こんにちはー。なんだろなアメリカのキョウコ@NandaroAmericaです。
アメリカで暮らしていると、日本で当たり前に食べていたものが、ある日ものすごく恋しくなります。
その代表が魚です。
日本で育った人間にとって、魚は特別なごちそうというより、日常の食卓に自然にあるものだと思います。焼き魚、煮魚、刺身、寿司、干物、魚のフライ、鍋の具、味噌汁の出汁。日本では、スーパーに行けばいろいろな魚が並び、季節によって旬の魚もあります。
ところが、アメリカに住むと、魚の入手しやすさは地域によって本当に違います。私は以前オハイオ州に住んでいて、現在はニュージャージー州に住んでいます。この二つの州での魚事情、日本食材事情は、かなり違いました。
ニュージャージーに引っ越してきて驚いたのは、普通のスーパーでも魚介類がかなり手に入りやすいことです。コストコやStop & Shop、Trader Joe’sなどでも、鮭、タラ、マグロ、ティラピア、キャットフィッシュ、エビ、ホタテ、ムール貝などが見つかります。季節によっては牡蠣やカニ、生簀にロブスターも登場します。
一方、オハイオに住んでいた頃は、魚はかなり貴重品でした。内陸部ということもあり、スーパーで買える魚の種類も少なく、品質も安定せず、価格も高め。たまに勇気を出して買って失敗すると、精神的にも財布にもかなり響きました。そして、オハイオの人たちはもともとそんなにお魚を食べる食文化ではありません。お魚と似た栄養素はナッツなどで補っている感じでした。
この記事では、ニュージャージーとオハイオで私が体験したアメリカの魚事情、日本食材事情、そして在米日本人が和食を作る時に気をつけたいことを、たっぷり語ります。
アメリカで魚が食べたい方、和食が恋しい方、これからアメリカに住む予定の方の参考になれば嬉しいです。
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アメリカの魚事情は地域によって大きく違う
アメリカは広い国です。
一口にアメリカ生活と言っても、東海岸、西海岸、中西部、南部、内陸部、都市部、郊外では、食材事情がまったく違います。
これは魚に関してもかなりはっきりしています。
ニュージャージーのような東海岸の州では、海が近く、移民も多く、魚介類を食べる文化も比較的身近にあります。スーパーにも鮮魚コーナーがあり、日常的に魚や貝類が並びます。日本人だけでなく、中国系、韓国系、インド系、ラテン系、ヨーロッパ系など、さまざまな食文化を持つ人たちが暮らしているため、魚やアジア食材の需要もあります。
一方、オハイオのような中西部の内陸地域では、肉や乳製品は非常に豊富でした。牛肉、豚肉、鶏肉、チーズ、バター、ヨーグルトなどはとても充実していて、価格も比較的手頃です。ですが、魚はどうしても種類が限られます。
もちろん、現代のアメリカでは物流がありますから、内陸だから魚がまったくないわけではありません。冷凍や空輸で魚は届きます。それでも、日常的に新鮮な魚を手頃な価格で買えるかというと、地域差があります。
日本で生まれ育った感覚のままアメリカに来ると、この違いにはかなり驚くと思います。日本では、海に囲まれた国ならではの魚食文化があります。スーパーに魚があるのは当たり前で、鮭、サバ、アジ、ブリ、タラ、イカ、タコ、刺身、干物、しらすなど、選択肢が多いです。
アメリカでは、住む場所によって、魚を食べる生活の難易度が変わります。お刺身やお寿司の食文化が元からはない土地ですので、輸送方法や加工の方法などもお魚・生食などに対応していないのだと思います。
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ニュージャージーでは普通のスーパーでも魚介類が買える
ニュージャージーに越してきて嬉しかったことの一つは、普通のスーパーでも魚介類がかなり手に入ることでした。
Stop & Shopのような一般的なスーパーマーケットでも、鮮魚コーナーがあります。Costcoにも、地域によってはかなり立派な魚介類の売り場があります。私が見かけるものだけでも、鮭、トラウト、ステーキ用のマグロ、キャットフィッシュ、タラ、スワイ、ティラピア、レッドスナッパー、ロブスター、大きなエビ、ムール貝、ホタテなどがあります。時々、タコが丸ごと売られていることもあります。クリスマスや年末年始の時期には、牡蠣、カニ、タラバガニのようなものが登場することもあります。
