米国留学&移住前に日本でしておく引っ越し準備5つ!体験談と解説

こんにちは、なんだろなアメリカ管理人のキョウコです。

今回は留学、国際結婚、駐在員など様々な理由でアメリカに住むことになった方々向けに、「日本を発つ前に絶対しておかなければいけないこと」を私の経験談と共にまとめました。多くの方の参考になれば幸いです。



アメリカに移住!手続きはサクサクっと済ませたい!

みなさんこんにちは~なんだろなアメリカのキョウコ@NandaroAmerica です。

留学、国際結婚、海外勤務などでアメリカに行くと決まった皆様、おめでとうございます。もうすぐ新しい生活の始まりで、ウキウキワクワクしているのではないでしょうか?

と同時に、今まで海外旅行には何度も行ったことがあるけれど、実際住むとなるとアメリカってどうなのよ、手続きとかめんどくさいしわからないわーと不安がいっぱいある方もいらっしゃるかと思います。



海外での生活は異文化に身を置くってどんなだろう、と心が踊る反面、言葉も文化も違うし、そもそもシステムも詳しく知らないし、大丈夫なのか?と思ってしまいますが、決まった以上はどーんと構えてサクサク片付けてしまいましょう!

この記事では、すでに留学やお仕事で日本からアメリカに行かれる方を前提にしています。ビザはすでに取得、住居も日本で手配してあることを想定していますので、ご了承ください。また、法律などは変わる可能性がありますので、外務省やアメリカ大使館の公式の情報を必ずご確認いただき、自己責任のもと頑張ってくださいね。

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ざっくり言うと事前にやっておかなければならんことは5タイプ

日本で事前にしておかなければいけないことは大きく分けて公的手続き、お金、医療、下調べ、人付き合いの5つです。それでは一つ一つ詳しく解説していきますね。

公的手続き

これは一番大事なことなので、優先順位は最優先でこなしていきましょう。後から後から煩雑な作業に追われてしまわないよう、常に先回りして処理できるのがベストです!

役所に行く

手続きのために役所に行くと、国外転居に関連する手続きは結構あるので1日かかる大仕事です。

持っていくものは、運転免許証、パスポート、年金手帳、マイナンバー、印鑑証明、健康保険証、子ども医療費受給者証、実印、印鑑などなど。役所に事前に電話で何を持っていくべきか聞けば教えてくれるので、確認してみるのもいいですね。

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転居届を出す

まずはじめに、日本国外に1年以上渡航される方は、転居届を提出しないといけません。転居届を出さずに住民票がそのままになっていると、その間の年金、その他に税金を払わなければならなくなりますので注意しましょう。1年以内に帰って来る予定の方は大丈夫です。

転居届は、転居する日の1ヶ月前から出すことが可能でした(私の住んでいた地域では。)ので、早めに済ませて起きたい方は、飛行機に乗って出国する日を転居する日として記入して出せば受理してもらえるはずです。提出後、万が一アメリカに行かなくなった場合は、転出取り消しの手続きをきちんとしましょう。

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まず市役所、区役所の窓口の方に「留学や海外勤務のために日本を出ることになったんですけどー」というと、何をしなければいけないか、細やかに教えてもらえます。(教えてもらえない場合は、どんどん聞きましょう。)

私の場合は、転居届を出し、印鑑登録を抹消し、保険証に「何月何日まで有効(出発日)」とスタンプを押してもらい、年金の免除の手続きなどを、いただいたマニュアルのままにこなして行って一発で終わらせました。

市役所によってはそういったマニュアルがないところもあるかと思いますが、窓口の方に「海外転居前にしておくことはこれでいいんですよね?」と確認を怠らず、まとめてこなしましょう。(出発前の忙しいときに市役所に何度も行っている場合ではないですので一発で済ませたいですね。)

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戸籍謄本を一応もらっておく

戸籍謄本・抄本など、自分が日本とつながりがある証明にもなりますし、何か急に必要なハプニングが起きても慌てないで済みます。アメリカで取り寄せるのがなかなか難しい(時間がかかる)ので、持って行くために何部か貰っておきましょう。

私の場合は日本で住民票を入れていた役所と戸籍の場所が異なったため(大昔の先祖の出生地のまま)念のために3部くらいはもらっておきました。そして数年後のアメリカでの結婚の際にとても役に立ちましたよ!

