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ニューオーリンズの食文化と歴史|クレオール料理・ケイジャン料理・ベニエ・ガンボを味わう旅

旅・ミュージアム
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2019年5月、親戚の結婚式があるため、初めてルイジアナ州ニューオーリンズに行ってきました。

ニューオーリンズは、アメリカの中でもかなり特別な空気を持つ街です。

フランス、スペイン、西アフリカ、カリブ海、アメリカ南部、先住民文化などが長い時間をかけて重なり合い、音楽、建築、食文化、宗教、祭り、街の雰囲気に濃く残っています。

旅行としては短い滞在でしたが、街を歩き、音楽を聴き、そして名物料理を食べるたびに、ここはアメリカの中でも本当に独自の歴史を持った場所なのだと感じました。

今回は、ニューオーリンズでいただいたベニエ、ガンボ、ジャンバラヤ、シュリンプ・クレオール、ザリガニ料理、キャットフィッシュなどを写真とともに紹介しながら、ニューオーリンズの歴史と食文化についてもまとめます。

観光ガイドというより、在米日本人目線で見た、ニューオーリンズという街の文化体験記として読んでいただけたら嬉しいです。

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ニューオーリンズは魅力に溢れたアメリカの宝石

みなさんこんにちはー。なんだろなアメリカのキョウコ@NandaroAmericaです。

ニューオーリンズと聞くと、まず思い浮かぶのはジャズ、フレンチクオーター、マルディグラ、クレオール料理、ケイジャン料理、ベニエ、ガンボ、そしてミシシッピ川でしょうか。

アメリカの都市は、日本の都市とは違って、背景にある移民史、植民地時代の歴史、地域の風土、宗教、音楽、食文化が街の個性として前面に出ていることがあります。ニューオーリンズはその代表のような街です。

ニューオーリンズは1718年にフランス人のJean-Baptiste Le Moyne de Bienvilleによって創設され、その後スペイン領となり、再びフランスに戻った後、1803年のルイジアナ購入によってアメリカ合衆国の一部になりました。ミシシッピ川の河口に近い戦略的な港町として、ヨーロッパ諸国の北米支配の中でも重要な場所でした。

この複雑な歴史が、ニューオーリンズの街並みや料理、音楽に今も強く残っています。

街にはフランス風、スペイン風、カリブ海風、アフリカ系文化、南部文化が混ざったような独特の空気があります。まさに、アメリカの中にあるけれど、どこか別の国に来たような気持ちになる街でした。

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ジャズの街ニューオーリンズ

ニューオーリンズはジャズの街としても有名です。

街のいたるところに音楽がありました。観光地として用意された音楽というより、人の暮らしの中に音楽が溶け込んでいる感じです。

ニューヨークのような大都市のエネルギーとは違い、ニューオーリンズには、湿度、歴史、川、食べ物、人の声、楽器の音が全部混ざったような独特のエネルギーがありました。

National Park Serviceは、ニューオーリンズにあるNew Orleans Jazz National Historical Parkを、ジャズというアメリカ独自の音楽芸術の遺産を祝う場所として紹介しています。フレンチクオーター周辺では、ジャズの歴史を伝える展示やライブ演奏も行われています。

ああいう雰囲気は、観光名所を一つひとつ回るだけではなく、街全体にしばらく身を置いて感じるものなのだと思います。

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ニューオーリンズ料理を知るにはクレオール料理とケイジャン料理が大事

ニューオーリンズの食文化を知る上で大事なのが、クレオール料理とケイジャン料理です。

日本語で読むとどちらも似たように聞こえますが、背景は少し違います。

クレオール料理は、ニューオーリンズのような都市部で育った料理文化として語られることが多く、フランス、スペイン、西アフリカ、先住民、カリブ海、イタリアなど、複数の文化の影響を受けています。トマト、ソース、シーフード、香味野菜、複雑な味つけが特徴として紹介されることがあります。

一方、ケイジャン料理は、カナダ東部のAcadiaから追放され、ルイジアナ南部に移り住んだフランス系住民の文化と結びついています。Cajun文化は独自の言語、音楽、ダンス、料理の伝統を持ち、料理ではザリガニ、豚肉、スパイス、米、地元食材を使った力強い味わいが特徴とされます。

ざっくり言うと、

クレオール料理は都市の料理
ケイジャン料理は田舎・湿地帯・地域共同体の料理

と説明されることがあります。

もちろん実際にはもっと複雑で、料理ごと、家庭ごと、レストランごとに違いがあります。でも、この2つの言葉を知っておくと、ニューオーリンズ料理がぐっと面白くなります。

