アメリカ・ワシントンD.C.にあるスミソニアン国立自然史博物館(Smithsonian National Museum of Natural History)は、世界最大級の自然史博物館として知られ、年間数百万人が訪れる超人気スポットです。
大人から子どもまで楽しめるその展示内容は、恐竜の化石から鉱石、動植物標本、最新の科学技術まで多岐にわたり、まさに「地球の歴史を丸ごと体験できる」博物館。日本人旅行者にも大人気で、アメリカ東海岸観光のマストスポットとなっています。本記事では、スミソニアン国立自然史博物館の基本情報やアクセス、見どころ、歴史、楽しみ方を徹底的に解説します。
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スミソニアン国立自然史博物館完全ガイド!
こんにちはー。@NandaroAmericaです。
スミソニアン国立自然史博物館は「無料でこれだけの規模とクオリティの博物館は他にない」とも評される場所。
世界中から集められた膨大なコレクションと最新の展示手法で、来場者に新しい発見と感動を与えてくれます。家族連れでも、一人旅でも、じっくり一日楽しめるスポットとして、ぜひ旅程に加えてみてください。
わたしはこれまで4、5回行っていますが、毎回1日のエネルギーを全て使うほどの広さで、何度も通わないと到底全制覇できないと毎回感じています。
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スミソニアン国立自然史博物館の情報
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住所:10th St. & Constitution Ave. NW, Washington, D.C. 20560, USA
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営業時間:通常 10:00〜17:30(クリスマス以外毎日開館。イベントや祝日に変更あり。)
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電話番号:+1 202-633-1000
アクセス:
ナショナルモールの中心部に位置し、地下鉄(メトロ)ではブルー・オレンジ・シルバーライン「Smithsonian駅」から徒歩5分。ユニオンステーションからバスや徒歩でもアクセス可能。周辺には他のスミソニアン博物館や美術館も多数あり、観光拠点としても最適です。
スミソニアン国立自然史博物館はどんなところ?
スミソニアン国立自然史博物館は、全米屈指の無料博物館の一つであり、地球の誕生から現在に至るまでの自然の歴史を総合的に体験できる巨大な博物館です。
展示の幅がとても広く、恐竜の化石、絶滅動物、剥製、世界各地の鉱石・宝石、世界最大級の昆虫コレクション、深海の生物、北極・南極探検関連展示などがあり、まさに「地球のすべて」が詰まっています。
スミソニアン国立自然史博物館の歴史
スミソニアン国立自然史博物館は、アメリカ合衆国のスミソニアン協会によって設立されました。スミソニアン協会自体は1846年、英国の科学者ジェームズ・スミソンの遺贈によって創設された巨大な博物館・研究機関ネットワークです。
自然史博物館の前身となる「United States National Museum」は、スミソニアン協会の一部門として1846年に誕生。そのコレクションがどんどん増え、専用の建物が必要となり、現在の場所に1910年に「国立自然史博物館」として正式にオープンしました。
建物はギリシャ風の堂々とした石造りで、当時としては最新の展示空間を持つ大規模な博物館でした。開館当初から世界中の動植物・化石・鉱物・文化資料が集められ、研究と教育、展示を両立する施設として発展してきました。
2020年代現在、スミソニアン国立自然史博物館は世界最大級の自然史コレクション(1億4500万点以上!)を誇り、年間600万人以上が訪れるアメリカ屈指の人気観光スポットとなっています。
アフリカゾウの剥製(Henry the Elephant)
展示場所:博物館正面ロビー(Rotunda)
高さ約4メートル、重さは6トン。世界最大級のアフリカゾウの剥製で、「Henry」の愛称で親しまれています。
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このゾウ「ヘンリー」は1950年代にアンゴラで狩猟され、標本化後1963年から博物館の“顔”として展示。
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剥製技術の高さは世界的にも有名で、筋肉や皮膚のリアルさ、立ち姿のダイナミックさが高く評価されている。
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Henryは「訪れたらまず会うべき」アイコニックな存在。

映画や本で見たことがあるという方も多いのでは?わたしは約35年前英語の教科書でここの写真を見たことがあり、なぜかずいぶん印象に残っていました。

三階から入り口のホールを見渡すとこんな感じ。観光客がたくさん来ています。
ミネラル・宝石コレクション
- 宝石・鉱物ギャラリーでは「ホープダイヤモンド」など世界的に有名な宝石が展示され、見る者を魅了します。
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ホープダイヤ以外にもスターサファイア「スター・オブ・アジア」、巨大なエメラルドやオパールなど世界屈指の宝石・鉱物がずらり。
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それぞれに産出のドラマや「発見時の逸話」「盗難未遂」などもあります。

