウルス」(Hadrosaurus)や「ディロフォサウルス」など、子どもも大人も大興奮の展示が並びます。
恐竜時代から哺乳類の進化まで、1億年以上前の生き物たちのドラマを分かりやすく解説。骨格を間近で観察できるのは州立ならでは。
子ども向けには「タッチできる化石」や「実験展示」もあります。


こちらはニュージャージー州のハッドンタウンシップという地域で発掘された恐竜の化石。新発見だったことから地名をとってハドロサウルスと命名されました。

さてその発掘されて街がフィーバーになっていた1940年代、ハッドンタウンシップに住んでいた幼少時代のスピルバーグ監督が、すごく影響を受けたとお子様向け伝記に書いてありました。
こちらの本ですー
スピルバーグ監督の幼少期からを自ら描いた伝記的映画はこちら。映画ファンは必ず押さえておきたい傑作です。

幼少の時よりスピルバーグ監督を崇拝し続けている私はこの恐竜の化石にやたら反応して逆に周りにちょっと引き気味に見られる経験をしました。
ジュラシックパークを作る時、一応ハドロサウルスを映画に出そうかという案もあったらしいんだけど、見た目がすごく地味だから却下されたんだって。そうね、ティラノサウルスやラプターなんかの派手さがないですよね。なんかニュージャージー民としては安定のニュージャージーの扱いという感じでぐうの音も出ないです。涙 恐竜までも。

ハッドンタウンシップーペットントンという石ノ森章太郎先生の作った番組がありましたね。ETの真似みたいなの。(全然関係ない)
さて、氷河期を乗り越えている生物のコーナーなどもありました。アメリカのローカルさを出した博物館って氷河期にすごく詳しいですよね。シンシナティもそうだった。

ジャコウ牛、白熊、セイウチの御三家の堂々たる剥製

セイウチの剥製に至っては微笑んでいるように見える仕上がり

ジャコウ牛 なぜジャコウ牛をここに持ってきたのかは謎なのですが、前から気になっていた謎生物なので剥製を見れてよかったです。
ジャコウ牛についての面白い動画も載せておきます


どんな生き物も尊いです

白熊の剥製 ケースに入っていないので汚れや劣化が心配です。
歴史資料・産業・現代社会のストーリー性のある展示
アメリカ独立戦争の舞台であるトレントンや州都としての発展の歴史、19世紀~20世紀の産業革命、鉄道・自動車産業・移民政策の変遷もフォーカス。
特に「The Battle of Trenton」の展示は、ワシントン将軍のデラウェア川渡河や、アメリカ史におけるニュージャージーの存在感を実感できるポイントです。

この博物館、英語だとミュージアムというと博物館と美術館両方のことを指しますが、同じ建物内にプラネタリウム、化石、考古学、美術品、ローカルのアートなど色々ごった煮状態で展示されていて非常に見応えがあります。

ニュージャージーで昔作られていたらしい工芸品

ニュージャージーではこういう高級な家具もたくさん作られていました。今は一体どうしてしまったのか。職人のセンスと技術が光る工房が時代の流れとともに消えてしまった(過去形)というところに私は非常に考えてしまいます。人間はなんのために手に技術をつけて日々精進してきたのか。それが途絶える、商品の需要がなくなるとはやっぱり文化の衰退なり人類の内面の劣化なのではないか。

そんなことを熱弁しても夫ははいはい言うだけで聞いていませんでした。

この壺作るのにどんだけの技があるか、考えてみる人は来館者の中でどのくらいいるのかとも思いつつ活性酸素を溜めながら観覧する謎の日本人。

リンカーン大統領の像です。

銀の壺 こういう工芸品も作っていたんだねえ、ニュージャージー。
ニュージャージーの考古学・人類学展示
1万年以上前のネイティブ・アメリカン(Lenape族)からヨーロッパ移民、産業革命期まで、人類の歩みと文化の変遷を地域に即して学べます。
土器や狩猟具、織物などの考古学的出土品から、移民社会の暮らし、現代アメリカのコミュニティ多様性まで、多民族・多文化が織りなすニュージャージーのリアルを感じることができます。

ニュージャージーの人類史のコーナー

日本の縄文・弥生などと同様に、アメリカ大陸の全土、そしてもれなくニュージャージーにも先住民が住んでいました。そこに外から突然やってきて、こうやって現代の「アメリカ合衆国」があるわけですから、色々考えさせられます
美術ギャラリー:アメリカンアート&現代美術
3階は広々とした美術ギャラリー。ニュージャージーゆかりのアーティストや、州の風景・日常を描いた作品、20世紀現代アート、ポップアート、写真、彫刻まで幅広く展示されています。
アジア系アーティストやマイノリティ作家の作品も積極的に紹介され、ダイバーシティ&インクルージョンに配慮された構成。アメリカ現代美術の“今”が凝縮されています。
プラネタリウム:東海岸最大級のドーム
館内最大の人気スポットのひとつがプラネタリウム。全天周ドームシアター(140席)は、ニュージャージーだけでなく東海岸でも有数の規模!
最新デジタル投影システムを使った星空解説や宇宙探検プログラムは英語のみですが、子供でも分かりやすい内容。
週末や祝日には家族向け番組や、季節ごとのスペシャルショーも開催。宇宙や天文に関心があるお子さん・大人にもおすすめです。
歴史・設立の背景
ニュージャージー州立博物館は、1895年設立という非常に長い歴史を誇ります。当初は州内の考古学・自然史資料の収集・研究を目的に開館。
その後、コレクションは自然科学・人類学・芸術と拡大し、アメリカ合衆国の中でも総合型の博物館として成長しました。
館の場所は幾度かの移転を経て、現在のトレントン州議事堂そばの広大な敷地に至ります。歴史・文化・自然科学・現代美術までカバーする博物館は全米でも珍しく、ニュージャージーの誇りと言える存在です。
バイリンガル育児・異文化教育に最適
英語環境での展示が中心ですが、展示物や美術作品の多様性、考古・自然史・宇宙科学までを1日で体験できるのは、日本ではなかなか味わえない貴重な体験。
お子さんの自由研究や、現地校の課題にも役立ちます。恐竜・宇宙・歴史・アートの全ジャンルが一堂に学べるので、異文化教育の一環としても◎。
ニュージャージーの多様性を知る
アジア系の移民史や地域コミュニティの変遷なども、資料やアート作品を通じて感じられます。特別展ではアジア美術や移民によって作られたアートを特集することもあるので、訪問前は公式HPをチェックするのがおすすめ。
アメリカの州立ミュージアムならではの“ゆるさ”と気軽さ
入館無料、敷居が低く子ども連れでも気兼ねなく入れます。週末や長期休みに「今日はどこ行こう?」という時にぴったり。ギフトショップでニュージャージー限定グッズも手に入るので、日本への帰省時のお土産探しにも便利です。(プラネタリウムは有料)
まとめ
ニュージャージー州立博物館(New Jersey State Museum)は、恐竜から宇宙、美術から考古学まで“全部乗せ”の学びと発見がある州民の誇りです。入館無料で気軽に訪れられ、子どもから大人まで何度来ても新しい発見があります。
歴史や自然、アート、そして多様性のリアルを一度に体験したい方、アメリカ生活やバイリンガル育児に悩む日本人家庭にもイチオシ。週末や休暇の“知的おでかけ”にぜひ訪れてみてください!

