こんにちはー。なんだろなアメリカのキョウコ@NandaroAmericaです。
アメリカで生活を始めると、地味に大変なのが日本との時差です。
最初は、アメリカと日本は時差があるよね、くらいの感覚かもしれません。でも実際に暮らし始めると、時差はただ時計の数字が違うだけではないとわかります。
日本の親に電話したい。
日本の家族とLINEしたい。
日本の会社と会議をしたい。
日本からアメリカの教授に連絡したい。
アメリカ企業のオンライン面接を日本から受けたい。
日本の銀行、役所、学校、病院に電話したい。
アメリカ側の学校や企業と日本側の家族をつなぎたい。
国際結婚で両家の連絡時間を調整したい。
こういう場面で、時差を間違えるとかなり困ります。
日本の朝に電話したつもりが、アメリカでは前日の夜。
アメリカの午後に会議を入れたら、日本では早朝。
日本の会社の営業時間に合わせようとしたら、アメリカでは深夜。
夏時間の切り替わりで1時間ずれて、会議に遅れる。
アメリカ生活では、日本との時差をきちんと理解しておくことが、家族関係、仕事、学校、就職活動、留学準備、ビザや手続き、オンライン面接の成功にかなり関わってきます。
この記事では、アメリカと日本の時差の基本、日本と連絡しやすい時間帯、家族との電話、会社の会議、教授への連絡、企業面接、重要な電話、夏時間の注意、そして日米の時間文化の違いまで、在米日本人向けにまとめます。
なお、アメリカは州や地域によって時間帯が違い、夏時間を使う地域と使わない地域があります。大事な会議や面接の前には、必ずカレンダーアプリや公式の時刻変換ツールで確認してください。
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- 日本とアメリカの時差は一つではない
- アメリカには夏時間がある
- 東海岸と日本の時差
- 西海岸と日本の時差
- 日本の家族と話しやすい時間帯
- 親世代と話すなら日本の午前中が狙い目
- 日本の会社とアメリカから会議する場合
- 日本側にお願いしたい会議時間
- アメリカの会社と日本から面接する場合
- アメリカの教授へ日本から連絡する場合
- 日本の銀行・役所・病院にアメリカから電話する場合
- 日本の夜に連絡するときの文化的注意
- アメリカ側の朝は意外と日本と合わない
- 大事な電話は相手の営業時間と自分の集中力を両方考える
- 会議招待ではタイムゾーン表記を必ず入れる
- カレンダーアプリを信用しすぎない
- 夏時間の切り替わり週は要注意
- 日本との時差を文化として考える
- 家族連絡は無理なく固定化する
- 子どもと日本の祖父母をつなぐ時差
- 国際結婚家庭では両家の時間感覚が違う
- 日本からアメリカへ電話する時の注意
- 時差で失敗しないための実用ルール
- 使える英語表現
- まとめ
日本とアメリカの時差は一つではない
まず、アメリカと日本の時差は一つではありません。
日本は全国が日本標準時、JSTで統一されています。日本は現在、年間を通してJSTを使い、夏時間による時計変更はありません。JSTはUTCプラス9時間です。
一方、アメリカ本土には複数の時間帯があります。
東部時間 Eastern Time
中部時間 Central Time
山岳部時間 Mountain Time
太平洋時間 Pacific Time
さらに、アラスカ、ハワイ、アメリカ領の地域も別の時間帯です。
日本から見ると、ニューヨーク、シカゴ、デンバー、ロサンゼルス、ホノルルでは、それぞれ日本との時差が違います。
つまり、アメリカと日本の時差は何時間ですか、という質問には、アメリカのどこですか、夏時間ですか冬時間ですか、という確認が必要になります。
アメリカには夏時間がある
アメリカの時差でややこしいのが、Daylight Saving Time、いわゆる夏時間です。
アメリカでは、2007年以降、夏時間は3月の第2日曜日に始まり、11月の第1日曜日に終わると米海軍天文台が説明しています。