コストコや一般的なスーパーの他に、Hマートや韓国系のスーパー、ウェグマンズなどでも豊富にシーフードを売っています。特にアジアンマーケットだとどこでもお刺身やお寿司は売っている感じです。ウニなんかもある時があります。
でも日本のスーパーと同じ感覚で何でも買える、というわけではありません。魚の種類は日本のスーパーと比べて限られます。でも、アメリカの普通のスーパーでこれだけ選択肢があるのは、本当にありがたいです。
特にコストコは、地域によって生鮮食品の品揃えが違います。引っ越してきたばかりの頃は、ニュージャージーのコストコで魚介類やアジア系食材がかなり充実していることに驚きました。
レッドスナッパーが丸ごと売られていた時は、オーブンで塩焼きにしたらおいしそうだな、土鍋で雑炊にしたらよさそうだな、と想像が広がりました。鱗がついているので下処理は必要ですが、こういう魚を普通に買えるだけでも、オハイオ時代の私からするとかなり贅沢です。
ニュージャージーのコストコでは、お米も充実しています。カリフォルニア米、日本食向きの米、インド料理向きの米、アジア系の食材、ナン、チャプチェ、うどん、レンジで温めるご飯なども見かけます。地域の人口構成に合わせて、スーパーもかなりアジアに歩み寄ってくれている感じがします。
ありがとうニュージャージー。
Trader Joe’sや冷凍食品売り場も魚介類の味方
ニュージャージーで魚介類を探すなら、一般スーパーやコストコだけでなく、Trader Joe’sもかなり便利です。
Trader Joe’sはオーガニック系、健康志向、冷凍食品が強いスーパーという印象がありますが、冷凍魚介類もなかなか使えます。ホタテ、アサリのワイン蒸し、イカ、タコ、ツナ、白身魚など、店舗や時期によっていろいろあります。
冷凍魚介類を上手に使うことも大事です。生の魚がいつでも新鮮とは限りません。むしろ、品質の良い冷凍魚介類のほうが安心して使える場合もあります。特に炒め物、煮込み、スープ、パスタ、鍋風の料理、カレーなどに使うなら、冷凍でも十分です。
また、アメリカの冷凍食品売り場には、タラのフライ、ティラピアのソテー、フィッシュスティックなどもあります。味付け済みのものは好みが分かれますが、忙しい日の一品としては便利です。
日本人の感覚では、魚は生鮮コーナーで買うものという意識が強いかもしれません。でも、アメリカでは冷凍魚介類も選択肢に入れると、かなり食生活が楽になります。
特に、内陸部や魚の入手が難しい地域では、冷凍の質の良いものを探す力が大事です。
日本では料理したことのない魚にも挑戦してみる
アメリカで魚を食べるなら、日本で慣れ親しんだ魚だけにこだわらないほうが楽です。日本にいた頃はあまり料理したことのない魚でも、アメリカでは手に入りやすく、意外とおいしいものがあります。
たとえばキャットフィッシュ。
日本語ではナマズですが、アメリカでは南部料理などでも親しまれている魚です。私は日本でキャットフィッシュの天ぷらを食べたことがあり、白身でおいしい魚だと知っていました。アメリカで買うなら、塩こしょうとバターで焼く、フリッターにする、天ぷら風にする、などが向いていると思います。油との相性がよく、ふんわりした白身がとてもおいしいです。
ティラピアも、アメリカではよく見かける魚です。日本ではあまりなじみがありませんが、コストコなどで大容量で売っていることがあります。見た目はアジフライに使えそうなサイズ感で、パン粉をつけて揚げる、塩こしょうでカリッと焼く、バターでソテーするなど、使いやすいです。
ティラピアは淡白な白身なので、和風の味付けにも合います。出汁、醤油、みりん、砂糖、生姜などで煮ると、白いご飯に合う煮魚風になります。日本のキンメダイやカレイの煮付けとは違いますが、アメリカで作る家庭の和食としては十分満足できます。
タラ、コッドも使いやすいです。鍋、味噌汁、フライ、ホイル焼き、バター焼き、トマト煮込みなど、かなり応用できます。
アメリカでは、日本の魚を探すより、アメリカで手に入りやすい魚を日本人の口に合うように料理するほうが現実的です。
