Hachiko　忠犬ハチ公はアメリカでも有名！＃英語で読み聞かせ

日本人ならみんな知っている忠犬ハチ公のお話ですが、アメリカでも映画になったり、絵本があったり、外国の心を打つ話として有名です。

ハチ公のお話の絵本が出ていますのでご紹介。また、ちょっとアレな手書き漢字とか出てくるので、日本人としては非常に微妙な部分もあります。

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忠犬ハチ公というと帰らぬ飼い主をずっと待ち続けるお話で、その健気で一途な心に涙してしまうお話です。周りの人が止めてもずっと待ち続けたという、ほんとに一途でかわいそうな物語。

ペットはそういうところがあるし、全ては飼い主の判断や責任によりますよね。アメリカでは飼い主の責任や動物愛護に敏感な人は多い気がします。（日本比）

ハチ公の生きていた時代はまだ犬というと愛玩というより番犬や家畜としての意識がまだ人々の中に強くあった頃ですが、子供とそういう視点も少し持って読むとなるほどな、と思うことがたくさんあります。

うちの子供に読んで聞かせたら、なぜ人々は（雨の日も雪の日も待つのが酷いと）助けなかったんだ、と憤慨していましたが、助けようとしても動かなかったという説明をしておきました。。。果たしてよかったのか悪かったのか。

あと、冒頭の、結局日本の初等教育に匹敵する知識がない人が書いたであろう見よう見まねの漢字には、日本語教育者の一員として、ちょっと憤りがありますね。なんで、この文字で出版しようとしたんだろう、というアメリカの「異文化を迎えるのにはオープンだが理解のレベルは低い」体質が滲み出ているなあと。

時々アメリカの映画会社とかが中国に訴えられているけど、中国のように、自国の歴史の長さや豊かさを理会している国民だったらInsulting!とか言って修正を求めると思う。

というか、アメリカ国内では中国の方は人口が多いから、あんまり、アメリカ人が中国の文化を浅い知識で紹介するっていうことはないと思う。日本は人口は多いけど無関心の態度だから、ずっと舐められるよね。

リチャード・ギア主演の映画Hachiはこちら。アメリカに舞台を移した設定だけど、泣けますよー。

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