こんにちはー。なんだろなアメリカのキョウコ@NandaroAmericaです。
アメリカで生活していると、食品、薬、サプリ、化粧品、ベビー用品、子どものおもちゃ、車、カーシート、家電、家具など、さまざまな商品のリコール情報を目にします。
Recall、リコールとは、商品に安全上の問題、表示ミス、異物混入、アレルゲン未表示、故障、発火、窒息、けが、健康被害などの可能性があり、メーカーや政府機関が回収、修理、交換、返金などを案内することです。
アメリカでは、商品カテゴリーごとに管轄する政府機関が違います。
食品はFDAやUSDA。
子ども用品や家電、家具、おもちゃなどはCPSC。
車、タイヤ、カーシートはNHTSA。
肉、鶏肉、卵製品の一部はUSDA FSIS。
医薬品、医療機器、サプリ、化粧品はFDA。
つまり、リコール情報を調べたい時に「どこを見ればいいのか」がわかりづらいのです。
この記事では、アメリカでリコール製品を買ってしまった場合にまず何をすればいいか、どこで確認できるか、返品・返金・修理・交換の流れ、公式サイトのリンク、子ども用品や食品の注意点をまとめます。
なお、リコール情報は随時更新されます。この記事は一般的な情報提供です。実際に対象商品がある場合は、必ず公式リコール情報、メーカー、購入店舗、医療機関、または該当する政府機関の最新情報を確認してください。
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リコール製品を買ったかもと思ったら、まず使用を止める
リコールかもしれない商品が家にあると気づいたら、まず使うのを止めます。
食品なら食べない。
薬やサプリなら飲まない。
子どものおもちゃなら子どもから離す。
ベビー用品なら赤ちゃんに使わない。
家電ならコンセントを抜く。
車なら運転を控えるべきリコールか確認する。
カーシートなら指示を確認するまで使い方を変えない。
リコールには、すぐに危険なものと、特定条件で危険になるものがあります。食品なら食中毒やアレルゲン、子ども用品なら窒息、転倒、はさまり、鉛、火傷、家電なら発火、車なら事故につながる可能性があります。
「まだ使えそう」「うちは大丈夫そう」と自己判断しない方が安全です。
まずは使用を止め、商品名、ブランド、型番、ロット番号、賞味期限、シリアル番号、購入日、購入店舗を確認しましょう。
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リコールかどうか確認する時に見る情報
リコール対象かどうかは、商品名だけでは判断できないことがあります。
同じブランドでも、特定のロットだけ。
同じ商品でも、特定の賞味期限だけ。
同じ車種でも、特定の年式だけ。
同じベビー用品でも、特定のモデル番号だけ。
同じ薬でも、特定の製造番号だけ。
ということが多いです。
確認する時は、次の情報を探します。
商品名
ブランド名
メーカー名
UPCコード
Lot number
Batch number
Serial number
Model number
Use by date
Best by date
Expiration date
製造日
購入店舗
購入日
車の場合はVIN
カーシートの場合はモデル番号と製造日
食品や薬はパッケージを捨ててしまうとロット番号がわからなくなることがあります。リコール情報が出た時は、すぐに捨てず、写真を撮っておくとよいです。
まず見るべき総合サイト Recalls.gov
アメリカのリコール情報を広く確認したい時は、まず Recalls.gov が便利です。
公式サイト
https://www.recalls.gov/
Recalls.gov は、複数の米国政府機関のリコール情報へつながる総合サイトです。食品、医薬品、車、消費者製品、ボート、環境関連など、カテゴリ別に確認できます。
ただし、すべての情報が一つの検索窓できれいに出るわけではありません。商品カテゴリーによっては、各機関の公式サイトで検索した方が早いこともあります。
迷ったらまず Recalls.gov。
商品カテゴリーがわかっているなら、該当機関の公式サイト。
家電・家具・おもちゃ・子ども用品は CPSC
子どものおもちゃ、ベビーベッド、ハイチェア、家具、家電、電動工具、スポーツ用品、自転車、衣類、アクセサリー、家庭用品などのリコールは、CPSC、U.S. Consumer Product Safety Commission が管轄することが多いです。
公式サイト
https://www.cpsc.gov/Recalls
CPSCのリコールページでは、商品名、ブランド、カテゴリー、日付などで検索できます。
子ども用品は特にCPSCを確認する価値があります。
ベビーベッド
バシネット
ハイチェア
ベビーカー
おもちゃ
子ども服
子ども用アクセサリー
家具転倒防止関連
リチウム電池商品
