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Finding Winnie あらすじと対象年齢|くまのプーさんの実話を描いたアメリカ英語絵本

#英語で読み聞かせ
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この記事は、アメリカで子育てをしている日本人の親御さん向けに、アメリカの子供たちが読んで育つ本を紹介するシリーズです。

今回は、Finding Winnie: The True Story of the World’s Most Famous Bear を紹介します。この記事には本の内容に関するネタバレを含みますので、親御さんが事前に内容を知ったうえで、お子さんに読ませるかどうかを考えるための記事としてお読みください。

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Finding Winnie は何歳くらいの子に向いている?

Finding Winnie は、幼稚園から小学校低学年くらいの子に向いている絵本です。

目安としては4歳から8歳前後。小さい子には読み聞かせで、大きめの子には、Winnie-the-Pooh の背景を知るノンフィクション絵本として楽しめます。

Finding Winnie: The True Story of the World's Most Famous Bear (Caldecott Medal Winner)
In 1914, Harry Colebourn, a veterinarian on his way to tend horses in World War I, followed his heart and rescued a baby...

文章量は少ししっかりめなので、英語を学び始めたばかりの日本語家庭の子には、一人読みよりも親子で一緒に読む方が向いています。

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どんな内容の本?

Finding Winnie は、世界的に有名な Winnie-the-Pooh のモデルになった実在のクマ、Winnie のお話です。

物語は、第一次世界大戦中のカナダから始まります。獣医師で兵士だった Harry Colebourn は、列車の駅で小さなクマの子を見つけます。そのクマを Winnipeg にちなんで Winnie と名付け、軍の仲間たちと一緒に育てます。

やがて Harry は戦地へ向かうことになり、Winnie を安全な場所であるロンドン動物園に預ける決断をします。そこで Winnie は多くの子供たちに愛され、ある日 Christopher Robin という男の子と出会います。

その Christopher Robin が愛したクマこそが、後に Winnie-the-Pooh の物語につながっていく、という構成です。

つまりこの本は、くまのプーさんの前に、本当に生きていたクマがいた、という実話を子供向けにやさしく伝える絵本です。

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アメリカの子供たちにとってどんな位置づけの本?

アメリカでは Winnie-the-Pooh は、単なるキャラクターではなく、子供時代の思い出に深く結びついた存在です。

ぬいぐるみ、絵本、アニメ、ベビー用品、ギフト、図書館の読み聞かせなど、Winnie-the-Pooh は幼い子供の生活の中に自然に入ってきます。日本でもプーさんは有名ですが、アメリカではより 幼少期の定番キャラクター としての存在感があります。

Finding Winnie は、その有名なキャラクターの背景にある実話を知る本です。かわいいクマの話でありながら、歴史、戦争、動物との関係、家族の語り継ぎという要素も入っています。

さらにこの本は、アメリカの優れた絵本に贈られる Caldecott Medal を受賞しています。アメリカの図書館や学校で、質の高い絵本として紹介されやすいタイプの本でもあります。

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日本人親から見た読みどころ

日本人親の視点で読むと、この本の面白さは、かわいい動物の絵本で終わらないところにあります。

まず、物語の背景に第一次世界大戦があります。ただし、戦争の悲惨さを強く描く本ではありません。子供向けに、兵士の移動、別れ、動物を守る判断などが、やわらかく描かれています。

日本語家庭で読む場合、戦争の話をどこまで説明するか迷うこともあると思いますが、この本は小さな子にも入りやすい形で、歴史の入口を作ってくれます。

また、Harry が Winnie をかわいがりながらも、最終的には自分のそばに置くのではなく、安全な場所に託すところも大事な読みどころです。

好きだから手放せない、ではなく、好きだから相手にとって一番よい場所を選ぶ。この感覚は、子供にも親にも響く部分があります。

そして最後に、そのクマが Christopher Robin と出会い、Winnie-the-Pooh の物語につながっていく展開は、大人が読んでも胸が温かくなります。

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英語育児・読み聞かせにどう役立つ?

Finding Winnie は、英語育児の中でとても使いやすい本です。

まず、親子で読んだあとに会話が広がります。

このクマはどうして Winnie という名前になったのかな
Harry はどうして動物園に預けたのかな
もし自分が大事な動物を守るならどうするかな
Winnie-the-Pooh のお話は、どこから始まったのかな

こうした問いかけがしやすい本です。

また、現地校では、フィクションとノンフィクション、実話に基づく物語、歴史上の出来事、人物の決断などを小さい頃から扱います。Finding Winnie は、そうしたアメリカの読書教育に自然につながる絵本です。

単に英語の単語を覚えるためではなく、英語で物語を理解し、背景を考え、人の気持ちを想像する練習になります。

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アメリカ生活の中で読んでおく意味

アメリカで子供を育てていると、学校や図書館、友達との会話の中で、親が知らない定番キャラクターや定番絵本がたくさん出てきます。

Winnie-the-Pooh もその一つです。

日本でも有名なキャラクターではありますが、Finding Winnie を読むと、プーさんがただのかわいいキャラクターではなく、英語圏の子供文化、家族の記憶、絵本文化の中に長く根付いている存在だということがわかります。

アメリカの子供たちが当たり前のように知っている物語の背景を、日本人親も一緒に知ることができる。そこがこの本の大きな魅力です。

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まとめ

Finding Winnie は、Winnie-the-Pooh のモデルになった実在のクマの物語を描いた、美しく温かいノンフィクション絵本です。

動物のかわいらしさ、歴史、別れ、思いやり、そして物語が次の世代へ受け継がれていくことが、子供にもわかりやすい形で描かれています。

アメリカで子育てをしている日本人家庭にとっては、英語絵本としてだけでなく、アメリカの子供文化や現地校の読書文化を理解する入口にもなる一冊です。

Winnie-the-Pooh が好きな子にも、歴史や動物の実話に興味がある子にもおすすめです。

Finding Winnie: The True Story of the World's Most Famous Bear (Caldecott Medal Winner)
In 1914, Harry Colebourn, a veterinarian on his way to tend horses in World War I, followed his heart and rescued a baby...
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この記事の著者
Kyoko Bartley

ニュージャージー在住。
幼少期からアメリカの映画やアニメーション、音楽に親しみ、大学ではアメリカ文化を専攻。留学・研究を経て2011年に渡米し、国際結婚、妊娠・出産、現地就職、住宅購入などを通して、外国人としてアメリカ社会で暮らすリアルを経験してきた。

2018年より、在米日本人向けアメリカ生活情報ブログ「なんだろなアメリカ」 を運営。教科書やガイドブックには載らない、実体験にもとづく生活情報や、文化の違いから生まれる「?」を「!」に変える視点を発信している。

また、プリンストンエリアを拠点に画家としても活動し、原画やグッズの制作・販売を行っている。

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