つまり、多くの地域では、春に時計を1時間進め、秋に時計を1時間戻します。
ただし、アメリカ全土が夏時間を使うわけではありません。米国運輸省は、ハワイ、アメリカ領サモア、グアム、北マリアナ諸島、プエルトリコ、バージン諸島、そしてアリゾナ州の大部分では夏時間が使われないと案内しています。
このため、アメリカ国内でも、時期によって日本との時差が1時間変わる地域と、変わらない地域があります。
在米生活で日本と連絡を取る時は、この夏時間が本当に曲者です。
こちらもどうぞ
【最新版】アメリカの夏時間・冬時間!変更方法と変更する日はいつ?Daylight Savings Time 解説
東海岸と日本の時差
ニューヨーク、ニュージャージー、ワシントンD.C.、ボストン、フィラデルフィアなど、アメリカ東海岸の多くはEastern Timeです。
夏時間中、東部はEDT、Eastern Daylight Timeです。この時、日本は東部より13時間進んでいます。
冬時間中、東部はEST、Eastern Standard Timeです。この時、日本は東部より14時間進んでいます。
つまり、ニューヨーク周辺に住んでいる人が日本と連絡する場合、
夏は日本が13時間先。
冬は日本が14時間先。
と覚えるとよいです。
たとえば、ニューヨークが夜8時なら、日本は翌朝9時、夏時間の場合です。冬時間なら、日本は翌朝10時です。
在米東海岸の日本人にとって、日本の家族と話しやすいのは、アメリカの夜、日本の朝です。
西海岸と日本の時差
ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ポートランドなど、西海岸はPacific Timeです。
夏時間中はPDT、冬時間中はPSTです。
西海岸と日本の時差は、夏は16時間、冬は17時間です。
ただし、数字だけ見ると大きく感じますが、実際には日本の方が翌日に進んでいると考えるとわかりやすいです。
たとえば、ロサンゼルスが夕方5時なら、日本は翌朝9時、夏時間の場合です。冬時間なら、日本は翌朝10時です。
西海岸在住者は、夕方から夜にかけて日本の朝とつながりやすいです。
東海岸よりも、日本の朝に合わせやすい面があります。
日本の家族と話しやすい時間帯
在米生活で一番よくあるのが、日本の家族との連絡です。
親、兄弟、親戚、友人と電話したい。子どもを祖父母に見せたい。LINEビデオをしたい。日本の家族に相談したい。こういう時、時差の感覚がないと、相手が寝ている時間に連絡してしまうことがあります。
東海岸在住の場合、家族と話しやすい時間は、アメリカの夜8時から10時ごろです。日本では翌朝9時から正午ごろになります。日本の家族が朝に余裕のある人なら、この時間帯が使いやすいです。
西海岸在住の場合、アメリカの夕方4時から7時ごろが、日本の翌朝8時から11時ごろにあたるため、家族と話しやすいです。
逆に、日本の夜に合わせるなら、アメリカでは早朝になります。
日本の夜8時に話したい場合、東海岸では夏なら朝7時、冬なら朝6時です。西海岸では夏なら朝4時、冬なら朝3時です。
日本の夜に合わせるのは、東海岸でも早く、西海岸ではかなり厳しいです。
親世代と話すなら日本の午前中が狙い目
日本の親と話す場合、相手が高齢なら、日本の午前中が一番よいことが多いです。
朝ごはんが終わって、病院や買い物へ行く前。頭も比較的はっきりしていて、疲れていない時間です。
在米側から見ると、これはアメリカの夜にあたります。
アメリカで夕食後、子どもが寝る前、または寝た後に、日本の親へLINEビデオをする。これは在米家庭にはかなり現実的な連絡時間です。
ただし、日本の午前中は、役所、病院、銀行、買い物、地域活動などが入りやすい時間でもあります。親の生活リズムを聞き、毎週何曜日のこの時間なら話しやすい、という固定枠を作ると楽です。
日本の会社とアメリカから会議する場合
仕事で日本の会社と会議をする場合、時差はかなり重要です。