そして、ガンボ、ジャンバラヤ、シュリンプ・クレオール、ザリガニ料理などは、まさにこの地域の歴史が味になったようなお料理です。

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キャットフィッシュのグリルとグリッツ


キャットフィッシュとグリッツ

1日目、義理の父とそのお友達と朝食をいただきました。

メニューにキャットフィッシュ、つまりナマズがあり、フライかグリルが選べたので、私はグリルを選択。夫はフライでした。

ニューオーリンズ周辺は川、湿地、湖、メキシコ湾に近い土地柄なので、魚介類や淡水の食材がとても豊かです。

ナマズはアメリカ南部でよく食べられる魚で、日本人からすると少し意外かもしれませんが、食べてみるととてもおいしいです。私はナマズが大好きなので、とっても美味しくいただきました。

本当は、天つゆと大根おろしがあったらなあ、と思ったんだけど、塩胡椒でもとても美味しかったです。

そして右側にあったおかゆのようなものはグリッツです。

グリッツは、とうもろこしを粗く挽いたものを煮た南部の定番料理です。朝食で卵、ベーコン、ビスケットなどと一緒に出てくることが多く、ほんのり甘くて優しい味がします。

アメリカ南部の朝ごはんは、量も味も力強いですね。

お店はこちら
Li’l Dizzy’s Cafe Li’l Dizzy’s Cafe

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ベニエ Beignet|ニューオーリンズ名物の揚げ菓子

ニューオーリンズ名物として有名なのが、ベニエです。

ディズニー映画が好きな方なら、プリンセスと魔法のキスで主人公ティアナが作っていたあのお菓子、と言うとイメージしやすいかもしれません。

ベニエはフランス系の揚げ菓子で、ニューオーリンズでは粉砂糖をたっぷりかけた四角い揚げ菓子として知られています。Café du Mondeの公式サイトでも、ベニエは粉砂糖をたっぷりかけたフランス風ドーナツとして紹介され、同店は1862年にニューオーリンズのFrench Marketで創業したとされています。

私は空港でベニエをいただきました。

どこでも売っているのかと思いきや、実際に行ってみると、意外と扱っているお店は限られている印象でした。

よくベニエは揚げドーナツのようなものと説明されますが、私の感想としては、ドーナツとはちょっと違いました。

揚げパンとも違う。
チュロスとも違う。
ドーナツとも違う。

ベニエはベニエでした。

食感は、ケーキ生地というより、パイ生地のような層があり、それが揚げられて、もちっとして、外側は少しカリッとしている感じでした。

粉砂糖がたっぷりかかっているので、食べる時はかなり注意が必要です。黒い服で食べると、たぶん粉砂糖まみれになります。

ドーナツのように箱に入れて歩きながら食べるというより、カフェやレストランで座って、コーヒーと一緒にいただくのが似合うお菓子だと思いました。

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Café du Mondeのベニエ

ベニエでとても有名なのがCafé du Mondeです。

今回、本店が激混みで食べられなかったのですが2023年に行った時に空港で食べてきました。ちなみにいつ行っても本店は激混みで、そこまで時間がない我々にとっては空港で食べるほうがいいんではという感じで落ち着いています。(実際空港では待ち時間もなく、座ってゆったり食べられました)

Café du MondeはニューオーリンズのFrench Marketにある歴史あるコーヒースタンドで、公式サイトによると1862年創業。メニューにはコーヒー、チコリ入りコーヒー、カフェオレ、ベニエなどがあり、ニューオーリンズ観光の定番として知られています。

Café du Monde 公式HP

混み具合(クリスマスの時期なので普段より多分混んでいると思いますが、一応載せておきますね)。

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ジャンバラヤ Jambalaya

ジャンバラヤはケイジャン料理の代表格で、元々はスペイン料理のパエリアなどがルーツでないかと言われているようです。

日本でいう炊き込みご飯的な調理法ですが、中に入っているものが大変スペインっぽくてソーセージ、鶏肉、野菜(玉ねぎ、セロリ、パプリカの聖なる三位一体)、トマトソース、タバスコ、たっぷりのケイジャンスパイス、そしてチキンスープで炊く。

米を中心にした鍋料理で、ソーセージ、鶏肉、野菜、スパイス、スープなどを米と一緒に炊き込む料理で、スペイン料理のパエリアとの関係を語られることもあります。

Southern Livingでは、ガンボとジャンバラヤの違いについて、ガンボは別に炊いたご飯にかけるスープまたはシチューのような料理で、ジャンバラヤは具材と米を一緒に炊く米料理だと説明しています。