家庭用家電
電気毛布
ヒーター
キャンドル関連商品
こうしたものは、事故やけがに直結することがあります。
中古で買ったベビー用品、Facebook Marketplaceで買ったもの、ガレージセールでもらったもの、知人から譲ってもらったものは、使用前にCPSCで検索する習慣をつけると安心です。
食品・薬・サプリ・化粧品は FDA
食品、医薬品、サプリメント、医療機器、化粧品、ペットフードなどは、FDA、U.S. Food and Drug Administration のリコール情報を確認します。
公式サイト
https://www.fda.gov/safety/recalls-market-withdrawals-safety-alerts
FDAのリコールページでは、Recalls、Market Withdrawals、Safety Alerts が確認できます。
FDAが関係するリコールでは、次のような理由がよくあります。
サルモネラ
リステリア
E. coli
異物混入
未表示アレルゲン
薬の成分量の問題
サプリの未承認成分
化粧品の汚染
医療機器の不具合
ペットフードの汚染
食品リコールでは、商品名だけでなく、賞味期限、ロット番号、UPCコードを必ず照合しましょう。
アレルギーがある方、妊婦さん、小さな子ども、高齢者、免疫が弱い方は、食品リコールを特に注意して確認した方がよいです。
肉・鶏肉・一部の卵製品は USDA FSIS
肉、鶏肉、加工肉、ソーセージ、冷凍肉製品、チキンナゲット、ミートボール、肉入り冷凍食品などは、USDA FSIS、Food Safety and Inspection Service が管轄することがあります。
公式サイト
https://www.fsis.usda.gov/recalls
USDA FSISのリコールページでは、肉・鶏肉・卵製品のリコールやPublic Health Alertsを確認できます。
食品でも、FDAとUSDAで管轄が分かれるため、少しややこしいです。
野菜、果物、シリアル、スナック、サプリ、魚介類、乳製品などはFDA。
肉、鶏肉、加工肉などはUSDA FSIS。
と覚えておくと探しやすいです。
ただし、商品によっては判断が難しいため、食品リコールを探す時はFDAとUSDA FSISの両方を見ると安心です。
車・タイヤ・カーシートは NHTSA
車、トラック、バイク、タイヤ、カーシート、車両関連部品のリコールは、NHTSA、National Highway Traffic Safety Administration で確認します。
公式サイト
https://www.nhtsa.gov/recalls
車の場合は、VIN、Vehicle Identification Number を入力して、自分の車に未修理のリコールがあるか確認できます。
VINは車の17桁の識別番号です。運転席側のダッシュボード、車検証のような書類、保険証書、車の登録書類などに記載されています。
車のリコールでは、修理が無料になることが多いです。対象車両の場合は、ディーラーに連絡して予約し、リコール修理を受けます。
注意したいのは、中古車です。中古車を買った場合、前の所有者宛にリコール通知が行っていて、自分には届かないことがあります。中古車を買ったら、NHTSAでVIN検索する習慣をつけると安心です。
カーシートもNHTSAの対象です。子どもが使うものなので、モデル番号と製造日を確認し、リコールが出ていないか時々チェックしましょう。
小売店のリコールページも確認する
政府公式サイトに加えて、購入したお店のリコールページも確認すると便利です。
Walmart
https://corporate.walmart.com/recalls
Amazon Product Safety and Recalls
https://www.amazon.com/gp/help/customer/display.html?nodeId=GLD7VXFKV4AWU78X
Costco、Kroger、Trader Joe’s、Whole Foods、CVS、Walgreens、Home Depot、Lowe’sなども、商品リコール情報を掲載することがあります。
AmazonやWalmartなどオンライン購入の場合、購入履歴から対象者へメールや通知が来ることもあります。ただし、通知を見落とす可能性があるので、気になる商品は自分でも確認しましょう。
私の経験では、10年くらい前にコストコで買った冷凍ブロッコリーに食中毒の恐れがあるというのがわざわざハガキできました。でもすでに食べてしまっていた(笑)ので返品や返金の手続きはしませんでした。大丈夫だったから良かったですけども。
リコール対象だった場合にすること
自分の持っている商品がリコール対象だとわかったら、リコール案内に書かれている指示に従います。
多くの場合、次のような対応になります。