「これは日本の何の魚に近いかな」と考えながら試していくと、食生活の幅が広がります。
ロブスター水槽を見ると東海岸を感じる
東海岸のスーパーでは、ロブスターの水槽を見かけることがあります。これを見ると、ああ、東海岸に住んでいるんだなあと感じます。
アメリカ東海岸、とくにニューイングランド方面ではロブスターが有名ですし、ニュージャージーでもスーパーで見かけると、地域の食文化を感じます。もちろん、ロブスターを日常的に買うわけではありません。高いですし、調理も少しハードルがあります。
でも、こういうものが身近に売られているというだけで、オハイオ時代とは食材環境が違うなと実感します。
魚や貝類が普通に手に入る地域に住むと、和食の再現もしやすくなります。鍋、煮魚、焼き魚、魚介スープ、寿司風の料理、海鮮ちらし風のご飯。選択肢が増えると、心の余裕も増えます。
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オハイオ時代、魚は本当に貴重品だった
オハイオに住んでいた頃、魚は本当に貴重品でした。内陸部なので仕方がない部分もあります。スーパーには肉や乳製品が豊富にあり、チーズなどは種類も多く、価格も手頃でした。一方で、魚の種類は少なく、量も限られていました。
ですが、まったく魚がないわけではありません。冷凍の切り身や、鮮魚コーナーらしきものがあることもありました。でも、品質が安定していない印象がありました。高いのにおいしいとは限らない。見た目では判断が難しい。買ってみるまでわからない。そんな感じでした。
ある日、私は奮発して20ドルほどのタラを買いました。日本人として、久しぶりに魚が食べたい。白身魚なら失敗しにくいだろう。少し高いけれど、たまにはいいだろう。そう思って買いました。
ところが、調理したら完全に腐っていました。
焼いた瞬間、家中にアンモニアと腐敗臭のような強烈な匂いが広がりました。換気扇も意味なし。家の隅から隅まで匂いが行き渡り、一週間くらい抜けませんでした。
魚が貴重な地域で、勇気を出して高い魚を買って、結果これだと、かなり心が折れます。
日本なら、スーパーで魚を買ってここまでひどい経験をすることは少ないと思います。アメリカの内陸部で魚を買う時は、本当に慎重になったほうがいいと学びました。
返金交渉で感じたアメリカの店対応の地域差
腐っていた魚を買った時、私は怒りとともに返金交渉に行きました。
こちらとしては、売られていた魚を購入した日に調理したら、芯まで腐っていたというわけです。見た目だけでは判断できない状態で売られていたのだから、店側の品質管理の問題です。
ところが、店の対応は日本のように「申し訳ありません、大丈夫でしたか」という感じではありませんでした。
返金ですか。生ものですよね。調理したんですよね。
そんな雰囲気です。
こちらが冷静に、購入した日に調理したこと、すでに腐っていたこと、家が大惨事になったこと、これは販売側の品質管理の問題であることを説明しなければなりませんでした。店長に聞いてくると言われ、待たされ、ようやく返金という流れでした。
アメリカでは、地域や店によって消費者対応がかなり違います。
オハイオにいた頃は、「自分は知らない」「自分の責任ではない」という空気を感じることが多かったです。もちろん店や人によりますが、日本のように店側がすぐ謝罪する感覚はありませんでした。
一方、ニュージャージーでは、スーパーで買ったサラダに異物が入っていた時など、店員さんが「大丈夫でしたか」と気遣う一言をくれることもあります。地域差なのか、店の教育なのか、客層なのか、文化なのか、興味深いところです。
アメリカでは、不良品や品質の問題があったら、遠慮せずにレシートを持って交渉することが大事です。黙って泣き寝入りしていると、そのままです。
特に生鮮食品は、購入した日、状態、写真、レシートを残しておくと説明しやすいです。
オハイオでの本格寿司は高級品だった
オハイオに住んでいた頃、本格的な寿司はかなりの高級品でした。
日本人の方が経営している寿司や和食のレストランで、夫の父が誕生日に船盛のお寿司を注文してくれたことがありました。確か二人前で60ドルくらいだったと思います。
マグロ、鮭、細巻き、少しの天ぷら。日本なら特別珍しくないような内容でも、オハイオでは本当にありがたかったです。