なんだろなポイント!

戸籍謄本などは日本の役所で使用する場合は発行してから3ヶ月以内など期間を設けられていることが多いけれど、アメリカの役所に提出する場合は有効期限は特に設定されていなかったよ!出生の事実が記載されていることが証明できればいい、いわゆるアメリカでいうバースサーティフィケートのような役割を果たします。

国際免許を取得する

国際免許を持っていると写真入りの身分証明書に一応なりますので、運転しなくても持っていると何かと安心です。免許センターや警察署などで発行してくれます。

証明写真と(縦5センチ X 横4センチ)一枚、日本での有効期限内の免許証、パスポート、用紙、国外運転免許証交付手数料(2400円)などが必要です。申請する際に、係の方に気さくに「どこに行くんですかー?」「運転気をつけてねー」など言われた記憶があります。(どこの国に行くかと期間は確か申請用紙に記入しました。)アメリカ来たばかりで運転は怖くてしなかったけどねー。

 


番外:証明写真がすごい役に立った

ものすごい余談ですが、日本で撮った証明写真は余ったらアメリカに持って行くといいですよ。私はアメリカで自分のパスポート更新の際に薬局で撮ったのですが、お姉さんがまず素人。

フラッシュとかピントとか全く気にしない。カメラが小さいデジカメ。仕上がりの色も黄ばんでいて、用紙は市販の光沢紙。1時間待たされ、紙も自分で切らねばならず。

パスポート用が二枚で20ドルくらい。高いというかぼったくりです。なんじゃこりゃーの世界でした。プリンタと紙とスマフォがあれば自分で撮ってしまった方がよっぽど安く、早く済みます。

アメリカは場所によっては薬局でさえ車で行かねばならない場合が多々ありますので、日本で撮った写真がせっかく余っていたら節約にもなりますから、ぜひ使い切るつもりで持って行ってみてください。大学の手続きや検定試験なんかを受けるときに願書に必要になると思います!

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電気・水道・ガス・電話&インターネット・携帯電話、各種メンバーシップなどの解約

一人暮らしをしている方は、お住まいを解約したり、売却したりなどの手続きが必要ですね。その際に電気、水道、ガス、電話、インターネット、ケーブルテレビ、NHK、携帯電話、新聞の購読、雑誌などの定期購読、駐輪場や駐車場の自動支払い、ジムや習い事の解約を済ませましょう。

その他にも年会費が発生するものや途中で解約して残りを払い戻してもらえるものなどはありませんか?

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是非おすすめしたいのは、一度通帳とクレジットカードの支払いを何年分か確認して、年会費や毎月自動引き落としされているものをリスト化し、しっかりとチェック、そして一網打尽に解約する方法。クレジットカードなどが複数ある場合は一番使いたいものだけ残して、解約してしまったほうがいいかも。

電気、ガス、水道などのライフラインは事前に退去する日を言っておけば、解約手続きは事前にしても、退去日までは使える場合もあるので、相談してみましょう。



在留届を出す

在留届は日本人が日本国外に3ヶ月以上滞在する際に提出することが義務付けられています。オンラインでも郵送でもできます。アメリカについてから提出するのでも問題ないのですが、滞在先の住所が決まっているのであれば、日本にいる時でも提出することはできます。インターネットによる在留届電子届出システム 外務省ORRネット はこちら

日本にいるうちに提出する場合は、予定の出発日と決まっていれば帰国予定日を記入すれば大丈夫。そして、家族全員で渡航する場合は一世帯まとめて一枚に家族として記入できます。また、結婚を機にアメリカに行かれると言う場合、永住する場合は帰国予定は書かず、婚姻のため無期限としておけばわかってもらえます。

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アメリカについてから郵送で提出する場合は、お住まいの地域の管轄の日本領事館に提出しましょう。アメリカにある日本領事館は以下の外務省のページから確認できます。前にも書きましたが法律関係は変更する場合もあるので、その都度必ずご確認くださいね。

在アメリカ合衆国 日本国大使館 総領事館

領事館のホームページに行ったら、領事館のメーリングリストに登録するのも是非ともお忘れなく!領事館のメーリングリストはアメリカ国内の日本人への各種お知らせ、日本国籍を持つお子さん向けに教科書配布の開始、治安、災害、テロなど緊急の時の心強い公式情報源となります。