この水晶の結晶、2リットルのペットボトルが二つ刺さったみたいな大きさでした。

ちょっと大きさがバグっているものばかりです。

大きな宝石の宝飾品。部屋一面に豪華絢爛なネックレス、ティアラ、イヤリング、指輪などが展示され、多分館内で一番見学者の密度が高いのではと思います。写真をゆっくり撮りたい人は午前中早めがいいですよ。
ホープダイヤモンド(Hope Diamond)

展示場所:ジェム・ミネラルホール
世界で最も有名な青いダイヤモンド。重さは約45.52カラット。独特の“深い青色”と、呪いの伝説で有名。世界最大級のブルーダイヤモンドで、伝説的な美しさと不思議な逸話に包まれた宝石。必見の一品です。先述しましたが、部屋が満員電車くらい混んでいる時があり、そういう場合は警備員さんが誘導しています。
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もともとはインドのコーラー鉱山で発見され、フランスのルイ14世に渡り「フレンチブルー」と呼ばれた。その後、フランス革命時の混乱で消失。
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イギリスで再登場し、ヘンリー・ホープの手に渡る。ここから「ホープダイヤモンド」と呼ばれる。
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所有者に不幸が続いたことで「呪いの宝石」とも言われる(破産・事故死などの逸話多数)。
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20世紀に米国宝石商ハリー・ウィンストンが買い取り、1958年にスミソニアンへ寄贈。その際、郵送で普通の小包として送られたエピソードも有名(保険はかかっていたが、普通にしれっと送られてきたらしいです)。
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今も毎年多くの来館者を魅了するシンボルであり、「本当に呪われているの?」と尋ねる人も絶えません。
ティラノサウルス (T REX) の化石標本
展示場所:恐竜ホール(The David H. Koch Hall of Fossils)
2019年リニューアルで生まれ変わった展示ホール。ティラノサウルス、トリケラトプス、ステゴサウルスなど、人気恐竜の全身骨格がずらり。絶滅の歴史と進化がダイナミックに学べます。
世界有数のティラノサウルスの全身骨格で、2019年のリニューアルで最新の研究成果を反映したポージング・展示となっています。
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このティラノサウルスの化石はアメリカの国宝に指定されており、大人気の展示となっている。
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かつての展示は“直立姿勢”でしたが、現代の恐竜学に基づき「前傾姿勢でしなやかに動く」リアルなポーズへ変更。
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骨格には噛み痕や治癒痕が複数見られ、恐竜同士の戦い・ケガ・生存競争の痕跡が科学的に分析されています。
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発掘エピソード:もともとモンタナ州のヘルクリーク層で発見され、多数のパーツが奇跡的に保存。数年かけて慎重に発掘・復元されました。
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博物館ではティラノサウルスの足元で写真を撮るのが大人気。SNS映えする撮影スポットにもなっています。
オオナマケモノ(Megatherium)
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約1万年前に絶滅した巨大ナマケモノの化石骨格。アメリカ大陸の先住民と共存していた可能性も。
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その巨体は「動くと地響きがした」とも言われる。
実際見てきましたが、ちょっと気味悪いほど大きくて、SFの世界っぽかったです。今こんな大きな動物は地上に、なかなかいないと思うので(ゾウくらい?)怖いくらいでした。
剥製コーナー

剥製コーナーはいつも賑わっていますが、大迫力で躍動感のある動きを再現しています。すごい技術で剥製が作られています。アフリカの動物たちを中心に、世界の様々な地域の生物の剥製や標本を間近で見学することができます。
バタフライパビリオン(Butterfly Pavilion)
生きた蝶が舞い飛ぶパビリオン。季節やイベントによって様々な種が観察できます(有料)。
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世界初の「常設昆虫動物園」として1980年に設立。来館者が生きた昆虫に触れられる体験型展示。
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特に「タランチュラのお食事タイム」は子どもに大人気。スタッフがタランチュラやカブトムシ、ナナフシなどの昆虫を解説しながら給餌。
海洋ホール(Sant Ocean Hall)
シロナガスクジラの実物大模型や深海生物、世界各地の海の環境展示。
地球の7割を占める海の神秘が学べます。
わたしのお気に入りは
わたしのイチオシは宝石と鉱物なのですが、鉱物の量がまたすごかったです。そして色で分けてあるので、虹のように陳列されていて綺麗でした。


綺麗な宝石から、毒々しいミネラル・鉱物までいろいろ網羅されているのですが、どれもすごい大きさと美しい結晶の形の逸品が揃っています。
まとめ
スミソニアン国立自然史博物館は、「地球の壮大な物語」を体感できる唯一無二の博物館。国の威信をかけている首都ワシントンD.C.だからこそ、世界最高峰の展示物がこれでもかというほど陳列されています。アメリカに住んでいる方は、せっかくなのでぜひ体験してほしいです。
アクセスも便利で入場無料(特別展やバタフライパビリオンは有料の場合あり)、時間を忘れて夢中になれる場所。ワシントンD.C.を訪れる際は、ぜひ一度足を運んでみてください。
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