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アメリカでも簡単に作れる!オーブンでサクッと仕上げるトンカツの作り方

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料理・食べ物
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アメリカに住んでいると、日本にいた頃はそこまで頻繁に作らなかった料理まで、なぜか急に食べたくなって自分で作るようになりませんか?

外食で気軽に食べられないもの、スーパーのお惣菜ではなかなか満足できないもの、日本の「いつもの味」が恋しくなるもの。そういう料理こそ、海外生活では突然ものすごく食べたくなるんですよね。

今回の記事では、そんなある日に私が無性に食べたくなったトンカツを、アメリカで手に入る材料だけで、しかも油たっぷりの鍋で揚げずに、オーブンでラクに作った話をご紹介します。

「トンカツって揚げ物だから面倒そう」
「油の処理が嫌」
「アメリカのキッチンで揚げ物はちょっとハードルが高い」

そんな方にもぴったりです。

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アメリカでもトンカツは意外と簡単に作れる

アメリカのスーパーで肉売り場を見ていると、豚肉ってかなり安いことがありますよね。地域や時期にもよりますが、鶏肉より安いんじゃないかと思うこともあります。

特にCostcoなどでは、立派なPork Loinがかなりお手頃価格で売られていて、「えっ、この量でこの値段?」とびっくりすることもしばしば。

我が家でも豚肉はコスパがいいのでよく買うのですが、使い道がだんだん固定されてくるんです。

生姜焼き、野菜炒め、シチュー、角煮、チャーシュー、プルドポーク……。
もちろんどれも美味しいのですが、続くとちょっと飽きてくる。

そこである日、ふとこう思いました。

「そういえばトンカツ作ってないし、アメリカに売ってない。」

でも、揚げ物って、大変ですよね。

油をたくさん使う、揚げている間つきっきり、油はね、火事が怖い。
後片付けも大変、キッチンに匂いも残る。

そこで今回は、オーブン調理でサクッと仕上げる方法にしてみましたので、やり方をご紹介します!

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オーブンで作るトンカツがおすすめな理由

アメリカ生活で揚げ物をためらう理由はいくつもありますが、オーブン調理ならかなり気が楽です。

まず、大量の油がいりません。鍋いっぱいに油を入れて温度管理をする必要がないので、精神的な負担がぐっと下がります。

次に、加熱中にずっと見張っていなくていい。オーブンに入れてタイマーをセットすれば、その間にサラダを作ったり、お味噌汁を作ったり、キッチンの片付けを進めたりできます。

さらに、後片付けが比較的ラク。揚げ油の処理がないだけで本当に楽です。アメリカのキッチンは広めの家もありますが、それでも「油まみれの揚げ物」はできれば頻繁にはやりたくないもの。

そして何より、美味しい。「オーブンだからどうせ別物なんでしょう?」と思われるかもしれませんが、しっかり油を表面にかけて焼けば、かなり満足感のある仕上がりになります。


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アメリカでそろう材料だけでOK!準備するもの

今回使う材料は、どれもアメリカで比較的手に入りやすいものばかりです。一般的なアメリカのスーパー、Costco、Walmart、Target、アジアンマーケットなどで十分そろいます。

豚肉

おすすめはPork Loinです。見た目がロースっぽい形の部位を選ぶと、トンカツにしやすいです。

すでに厚切りにカットされているものでもいいですし、長いかたまり肉を買って自分で切ってもOK。自分で切る場合は、好みの厚さにできるのが大きなメリットです。

Costcoでは、すでにスライスされた厚切りポークも売っていますが、その横にある真空パックの一本まるごとのPork Loinの方がかなり安いことがあります。冷蔵庫や冷凍庫に余裕があるなら、一本で買って自分で切り分ける方が節約になります。

大家族の方や、食費を少しでも抑えたい方にはかなりおすすめです。

パン粉

最近はアメリカのスーパーでもPankoとして普通に売られています。
パン粉は食感に差が出るので、ここはちょっと楽しいポイントです。

粗めのパン粉なら、ザクザクした食感になります。
細かめのパン粉なら、より日本の定番トンカツに近いサクサク感になります。

アメリカの一般スーパーのPankoでも十分作れますし、日系スーパーのパン粉を使うとよりきめ細かい仕上がりになります。

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普通の卵でOKです。これはどこでも手に入りますね。

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小麦粉

All-Purpose Flourで問題ありません。少量しか使わないので、家にあるもので十分です。

今回は揚げ油として使うのではなく、表面にかけるための油として使います。いちばん便利なのはオイルスプレーです。

スプレータイプがあれば、衣の表面全体にまんべんなく油をつけやすいので、焼き色とサクッと感が出やすくなります。スプレーがない場合は、刷毛やスプーンで少しずつ油をかけても大丈夫です。

こういうのがスーパーで売っているのでぜひ!