領事館まで遠い地域にお住まいの方も、時々定期的に出張領事サービスなどがありますよ。


番外:出身校の成績証明、卒業証明などの英文訳を入手する

大学へ行く留学生の場合、日本ですでに大学に行ったことがあって、単位を持っていれば、それをアメリカの大学の必要単位に充てることができる場合もあります。(学校によります)

日本とアメリカでは単位の数え方が違うので、きちんと換算するために双方の大学の事務の方が学生当人を交えず決める場合や、日本側の大学の事務の方がアメリカの大学側の示している計算方法に則って成績と単位を提出する場合が多いかと思います。

しかしながら、予期せぬ理由で事務が機能しなかったなどの事態になってしまった時を考え、自分で未開封の成績証明書、卒業証明などの文書をもらっておきましょう。

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お金

銀行・ゆうちょなど預金の整理

いずれ日本に帰ってくるのであれば、一時的に大事な銀行の口座の管理を信頼できる家族に委ねておきましょう。クレジットカードなどを持っていれば、月々の引き落としが間違いなく行っているかなどの確認や定期的な記帳をしてもらって口座の安全を守るのも必要ですね。

最近はゆうちょダイレクトというものができたので、留学生の場合、日本から申し込んでおけば、アメリカにいながら郵貯のキャッシュカードが使える場合もあるようです。

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オンラインバンキングの手続き

オンラインバンキングに対応している大手銀行であれば、アメリカにいても残高や取引がパソコンで管理できるので、上に書いたような家族に記帳を頼むなどの心配はなくなるかもしれません。

また、クレジットカードの引き落としや、入金がある口座であれば、家族とはいえ他人に細かいことを知られずプライバシーが守れるのもいいですね。

ちなみに最近ゆうちょダイレクトというインターネットのサービスもできたようです。ネットで申込めます!

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国際キャッシュカードなどの準備

アメリカのATMでもドルで引き出しができる外貨国際キャッシュカードを提供している銀行もあります。(プレステア)シティバンク系のATMであれば、ATMの使用料も無料になる場合があるようです。

日本から国際送金をするよりも手数料の節約になるので、日本の口座から現地(アメリカ)でドルを引き出して使っていくタイプのライフスタイルを計画している方は重宝しますね。

プレステアは元シティバンクなので口座開設もオンラインと郵送ですることができます。

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クレジットカードのサービス内容と限度額などの確認

クレジットカードの限度額が低い場合、アメリカの生活を始めたばかりの頃は物入りであっという間に限度額に達してしまうことがあります。ついたばかりの頃は、小さな家具を買ったり、生活用品を揃えるだけで結構な出費がかさみます。

また、航空券など高額な買い物をカードですることも予期して、クレジットカードの限度額をオンラインや国際電話などで必要な時に上げたり下げたりする方法をきちんと調べておきましょう。


ポイントを使い切っておく

今まで日本のお店で貯めておいたポイントは使い切ってしまうといいですね。有効期限が切れてしまうと今までためた努力がパーになってしまいますからね。

 

医療

抗体検査と予防接種

日本ですでにアメリカの大学への進学が決まっている方は、多くの方がすでにご存知だとは思いますが、抗体検査及び予防接種を日本にいる間にしておくことをお勧めします。

アメリカの大学では破傷風とジフテリアの予防接種(ところによってはプラス百日咳も)は10年以内に受けている必要があり、はしか、風疹、おたふく風邪(MMR)、水痘などの抗体があることを証明する紙を持参するか、抗体の値が十分でない場合は接種してから入学をします。

なんだろなポイント!

アメリカについてから抗体検査をする場合、面倒臭かったり、費用が日本でよりも高くなる場合があるので可能であれば日本で抗体検査の結果を英語で入手しておくといいよ!日本のお医者さんに英語で書いてもらうよう頼んでみよう!

