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アメリカで事件を目撃・巻き込まれたらどうする?旅行者・留学生・在住者のための緊急時対応ガイド

生活
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こんにちは、なんだろなアメリカのキョウコ@NandaroAmericaです。

アメリカで暮らしていると、日本とは違う意味で「自分の身を守る判断」が必要になる場面があります。アメリカに住む人、旅行する人、留学する人、駐在で来る人、子どもを連れて暮らす人にとって、「もしもの時にどう動くか」を先に知っておくことは、自分と家族を守るためにとても大事です。

この記事では、アメリカで事件を目撃した時、巻き込まれた時、家や外出先で不審な状況に遭遇した時に、まず何をすべきかをまとめます。

緊急時は911。
今すぐ危険でない場合は、地元警察のNon-emergency number。
性被害はRAINN。
子ども虐待の疑いは州のChild Abuse Hotline。
匿名で通報できる場合もあります。

ただし、アメリカは州・市・警察署によって運用が違います。この記事は一般的な安全情報です。実際の緊急時は、その場の安全を最優先にし、必要なら911へ電話してください。911.govも、緊急援助が必要な場合はすぐ911へ電話するよう案内しています。(911.gov)

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アメリカでまず覚えておきたいのは911

アメリカで、警察、消防、救急車がすぐ必要な緊急事態は911です。

目の前で暴力が起きている。
銃声がした。
誰かが侵入してきた。
命の危険がある。
怪我人がいる。
火事が起きている。
子どもが今まさに危険な状態にある。
性暴力や暴行が進行中である。
自分が逃げられない。

こういう時は911です。

911に電話すると、オペレーターが警察、消防、救急のどれが必要かを判断し、必要な機関につなげます。

英語に自信がなくても、最初に場所を伝えることが最優先です。携帯電話からかける場合でも、正確な位置が必ず完全に伝わるとは限らないため、自分で住所、建物名、交差点、店名、部屋番号、階数などを言えると助かります。

911で最初に言うことは、難しい英語でなくて大丈夫です。

I need police
警察が必要です

I need an ambulance
救急車が必要です

There is a man with a gun
銃を持った男がいます

Someone broke into my house
誰かが家に侵入しました

I am at 住所
私は住所にいます

I don’t speak English well
英語が得意ではありません

Japanese interpreter, please
日本語通訳をお願いします

大事なのは、完璧な英語ではなく、場所、何が起きているか、自分が安全かどうかを伝えることです。

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911とNon-emergency numberの違い

アメリカでは、緊急ではないけれど警察に知らせたい場合、地元警察のNon-emergency numberを使います。

たとえば、すでに泥棒に入られたが犯人はいない。車上荒らしに気づいた。不審な車が何度も近所を回っている。庭に知らない人がいたが、今はいない。道路で危険そうな状況を後から報告したい。こういう場合は、地元警察のNon-emergency numberへ電話することが多いです。

ただし、「今危険かもしれない」「人が中にいるかもしれない」「怪我人がいる」「暴力が起きている」「武器が見える」なら911です。

迷った時は、安全側に倒してください。自分で判断しきれない時は911に電話して、オペレーターに状況を説明して指示を受ける方が安全です。

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匿名で通報できるのか

アメリカでは、地域によって匿名通報ができる場合があります。

USA.govは、非緊急の犯罪について、多くの地元警察がオンラインや電話で匿名のtip、情報提供や犯罪報告を受け付けていると案内しています。(usa.gov)

また、FBIの電子情報提供フォームでは、連邦犯罪に関するtipをオンラインで送ることができ、匿名での情報提供も可能とされています。(fbi.gov)

地域によってはCrime Stoppersのような匿名通報制度もあります。Crime Stoppers USAは、地域のCrime Stoppersプログラムが未解決の重罪や指名手配犯に関する情報を法執行機関へ伝える仕組みを案内しています。(crimestoppersusa.org)

ただし、緊急時に匿名性を優先して通報が遅れるのは危険です。今まさに誰かが危険な状態なら、まず911です。

匿名で通報できるかどうかは地域差がありますが、「自分の名前を出したくないから何もしない」より、「匿名で情報提供できる窓口があるか調べる」「地元警察のtip lineを使う」「学校や管理会社に相談する」という選択肢を持っておくとよいです。