日本の会社の営業時間は、一般的に午前9時から午後5時、または午後6時ごろです。
アメリカ側から見ると、日本の営業時間は自分の前日夜から深夜、または早朝に重なります。
東海岸の場合、日本の午前9時は、夏ならアメリカ前日の夜8時、冬なら前日の夜7時です。
日本の午後1時は、東海岸では夏なら深夜0時、冬なら前日の夜11時です。
つまり、東海岸から日本の会社と会議をするなら、日本の朝9時から11時ごろに設定すると、アメリカ側は前日の夜8時から10時ごろで済みます。
日本の午後に会議を入れると、アメリカ側は深夜になりがちです。
西海岸の場合はさらに早く、日本の午前9時がアメリカ前日の夕方5時または4時になるため、日本の朝に合わせた会議は比較的やりやすいです。
日本側にお願いしたい会議時間
アメリカ在住者が日本の会社と会議をするなら、日本時間の午前9時から午前11時開始が最も現実的です。
この時間帯なら、アメリカ側は前日の夕方から夜です。
日本時間の午後1時以降になると、アメリカ側は深夜または早朝になりやすいです。特に東海岸では、日本の午後会議がアメリカの真夜中になることがあります。
日本側が普通に午後2時、午後3時、午後4時の感覚で会議を入れると、アメリカ側にはかなり厳しいことがあります。
そのため、メールで会議時間を調整する時は、
日本時間の午前中ですと、こちらの夜の時間帯にあたり参加しやすいです。
と一言添えるとよいです。
英語なら、
Morning time in Japan would work best for me, as it corresponds to evening time in the U.S.
と言えます。
アメリカの会社と日本から面接する場合
日本からアメリカの会社のオンライン面接を受ける場合も、時差はとても大事です。
アメリカ企業は、候補者が日本にいると知っていても、アメリカ側の営業時間で候補日を出してくることがあります。
たとえば、アメリカ東部の午前10時は、日本では夏なら夜11時、冬なら深夜0時です。
アメリカ東部の午後2時は、日本では夏なら翌日午前3時、冬なら翌日午前4時です。
つまり、日本からアメリカ東部の企業面接を受ける場合、アメリカの午前中に設定してもらうと、日本では深夜から夜遅い時間になります。
日本側にとってまだ現実的なのは、アメリカ東部の朝8時から10時ごろです。日本では夜9時から深夜0時ごろです。
西海岸の会社の場合、アメリカ太平洋時間の朝8時は、日本では深夜0時または午前1時ごろです。西海岸の午前中の面接は、日本側には深夜になりやすいです。
日本からアメリカ企業の面接を受ける場合は、候補時間を受け取ったら、必ず自分の日本時間に変換してから返事しましょう。
アメリカの教授へ日本から連絡する場合
日本からアメリカの大学教授に連絡する場合も、時間帯を考えると印象が良くなります。
教授へのメールは、基本的にいつ送っても構いません。メールは相手が都合の良い時に読むものです。
ただし、Zoom面談や電話をお願いする場合は、相手の現地時間に配慮する必要があります。
アメリカの教授は、授業、オフィスアワー、学内会議、研究、学生対応で忙しいです。日本側の都合だけで、日本時間の昼、つまりアメリカの深夜に面談を希望するのは避けた方がよいです。
日本からアメリカ東部の教授に面談をお願いするなら、アメリカ東部の朝8時から10時、日本では夜9時から深夜0時くらいが比較的現実的です。
アメリカ側の午後に合わせると、日本では深夜から明け方になります。
メールには、必ず時間帯を書きましょう。
I am currently in Japan, so I am in Japan Standard Time.
私は現在日本にいるため、日本標準時で動いています。
Would any of the following times work for you? I listed both Japan time and Eastern Time below.
