こんにちはー。なんだろなアメリカのキョウコ@NandaroAmericaです。
アメリカに留学して大学の学生寮で暮らすことになると、最初にぶつかる現実の一つが食事です。
アメリカの大学生活といえば、カフェテリア、ピザ、サンドイッチ、シリアル、サラダバー、ハンバーガー、冷凍食品。もちろんそれはそれで楽しいのですが、日本で育った人間としては、毎日それだけではどうしても物足りなくなってきます。
温かいご飯が食べたい。味噌汁が飲みたい。野菜をたっぷり入れたスープが食べたい。醤油味の煮物が恋しい。外食ばかりではお金もかかるし、カフェテリアの食事だけでは体が重く感じる。留学中は勉強だけでも大変なのに、食べるものが合わないと、心身ともにじわじわ疲れてきます。
しかし、アメリカの大学寮では、火を使う調理が禁止されていることが多いです。私が滞在した大学キャンパス内の寮でも、火を使う調理や煙が出る調理は禁止されていました。州や大学、寮によってルールは違いますが、火災対策のために、寮の中での調理器具にはかなり厳しい決まりがある場合があります。
それでも、食べることは本当に大事です。
自炊をして食費を浮かせたい。日本の味を食べて安心したい。体に優しいものを食べたい。できれば外食に頼りすぎず、限られた環境の中で、自分の口に合うものを作りたい。
この記事では、アメリカの大学寮で火を使わずに自炊する方法、寮生活で使いやすい調理器具、そして日本人の口に合いやすい簡単メニューを、私の留学生活の体験をもとに紹介します。
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アメリカの大学寮では火を使う料理が禁止されていることが多い
アメリカの大学寮では、火を使う料理が禁止されていることがよくあります。
理由は、やはり火災対策です。
学生寮には多くの学生が住んでいます。しかも、初めて親元を離れて暮らす若い学生も多く、料理に慣れていない人もいます。そこで各部屋で自由に火を使って調理できるようにしてしまうと、火事や煙、焦げ、火災報知器の作動など、さまざまな問題が起きやすくなります。
私が住んでいた寮でも、火を使った調理や、煙が出る調理はルールで禁止されていました。ホットプレートや電熱板のようなものも、寮によっては禁止されていることがあります。
ただし、加熱する料理が全面的に禁止というわけではありませんでした。電子レンジは備え付けであり、冷凍食品を温めたり、ポップコーンを作ったりすることは普通にできました。寮によっては、スロークッカー、炊飯器、電気ケトル、トースター、電子レンジ用の蒸し器などが認められている場合もあります。
ここは大学や寮によって大きく違うので、まず必ず寮のルールを確認してください。
何が許可されているのか。何が禁止されているのか。部屋で使ってよいのか、共用キッチンだけで使ってよいのか。寮の管理人やResident Assistantに確認しておくと安心です。
ルール違反で火災報知器を鳴らしたり、罰金や退寮のトラブルになったりしたら大変です。自炊は大事ですが、まずは安全と寮のルールを守ることが前提です。
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電子レンジ、炊飯器、スロークッカーがあれば寮生活の食事はかなり変わる
火が使えないと聞くと、もう料理は無理なのではと思うかもしれません。でも、意外とそうでもありません。
電子レンジ、炊飯器、スロークッカー、電気ケトル、電子レンジ用の蒸し器などが使える環境なら、かなりいろいろなものが作れます。
実際、私が滞在した寮では、多くの学生が電子レンジ、ミキサー、ジューサー、炊飯器、スロークッカー、スチーム皿、電気ケトルなどを駆使して自炊していました。
特にアジア系の留学生は自炊率が高い印象でした。中国、韓国、インドなど、お米を食べる国の学生さんたちは、かなり上手に寮の中でご飯を作っていました。自炊の知恵が豊富で、料理もとても上手な人が多かったです。
寮で何をどう作ればいいかわからない時は、周りの留学生に聞いてみるのもおすすめです。どの調理器具が使えるのか、どこのスーパーで食材を買っているのか、寮のルール上どこまで大丈夫なのか、実際に住んでいる学生の情報はとても役に立ちます。