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銃乱射・Active Shooterに遭遇したら

アメリカで最も怖い緊急事態の一つが、Active Shooter、銃乱射・銃撃事件です。

学校、ショッピングモール、映画館、職場、教会、イベント会場、空港、駅など、公共の場所で銃撃が起きた場合、最優先は「生き延びること」です。

FBIは、Active Shooterへの基本対応としてRun, Hide, Fightを紹介しています。これは、逃げられるなら逃げる、逃げられないなら隠れる、最後の手段として戦う、という考え方です。(fbi.gov)

まず、銃声が聞こえた、または人が逃げている、危険が近いと感じたら、荷物を取りに戻らず、危険から離れる方向へ逃げます。出口が近く、安全に逃げられるなら逃げます。自分のバッグ、買ったもの、上着、車、スマホより命が大事です。

逃げられない場合は、見つかりにくい場所に隠れます。部屋に入れるなら鍵をかけ、電気を消し、音を立てず、スマホをサイレントにします。ドアの前に机や椅子などを置いてバリケードにします。窓がある場合は外から見えにくい場所に移動します。

最後の手段として、命の危険が差し迫り、逃げることも隠れることもできない場合、周囲の人と協力して抵抗することが考えられます。これは「英雄になれ」という意味ではなく、他に選択肢がない時の最後の手段です。

911へは、安全が確保できてから電話します。DHSのActive Shooter対応資料でも、安全になった時点で911へ電話するよう案内されています。(dhs.gov)

子ども連れの場合は、子どもを抱えてでも逃げる、声を出させない、床に伏せさせる、親がパニックにならないよう短く指示することが大事です。

英語では、子どもに短くこう言えます。

Run with me
一緒に走って

Stay low
低くして

Be quiet
静かにして

Don’t move
動かないで

Stay behind me
私の後ろにいて

Come now
今来て

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泥棒が家に入ってきた時

家にいる時に、誰かが侵入してきたと感じたら、まず自分と家族の安全を優先します。

物音がしたから確認しに行く、相手に立ち向かう、誰だと叫ぶ、武器を持って向かう、という行動は危険です。

逃げられるなら、家から出ます。近所の家、車の中、外の安全な場所へ移動し、911へ電話します。逃げられないなら、鍵のかかる部屋に入り、ドアをロックし、できれば家具で塞ぎ、静かに911へ電話します。

911には、誰かが家に入ってきた、今も中にいる、自分はどこに隠れている、武器が見えるかどうか、家族が何人いるかを伝えます。

Someone is breaking into my house
誰かが家に侵入しています

I am hiding in the bedroom
寝室に隠れています

I don’t know if they have a weapon
武器を持っているかはわかりません

My child is with me
子どもが一緒にいます

Please send police now
今すぐ警察を送ってください

犯人が出ていったように感じても、自分で追いかけたり、家の中を確認して回ったりしない方が安全です。警察が到着するまで、できる限り安全な場所にいます。

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家に帰ったら泥棒に入られていた時

外出先から帰ってきたら、ドアが開いている、窓が割れている、家の中が荒らされている、物がなくなっている。こういう時は、まず家の中に入らないことが大事です。

犯人がまだ中にいる可能性があります。

家に入って確認したくなる気持ちはわかりますが、危険です。家の外、安全な場所へ移動し、911または地元警察へ電話します。明らかに犯人がまだいる可能性がある、ドアがこじ開けられている、物音がする、人影が見えた、という場合は911です。

すでに時間が経っていて犯人はいないと思われる場合でも、警察のNon-emergency numberへ連絡し、指示を受けます。

警察が来る前に、物を触らない、片付けない、足跡や指紋の可能性があるものを動かさないことが大事です。保険請求のためにも、警察レポート、Police reportが必要になることがあります。

英語ではこう言えます。

I came home and my house has been broken into
家に帰ったら泥棒に入られていました

The door is open and things are scattered
ドアが開いていて、物が散乱しています

I have not entered the house
まだ家の中には入っていません

I don’t know if anyone is still inside
まだ誰か中にいるかはわかりません

I need to file a police report
警察レポートを作りたいです

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庭に誰かいる時

夜に庭に誰かいる。窓の外に人影がある。車のそばに知らない人がいる。裏庭やデッキに不審者がいる。こういう時も、外に出て確認しない方が安全です。

まず家の中の鍵を確認し、照明をつけ、家族を安全な部屋へ移動させます。相手が今も敷地内にいる、不法侵入している、窓やドアに近づいている、武器が見える、車や家を壊そうとしている、という場合は911です。