以下の時間でご都合のよいものはありますか。日本時間と東部時間の両方を記載しました。
このように書くと、相手に親切です。
日本の銀行・役所・病院にアメリカから電話する場合
アメリカ生活中に、日本の銀行、役所、年金事務所、病院、学校、保険会社に電話しなければならないことがあります。
これがなかなか大変です。
日本の窓口は平日の日中しか開いていないことが多いからです。
日本の午前9時に電話したい場合、東海岸では前日の夜8時または7時です。西海岸では前日の夕方5時または4時です。
これは比較的かけやすい時間です。
一方、日本の午後4時に電話しようとすると、東海岸では深夜3時または2時、西海岸では深夜0時または前日夜11時になります。
つまり、アメリカから日本の公的機関や銀行へ電話するなら、日本の朝一番を狙うのが現実的です。
特に役所や銀行は、電話が混むことがあります。日本の午前9時直後、または午前10時台が狙い目です。
在米側から見ると、前日の夜に電話することになります。
日本の夜に連絡するときの文化的注意
日本の家族や友人に連絡する時、日本の夜は一見よさそうに見えます。
仕事が終わっている。学校も終わっている。家にいる。ゆっくり話せそう。
しかし、日本の夜8時から10時は、家庭によってはとても忙しい時間です。
夕食。
お風呂。
子どもの宿題。
翌日の準備。
寝かしつけ。
高齢の親ならもう寝る準備。
日本は夜に家族の細かい生活タスクが集中しやすいです。
アメリカ側が朝だから元気でも、日本側は一日の終わりで疲れていることがあります。
特に、高齢の親に日本時間の夜遅く電話するのは避けた方がよい場合があります。
日本の家族と定期的に話すなら、日本の午前中、または日本の夕方早めなど、相手の生活リズムに合う時間を探しましょう。
アメリカ側の朝は意外と日本と合わない
アメリカの朝に日本へ連絡しようとすると、日本は夜です。
東海岸の朝7時は、日本の夜8時または9時です。これは一見ちょうどよく見えます。
しかし、在米側の朝は、子どもの学校準備、出勤、犬の世話、お弁当、通勤、学校バス、メール確認などでバタバタしがちです。
日本側も夕食やお風呂の時間で忙しいことがあります。
つまり、両方が生活のバタバタ時間になる可能性があります。
家族への短い連絡ならよいですが、込み入った相談、相続、銀行、病院、介護、学校関係などの話は、アメリカの朝ではなく、アメリカの夜、日本の午前中に回した方が落ち着いて話せることが多いです。
大事な電話は相手の営業時間と自分の集中力を両方考える
時差調整で大事なのは、相手の営業時間だけではありません。
自分がその時間に頭が働くかどうかも大事です。
たとえば、日本の会社の会議に合わせて、アメリカ東海岸の夜11時に出席する。これはできなくはありません。でも、内容が大事な契約、面接、研究発表、大学の面談、医療相談なら、夜遅くの自分の集中力も考えた方がよいです。
逆に、日本からアメリカ企業の面接を深夜2時に受ける場合、英語力以前に、脳が疲れている可能性があります。
大事な場面では、ただ空いている時間を選ぶのではなく、自分がきちんと話せる時間を選ぶことが大事です。
英語面接、教授面談、仕事の交渉、病院のセカンドオピニオン、弁護士相談などは、眠すぎる時間を避けるのが理想です。
どうしても深夜・早朝になる場合は、前後の予定を軽くし、事前にメモを作り、録音可否やフォローアップメールの準備をしておくと安心です。
会議招待ではタイムゾーン表記を必ず入れる
国際的な会議や面接で一番危険なのが、時間だけ書いてタイムゾーンを書かないことです。
9:00 AM とだけ書くと、どこの9時なのかわかりません。
日本時間なのか。
東部時間なのか。
太平洋時間なのか。
夏時間なのか。
冬時間なのか。
必ずタイムゾーンを入れましょう。
Japan Time
JST
Eastern Time
ET
EDT
EST
Pacific Time
PT
PDT
PST
アメリカでは、夏時間中はEDTやPDT、冬時間中はESTやPSTになります。ただし、相手が略称を厳密に使わない場合もあるので、ETやPTと書く方が安全なこともあります。
例文としては、
Tuesday, June 10 at 9:00 AM Japan Time / Monday, June 9 at 8:00 PM Eastern Time
このように、両方の時間を書くと間違いが減ります。
カレンダーアプリを信用しすぎない
Google CalendarやOutlookは、タイムゾーン変換を自動でしてくれるので便利です。
ただし、招待を作る人のタイムゾーン設定が間違っていると、ずれます。
また、自分が日本へ一時帰国中、アメリカから日本へ移動中、スマホのタイムゾーンが自動変更された時などに混乱することがあります。
大事な予定は、カレンダーだけでなく、メール本文にも時間を明記しましょう。
たとえば、
Just to confirm, our meeting is scheduled for Wednesday at 10:00 AM Japan Time, which is Tuesday at 9:00 PM Eastern Time.