ジャンバラヤにも、クレオール風とケイジャン風の違いが語られることがあります。クレオール風はトマトが入る赤いジャンバラヤ、ケイジャン風はトマトを使わない茶色いジャンバラヤとして説明されることが多いです。

この料理で重要なのが、Holy Trinityと呼ばれる香味野菜です。

玉ねぎ
セロリ
ベルペッパー(パプリカのこと)

この3つが、ルイジアナ料理のベースになることが多く、日本料理でいうところの出汁や香味野菜のような存在だと感じました。中華とかでも、ニンニク、生姜、香味油、とかそういう欠かせないものってありますよね。ルイジアナ料理は玉ねぎ、セロリ、ベルペッパー。

私がいただいたジャンバラヤは、飛行機のトラブルで延泊することになったホテルのレストランで食べたものです。

お店はこちら
Lafitte’s Restaurant
エアポートホテルのお店なんだけど良心的な価格で非常に高品質で素晴らしかったです。飛行機のトラブルはこの時行きも帰りもあってとても意気消沈したのだけど、このお料理が食べられて我々は復活しました。

ケイジャンスパイス、ソーセージ、チキン、野菜、トマト、スープの旨味がご飯にしっかり入っていて、本当に美味しかったです。

クックパッドのジャンバラヤのレシピはこちら

旨味という言葉は最近英語でも使われますが、やっぱりどの国の料理にも旨味の考え方はあるのだと思います。

日本なら鰹節や昆布。
フランス料理ならフォンドボー。
中華料理なら鶏ガラスープ。
南部料理ならスモークソーセージ、チキンストック、香味野菜。

ジャンバラヤは、その土地の旨味がぎゅっと詰まった炊き込みご飯のような料理でした。

ガーリックバタートーストもついてきて、かなりのボリューム。アメリカ南部、やっぱり強い。アメリカ飯マズとかいうけど、それもわかるんだけど、手間をかけたこういうちゃんとしたお料理ってのもその地域地域にあるんだよね。(過去形の地域もあるんでしょうけど)なぜ家庭料理が家庭で生き残れなかったかは、女性も働きに出て、さらにアメリカって古くから核家族だし、世帯毎にとても忙しくなったからではないかと思うのよね。

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シュリンプ・クレオール Shrimp Creole|海老とトマトの濃厚な味

ニューオーリンズに来たら、ぜひクレオール料理を食べてほしいです。

私たちは今回の旅で、二度シュリンプ・クレオールをいただきました。

一度目は、義理の妹のお婿さんのおばさんが作ってくださった家庭料理。トマトベースで、ニンニクの香りが濃厚なスープの中に海老が入っているような、とても美味しいお料理でした。

二度目は、ホテルのレストランで食べたもの。

こちらは、バターで炒めた野菜、チキンブイヨン、海老、レモンジュース、塩胡椒、トマト、タバスコで整えられているような味でした。

私の好みは後者でした。レモンがすごく良かった。

暖かいバターたっぷりのベースに、レモンの酸味がたまらない。そこに海老の旨味とトマトの深みが入って、ご飯と一緒に食べると本当に美味しい。

お米はたぶんUncle Ben’sのような、アメリカでよくあるプリッとした長粒米だと思うのですが、このソースたっぷりの具材と混ぜると最高でした。

日本米とは違うけれど、こういうソース料理には、粒が独立したお米がとても合いますね。

旅の疲れが吹き飛んだ逸品でした。

クレオール料理は、都市ニューオーリンズの多文化性をよく表している料理だと感じました。フランス風でもあり、スペイン風でもあり、アフリカやカリブ海の影響もあり、でもどれか一つではなく、ニューオーリンズの味になっている。

それがとても面白かったです。

クックパッドで一番人気のエビのクレオールはこちら。この材料なら多分どこでも作れる!エビとご飯が手に入れば他の材料はアメリカどこでもなんとかなりそうです!