ただし、単に通行人が間違えて入った、配達員かもしれない、工事業者かもしれない、という場合もあります。自分で判断できない時は、窓越しやドア越しに直接対峙するのではなく、警察や管理会社に相談します。

英語では、

There is a stranger in my backyard
裏庭に知らない人がいます

I do not feel safe
安全ではないと感じます

They are looking into my windows
窓をのぞいています

They are trying to open the door
ドアを開けようとしています

Please send an officer
警察官を送ってください

と伝えます。

防犯カメラがある場合は映像を保存します。ただし、撮影しようとして窓に近づきすぎるのは危険です。

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エレベーターに変な人がいる時

エレベーターは狭く、逃げ場が少ない空間です。

エレベーターの前に立っていて、すでに中にいる人が明らかに不安な様子、攻撃的、酔っている、薬物の影響がありそう、じっと見てくる、出口を塞ぐように立っている、直感的に危ないと感じる場合は、無理に乗らなくていいです。

I forgot something
忘れ物をした

I’ll take the next one
次に乗ります

と言って乗らずに離れます。

乗ってから怖いと感じた場合は、できるだけドアの近く、ボタンの近くに立ち、次の階で降ります。相手が近づいてくる、触ってくる、脅してくる、出口を塞ぐ場合は、非常ボタン、防犯ベル、電話、911を使います。

アメリカでは「失礼かな」と思って危険な空間に留まる必要はありません。

自分の直感を信じて大丈夫です。

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痴漢・性的な接触・性被害に遭った時

アメリカでも、公共交通機関、バー、学校、職場、エレベーター、イベント会場、旅行先などで、痴漢、性的な嫌がらせ、同意のない接触、性暴力が起きることがあります。

まず安全な場所へ移動します。相手から離れ、近くの店員、駅員、警備員、学校職員、友人、周囲の人に助けを求めます。今も危険が続いている、相手が追ってくる、暴力を受けた、怪我をした、逃げられない場合は911です。

性暴力や性的被害を受けた場合、医療的なケア、証拠保全、警察への報告、カウンセリング、今後の選択について、専門の支援を受けることができます。RAINNは、National Sexual Assault Hotlineを運営しており、性的暴力の被害者や家族に支援と地域リソースを提供しています。(rainn.org)

RAINNは、性暴力を受けた後の医療ケアについて、身体的・精神的な被害を軽減するために医療提供者の助けを受けられると説明し、地域の対応可能な病院やクリニックを探すためにNational Sexual Assault Hotlineへ連絡できると案内しています。(rainn.org)

連絡先は、National Sexual Assault Hotline 800-656-HOPE、つまり800-656-4673です。オンラインチャットもあります。

被害にあった直後で、将来的に証拠を残したい可能性がある場合は、シャワーを浴びる、服を洗う、歯を磨く、証拠になりそうなものを捨てる前に、RAINNや医療機関へ相談するとよいです。

ただし、何をするかは被害者本人が決めてよいです。

警察に言うかどうか、病院へ行くかどうか、誰に話すか、すぐ決められなくても大丈夫です。まず安全な場所へ行き、支援を受けることが大事です。

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道で暴力・カツアゲ・脅しを見た時

道で誰かが殴られている。カツアゲされている。喧嘩がエスカレートしている。刃物や銃が見える。ホームレスの人同士が激しく揉めている。車の中で暴力が起きている。こういう場面を見たら、まず自分が安全な場所に移動します。

正義感で間に入るのは危険です。

アメリカでは、相手が武器を持っている可能性、薬物やアルコールの影響下にある可能性、複数人が関わっている可能性があります。

安全な距離を取り、911へ電話します。自分の位置、事件の場所、人数、服装、武器が見えるか、怪我人がいるか、逃げた方向を伝えます。

There is a fight happening on the street
道で喧嘩が起きています

Someone is being attacked
誰かが襲われています

I see a weapon
武器が見えます

The suspect is wearing a black jacket
容疑者は黒いジャケットを着ています

They ran toward Main Street
Main Streetの方へ逃げました

I am a witness
私は目撃者です

動画を撮る場合は、自分が危険にならない距離で行います。撮影より通報が優先です。

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子どもを虐待しているのではと思う声や音を聞いた時

隣の家から、子どもの悲鳴、叩く音、長時間の泣き声、助けを求める声、親の怒鳴り声が聞こえる。駐車場や店で、明らかに子どもが危険な扱いを受けているように見える。学校や近所で子どもが虐待を受けているのではと感じる。