確認ですが、会議は日本時間の水曜午前10時、東部時間の火曜午後9時で合っています。
この一文を入れるだけで、かなり安全になります。
夏時間の切り替わり週は要注意
3月と11月の夏時間切り替わり週は、本当に注意です。
アメリカでは3月の第2日曜日に夏時間が始まり、11月の第1日曜日に終わります。
日本は夏時間を使わないため、日米の時差がこの時期に1時間変わります。
毎週同じ時間に日本と会議をしている場合、アメリカの夏時間開始・終了により、日本側の時間が1時間ずれることがあります。
特に危険なのは、定例会議、オンライン授業、国際会議、面接、締切、ライブ配信、ウェビナーです。
カレンダーアプリが自動調整してくれる場合もありますが、全員の設定が正しいとは限りません。
3月と11月は、念のため、
Due to the daylight saving time change in the U.S., could we reconfirm the meeting time?
アメリカの夏時間変更があるため、会議時間を再確認できますか。
と確認するのがおすすめです。
日本との時差を文化として考える
日米の時差は、単なる時間計算ではありません。
時差には、生活リズム、働き方、家族観、連絡文化の違いが表れます。
日本では、会社の営業時間、学校の時間、家庭の夕食時間、寝る時間、休日の過ごし方が、比較的社会全体で似ている傾向があります。
一方、アメリカでは地域差、職種差、家庭差が大きく、朝型の人もいれば、夜に仕事をする人もいます。リモートワークやフレックス勤務も広がっています。
また、日本では相手の都合を先回りして配慮する文化が強い一方、アメリカでは自分の都合を明確に言い、都合が合わなければ調整する文化があります。
時差のある相手と連絡を取る時は、この違いも意識した方がよいです。
日本側は、夜遅い時間にお願いしてしまって申し訳ない、と考えることがあります。
アメリカ側は、この時間は無理です、別の候補をください、と比較的はっきり言うことがあります。
どちらが良い悪いではなく、時間調整の文化が違うのです。
家族連絡は無理なく固定化する
日本の家族との連絡は、時差があるとだんだん面倒になりがちです。
電話しようと思っていたのに、相手は寝ている。
LINEを送ったら返事が翌日になる。
親が電話を待っていたのに、こちらが忙しくて忘れる。
子どもを見せたいのに、日本はもう夜遅い。
こういう小さなすれ違いが続くと、距離がさらに遠く感じます。
おすすめは、固定枠を作ることです。
毎週日曜のアメリカ夜、日本の月曜朝。
毎週土曜のアメリカ朝、日本の土曜夜。
月2回、決まった曜日と時間。
家族で時間を決めておくと、毎回調整しなくて済みます。
親世代にとっても、いつ電話が来るかわかっている方が安心です。
子どもと日本の祖父母をつなぐ時差
在米家庭で子どもを育てていると、日本の祖父母とのつながりを保つためにビデオ通話をする家庭も多いと思います。
この場合、子どもの機嫌がよい時間と、日本の祖父母の都合がよい時間を合わせる必要があります。
小さい子どもは、眠い時間やお腹が空いている時間にビデオ通話をしても、なかなかうまくいきません。
在米側の夜、日本の朝は便利ですが、子どもが寝る直前で機嫌が悪いこともあります。
週末なら、在米側の朝、日本の夜を使う方法もあります。日本側がまだ起きていて、在米側の子どもが朝で元気な時間です。
ただし、西海岸ではアメリカ朝が日本の深夜に近くなることもあるので、地域によって調整が必要です。
国際結婚家庭では両家の時間感覚が違う
国際結婚家庭では、日本側の家族とアメリカ側の家族で、連絡の期待値が違うことがあります。
日本の家族は、定期的な報告、子どもの成長写真、行事ごとの連絡を大事にするかもしれません。
アメリカの家族は、もっとカジュアルに、思いついた時にテキストや写真を送る感覚かもしれません。
時差があると、日本側の連絡が遅く感じたり、アメリカ側の返事が雑に見えたりすることもあります。
ここで大事なのは、時差で返事が遅れることをあらかじめ説明しておくことです。
アメリカでは今夜なので、明日返事します。
こちらは朝が忙しいので、夜に電話します。
日本の午前中が話しやすいので、その時間にしましょう。
このように言っておくと、相手も待ちやすくなります。
日本からアメリカへ電話する時の注意
日本からアメリカへ電話する場合、アメリカの営業時間に合わせる必要があります。