アメリカ留学の準備を前もって時間をかけてしてきた方、あるいは交換留学などで大学との連絡が密にとれている方はすでに準備を済ませてきたかと思いますが、万が一抗体検査や予防接種を済ませていない方は早めに準備をしましょう。

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母子手帳のコピーや主治医からの資料、お薬手帳など

留学生の場合は念のため、自分の今までの既往症やワクチン接種の履歴がわかる母子手帳のコピーを持っていきましょう。

既往症などがある方も、日本の主治医から資料をもらっておいたり、お薬手帳などをきちんと持っていきましょう。

お子さんがいるご家庭での転勤などによるアメリカ渡航の際も同様に、お子様の母子手帳を始め、家族全員の既往症やお薬などの資料を持っていきましょう。

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下調べ

生活費のシミュレーション

アメリカは広いので、地域によって携帯電話のサービス内容を始め、生活費などが大きく変わります。

寮、アパート、ルームシェア、ハウスシェア、ホームステイ、借家など、様々な居住形態で調べる内容はそれぞれ異なりますが、実際に光熱費、携帯電話、インターネット、食費などはどのくらいになりそうか、どのくらいに納めないといけないか計算しておきましょう。


生活圏内の環境を知る

ニューヨーク、ボストン、ロサンゼルスなど大都市では家賃も東京並み、あるいはそれ以上の水準の地域が多くあります。

実際にそこに住んだ人のブログや現地の日系の不動産サイトなどをめぐって、あなたが行く地域の生活はどんなものなのか把握しておくといいですね。

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交通機関など

公共交通網、バス、地下鉄などが発達した地域では車なしの生活でもなんとかなる場合があります。しかしながら、公共交通網が元々整備されていない都市がアメリカでは大半です。

そう言ったことも加味して、スーパーマーケットまではどう行くのかなども知っておくといいですね。

実際どんな暮らしになるかイメージ

私の場合は遊ぶことは視野に入れずに、最初は語学上達に専念しようと思ったので、大学内の寮に滞在し、徒歩で行けるスーパー、飲食店、薬局、本屋などを確認しておきました。実際に住み始めないと方向感覚までは身につきませんが、車を所有しないライフスタイルできちんと暮らせる条件を満たせるかどうか把握してから行きましたね。

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緊急時の英会話

出発前は忙しく精神的にもゆとりがないとは思いますが、特に医療、緊急時の英会話は事前に準備しておくといいですね。

自分の既往症やどういう風に、どこが痛い、などが説明できる単語を調べたり、住む予定の地域の救急医療や病院はどこなのかも把握しておきたいものです。

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人付き合い

行く前に是非ともしておきたい「気持ち」上のこととして、人と会ったり連絡を取ったりしておくことが挙げられます。これは海外に長期間行くための物理的な準備とは違って、自分の精神的な区切りや、お世話になっている周りの方への配慮など、基本的な気配りの部分であると思います。

飛行機にさえ乗れれば、誰もが簡単に行って帰ってこれる時代ではありますが、それでも遠く離れて暮らすということには大なり小なりの様々な覚悟がありますよね。

日本を離れている間に悲しい別れが起きない事が一番望ましいですが、それだけは誰も予想できませんので、行ってくる前にできるだけ大事な人々に気持ちを伝えておきましょう。

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友達と会っておく

海外に住めば、いつか帰ってくるとしてもなかなか会うことはできなくなります。

アメリカで生活してくるよーと出発前に伝えておけば、後々「そんなに大事なことを言わずに行っちゃったの?!」とびっくりされることもないですし、「アメリカに行ってみたいし、せっかくだから尋ねて行ってもいい?!」みたいな楽しい展開になるかもしれませんね!


家族と時間を過ごす

ご両親、そして年配のおじいさんおばあさんにとっては子供が遠く離れたアメリカで長期間暮らすことは大変な心配です。

心労をかけさせないことはできませんが、良いコミュニケーションを取り、なるべく安心させてあげましょう。感謝の気持ちを伝えることを忘れずに。

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親戚縁者・恩師などに連絡を取っておく

実際に出発前に会えなくても、一言アメリカに行ってくる旨を伝えておけば、後から精神的にも連絡がしやすくなります。

中には旅行を兼ねて訪ねて来たい人もいるかもしれませんし、現地の新しい友人や先生方にも紹介できるかもしれません。

人と人のつながりは非常に大切で、積極的にネットワークを作っていけば、あなたにとって大変有益なものとなります。

以下、アメリカに留学されている方向けのお勧めアイテムコレクションです。眺めていると楽しくなるグッズがたくさんよー。

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まとめ

いかがでしたか?アメリカ生活を始める前に、日本でしておかなければならない手続きなどは想像通りたくさんありますが、知っていれば次々とこなせるので、早めに対処しておきたいものですね。

お読みいただきありがとうございました!

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