アメリカで和菓子!あんこの作り方 材料&調理&保存方法解説!

時々なぜか和菓子が食べたくなることはありませんか?この記事ではあんこをいかにアメリカで作るかについてたっぷりご紹介します。私の友人、海外生活大先輩の蘆屋婦人にもレシピを監修していただきましたので是非参考にしてください。

小豆の買い方、そして代用できる豆、そのほか豆でできてしまう、簡単和風!日本が懐かしくなる甘いお豆のおかずなどもご紹介します。

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あんこをひたすらゼロから作るinアメリカ

日本にいた時はそんなに意識的に食べたいと思わなかった食品も、アメリカという異国に住むとなぜか異様な執着が出てきて無性に食べたくなり、作りたい!と一念発起するも、アジアンマーケットやオンラインショップで値段を見ては落胆することはありませんか?

私はその最たるもんなのですが、今日は皆さんとご一緒にあんこについて「どうやったらお安く・手軽に作れるのかin アメリカ」を語り明かしたいと思いますのでよろしくお付き合いのほどよろしくお願いします(笑)。

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アメリカでのあんこの入手方法

一番手っ取り早い方法はアジアンマーケットやAmazonでできたあんこを割高でもなんでも買ってしまうことですね。しかし、

「なんじゃこりゃ高っ!」

あるいは

「こんなもんしか入ってないのか!ぼったくりか?」

という事態に苛まれることが多いです。

金銭的な感覚は日本のまま。そこまでして食べたくない、でも食べれないのは癪に触る。コスパ的に疑問を感じる方は、手作りがいいですね。暇を見つけてあんこ作りに励みましょう!(笑)

あんこを自分で作ってみよう!

あんこ作りは、日本にいればまた簡単に材料が手に入るので簡単なのでしょうが、私は日本でわざわざあんこを作ったことはありませんでした。

作らなくても、作れなくても、意識しないうちに、おまんじゅうや大福、あんみつ、おはぎなどなど、あんこものが食べれているんですよね。

私は日本に住んでいる間、突然おしるこが食べたいと思ったことも、あずきバーが食べたいと思ったこともなく、アメリカにて海外生活大先輩のお手製大福を渡された時に「和菓子によるカタルシス」を感じることもありませんでした。

今こうやってやたらとあんこあんこ連呼してブログ記事を書いていること自体は全てアメリカ暮らしがもたらしたものです。何が起きるかわかりませんね。人生一寸先は闇を体感しております。

まあ、思いついたが吉日、あんこ、作りましょう、作りましょう。せっかくなら大量生産して小分けで冷凍保存です。

アメリカでの小豆の入手方法

アメリカで小豆をどうやって入手するかですが、

  • アジアンマーケットに行く(最も有力)
  • 普通のスーパーに行く(なんとかなるかもしれないし、ならないかもしれない)
  • オンラインで出来合いのあんこを買わずにあえて小豆を買う(ゆとりさえ感じられます)

などが方法としてあるんですが、英語で「小豆」はなんと呼ばれているかというと、要注意事項があります。

ホールフーズやちょっと高級なお店、意識高い系のお店では日本の小豆がAdzuki Beansとして売られている場合があります。そしてこういったお店は値が張っても質が高いので、できればこういうところでゲットです。

なんでAdzuki (あづき)なの?「あずき」じゃないのかな?

なんでTezuka Osamuなの?てづかおさむじゃないのかな?

…はい、どうでもいいことに気づきましたね。

アジアの言うRed Beans とアメリカの言うRed Beans が違う豆である件

気をつけたいのが、アジアンマーケットの指すRed Beans が日本でいう小豆なのに、アメリカの一般的なスーパーなどのRed Beansは全く別物です。小豆ではない他の種類のお豆です。

東西の文化の直訳ができない感がこんなところにもありました。

なんだろうかこの現象。クレイジーリッチアジアンズでアジア人がショービズ界に居場所を作った次は小豆の居場所を作る必要に気づく。

アジアンマーケットに行く時はRed Beans を買ってもOKですが、一般的アメリカンスーパーではRed BeansではなくてRed Small Beansを見つけるといいですよ!

スモールってついてるところに小豆の「小」の意味が重なって、言語はなんて美しいんだと思いを馳せますよね。(馳せないよ)

パターン1:アメリカのRed Beansしかない時

アメリカの一般的スーパーのRed Beans は日本の小豆よりもかなり大きく、そして色味もえんじ色、と日本の小豆と比べて薄いですねー。

日本の小豆は濃いダークチェリーのような感じといったらいいんでしょうか、紫みがありますよね。お赤飯なんか紫ピンクというか、赤いよね。(お飯だからね)

アメリカのRed Beansは見た目大きさがもう違うので「こりゃーあんこの小豆じゃないな」ってわかるかと思います。

ちなみに、アメリカのレッドビーンズはチリコンカンとかスープとかに大活躍ですね。潰してチーズをかけたり、潰してクリーミーにしたものをブリトーやタコスに入れたり巻いたり。

これはこれでとっても美味しいので、間違えて買っても、他の物として召し上がれるので、ぜひメキシカンにも挑戦してー。

しかしながら、あんこはお豆のペーストを砂糖と煮込んで潰してあるものですので、味的にはこのRed Beansを砂糖を加えて煮て潰しても、「なんとなくあんこ」にはなります。うん。見た目の色は再現できないけど、味はなんとか(文句言わないなら)近いものができますよ!豆ですから!