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ガンボ Gumbo|ルイジアナの歴史が一皿に詰まったスープ

ガンボも、ルイジアナ料理を代表する存在です。

ガンボは、スープまたはシチューのような料理で、ご飯にかけて食べることが多いです。

具材は家庭や地域によっていろいろで、チキン、ソーセージ、シーフード、オクラなどが使われます。とろみは、ルー、オクラ、フィレパウダーなどでつけられることがあります。Explore Louisianaは、ルイジアナの有名料理として、ガンボ、ジャンバラヤ、ザリガニ、ベニエなどを挙げ、これらがフランス、アフリカ、スペイン、先住民文化の影響を受けたクレオール料理・ケイジャン料理の伝統を反映していると紹介しています。

ガンボという言葉は、オクラを指す言葉とも関係があるとされ、オクラの粘りを使ってとろみを出すガンボもあります。

私たちが今回いただいたのは、チキンベースのガンボでした。

深くて濃い味。
スパイスの香り。
香味野菜のコク。
ご飯との相性。

なんというか、日本人にはとても受け入れやすい味だと思いました。

ラーメンのスープの美味しさに通じるものがあります。

クックパッドのガンボレシピはこちら

いろいろな具材の旨味がスープに溶け込んでいて、そこにご飯が入る。体にしみる。これは美味しいに決まっています。

今回はチキンベースでしたが、次回はぜひ魚介ベースのガンボも食べてみたいです。

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ザリガニオムレツ Crawfish Omelet|ザリガニは南部ではごちそう

ザリガニと聞くと、日本人はちょっとびっくりするかもしれません。

子どもの頃に池や川で捕まえたザリガニを思い出す方もいるでしょう。

でも、ルイジアナを含むアメリカ南部では、Crawfishはとても一般的な食材です。日本語ではザリガニですが、食べてみると小さなロブスターのような旨味があります。

Louisiana Travelでも、ルイジアナの有名料理としてcrawfish étoufféeやcrawfishなどが紹介されており、ザリガニ料理はルイジアナの食文化を代表する存在のひとつです。

私が食べたのは、Crawfish Omelet、ザリガニのオムレツです。

これは空港のレストランで食べました。

おそらく大人3、4人分くらいの量があり、見た瞬間に面食らいました。卵もたぶん3、4個使っているし、ザリガニの身もものすごい量が入っていました。

ザリガニの身は小さくて、日清カップヌードルに入っているエビの大きめのものくらいのサイズ感です。小さいエビのようでもあり、小さいロブスターのようでもあり、とにかく旨味がぎゅっと詰まっています。

食べても食べても終わらないので、夫にかなり助けていただきました。

レストラン Ye Olde College Inn のサイト (我々が食べたのは空港内の店舗)

ルイジアナではCrawfish Boilと呼ばれる、ザリガニを大量に茹でてテーブルに広げて食べるスタイルも有名です。次回行ったら、ぜひそのスタイルで食べてみたいです。

ちなみに、ザリガニの味が恋しい方は、Hマートや中華系スーパーの鮮魚売り場の水槽にザリガニがいることがあります。また普通のスーパーでも瓶詰めのザリガニのむき身が売られていることもありますので、気になる方はチェックしてみてください。

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娘はチキンテンダー

子ども連れ旅行で安心なのが、アメリカ定番のお子様メニューです。

ニューオーリンズでも、チキンテンダーとフレンチフライはしっかり定番メニューでした。

娘はよく食べました。

ケチャップはちゃんとHunt’sでした。笑

ニューオーリンズのような個性的な食文化の街でも、子ども向けメニューはアメリカらしく安定していて、親としては助かります。

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ブレックファストがまた大きかった

アメリカのお料理は朝からボリューミーですが、南部の朝食はまた力強いですね。

ブレックファストプレートを頼んだら、ベーコン、ポテト、スクランブルエッグ、ビスケットがどーんと出てきました。

食べても食べても終わらない。

ビスケットも、日本でいうビスケットではなく、南部の朝食によく出る、スコーンに少し近いようなパンです。グレイビーをかけたり、バターをつけたりして食べます。

朝からしっかり食べる文化。
肉、卵、じゃがいも、とうもろこし、パン。

南部の食事は、土地の気候や労働、歴史と結びついているのだろうなと感じました。

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番外編|花嫁のティーパーティーとアメリカのブライダルシャワー文化

今回ニューオーリンズに行った理由は、義理の妹の結婚式でした。

義理の妹はジュリアードの演劇を卒業し、長い間舞台女優をしている人です。その結婚式に参加するための旅だったのですが、滞在中に素敵なイングリッシュティーパーティーにもご招待いただきました。