運良く、卒業や引っ越しで出て行く学生から炊飯器やスロークッカーを譲ってもらえることもあります。自分で買う場合も、最初から高価なものを買う必要はありません。寮生活で使うなら、小さめで扱いやすいもので十分です。
電子レンジがあれば冷凍食品やご飯の温めができます。炊飯器があればご飯が炊けます。スロークッカーがあれば煮込み料理やスープが作れます。電気ケトルがあればお湯がすぐ沸かせます。電子レンジ用の蒸し器があれば、野菜や薄切り肉を簡単に加熱できます。
このあたりの道具がそろうと、寮生活の食事はかなり変わります。
ご飯を炊いて冷凍しておくと、留学生活がかなり楽になる
日本人の食事で、まず重要なのはご飯です。
ご飯があるだけで、食事の安心感が全然違います。アメリカのスーパーやカフェテリアで手に入るものだけで暮らしていると、パンやパスタ、サンドイッチ中心になりがちです。それも悪くはないのですが、やはり温かいご飯があると、心が落ち着きます。
炊飯器が使えるなら、ご飯は多めに炊いて、小分けにして冷凍しておくと本当に便利です。寮に冷凍庫がある場合は、ラップや保存容器に一食分ずつ分けておけば、夜遅くに勉強から戻ってきた時でも、電子レンジで温めるだけで食べられます。
おにぎりにして冷凍しておくのも便利です。具はシンプルで構いません。鮭フレーク、ツナマヨ、昆布、梅干し、ふりかけ、塩だけでも十分です。アジアンマーケットが近くにあれば、日本のふりかけや海苔も手に入ることがあります。
炊飯器があれば、白米だけでなく、冷凍野菜を少し入れた混ぜご飯や、ツナ缶を使った簡単炊き込みご飯のようなものも作れます。冷凍のミックスベジタブル、シーフードミックス、鶏肉やソーセージを少し加えるだけでも、かなり満足感が出ます。
寮生活では、毎回一から料理をするのは大変です。授業、宿題、レポート、試験、アルバイト、友達付き合いで忙しい中で、毎日丁寧にご飯を作るのは現実的ではありません。
だからこそ、ご飯をまとめて炊き、小分けにしておく。この小さな工夫だけで、食生活の安定感がかなり上がります。
スロークッカーは煮込み料理とスープに強い
寮で使用が許可されている場合、スロークッカーはとても便利です。
スロークッカーは、低温で長時間じっくり加熱する調理器具です。材料を入れて、時間をかけて煮込むだけなので、肉や野菜を柔らかく仕上げるのに向いています。
火を使わずに煮込み料理が作れるので、寮生活の自炊にはかなり心強い道具です。
ただし、調理には4時間、6時間、8時間など長い時間がかかることがあります。万が一のことを考えると、外出中に放置するよりも、部屋で勉強していて様子を見られる日に使うのが安心です。寮のルールによっては、部屋にいない間の使用が禁止されていることもあるので、ここも必ず確認してください。
スロークッカーで作りやすいのは、肉と野菜の煮込み、スープ、トマトシチュー、ミートボール、パスタソース、豚肉の角煮風、チャーシュー風、白身魚の煮付け風などです。
豚肉の角煮やチャーシュー風なら、小さめに切った豚肉に、醤油、砂糖、水、あればみりんやしょうがを加えて煮込みます。八角があれば中華風の香りになります。時間をかけて加熱すると、肉が柔らかくなり、ご飯に合うおかずになります。
トマトシチューやパスタソースなら、肉、にんじん、玉ねぎ、冷凍野菜、市販のトマトソースやパスタソースを入れて煮込むだけです。アメリカのスーパーで手に入る材料で作りやすく、失敗も少ないです。
白身魚の煮付け風は、ティラピア、タラ、キャットフィッシュなどの冷凍切り身を使うと作りやすいです。醤油、砂糖、少量の水、あればみりんやしょうがを加えて加熱すると、日本人の口に合う魚のおかずになります。
本格的な和食とは言えないかもしれませんが、寮生活でこれだけできれば十分です。外食で同じようなものを食べたら、チップ込みでかなり高くつきます。自分で作れば、安く、たっぷり、好きな味にできます。
味噌汁とスープがあると心身が落ち着く
留学中に恋しくなるものの一つが、味噌汁です。
味噌汁は、火を使わなくても工夫すれば作れます。電気ケトルでお湯を沸かし、味噌、出汁、乾燥わかめ、豆腐、ねぎなどを入れれば、かなり簡単にできます。スロークッカーを使えるなら、水と具材を温めてから、最後に味噌を溶く形でも作れます。
