アメリカで和食!納豆の作り方 大豆と納豆菌で簡単にできる!

アメリカでも納豆が食べたい!日本では簡単に買えていた納豆、アメリカでは意外と高いですね。しかし、お家で量産することも可能で、ついに私も繰り返し作り始めました!

いくつかの注意を守れば、ほぼ新たな道具なしで簡単にできるのでまとめました。是非ご参考に!

アメリカでも毎日食べよう 納豆の作り方 大豆と納豆菌で簡単にできる!

こんにちはー。キョウコ@NandaroAmericaでーす。

私は小さい頃納豆が大嫌いだったのですが、社会人になってからだんだん食べられるようになり、10年前に日本を離れる頃は、週に何度も好んで納豆を食べるようになりました。

そして、アメリカに住んでからは無い物ねだりで無性に納豆が食べたくなることと、華麗なる加齢とともに健康のために毎日食べて血液サラサラにしたいと思うようになりました。

しかし、ニュージャージーでもアジアンマーケットの納豆は意外と高い。3パック1組で$2−3前後するので日本の価格と比べてしまうと2、3倍という感じ。これだとちょっと躊躇してしまうので、家庭で量産を試みました。(ましてや以前住んでいたオハイオでは納豆は2時間離れたところに行かないと買えなかったよ)

結果としてとても簡単に美味しい納豆が作れることがわかったので、試行錯誤しながらわかったことなどまとめました。是非参考に、美味しい納豆をいっぱい作ってみてください。



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納豆の作り方 材料編

納豆の作り方はいたって簡単です。大豆と納豆菌と水があればとりあえずOK。

大豆はどれが適しているのか

大豆は数種類試しましたが、オーガニックのをなるべく使うようにしました。一袋買うとかなり長い間使えるのですが、とにかく豆は体にいい&安いので数種類を順に使いました。

ツイッターで納豆を作られている方の多くがこちらの銘柄をお勧めされていますが、アマゾンでもOrganic Soybeans で一番に出てくるのでお勧めです。

こちらも良かったよ。


アジアンマーケットやホールフーズなどに行ける方は、量り売りでも大豆は売られているし、豆コーナーにいろいろあるかと思います。また、小ぶりの豆がいい方はかなり小さい種類の大豆もあるかと思いますので、そちらもお勧め。



納豆菌・または市販の納豆を用意

次は納豆の粘りを出す、納豆菌の用意です。アジアンマーケットなどで普通の納豆を買ってきて、茹で上がった大豆に市販の納豆を数粒加える方法や、市販の納豆菌を殺菌した水に溶いたものをかけまわす方法があります。

うちは市販の納豆を数粒混ぜる方法でやっています。納豆を食べた際に小さじ1杯分くらいの納豆を取っておいて、茹で上がった豆に混ぜています。(後ほどやり方を詳しく説明します)

納豆菌はこういうのがあります。ごく少量を水に溶いて使えばいいようなので、一回買うとかなり長い間使えそうです。

納豆の作り方 手順

納豆は発酵食品で、発酵の段階を始めると、加熱殺菌ができなくなります。(健康効果のための納豆キナーゼが壊れてしまう)なので、事前に道具などを加熱殺菌して清潔に保っておくことが大事です。

使う道具

小鍋、鍋の蓋、スプーン、保温道具、納豆菌を水に解くカップとスプーン、小分けのタッパー

私の使う道具はこれだけ。

殺菌・熱処理

発酵の際に使う道具は、なるべくミニマムにまとめて雑菌の侵入経路を断ちます。

以上の道具を煮沸して綺麗に乾燥させておくのが好ましいと感じます。(季節にもよります)健康のために納豆作っても、別の菌が同時に発生していたりして食中毒で倒れたくない(笑)

大豆を洗う

大豆をザルに入れてこすって洗います。結構ゴシゴシと洗うのがいいようです。豆にもともと雑菌がついていた場合、発酵によろしくないと読みました。

乾燥大豆は給水後は2倍以上になるので、鍋8分に作りたい場合は鍋の底から全体の3分の1以下の量を。それ以上だと、とんでもないことになります。かなり増えます。笑

大豆を水につける

洗った豆を今度は給水します。ボウルや鍋に入れて、雑菌が入らないよう蓋などして12時間ー24時間給水させます。

給水時間が足りないと芯のある硬い状態になってしまうので、中心部まで均一に水がしみるまで給水させます。

大豆を煮る・蒸す

豆の給水が終わったら、一応流水で流します。それからたっぷりの水で煮るか、インスタントポットなどの圧力鍋で加熱します。

私はスロークッカーのHighモードで数時間セットしました。4、5時間茹でました。

豆が柔らかく、指で潰せるくらいになるのがいいようです。大豆って結構いつまでも硬いのね。通常の煮豆の2倍の時間は茹でたと思います。

水を切る

大豆の加熱が終わったら、余分な水を捨てます。ここでザルなどに移すと、ザルに雑菌がついていた場合厄介なので、私は鍋に蓋をして、そのまま斜めにして茹でたお湯を捨てるようにしています。