生で食べられる魚がある。
ちゃんとした寿司がある。
日本の職人技がアメリカにもある。
そう思うと感動しました。
ただ、同時に、これは日常的に食べられるものではないとも思いました。値段は高いし、量も日本の感覚からすると決して多くはありません。ありがたく食べながらも、私のような貧乏性の人間は、食後に「これは私にふさわしい贅沢なのだろうか」と考えてしまうわけです。
そして食後なのにお腹はまだ空いている。
アメリカの内陸部で本格寿司を食べるというのは、そういうことでした。
残念な寿司体験もあった
オハイオで寿司が恋しくなり、ランチに寿司屋へ行ったこともあります。ある店では、ランチメニューに細巻き二種類、サラダ、味噌汁がつくと書いてありました。ところが、実際に出てきたのはキュウリとアボカドの細巻き一本だけ。しかも値段はかなり高い。
サラダも味噌汁も、もう一本の巻き寿司も出てきません。指摘しても、なぜかうまく対応してもらえず、こちらが疲れて終わりました。別の寿司屋では、握り寿司を注文したところ、マグロの端が乾いてめくれ、シャリも黄ばんで乾燥しているように見えました。
一体いつ作ったのこれ。食べて大丈夫なのか。そんな気持ちになる寿司でした。
もちろん、アメリカにも素晴らしい寿司店はあります。ニューヨーク、ニュージャージー、カリフォルニアなどでは、質の良い寿司や和食もかなりあります。でも、地域によっては、寿司と名乗っていても、日本人の感覚とはかなり違うものが出てくることがあります。
アメリカで寿司を食べる時は、店選びが本当に大事です。口コミ、客層、回転率、魚の見た目、価格帯、地域の日本人情報などをよく見たほうがいいと思います。
日本食材店が遠い、高い、そして期限切れだった思い出
オハイオ時代に困ったのは、魚だけではありません。日本食材の入手も大変でした。
質の良いアジアンマーケットや日本食材店が近くにある地域ならよいのですが、私が住んでいた場所では、なかなか満足できるお店がありませんでした。日本食材を扱うお店があっても遠い。価格が高い。品揃えが限られている。品質が安定していない。
夫が忙しかったこともあり、日本食材のために遠出できるのは年に一度あるかないか、という感じでした。食にそんなにこだわらなくてもいいのでは、遠い、でも行ってみたい、でも高い。この気持ちのせめぎ合いです。
ある時、子どもが車内で泣き叫ぶ中、往復二時間以上かけて日本食材店に行きました。日曜の貴重な時間を丸ごと使う賭けです。
店に着くと、何を買うにも悩みます。
これは高い。
でも必要。
日本で買ったら三分の一の値段。
でもここでは買うしかない。
そんなふうに一つずつ吟味して買いました。
ところが、帰って見てみると、買ったものの半分ほどが一年近く賞味期限切れでした。これは本当に悲しかったです。しかもレシートには返品・返金不可のようなことが書かれている。遠くてもう一度行く気力もない。泣き寝入りです。
この経験から、私はアメリカでアジアンマーケットや日本食材店に行く時は、面倒でも賞味期限を必ず確認するようになりました。
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アメリカで日本食材を買う時は賞味期限を見る
アメリカで日本食材やアジアン食材を買う時は、賞味期限を必ず確認してください。
日本では、スーパーに置いてある食品の期限管理がかなりしっかりしています。期限切れの商品が普通に並んでいることはあまりありません。
でも、アメリカの小さなアジアンマーケットや日本食材店では、商品によっては賞味期限がかなり過ぎていることがあります。特に、回転の遅い商品、地方の小さな店、輸入食品、乾物、調味料、お菓子、レトルト、冷凍品などは注意したほうがいいです。
店が悪意でやっているとは限りません。輸入品は仕入れが難しいこともありますし、客数が少ないと商品がなかなか回転しません。価格も高くなります。お店側も大変なのだと思います。
それでも、買う側としては、自分で確認するしかありません。
- 賞味期限を見る。
- 冷凍食品に霜がつきすぎていないか見る。
- 袋が破れていないか見る。
- 缶がへこんでいないか見る。
- 調味料の色や分離を確認する。
