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アメリカ庭掃除 芝刈りについてー手入れしないとどうなる?

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日本と違うアメリカの文化や風習はいろいろありますが、一軒家の場合「芝刈り」の存在がかなり大ごとじゃないでしょうか。芝刈りをしないとどうなるのかご紹介。芝一つにも我々の知らなかったアメリカ文化があるのよね。

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アメリカ庭掃除 芝刈りについてー手入れしないとどうなる?

アメリカに住むと、最初はいろいろわからないことがあって当たり前。ですが、知らないじゃ済まなかったという痛恨のミスにも繋がりかねないことはいろいろあります。

アメリカの庭付き一軒家の住宅地、映画やドラマではスプリンクラーで散水して、広々とした美しい風景がお馴染みですが、実はホームオーナーはこの景観を想像以上に大事にしています。

庭の手入れをまめにして、その見た目の綺麗さが何かに直結する、ということなのですが、なんだと思います?

アメリカで芝刈りをしないとどうなるのか。単に「見た目が悪くなる」では済みません。地域によっては警告、罰金、HOAからの是正命令、最悪の場合は訴訟や差し押さえにつながることもあります。芝刈りはマナーではなく「義務」であり、不動産価値・学区・治安と密接に結びついたアメリカ独特の文化なのです。

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不動産の価値に影響がある

まず、庭をいつも綺麗にすることで不動産の価値を安定・向上させます。アメリカの不動産は価値が上がっていくことが日本と違いますが、家を投資として捉えているところが強い傾向があるのでしっかり庭も綺麗にする家庭は多いですね。

仮に、草ぼうぼう、雑草も木も生え放題にしておくと価値が下がってしまいます。

こちら、我々がオハイオで購入した家は庭の手入れが酷かったこともあり、安く売られていたお話。

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家の外ももちろんだけど、中もとっても綺麗にして、リノベーションを重ねて価格を上げてからババーンと売る人も多いです。固定資産税もババーンと上がるので、Zillowなんかで物件の過去の税金の変遷を見てると面白いです。

逆に中のリノベーションや手入れをせず、ずっと古っぽい感じだと安く売られてしまう傾向があります。(立地や人気によりますが)

地域・近隣の地価・プロパティタックスについて

以前プロパティタックスの話題の記事でも書きましたが、住民がプロパティタックス=固定資産税を払うと、その家の属する学区の学校に教育のための資金として税金が使われます。そのため、子育てしている家庭は特にプロパティタックスが高めの地域だと、良い教育の恩恵にあやかれる、タックスが高めの地域には高収入で安定している世帯が多く住むという構図があります。

日本だと公立学校の資金にそんなに差があるという現象はあまりないかもしれませんが、アメリカだと、通り一本隔ててあっち側の学区はとても良いのに、こっちはあまり…という現象が多々あります。

(そのため、引っ越す際などは学区や子育て世帯に人気の地域かを指針に調べる人が多いです)

ということで、お金持ちエリアほど良い教育、貧しいエリアほど低いレベルの教育、とあからさまになる世知辛さがあります。そして、そこに住む人たちはその地価・評価を下げたくないのです。

アメリカ公立学校レベルとプロパティタックス固定資産税の関係

【アメリカ教育】米国の学校レベルがわかるサイトGreatSchools 子供の進学・引っ越しの際に調べよう

地価が下がってしまう地域とは

家の外、中の手入れ・リノベーションが追いつかず、安く売ったり、また、フォークロージャー(ローンの支払いが一定期間できず、差押になって出ていった状態)になってしまうと、その不動産の価値は極端に下がってしまいます。

フォークロージャーになってしまう世帯は突然膨大な出費が必要になった、稼ぎ頭に何かあった、など大変なことがあった場合がほとんどでしょうが、経済の状況でそういった家庭が多く発生するエリアもあります。(アメリカの自己破産原因の一位は医療費の請求によるものです。日本と全く違う医療保険制度なのでこういうことが起きてしまいます。)

競売にかけられても買い手がつかないと空き家になり、中に忍び込んで銅のパイプなどを盗んでいく人たちもいたり、荒らされて、今度はかなりの修復をしないと売れない状態になってしまいます。こうなると、その一帯の治安は悪化、スラム化し、地価も下がって慢性的な悪いスパイラルに陥ってしまいます。