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ソース

トンカツにはやはりソースが欲しいですよね。

日系スーパーが近ければ、とんかつソースやウスターソースは簡単に手に入ります。一般的なアメリカのスーパーでも、インターナショナル食品コーナーにキッコーマンやおたふくのソースがあることがあります。

もし見つからなければ、A1 Steak Sauceも意外と相性が悪くありません。日本のとんかつソースとはもちろん違いますが、アメリカ生活の中では「これはこれでアリ」と思える味です。コストコでもスーパーでも売ってますよー。

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からし・マスタード

日本の練りからしがあれば最高ですが、なければアメリカのマスタードでも十分楽しめます。
味は違いますが、肉料理との相性はいいので、気軽に試してみてください。

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オーブンで作るトンカツの手順

ここからは、実際の作り方を順番にご紹介します。

1. 豚肉を好みの厚さに切る

すでに切ってある豚肉を使う場合はそのままでOKです。
かたまり肉から切る場合は、トンカツらしい厚みが出るように、やや厚めに切ると満足感が出ます。

厚すぎると加熱時間が長くなるので、最初は無理せず「分厚すぎない厚切り」くらいがおすすめです。

筋が気になる場合は、包丁の先で数か所切っておくと反り返りにくくなります。

2. 衣をつける

基本は定番通りです。

小麦粉 → 溶き卵 → パン粉

この順番でつけていきます。

それぞれを深めのお皿やボウルに入れて並べておくと、流れ作業でとてもやりやすいです。この作業が少し面倒に見えるかもしれませんが、ここまで終わればもう大仕事のほとんどは終了です。

本当に、体感で仕事の95%くらい終わった気分になります。

プログレッソでパン粉も出してるのね

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3. 天板または網の上に並べる

オーブン用の網があれば理想的です。

網の上に置くと、熱が回りやすくなって、下側もベチャッとしにくくなります。

網がない場合は、パーチメントペーパーを敷いた天板の上でも大丈夫です。その場合は途中で裏返すのを忘れずに。

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4. 表面に油をしっかりかける

ここがオーブン調理で美味しく仕上げる大事なポイントです。

衣をつけた豚肉の表面に、オイルスプレーをまんべんなくかけます。
片面だけでなく、できれば両面にしっかり。

「こんなにかけていいのかな?」と思うくらいでも大丈夫です。揚げ物の代わりなので、ある程度油分があった方が、焼き色もつきやすく、美味しさも増します。

ヘルシーさを優先しすぎて油を減らしすぎると、パン粉が乾いたまま焼けてしまい、「ただ焼いたパン粉つき肉」っぽくなることがあります。
トンカツらしさを出すには、ここは少し思い切るのがおすすめです。

5. オーブンで焼く

オーブンは350〜375°Fくらいに予熱しておきます。日本の感覚だとだいたい175〜190℃前後です。

厚さや大きさによりますが、目安は40〜50分ほど。途中、20〜30分くらいで一度様子を見て、表面に焼き色がついていたら裏返します。

両面がきつね色になり、中までしっかり火が通れば完成です。

アメリカの豚肉は部位や厚みに差があるので、最初の1回は慎重に様子を見るのがおすすめです。心配な場合は、一番厚いものを1枚切って確認すると安心です。

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フライパンで揚げ焼きはできる?実際にやってみた感想

ここで、やってみて「これは違ったな」と思った話も書いておきます。

最初、いつもの感覚で「少し多めの油をフライパンに入れて、揚げ焼きっぽくすればいけるのでは?」と思って試してみたのですが、これはあまりうまくいきませんでした。

理由は単純で、トンカツは厚いからです。

表面のパン粉ばかり先に色づいてしまい、中まで火が通る前に焦げそうになる。しかもパン粉が油をかなり吸う。結果として、少ない油では中途半端、多すぎるなら結局ほぼ揚げ物、という感じになってしまいました。