- レシートを保管する。
- 返品ポリシーを確認する。
これだけで、かなり失敗を減らせます。
遠くまで行って高いお金を払って買った日本食材が期限切れだった時のショックは大きいです。皆さん、面倒でも確認するのをお勧めしますー。
ニュージャージーのありがたさはアジア人口の多さにもある
ニュージャージーに住んで感じるのは、アジア系の人口が多い地域は食材面で本当に助かるということです。
中国系、韓国系、インド系、日本系、東南アジア系など、さまざまなバックグラウンドの人たちが暮らしている地域では、普通のスーパーでもアジア食材を見かけます。H Martなどのアジアンマーケットもありますし、インド食材店、中国系スーパー、韓国系スーパーも見つけやすいです。
お米、うどん、豆腐、味噌、醤油、海苔、冷凍餃子、薄切り肉、魚、野菜、きのこ、春節やインドのお祭りのお菓子や飾り。日本のものそのものではなくても、アジア全体の食文化が近くにあるだけで、食生活の自由度がかなり上がります。
オハイオ時代は、食材を手に入れること自体がイベントでした。ニュージャージーでは、必要なものが比較的日常の買い物の中で手に入ります。これは生活の質に大きく関わります。
アメリカで住む場所を選ぶ時、学校や仕事、治安、家賃、学区も大事ですが、食材の入手しやすさもかなり大事です。特に長期滞在、子育て、健康管理を考える人には、近くにどんなスーパーがあるかを調べておくことをおすすめします。
アメリカで魚を買う時の現実的な見方
アメリカで魚を買う時は、日本と同じ期待をしないほうが気が楽です。
刺身レベルの魚を普通のスーパーで買うのは基本的に慎重になったほうがいいです。寿司用、sushi grade、sashimi gradeと書かれていても、言葉の扱いが日本と同じとは限りません。生で食べる場合は、信頼できる店で、鮮度と管理状態を見て、自己責任で判断する必要があります。
家庭で日常的に使うなら、焼く、煮る、蒸す、揚げる、スープにすることを前提に考えると使いやすいです。
鮭はオーブン焼き、照り焼き、味噌焼き、ホイル焼き。
タラは鍋、フライ、スープ、トマト煮。
ティラピアはムニエル、フライ、煮付け風。
キャットフィッシュはフリッター、天ぷら風、バター焼き。
エビは炒め物、カレー、パスタ、チャーハン。
ホタテやムール貝はスープ、パスタ、酒蒸し風。
このように、アメリカの魚介類を和食風、洋食風、アジア風に柔軟に使うと、食生活がかなり豊かになります。
完璧な日本の魚料理を再現しようとしすぎると疲れます。
アメリカで手に入る魚を、自分の口に合うように料理する。
これが長く暮らすコツだと思います。
まとめ アメリカの魚と和食材事情は、住む地域で大きく変わる
アメリカで魚や和食材を手に入れる難易度は、住む地域によって大きく変わります。
ニュージャージーでは、普通のスーパーやコストコでも魚介類が比較的手に入り、アジアンマーケットや多様な食材店も多く、和食を作る環境はかなり恵まれています。鮭、タラ、ティラピア、キャットフィッシュ、エビ、ホタテ、ムール貝などを使えば、日常の魚料理も十分楽しめます。
一方、私が以前住んでいたオハイオでは、魚は貴重品でした。種類が少なく、品質も安定せず、日本食材店も遠く、高く、期限切れの商品で失敗したこともありました。内陸部では肉や乳製品は豊富でも、魚や日本食材の入手にはかなり苦労することがあります。
アメリカで和食を食べたいなら、まずは住んでいる地域の食材事情を知ることが大事です。
どのスーパーに魚があるのか。
冷凍魚介類は使えるのか。
近くにアジアンマーケットはあるのか。
日本食材店の商品は新しく回転しているのか。
賞味期限や返品ポリシーはどうなっているのか。
こうしたことを少しずつ把握していくと、食生活はかなり楽になります。
日本と同じものがいつでも手に入るわけではありません。でも、アメリカで手に入る魚や食材をうまく使えば、十分おいしい和食風のご飯は作れます。
そして最後に、私のオハイオ時代からの教訓です。
アジアンマーケットや日本食材店では、面倒でも賞味期限を見ましょう。
高いお金と時間をかけて買ったものが期限切れだった時の悲しみは、なかなか深いです。
アメリカで暮らす皆さんが、安全でおいしいものを食べて、元気に毎日を過ごせますように。