こういう時、どうすればいいのか迷うと思います。

まず、今まさに子どもが危険な状態にある、暴力が進行中、命の危険がある、怪我をしている、放置されている、という場合は911です。

緊急ではないが虐待やネグレクトが疑われる場合は、州のChild Abuse Hotline、Child Protective Services、CPSへ通報します。

Child Welfare Information Gatewayは、子ども虐待・ネグレクトの通報について、Childhelp 1-800-4-A-Child、つまり1-800-422-4453、または州ごとの通報窓口を確認するよう案内しています。(childwelfare.gov)

通報に「証拠を完全にそろえる」必要はありません。たとえばニュージャージー州は、子どもが虐待を受けていると信じる合理的な理由がある人はすぐ報告すべきであり、子どもが差し迫った危険にある場合は911と1-877-NJ-ABUSEへ連絡するよう案内しています。また、虐待の疑いを報告するために証拠は不要で、匿名で報告できると説明しています。(nj.gov)

州によって通報先や義務は違いますが、「これは虐待かもしれない」と思う状況を見聞きしたら、まず州のホットラインに相談するという選択肢があります。

英語では、

I am concerned about a child’s safety
子どもの安全が心配です

I heard a child screaming and loud hitting noises
子どもの叫び声と、叩くような大きな音を聞きました

I don’t know the family, but I am worried
その家族のことは知りませんが、心配です

Can I make an anonymous report?
匿名で通報できますか

The child may be in immediate danger
子どもが今危険な状態かもしれません

と言えます。

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旅行者の場合

アメリカ旅行中に事件に遭遇した場合、まず安全確保と911です。

ホテル、空港、駅、観光地、ショッピングモール、レストランでは、警備員やスタッフに助けを求めます。パスポートや財布を盗まれた場合は、警察レポートを作成し、日本領事館や大使館、クレジットカード会社、旅行保険会社へ連絡します。

旅行者が覚えておきたい英語は、

I am a tourist
旅行者です

I need help
助けが必要です

My passport was stolen
パスポートを盗まれました

My wallet was stolen
財布を盗まれました

I need a police report for my insurance
保険のために警察レポートが必要です

Where is the nearest police station?
最寄りの警察署はどこですか

です。

旅行保険に入っている場合は、事件後すぐに保険会社へ連絡します。警察レポートが必要になることが多いです。

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留学生の場合

留学生の場合、事件に巻き込まれたら、911や警察だけでなく、学校にも連絡します。

大学にはCampus Police、Public Safety、International Student Office、Dean of Students、Counseling Centerなどがあります。

寮で不審者を見た。
キャンパスで性被害に遭った。
ルームメイトに暴力を振るわれた。
ストーカーされている。
差別的な嫌がらせを受けた。
寮で盗難があった。

こういう場合は、学校の安全窓口にも相談します。

英語では、

I am an international student
留学生です

I need to report a safety concern
安全上の問題を報告したいです

I don’t feel safe in my dorm
寮で安全だと感じません

I need help from the international student office
留学生オフィスの助けが必要です

I would like to speak with campus police
キャンパスポリスと話したいです

と言えます。

性被害の場合は、学校のTitle IX officeが関係する場合があります。警察への報告と学校への報告は別の手続きになることがあります。RAINNなどの専門支援に相談しながら進めると安心です。

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在住者・駐在家庭の場合

アメリカに住んでいる人は、自分の市の警察、Non-emergency number、Animal Control、Child Abuse Hotline、学校区、管理会社、HOA、近所の安全情報を調べておくと安心です。

冷蔵庫や家族の共有メモに、次の情報をまとめておくとよいです。

911
地元警察のNon-emergency number
子どもの学校の緊急連絡先
最寄りのUrgent Care
最寄りのER
州のChild Abuse Hotline
RAINN 800-656-4673
VictimConnect 855-484-2846
日本領事館の連絡先
住宅管理会社・大家の緊急番号