薄い肉ならまだしも、普通のトンカツサイズだと、フライパンで中途半端に仕上げるより、最初からオーブンに任せた方がラクで失敗しにくいと感じました。


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仕上がりをよくするコツ

オーブンといっても、少しコツを押さえるだけでかなり美味しく仕上がります。

パン粉の種類で食感が変わる

アメリカのPankoは粗めのものが多く、ザクザク感が出やすいです。
一方、日系のパン粉は細かくて、より日本の定食屋さんのような見た目になります。

「ワイルドで香ばしい感じ」が好きならアメリカ系、「王道のサクサクトンカツ」が好きなら日系、という感じで使い分けても楽しいです。

油は遠慮しすぎない

オーブン調理は「ヘルシーにしたい」気持ちになりやすいのですが、トンカツの美味しさにはある程度油分が必要です。
衣全体がうっすらでもしっかり油をまとっていると、焼き上がりが全然違います。

厚みはそろえる

複数枚焼くときに厚みがバラバラだと、火の通りに差が出ます。
薄いものは先に硬くなり、厚いものはまだ中心が心配、ということが起こりがちです。

なるべく同じくらいの厚さにすると、焼き時間が合わせやすくなります。


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付け合わせは何が合う?

トンカツができたら、あとはもう何と合わせてもだいたい幸せです。

定番はやはり、

千切りキャベツ

ご飯

味噌汁

ソース

からし

この組み合わせですね。

でもアメリカ生活だと、そこまで完璧に日本定食化しなくても大丈夫です。蒸しキャベツでもいいですし、もやし炒めでもいいですし、サラダミックスでもOK。大事なのは満足感です。

たくさん作った日は、翌日にカツサンドにするのもおすすめです。アメリカの厚めの食パンやTexas Toastで作ると、これがまた美味しいんですよね。お弁当にも使いやすいです。

さらに、ソースかつ丼風にしたり、卵でとじてカツ丼にしたり、大根おろしをのせておろしかつ風にしたりと、翌日の展開もいろいろできます。


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オーブン調理ならアレンジも簡単

この方法を覚えると、トンカツ以外にも応用できます。

鶏肉ならチキンカツ

白身魚ならフライ風

エビやイカでも応用可能

薄切り牛肉ならカツレツ風

野菜ならオニオンフライ風

つまり衣をつけてオイルをかけてオーブンで焼くという流れさえ覚えてしまえば、いろいろな揚げ物風メニューが作れるようになります。

アメリカ生活では、外食に頼るより家で作った方が早いことも多いので、この手の方法をいくつか持っておくと本当に便利です。


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アメリカでトンカツを作るときによくある疑問

日本の材料がないと無理?

そんなことはありません。パン粉も卵も小麦粉も豚肉も、基本材料はアメリカのスーパーでそろいます。ソースだけ少し工夫すれば十分です。

揚げないと美味しくない?

本格的な「油でしっかり揚げたトンカツ」と全く同じではありません。
でも、家庭で気軽に作れて、十分満足できる美味しさです。
とくに「今日はとにかくトンカツが食べたい」という日に大活躍です。

どの豚肉でもいい?

できればロースっぽい部位が向いています。あまり脂が少なすぎるとパサつきやすいので、適度に脂がある部位の方がトンカツらしく仕上がります。


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まとめ

アメリカでトンカツを作るというと、なんとなく大変そうに感じるかもしれません。でも実際には、豚肉、小麦粉、卵、パン粉、オイルスプレー、オーブンがあれば、かなり気軽に作れます。

大量の油を使わなくていいし、後片付けも比較的ラク。オーブンに入れたら、調理中につきっきりにならなくていい。それでいて、ちゃんと「今日はトンカツ食べた!」という満足感がある。

これは海外生活のごはんとして、かなり優秀です。アメリカで日本の味が恋しくなったとき、豚肉料理がマンネリ化してきたとき、揚げ物は面倒だけどトンカツは食べたいとき。

そんな日にぜひ、オーブンで作る簡単トンカツを試してみてください。
意外なくらい手軽で、しかも美味しくて、きっとまた作りたくなると思います。

 

料理・食べ物
この記事の著者
Kyoko Bartley

ニュージャージー在住。
幼少期からアメリカの映画やアニメーション、音楽に親しみ、大学ではアメリカ文化を専攻。留学・研究を経て2011年に渡米し、国際結婚、妊娠・出産、現地就職、住宅購入などを通して、外国人としてアメリカ社会で暮らすリアルを経験してきた。

2018年より、在米日本人向けアメリカ生活情報ブログ「なんだろなアメリカ」 を運営。教科書やガイドブックには載らない、実体験にもとづく生活情報や、文化の違いから生まれる「?」を「!」に変える視点を発信している。

また、プリンストンエリアを拠点に画家としても活動し、原画やグッズの制作・販売を行っている。

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