全然関係ないけど、歩道との境の芝はこういうのでさっくり切るのね。意外と道具が必要なのよね、芝刈り。

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根性で芝を刈るアメリカ人

日本ですとおじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へ洗濯に行くんですが、アメリカの人が週末朝から真剣に芝を刈るのは、この生活を失うもんかと真剣に家と地域のために真面目に刈るんです。旅行で家を開ける時も、近所や業者やアルバイトにちゃんと頼んで芝を刈ってもらいます。

庭も前庭、裏庭広大なお家だと大変。朝から数時間はかかります。これを暖かい季節は毎週やるので、累計費やす時間もすごいことになります。週に3時間を20週やったら60時間。

特に地価を下げたくない、プロパティタックスが高めの住宅地だと、芝を見張るポリスの巡回があります。そんなことよりも犯罪を見張らなくていいのかと突っ込みたくなりますが、お高い地域だと自然と犯罪率も下がり、そういう見回りに時間を割けるんだそうですよ。(以前住んでいたオハイオのポリスのおっちゃん曰く)

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こういうので延々刈ったり、乗り物タイプので広大な庭を毎週芝刈りするんだぜ。

ちなみに芝アレルギーってのもあって、結構多くの人が芝ダメって言うのね。

アメリカ花粉症&アレルギー薬&予報サイト特集

芝が伸びすぎるとポリスがくるぜ

日本人の感覚だと「庭は自分の敷地なのだから自由では?」と思いがちですが、アメリカでは住宅地全体の景観=共有財産という意識が非常に強くあります。そのため、芝生の状態は個人の問題ではなく、地域全体の資産価値の問題として扱われます。

ということで、見回るポリスはその地域のルールの長さより(8インチとか)伸びた芝のお宅にはイエローカード的な警告のお知らせをしにきます。

それが何度も言っても改善されない場合、私が以前住んでいた地域では罰金の制度がありました。

芝が伸びたら罰金。

特にHOA(Home Owners Association)がある地域では、芝の長さ・頻度・刈り方まで細かくルールが決められている場合があります。違反すると警告書が届き、改善されない場合は罰金や強制的な業者手配、その費用を請求されるケースもあります。

調べたら、極端な例では HOA(Home Owner Association)からの勧告、留置場に入れられるとか、訴えられる、家が差し押さえられるとかもある様子。

実際にかなり伸びてる芝って、流石に米の収穫間近みたいな田圃の風景のようになっているので、きちんと手入れをしている近隣のお家からしたら異様な光景です。こりゃ流石に言われるよね、というのはわかる。

話を聞くだけだと、そこまでー?と思ってしまうけど、やっぱり家の持ち主としての責任として、地域のルールがそう設定してるからやらなきゃいけないんだよね。

芝一つにしても奥が深いわ、アメリカの暮らし。

おじいさんは昔山へ芝刈りに… 安眠動画を作りました。寝る前に見てね。眠れなくなるからw

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まとめ

アメリカの一軒家暮らしにおいて芝刈りは、単なる庭仕事ではなく、住宅の資産価値や地域全体の評価を守るための重要な義務です。芝の手入れを怠ると、不動産価値の低下だけでなく、警告や罰金、HOAからの是正命令を受ける可能性もあります。

さらに、プロパティタックスと学区の質が密接に結びついているアメリカでは、芝生の状態が教育環境や治安の維持にも間接的に影響します。本記事では、芝刈りがなぜこれほど重要視されるのか、その背景にある不動産事情や地域文化、放置した場合に起こり得る現実的なリスクについて解説しました。日本とは大きく異なるアメリカ生活の価値観を理解する一助になれば幸いです。

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この記事の著者
Kyoko Bartley

ニュージャージー在住。
幼少期からアメリカの映画やアニメーション、音楽に親しみ、大学ではアメリカ文化を専攻。留学・研究を経て2011年に渡米し、国際結婚、妊娠・出産、現地就職、住宅購入などを通して、外国人としてアメリカ社会で暮らすリアルを経験してきた。

2018年より、在米日本人向けアメリカ生活情報ブログ「なんだろなアメリカ」 を運営。教科書やガイドブックには載らない、実体験にもとづく生活情報や、文化の違いから生まれる「?」を「!」に変える視点を発信している。

また、プリンストンエリアを拠点に画家としても活動し、原画やグッズの制作・販売を行っている。

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