味噌汁があるだけで、ご飯との組み合わせが一気に日本の食卓に近づきます。
アメリカの食事は、どうしても冷たいものや乾いたものが多くなりがちです。サンドイッチ、クラッカー、シリアル、サラダ、冷たい飲み物。忙しい時はそれで済ませられますが、疲れている時には、温かい汁物が本当にありがたいです。
野菜スープもおすすめです。大根、にんじん、かぶ、玉ねぎ、キャベツ、きのこなどを薄く切って、水とブイヨン、塩こしょうで煮込むだけでも、体に優しいスープになります。トマトソースを少し加えれば、ボリュームのある洋風スープになります。
アメリカのスーパーでも、にんじん、玉ねぎ、キャベツ、きのこ、冷凍野菜は比較的手に入りやすいです。日本の食材がそろわなくても、味付けを少し醤油寄りにしたり、出汁や味噌を使ったりするだけで、かなり安心する味になります。
留学中は、勉強も人間関係も英語も大変です。そんな時に、温かいご飯と味噌汁があるだけで、今日もなんとかやれると思えることがあります。
食事は、ただの栄養補給ではありません。心の安定にも直結します。
電子レンジ用の蒸し器があると、野菜と肉が簡単に食べられる
寮生活で意外と役に立つのが、電子レンジ用の蒸し器です。
蓋付きの電子レンジ対応容器に、少量の水を入れ、野菜や薄切り肉を入れて加熱すると、簡単に蒸し料理ができます。
キャベツ、白菜、ブロッコリー、にんじん、きのこ、ほうれん草、冷凍野菜。そこに薄切りの鶏肉や豚肉、ササミなどを加えてしっかり加熱すれば、かなりヘルシーな一品になります。
味付けは、ポン酢、醤油、ドレッシング、ゴマだれ、チリソース、レモン汁と塩こしょうなどで十分です。アジアンマーケットが近くにあれば、ポン酢や麺つゆ、焼肉のたれなども手に入るかもしれません。
この蒸し料理の良いところは、油をあまり使わず、野菜をたくさん食べられることです。
アメリカの学生生活では、どうしても食事が重くなりがちです。ピザ、フライドポテト、バーガー、クリーム系のもの、甘い飲み物、スナック。若いうちは勢いで食べられますが、毎日続くと体がしんどくなります。
電子レンジ蒸しなら、短時間で温かい野菜とタンパク質が取れます。そこに冷凍しておいたご飯があれば、十分な夕食になります。
私はこういうメニューを食べながら、これをレストランで食べたらチップ込みで20ドルはするな、とよく思っていました。自炊なら数ドルで、しかも自分の好きな味にできます。
自炊万歳です。
朝と昼は無理せず簡単に、夜に温かいものを食べる
寮生活の自炊は、完璧を目指さないほうが続きます。
朝からしっかり料理しようとすると疲れます。授業や移動がある日は、朝はりんご、バナナ、シリアル、ヨーグルト、パン、牛乳、コーヒーなどで簡単に済ませるのが現実的です。
昼はサンドイッチを作って持っていくのが安くて楽です。アメリカはパン、ハム、チーズの種類がとても豊富です。日本の感覚だと、サンドイッチは単純な食べ物に見えるかもしれませんが、アメリカではパンの種類も具の種類も本当に多いです。
全粒粉パン、サワードー、イタリアンブレッド、フランスパン風、雑穀入り、ナッツ入り、柔らかいパン、酸味のあるパン。ハムも、ポーク、ターキー、チキン、ローストビーフ、サラミ、パストラミ、ハニー風味、スモーク、ペッパー入りなどいろいろあります。チーズも日本に比べると種類が多く、値段も比較的安いです。
私が好きだったのは、酸味やえぐみが少し強いエイジドチェダーチーズと、ターキーのハムを、ナッツ多めの柔らかい全粒粉系パンに挟む組み合わせでした。そこにマッシュルームや生野菜をたっぷり入れて、りんごやサラダを一緒に持っていくと、安くて満足感があります。
水は大きなマイボトルで持ち歩けば、かなり節約できます。アメリカの大学キャンパスには給水できる場所があることも多いので、毎回飲み物を買わなくて済みます。
朝と昼を無理なく簡単にして、夜はご飯、スープ、蒸し野菜、煮込みなど、温かいものを食べる。このくらいのバランスが、留学中の寮生活では続けやすいと思います。
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自炊は節約だけではなく、留学中の心を守る
寮で自炊する一番のメリットは、食費の節約です。
