めんつゆがなくても大丈夫|在米日本人のための現実的な作り方
アメリカの一般的なスーパーでは、うどん・そば・そうめんなどの乾麺は割と普通に手に入ります。しかし――肝心のめんつゆがない。
乾麺を握りしめ、「で、どうやって食べろと?」と心の中で叫び、途方に暮れた経験。在米日本人なら一度はあるのではないでしょうか。
アメリカの消費者はきっとこう思っているはずです。
「これ、照り焼きソースで食べるやつ?」
「チキンブロスに浸すの?」
いや違う、違うんだ……。
そんな和食迷子な私たちのために、めんつゆ、そしてそこから派生する「究極のポン酢」 を作ります。
なぜアメリカでは「めんつゆ問題」が起きるのか
アジアンマーケットに行けば、日本のめんつゆやだしパウダーは手に入ります。
でも、
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近くにアジアンマーケットがない
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あっても高い
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行くのが面倒
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そもそも頻繁に行かない
という人がほとんど。
私自身、オハイオ在住時代、妊娠中に異様に出汁の味を欲する「食べづわり」 に陥り、めんつゆが手に入らず、うどんを前に泣きました。
泣いても喚いても、ないものは、ない。
――なら、作るしかありません。
めんつゆが作れれば、ポン酢は一瞬で完成する
ここで一つ、大事な事実。
ポン酢は「めんつゆの応用形」
つまり、
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めんつゆが作れる
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→ 和食の世界が一気に広がる
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→ ついでにポン酢も完成
という流れです。
しかも材料は、アメリカの普通のスーパー+Amazonで完結。
基本のめんつゆの作り方
材料(すべて目分量OK)
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醤油
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みりん(なければ砂糖)
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水
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だし(ここが最大の山場)
みりん問題について
みりんはアジアンマーケットで売っていますが、高い場合は 砂糖で代用可。
個人的おすすめはブラウンシュガー。白砂糖よりもコクが出ます。
最大の壁「だし」をどうするか問題
「だしがないから困ってるんだよ!」という声が聞こえてきます。そうですよね。
現実的な選択肢を、ハードル低め順で並べます。
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アジアンマーケットで日本のだしパウダーを買う
(※この環境なら、正直めんつゆ買った方が早い) -
コリアンマーケットで ダシダ を買う
(煮干し・はまぐり・牛など) -
普通のアメリカのスーパーの
インターナショナルコーナーでダシダを探す
(最近かなり増えてます) -
Amazonで買う
(10年前よりずっと現実的な価格になりました)
在米日本人の救世主はダシダ です。
作り方
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小鍋に 醤油・みりん(または砂糖)・水・だしを入れる
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一煮立ちさせる
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火を止めて、清潔な瓶へ
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冷めたら冷蔵庫へ
※一煮立ちさせる理由
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みりんのアルコールを飛ばす
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殺菌
濃さの調整
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濃いめ → 後で薄めて使用
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水多め → ストレートつゆ
完全に好みでOK。
だしの風味を重視したい人向け(丁寧版)
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醤油・みりん(砂糖)・水を先に沸騰
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火を止めてからだしを投入
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そのまま瓶へ
この方法だと、だしの香りがより立ちます。
シンプルなポン酢の作り方
ここまで来たら、ポン酢は一瞬です。
材料
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作っためんつゆ
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酢
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レモン果汁
作り方
めんつゆに、酢とレモン汁を加えるだけ。
分量は全部、好みです。
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酸っぱめが好き → 酢多め
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柑橘強め → レモン多め
レモンがなければ
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ライム
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オレンジ
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グレープフルーツ
その土地で手に入る柑橘でOK。
市販のポン酢・めんつゆを買うという選択
もちろん、Amazonでもポン酢は売っています。最近は、普通のスーパーのインターナショナルコーナーでもポン酢は割と見つかります。1本3ドル前後。
でも不思議なことに、
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ポン酢 → ある
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めんつゆ → ない
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天つゆ → ない
……なぜ?
乾麺売ってるなら、「これがないと食べられない」って誰か10億回くらい言ってほしい。
ポン酢
めんつゆ
おわりに|ポン酢がある生活は癒される
この方法を覚えると、
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うどん
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そば
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そうめん
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冷しゃぶ
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湯豆腐
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餃子
すべてが一気に復活します。
アメリカ生活でも、和食は諦めなくていい。
手作りめんつゆと、究極に自由なポン酢。これがあるだけで日々の食生活の満足度は確実に上がりますので皆様ぜひ、めんつゆがなくても、ポン酢がなくても、簡単に諦めないでくださいねー。