使用を中止する。
子どもの手の届かない場所へ移す。
商品を店舗へ返品する。
メーカーへ連絡する。
オンラインフォームに登録する。
返金を受ける。
交換品を受け取る。
修理キットを受け取る。
無料修理を予約する。
食品は捨てる。
写真やレシートを提出する。
リコールごとに対応が違います。
絶対に、自己判断で修理したり、使い続けたり、他人に譲ったりしないようにしましょう。
リコール対象品を寄付する、売る、Facebook Marketplaceに出す、知人にあげる、ガレージセールで売る、というのも避けてください。
レシートがなくても対応できる場合がある
リコール品の返品や返金では、レシートが必要なのではと思うかもしれません。
もちろん、レシートや購入履歴があれば手続きは楽です。
しかし、リコールによっては、レシートなしでも返金、交換、修理キット、無料修理の対象になることがあります。
特に安全リコールの場合、メーカーや小売店はレシートよりも対象商品かどうかを重視することがあります。
必要になる可能性があるものは、次の通りです。
商品の写真
モデル番号
シリアル番号
ロット番号
UPCコード
賞味期限
購入店舗
購入時期
レシート
オンライン購入履歴
名前と住所
メールアドレス
レシートがないから諦めるのではなく、まずリコール案内を読み、メーカーや店舗に問い合わせましょう。
食品リコールの場合
食品リコールの場合は、対象商品を食べないことが第一です。
リコール情報を見つけたら、手元の商品と次の情報を照合します。
ブランド名
商品名
サイズ
UPC
Lot number
Best by date
Use by date
販売地域
購入店舗
対象商品だと確認できたら、リコール案内に従って、返品するか、捨てるか、返金手続きをします。
商品を捨てる場合でも、返金のためにパッケージ写真やロット番号が必要なことがあります。すぐ捨てる前に写真を撮っておくと安心です。
もしすでに食べてしまい、発熱、下痢、嘔吐、腹痛、血便、脱水、アレルギー症状、呼吸困難などがある場合は、医療機関に連絡してください。
特に、妊婦、乳幼児、高齢者、免疫が弱い方は早めに医療相談した方が安心です。
薬・サプリ・医療機器のリコールの場合
薬、サプリ、医療機器のリコールは、自己判断で急に中止してはいけない場合もあります。
たとえば、処方薬や医療機器の場合、急にやめる方が危険なこともあります。
リコール情報を確認したら、まず医師、薬剤師、処方元、メーカーへ相談しましょう。
市販薬やサプリの場合も、成分、ロット番号、症状を確認し、必要なら薬剤師に相談します。
もし副作用や健康被害が疑われる場合は、FDAのMedWatchに報告できる場合があります。
FDA MedWatch
https://www.fda.gov/safety/medwatch-fda-safety-information-and-adverse-event-reporting-program
子ども用品のリコールの場合
子ども用品のリコールは、かなり慎重に対応した方がよいです。
小さな部品が外れる。
窒息のおそれがある。
鉛が含まれている。
転倒する。
はさまれる。
首が絡まる。
火傷する。
ベッドやバウンサーで窒息する。
バッテリーが発火する。
こうした危険は、子どもにとって命に関わる場合があります。
対象商品だった場合は、すぐに使用をやめ、子どもの手の届かない場所に移します。メーカーの案内に従い、修理キット、交換、返金、廃棄などを行いましょう。
中古で買った子ども用品は、購入時点でリコール済みの可能性もあります。ベビーベッド、カーシート、ハイチェア、バウンサー、ベビーカー、おもちゃは、使用前に必ず調べることをおすすめします。
車のリコールの場合
車のリコールは、NHTSAでVINを入力して確認します。
公式サイト
https://www.nhtsa.gov/recalls
対象リコールが出た場合、メーカーやディーラーが無料で修理することが多いです。
リコールによっては、
すぐ修理予約をしてください。
部品が届くまで待ってください。
車を屋外に駐車してください。
運転しないでください。
充電しないでください。
チャイルドシートの使い方を変更してください。
のような重要な指示があります。
リコール通知の内容をよく読み、必要ならディーラーに電話しましょう。
中古車やリース車でも、リコール修理の対象になることがあります。
リコールメールや通知を見逃さないために
リコール情報は、自動で届く場合と届かない場合があります。
オンラインで購入した場合、Amazon、Walmart、Target、Costcoなどからメールが来ることがあります。
車の場合、登録情報をもとにメーカーから郵便が届くことがあります。
しかし、引っ越した、メールを見落とした、中古で買った、ギフトでもらった、レシートがない、フードバンクでもらった、マーケットプレイスで買った、という場合は通知が届かないことがあります。