たとえば、日本からアメリカの大学、企業、病院、弁護士、役所、銀行へ電話する場合です。
アメリカ東部の午前9時は、日本では夜10時または11時です。
アメリカ西海岸の午前9時は、日本では深夜1時または2時です。
つまり、日本からアメリカ西海岸の機関へ電話するのは、かなり夜遅くなります。
メールで済む内容なら、まずメールがおすすめです。
電話が必要なら、相手のオフィスアワーを確認し、日本側で無理のない時間を選びます。場合によっては、アメリカ側の朝一番に合わせて、日本側が夜遅く電話することになります。
時差で失敗しないための実用ルール
日米時差で失敗しないためには、いくつか自分なりのルールを作っておくと楽です。
まず、会議や面接は必ずタイムゾーン付きで確認します。
次に、相手の時間を先に考えます。日本の家族なら日本時間。アメリカの教授なら教授の現地時間。日本の会社なら日本時間。アメリカ企業なら企業の現地時間。
また、重要な予定は、前日に再確認します。
夏時間の切り替わり週は、1時間ずれを疑います。
カレンダーアプリに、日本時間と自分のアメリカ時間の両方を表示します。
スマホの世界時計に、Tokyo、New York、Los Angelesなどを入れておきます。
メールでは、日付も必ず入れます。時差があると、火曜日と言っても、相手には月曜日の場合があります。
使える英語表現
現在私は日本時間で動いています。
I am currently in Japan Standard Time.
現在私は米国東部時間で動いています。
I am currently in Eastern Time.
日本時間と東部時間の両方を書いておきます。
I listed both Japan Time and Eastern Time below.
アメリカの夏時間変更があるので、会議時間を再確認できますか。
Because of the daylight saving time change in the U.S., could we reconfirm the meeting time?
日本時間の午前中ですと、こちらでは夜なので参加しやすいです。
Morning time in Japan works well for me because it is evening here in the U.S.
その時間は私の地域では深夜になります。別の時間は可能でしょうか。
That time would be in the middle of the night in my time zone. Would another time be possible?
確認ですが、会議は日本時間の水曜午前10時、東部時間の火曜午後9時で合っていますか。
Just to confirm, the meeting is Wednesday at 10:00 AM Japan Time, which is Tuesday at 9:00 PM Eastern Time. Is that correct?
まとめ
アメリカ生活で日本との時差に慣れるには、少し時間がかかります。
日本は全国が同じ時間で、夏時間もありません。一方、アメリカには複数の時間帯があり、多くの地域で夏時間があります。日本はJST、UTCプラス9時間で年間を通して変わりませんが、アメリカは地域と季節によって日本との時差が変わります。
東海岸と日本は、夏は13時間、冬は14時間の差。西海岸と日本は、夏は16時間、冬は17時間の差。これを基本に、家族連絡、会社の会議、教授への連絡、企業面接、役所や銀行への電話を組み立てると、失敗が減ります。
日本の家族と話すなら、アメリカの夜、日本の朝が使いやすいです。
日本の会社と会議をするなら、日本時間の午前中がアメリカ側には現実的です。
日本からアメリカの教授や企業と面談するなら、アメリカ側の朝を狙うと、日本側では夜遅めで済むことが多いです。
日本の銀行や役所にアメリカから電話するなら、日本の朝一番が狙い目です。
そして、どんな場合でも、時間だけでなくタイムゾーンを書くこと。夏時間の切り替わり週は再確認すること。大事な面接や会議では、自分の頭が働く時間を選ぶこと。
時差は面倒ですが、慣れると自分なりの連絡リズムができます。
アメリカにいながら日本とつながるためには、時差を敵にするのではなく、生活の一部として管理していくことが大切です。