パターン2:白あんを作る際

さっきから小豆ばかり連呼していますが、白い餡を作る際はWhite Kidney(日本と同じ白いんげんです!) とかLima Beans (ライマビーンズ)といった豆を使うといいです。どちらも普通のアメリカのお店で手に入れることができます!

パターン3:乾物の小豆から作る手順

先ほども申し上げましたように(笑)あんこは「豆を砂糖と煮て潰したもの」です。ので、そんなに難しくはありません。が、乾物から作る際は時間がかかります。

今回は蘆屋婦人さんにレシピをしっかり監修していただきました。

蘆屋婦人さんは海外生活が長く、お料理がとても上手な私のアメリカ生活大先輩でいらっしゃいます。このレシピがあれば、あんこが簡単に、好きな時に作れますよ!

蘆屋婦人の余計なお世話あんこレシピ(笑)

  1. 洗う:豆を洗い、ゴミがあれば綺麗に取り除き、虫食いがある豆があれば適宜捨てます。
  2. ひたす:水に浸します。時間は半日とか一晩とか言われていますが、結局は豆の乾燥度によるところが大きいと思いますので、気温、水温など加味しながら適宜時間を足します。寒い時期はより長い時間がかかります。
  3. 茹でる: いったんザルにあけて、あたらしい、ひたひたの水を入れて、蓋をして、一旦沸騰したあとは弱火で、約1時間、豆が柔らかくなるまで、ことこと茹でる。苦味がなくなるまで、3を1〜2回繰り返す。
  4. 潰す:潰す時はバーミックスが便利!お鍋の中で手軽に潰せる(スムージー状態にできる)ので大人気アイテムですね。水をこぼした鍋に直接バーミックスを突っ込み、1−2分、ガーっと、粒をつぶす。 完全に潰せば「こし餡」風、手抜きなら「粒あん」になる。(バーミックスがなければ、マッシャーで小豆を潰す。)
  5. 砂糖を加える:熱いうちに、味をみながら、少しづつ甘味料(砂糖、ハチミツ、Agave、Stevia など)適量と微量の塩を投入し、しゃもじでよくかき混ぜる。一般的に小豆と砂糖の重量での割合は1:1 だが、私は、小豆の重量の半分の重さの砂糖を使います。弱火にかけ、「モーゼの紅海渡り」状態になるまでしゃもじでかき回す。
  6. 裏ごしする;滑らかな餡にするためにはハンドブレンダーやフードプロセッサーで潰した後に裏ごしします。私はここはスキップです。(笑)
  7. 保存:粗熱が取れたら、ゴルフボールの大きさに丸めておくと、そのまま使うにせよ、冷凍するにせよ、使いやすい。

蘆屋婦人さんありがとうございましたー!「モーゼの紅海渡り」(笑)のところがツボです!あんこの柔らかさを測るにはすごいいい例えですね!

ちなみに、蘆屋婦人さんは大福づくりもお得意なんです!すごく美味しかったです。今度いちご大福づくりを見学させていただける(手伝わないのか)ので、とっても楽しみです。また作り方を伝授してください!

→伝授していただきました!

アメリカ料理ー米国で手に入る材料で電子レンジでできる極旨いちご大福を作ろう!ー

パターン4:小豆がない場合の代替策

レッドキドニービーンズを煮て潰して砂糖を混ぜるのでも、色は薄いですが、あんこらしいものになります。

戻し方、煮方などは小豆と基本的に同じです。日本の小豆と比べて豆がもともと大きい分、水で戻す時間を多めに設定したほうがいいかもしれません。(予想以上に大きくなるかもしれないので)戻し時間は、気温でも左右されますので、寒い時期は多めに。

缶詰のレッドキドニービーンズの水煮(大抵塩味がついている)を利用するのでも、水に戻して煮る時間が大幅に省けますので楽ですね。塩味を薄めるには缶詰の水は全部捨ててさっとすすぐ、などの工夫が必要です。

パターン5:ホワイトキドニービーンズで白あんを作る

先ほどもちょろっとお伝えしましたが、白あんに最適な「白インゲン豆(花豆)」はアメリカで売られているWhite Kidney Beans と同じもののようです。

White Kidney Beansはアメリカのスーパーでも普通に売られていますので、小豆のあんこを作るよりも材料的にはぐっとハードルが低くなりますね!

パターン6:レッドキドニービーンズで金時豆を作る

レッドキドニービーンズは日本でいう赤インゲン豆です。赤インゲン豆はお弁当のちょこっとした一品や御茶請けでおなじみの「金時豆」のお豆。

ということはアメリカでも金時豆は作れるわけですね。日本で作ったことないけどね。(汗)

味付けは砂糖、醤油、だしの三つでできます。照りを出したい場合はみりんかシロップを少量入れるといいですね。

ちょっと付け合わせにこんなものがあると、かなり和風な感じになるんじゃないでしょうか。(笑)

あんこができたらどう保存するか

あんこを大量に作った場合、タッパーやジップロックバッグに入れて小分けに冷凍保存しておくのをお勧めします。

そして適宜小出しに使い、いろいろな料理に使ってみると楽しいですね。あんこがあると

あんこバターホイップクリームトースト、ぜんざい、おしるこ、大福、あんまん、羊羹、どらやき などがとりあえず作れますね。応用次第でその他も無限大です。これで一安心!(笑)

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まとめ

はい、アメリカでいかに小豆、またはそれらしい豆を入手してあんこを作るかについてお話ししました。意外と簡単にできますので、どうしても食べたくなったらこんな感じでおうちであんこを作ってみるのはどうでしょうか?

 

お読みいただきありがとうございました!

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