アメリカの外食は高いです。チップもあります。カフェテリアのミールプランも、内容や価格に満足できるとは限りません。毎日スーパーの出来合いのものやサンドイッチを買っていると、思った以上にお金が出ていきます。
自炊すれば、1食5ドル以内でもかなり満足できる食事が作れます。ご飯を炊き、野菜を蒸し、肉や魚を煮込み、スープを作る。材料をまとめ買いして冷凍や小分けをすれば、さらに節約できます。
でも、自炊の良さはお金だけではありません。
自分の好きな味を食べられること。
これがとても大きいです。
留学中は、毎日英語に囲まれ、文化の違いに向き合い、授業についていくために必死になります。友達関係も、ルームメイトとの生活も、生活習慣も、日本にいた時とは違います。
そんな中で、自分が食べ育った味を食べることは、かなり大きな安心になります。
白いご飯、味噌汁、醤油味の煮物、蒸し野菜にポン酢。こういうものを食べると、体だけでなく心も少し落ち着きます。
留学生活では、頑張ることも大事ですが、自分を整えることも大事です。食事はその基本です。
計画性があれば、寮でもかなり食生活は整えられる
寮での自炊は、計画性があるとかなり楽になります。
ご飯はまとめて炊いて小分け冷凍する。冷凍野菜を常備する。缶詰やツナ、豆腐、卵、ハム、チーズなど、すぐ使えるタンパク質を用意する。味噌、醤油、出汁、ポン酢、麺つゆ、ふりかけなど、少量でも味を整えられる調味料を持っておく。
週末に少し仕込みをしておけば、平日の夜がかなり楽になります。
平日の夜は、授業や勉強で疲れていることが多いです。そんな時に一から全部作るのは面倒です。でも、冷凍ご飯と冷凍野菜、スロークッカーで作っておいた煮込み、電子レンジ蒸しができる材料があれば、夜食や夕飯がすぐ用意できます。
寮生活では、キッチンが狭かったり、共用だったり、冷蔵庫や冷凍庫のスペースが限られていたりします。だからこそ、買いすぎないことも大事です。
使い切れる量を買う。冷凍できるものを選ぶ。腐りにくいものを常備する。調理器具は少なくても応用が利くものを選ぶ。
この工夫で、かなりサバイブできます。
スイスアーミーナイフ一つで何でもできる、というくらいの気持ちで、限られた道具を使い回すのも寮生活の知恵です。
週末の外食を楽しみに、平日は自炊で乗り切る
留学生活では、ずっと節約だけしていると疲れます。
平日は自炊でしっかり節約し、週末は友達と外食したり、少しお出かけしたりする。このくらいのバランスが良いと思います。
私の周りでも、平日の夜はみんな勉強で忙しく、部屋や寮で簡単に食事を済ませることが多かったです。その代わり、週末に友達と外食したり、買い物に行ったり、近くの街へ出かけたりするのを楽しみにしていました。
毎日外食するのはお金がかかります。でも、ずっと我慢しているだけでは心が疲れます。
だから、普段の食事は自炊で整え、外食は楽しみとして使う。この考え方は、留学中の生活を長く続けるうえでかなり大事だと思います。
節約も大切ですが、留学生活は思い出作りの時間でもあります。
友達と食べに行ったラーメン、初めて行ったメキシカン、夜遅くに食べたピザ、アジアンマーケットで買った日本のお菓子。そういうものも、後から思い出になります。
無理なく自炊し、時々外で楽しむ。それが一番現実的です。
まとめ アメリカの大学寮でも、日本人の口に合うご飯は作れる
アメリカの大学寮では、火を使う料理が禁止されていることが多く、最初は自炊が難しそうに感じるかもしれません。
でも、寮のルールを確認したうえで、電子レンジ、炊飯器、スロークッカー、電気ケトル、電子レンジ用の蒸し器などをうまく使えば、かなりいろいろな食事が作れます。
ご飯を炊いて冷凍しておく。味噌汁やスープを作る。野菜と肉を電子レンジで蒸す。スロークッカーで煮込みを作る。朝と昼は簡単に済ませ、夜に温かいものを食べる。
これだけでも、留学生活の食事はかなり整います。
自炊は節約になります。健康にも役立ちます。そして何より、自分の好きな味を食べられる安心感があります。
留学中は、勉強も英語も人間関係も大変です。そんな中で、温かいご飯を食べることは、自分を支える大事な方法の一つです。
寮生活で火が使えなくても、工夫すれば日本人の口に合う食事は作れます。
食べることは、生きることです。
アメリカの大学寮でも、自分の体と心を守るために、ぜひできる範囲で自炊を楽しんでみてください。