女性限定の、近しい友人と家族の会です。

お友達は女優さんが多く、みなさん本当に華やかでした。

ベイビーシャワーの時にも感じましたが、アメリカのブライダルシャワーも、主役はこの人、という感じで盛大に盛り上がります。

ゲームあり。
思い出話あり。
プレゼントあり。
お土産あり。

家族と友人が集まり、花嫁を祝う、とても温かい会でした。

お店も面白くて、イングリッシュティールームなのですが、コテージのようなお店に入った瞬間、イギリスへの愛がすごかったです。

ティーカップ、マグカップ、英国風の小物、ユーモアとエレガンスがびっしり詰まった空間でした。

お店はこちら
The English Tea Room & Eatery

ニューオーリンズの記事なのにイングリッシュティールーム?と思うかもしれませんが、これもまたアメリカの面白いところです。

土地の文化が強い街でありながら、そこに住む人たちの個人史、移民文化、趣味、家族の行事が重なって、また別の文化空間が生まれている。

アメリカは本当に広くて、いろんな文化の層があります。

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ニューオーリンズ料理は街の歴史そのもの

今回の旅で感じたのは、ニューオーリンズでは料理が単なる食べ物ではないということです。

ベニエにはフランス系のカフェ文化がある。
ジャンバラヤには米料理と多文化の融合がある。
ガンボには西アフリカ、フランス、先住民、南部の食材が重なっている。
シュリンプ・クレオールには港町らしい魚介と都市の洗練がある。
ザリガニ料理には湿地帯と地域共同体の食文化がある。
キャットフィッシュとグリッツには南部の朝食文化がある。

一皿ごとに、その土地の歴史が入っているようでした。

アメリカという国は、地域ごとの違いが本当に大きいです。

ニューヨークもアメリカ。
ニュージャージーもアメリカ。
ニューオーリンズもアメリカ。

でも、それぞれ全く違う顔を持っています。

ニューオーリンズは、アメリカの中でも特に、歴史と文化の重なりが味や音楽として残っている街だと思いました。

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ニューオーリンズ旅行で食べたい名物料理まとめ

ニューオーリンズに行くなら、ぜひ食べたい料理をまとめます。

ベニエ
粉砂糖たっぷりのニューオーリンズ名物。Café du Mondeが有名。

ガンボ
チキン、ソーセージ、シーフードなどが入るスープ・シチュー料理。ご飯にかけて食べることが多い。

ジャンバラヤ
米と具材を一緒に炊く、ルイジアナらしい一鍋料理。

シュリンプ・クレオール
トマト、海老、香味野菜、スパイスの旨味がご飯に合うクレオール料理。

Crawfish
ザリガニ料理。オムレツ、エトゥフェ、ボイルなどで楽しめる。

キャットフィッシュ
南部でよく食べられる淡水魚。フライもグリルもおいしい。

グリッツ
とうもろこしを使った南部の朝食定番。

ビスケット
南部朝食に出てくるパンのような存在。バターやグレイビーと相性が良い。

これだけでも、かなりお腹いっぱいになります。

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まとめ|ニューオーリンズは料理から歴史が見える街

時間の都合で、今回のニューオーリンズ滞在では表面的な観光しかできませんでした。

でも、帰ってきてから調べれば調べるほど、ニューオーリンズという街の奥深さが見えてきました。

フランス、スペイン、西アフリカ、カリブ海、南部、先住民文化が重なり、そこから音楽、料理、街並み、祭り、人々の暮らしが生まれている。

ニューオーリンズは、アメリカの中でも本当に特別な街です。

短い滞在でしたが、ベニエ、ジャンバラヤ、シュリンプ・クレオール、ガンボ、ザリガニ料理、キャットフィッシュ、グリッツなどを食べることで、この街の歴史と文化を少しだけ味わえた気がします。

次に行く機会があったら、もっと時間をかけて、フレンチクオーター、音楽、博物館、湿地帯、Café du Monde、Crawfish Boil、そしてもっとたくさんの地元料理を楽しみたいです。

アメリカって、本当にいろいろな場所がありますね。

ニューオーリンズは、食べ物から歴史が見える街。

みなさんもニューオーリンズに行く機会があったら、ぜひ名物料理を楽しみながら、その背景にある文化にも目を向けてみてください。

きっと、ただ美味しいだけではない、とても深い旅になると思います。

 

旅・ミュージアム
この記事の著者
Kyoko Bartley

ニュージャージー在住。
幼少期からアメリカの映画やアニメーション、音楽に親しみ、大学ではアメリカ文化を専攻。留学・研究を経て2011年に渡米し、国際結婚、妊娠・出産、現地就職、住宅購入などを通して、外国人としてアメリカ社会で暮らすリアルを経験してきた。

2018年より、在米日本人向けアメリカ生活情報ブログ「なんだろなアメリカ」 を運営。教科書やガイドブックには載らない、実体験にもとづく生活情報や、文化の違いから生まれる「?」を「!」に変える視点を発信している。

また、プリンストンエリアを拠点に画家としても活動し、原画やグッズの制作・販売を行っている。

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