VictimConnect Resource Centerは、犯罪被害者に無料で秘密が守られる支援を提供し、855-484-2846で相談できると案内しています。(victimsofcrime.org)

家族で「火事の時」「侵入者がいる時」「庭に不審者がいる時」「外で銃声がした時」「学校から緊急連絡が来た時」にどう動くかを話しておくと、いざという時に少し落ち着けます。

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警察に伝える時に大事なこと

事件を通報する時は、感情的になっても大丈夫です。でも、伝えるべき情報はなるべく具体的にします。

最初に場所。
次に何が起きているか。
怪我人がいるか。
武器があるか。
犯人が今どこにいるか。
犯人の服装や特徴。
車の色やナンバー。
逃げた方向。
自分が安全な場所にいるか。

英語で完璧に話せなくても、短い単語で伝えます。

Location first
場所を先に

Gun

Knife
ナイフ

Injured person
怪我人

Child in danger
子どもが危険

Suspect left
犯人は去りました

I am safe now
今は安全です

I need an interpreter
通訳が必要です

日本語通訳をお願いしたい場合は、Japanese interpreter, please と言います。すぐにつながるとは限りませんが、言ってよいです。

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事件後にすること

事件後は、できるだけ記録を残します。

日時。
場所。
何が起きたか。
相手の特徴。
車の情報。
目撃者。
警察官の名前。
Police report number。
写真。
動画。
壊されたもの。
怪我の写真。
病院の記録。
保険会社との連絡。

泥棒、暴行、性被害、車上荒らし、盗難、ハラスメント、ストーカー、差別被害などは、あとで記録が必要になることがあります。

警察に通報したら、Police report numberをもらえるか確認しましょう。

May I have the police report number?
警察レポート番号をいただけますか

How can I get a copy of the report?
レポートのコピーはどうやって取れますか

I need it for my insurance
保険のために必要です

と言えます。

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まとめ

アメリカで事件を目撃した時、巻き込まれた時、まず大事なのは自分と家族の安全です。

銃乱射なら、逃げられるなら逃げる。逃げられなければ隠れる。最後の手段として抵抗する。FBIはRun, Hide, FightをActive Shooter対応の基本として紹介しています。(fbi.gov)

泥棒が家に入ってきたら、対峙せず、逃げるか隠れて911。
家に帰ったら荒らされていたら、中に入らず警察へ連絡。
庭に不審者がいたら、外へ出ず、状況に応じて911またはNon-emergency。
エレベーターで怖い人がいたら、乗らない、降りる、助けを求める。
痴漢や性被害に遭ったら、安全な場所へ移動し、必要なら911、RAINNへ相談。
道で暴力やカツアゲを見たら、間に入らず、安全な場所から911。
子ども虐待が疑われる時は、緊急なら911、緊急でなければ州のChild Abuse Hotlineへ相談。

911.govは、緊急援助が必要な場合はすぐ911へ電話するよう案内しています。(911.gov)

非緊急の犯罪や情報提供は、地元警察のNon-emergency numberや匿名tip制度を使える場合があります。USA.govは、多くの地元警察が匿名のtipや犯罪報告をオンラインや電話で受け付けていると案内しています。(usa.gov)

アメリカ生活では、怖い場面に備えることも生活スキルの一部です。

旅行者、留学生、駐在、永住者、子育て家庭、どの立場でも、「自分が悪いのでは」「英語ができないから」「通報していいかわからない」と迷って動けなくなることがあります。

まず安全な場所へ。
そして911。
必要なら通訳を求める。
証拠を残す。
支援機関につながる。

自分と家族の命を守る行動を、最優先にしてください。

生活
この記事の著者
Kyoko Bartley

ニュージャージー在住。
幼少期からアメリカの映画やアニメーション、音楽に親しみ、大学ではアメリカ文化を専攻。留学・研究を経て2011年に渡米し、国際結婚、妊娠・出産、現地就職、住宅購入などを通して、外国人としてアメリカ社会で暮らすリアルを経験してきた。

2018年より、在米日本人向けアメリカ生活情報ブログ「なんだろなアメリカ」 を運営。教科書やガイドブックには載らない、実体験にもとづく生活情報や、文化の違いから生まれる「?」を「!」に変える視点を発信している。

また、プリンストンエリアを拠点に画家としても活動し、原画やグッズの制作・販売を行っている。

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