そのため、次の習慣がおすすめです。
車は定期的にVIN検索する。
子ども用品は購入時にメーカー登録する。
カーシートは登録カードを送る、またはオンライン登録する。
CPSCやFDAのリコールメールに登録する。
購入履歴が残る店で買う。
高額商品やベビー用品は型番の写真を保存する。
公式リコールサイト一覧
アメリカ総合リコール情報
https://www.recalls.gov/
CPSC 消費者製品・子ども用品・家電・家具など
https://www.cpsc.gov/Recalls
FDA 食品・薬・サプリ・医療機器・化粧品など
https://www.fda.gov/safety/recalls-market-withdrawals-safety-alerts
USDA FSIS 肉・鶏肉・一部の卵製品
https://www.fsis.usda.gov/recalls
NHTSA 車・タイヤ・カーシート
https://www.nhtsa.gov/recalls
FDA MedWatch 医薬品・医療機器などの有害事象報告
https://www.fda.gov/safety/medwatch-fda-safety-information-and-adverse-event-reporting-program
SaferProducts.gov 危険な消費者製品の報告
https://www.saferproducts.gov/
Amazon Product Safety and Recalls
https://www.amazon.com/gp/help/customer/display.html?nodeId=GLD7VXFKV4AWU78X
Walmart Recalls
https://corporate.walmart.com/recalls
Target Product Safety Resources
https://help.target.com/help/subcategoryarticle?childcat=Product+safety+resources&parentcat=Product+Safety+%26+Recalls
問い合わせで使える英語
この商品がリコール対象か確認したいです。
I would like to check if this product is part of a recall.
この商品を買いました。どうすればいいですか。
I purchased this product. What should I do?
レシートがありませんが、返金または交換できますか。
I don’t have the receipt. Can I still get a refund or replacement?
モデル番号はこちらです。
Here is the model number.
ロット番号はこちらです。
Here is the lot number.
賞味期限はこちらです。
Here is the best-by date.
この商品をすでに使ってしまいました。
I already used this product.
この食品を食べてしまいました。
I already ate this food.
子どもがこの商品を使っていました。
My child has been using this product.
健康被害が心配です。
I am concerned about possible health effects.
返品する必要がありますか、それとも捨てればいいですか。
Do I need to return it, or should I throw it away?
まとめ
アメリカでは、食品、薬、サプリ、化粧品、子ども用品、家電、家具、車、カーシートなど、さまざまな商品でリコールが出ます。
リコール製品を買ったかもしれないと思ったら、まず使用を止め、商品名、ブランド、ロット番号、型番、賞味期限、シリアル番号などを確認します。
食品・薬・サプリ・化粧品はFDA。
肉・鶏肉・一部の卵製品はUSDA FSIS。
子ども用品・家電・家具・おもちゃはCPSC。
車・タイヤ・カーシートはNHTSA。
総合的にはRecalls.gov。
このように、商品カテゴリーごとに公式サイトを確認しましょう。
対象商品だった場合は、リコール案内に従って、使用中止、返品、返金、交換、修理、廃棄などを行います。食品を食べてしまった、薬を使ってしまった、子どもが使っていた、体調不良がある場合は、医療機関や薬剤師、メーカー、該当機関へ早めに相談してください。
アメリカ生活では、リコール情報を確認する習慣も安全管理の一部です。
特に、赤ちゃん用品、子ども用品、カーシート、食品、薬、車は、こまめに確認しておくと安心です。