水分は少し残っていても大丈夫です。厳密にカラッカラにしないでOK。保温する際に意外と水分が飛んでしまうので。

納豆菌投入

茹で上がり・お湯を捨てたばかりの豆はまだまだ熱いですが、鍋に蓋をして、ぬるま湯に溶いた納豆菌をかける・または市販の納豆数粒を加えてざっと混ぜます。混ぜる時のスプーンは綺麗なもので!

私は、この際にキッチンペーパー(ペーパータオル)を5、6枚厚めに重ねて鍋に蓋をし、その上に鍋付属のガラスの蓋を斜めに(完全に閉じないように)被せます。

納豆菌は増える際に酸素が必要だそうなので、密封しないである程度の通気のある状態で、でも、雑菌などが入らないように、という意味でこうしました。




30−45度程度で保温・発酵

ここまでできたら、発酵です。今の豆の入っている鍋の中は衛生的な状態だと思うので、このまま納豆菌をどんどん増やします。発酵は24時間から48時間が適しているようです。(季節や室温によって変化するようです)

納豆菌は摂氏40度(40℃)前後が一番増えると教えていただきました。(ありがとうございます!)

長時間40度をキープするのがとても難しいですが、

  1. 40度前後のぬるま湯をはった大きな鍋に鍋をそのままいれる
  2. バスタオルで包む
  3. 発泡スチロールなどの保温できる箱で保管する
  4. オーブン内を40度以下のKeepモードに保って鍋をそこに入れる
  5. ヨーグルトメーカー・インスタポットなどで40度に設定してキープする

などなど、色々方法はあるかと思います。

私は一番最初の方法を取っています。大きなスロークッカーにお湯をはって、冷めたらKeepを30分オンにする、を数時間に一度繰り返してスロークッカー内のお湯を大体40度前後に保ちました。

気をつけたいのは、ここで高温になってしまうとナットウキナーゼが破壊されて粘りが消えてしまいますので発酵が失敗してしまいます。必ず40度前後をキープ。それ以上にならないように注意しましょう。

熟成

発酵が終わったら今度は熟成です。そのまま、衛生的な状態で小分けの容器に移し、冷蔵庫で保存します。

うちでは娘のお弁当のフルーツカップに使っていた市販のタッパーを使っています。消毒の方法は、耐熱皿に乗せて濡らしてレンチンしています。↓こういうの。

こちらでも紹介したけど、こういう小さい容器もおすすめだよ。

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冷蔵庫で24時間保存すると味が馴染んでまろやかになるそうです。これで納豆が毎日食べられるぞ…。一安心。

保存方法

すぐに食べない分は冷凍保存です。

また、次回納豆を作る際も今回作った納豆を数粒利用すればいいので、種の保存(笑)としても冷凍庫で必ず1つは保存しておきましょう〜。

冷凍保存ができるから、作る際はかなりたくさん作っておくのもいいですよね。

昔ボキャブラでNATOウルグアイラウンド=納豆売るぐらいあるんど っていうのがありましたが、まさしくこの状態。売るぐらい、あるんど!貿易上の障壁は自家生産へ行き着く。

納豆食べ方いろいろ

せっかく頑張って作ったので、納豆キナーゼが死んでしまう高温での調理は避けて、いろいろと楽しみたいと思っておりますが、

  • 納豆ご飯
  • 納豆そば・うどん(冷製)
  • ひきわり納豆にしてからーの納豆巻き
  • 納豆スパゲティ
  • 味噌汁(最後に加える)
  • キムチ

なんかを毎日入れ替わり立ち替わり家族にご提供したいなと思っております。

いつまで続くかな!?定年後もちゃんと続けられるかな?




おわりに

覚えてしまえばとっても簡単な納豆の作り方でした!作ってしまえば意外と簡単!とわかって、これからの納豆ライフに希望の光が見えることかと思います。

アメリカでも自分でたくさん作って健康食を楽しみましょう〜。

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