PR

【アメリカ教育】米国のキンダーガーテン(Kindergarten)完全ガイド 義務教育としての位置づけ・手続き・準備と現地ならではの注意点まで徹底解説

子育て・義務教育
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

アメリカに移住してからお子さんの学校の入学手続きをする際、キンダーガーテンがすでに義務教育であることはうっかり忘れないように注意したいものです。日本と違う義務教育開始年齢、そして、キンダーガーテンに入れる際の手続きなど解説しています。

スポンサーリンク

アメリカのキンダーガーテン(Kindergarten)についてとことん解説

こんにちは!なんだろなアメリカにようこそ。キョウコ@NandaroAmericaです。

キンダーガーテンと聞くと、日本でいう「幼稚園」と混同しがちですが、アメリカでは日本と違って義務教育の1年目となり、エレメンタリースクールが始まる前の1年間の教育となります。

「エレメンタリースクール」も「小学校」と混同しやすいですが、アメリカの認識では幼稚園から4年生までが「エレメンタリースクール」です。

もし日本の英語の時間に小学校=エレメンタリーと教わっていたらアメリカ人との会話の中でかなり噛み合わない事態になるので、今の内に概念を正しておいた方が正解です!

キンダーガーテンは小学0年生みたいな位置付けで、本格的な勉強が始まるのは日本と同様小学1年からのようです。プレスクールが半日だったり終日だったりの内容ですが、キンダーでは概ねどこも朝9時前後から午後3時前後の6時間以上の予定となっているようです。

キンダーガーテンとは?アメリカと日本の違い

アメリカに引っ越してまず戸惑うのが「キンダーガーテン(Kindergarten)」の位置付けです。日本語で「幼稚園」と訳されがちですが、実際にはアメリカのキンダーガーテンは義務教育の第1学年。多くの州で5歳または6歳から始まり、ここからが「学校生活」のスタートラインです。

エレメンタリースクール(Elementary School)は「小学校」と訳されますが、アメリカではキンダーから4年生(地域によっては5年生や6年生まで)がエレメンタリーに在籍します。この違いを知らないと、現地での学校選びや手続きで混乱してしまうので、「アメリカの学年の数え方」や「義務教育のスタートライン」を正しく理解しておきましょう。

【コラム】小学校=エレメンタリーではない?

日本で英語の授業を受けてきた方は「小学校=エレメンタリー」と習いますが、現地の親御さんや学校関係者と話す際、キンダーもエレメンタリーの一部という認識が主流です。お子さんの学年を聞かれても、日本の感覚で答えるとズレが生じる場合があります。

こちらもどうぞ

アメリカの義務教育 子供の入学のために必要なもの・手続き方法

アメリカの学校教育制度 プレスクール・義務教育・大学・コミュカレ・特別支援など解説

アメリカのキンダーガーテンの入学手続き・内容・必要書類・義務教育学年の数え方!

アメリカの特別支援教育 Early Intervention について

スポンサーリンク

アメリカの義務教育の学年の数え方について

義務教育の学年とアメリカ独自の数え方

アメリカの義務教育は、基本的にキンダーガーテン(Kindergarten)からハイスクール(12年生)まで。地域や州によって若干の違いがありますが、おおむね次のような区分です。

  • エレメンタリースクール:キンダー(5〜6歳)、1〜4年生(6〜10歳)

  • ミドルスクール:5〜8年生(10〜14歳)

  • ハイスクール:9〜12年生(14〜18歳)

アメリカの子どもたちは「今何年生?」と聞くと「セブンスグレード(7年生)」などと答えます。最初は慣れが必要ですが、現地の友達や先生とコミュニケーションを重ねるうちに、自然と感覚がつかめるようになるでしょう。

【アドバイス】地域の違いに注意!

一部の学区ではエレメンタリーが5年生までだったり、ミドルスクールが6年生から始まる場合もあるので、引っ越し前や転入時には必ず学区の公式サイトなどで確認しましょう。

アメリカの義務教育!学年の数え方は?

エレメンタリー:キンダー(5−6歳)、1(6−7歳)、2(7−8歳)、3(8−9歳)、4年生(9−10歳)

ミドルスクール: 5(10−11歳)、6(11−12歳)、7(12−13歳)、8年生(13−14歳)

ハイスクール: 9(14−15歳)、10(15−16歳)、11(16−17歳)、12年生(17−18歳)

という数え方を大体のところでします。(そうでない場合も地域によってあります)アメリカの子供達に「今何年生?」と聞くと「8年生ー」などと返ってくるので、慣れないうちは困惑しますね。

慣れることがものを言う部分が大きいので、このくらいの背丈の子供は大体何年生だろうな、と把握できるように、周りの人と色々コミュニケーションを図ればわかってくるかと思います。

知り合いをいっぱい作ってお子さんに「何年生ですか?」と聞きまくって感覚を掴みましょう。私も聴きまくっています(笑)

スポンサーリンク

プレスクール、キンダーガーテンに入れる時の手続き

公立のプレスクールやキンダーの場合、カウンティの教育委員会 Education Board のホームページか、直接教育委員会に行って手続きに必要な用紙、リストなどを もらって記入、郵送ができます。

が、個人的には直接行って、話してくるのがおすすめです。

なぜなら、書類不備などがある際はその場で担当の人ときちんと話して何が足りなかったか、いけなかったかをはっきりさせておけるからです。

教育委員会で出しているカレンダーをもらおう

余談ですが、学校のカレンダー(無料)は重宝します。

学校の公式カレンダーがないと、半日、休み、イベントなどの予定がわからず困りまるので、手元にない場合は教育委員会や学校の事務所で必ずもらいましょう。

民間のデイケア、プレスクール&キンダーの場合も、まずはホームページを見て現在新規で受け入れているか確認、何が申し込みに必要かを確認するのが一番楽な方法かと思います。

HPに詳細まで載っていない場合は電話で聞くか、電話やメールで見学予約を入れて質疑応答をしてくるのがいいですね。

必要書類について

必要となる書類は大体以下のもの(学校ごと、地域ごとに違う場合もあると思うので必ずご確認を)

  • 出生証明書(バースサーティフィケート)またはパスポート
  • 住所の確認できるもの数点(アパートのレントの契約書、ガス、水道、電気など光熱費の支払いの書類、銀行からの手紙、その他税金や選挙関連などオフィシャルな郵便物、Pay Stubなど)
  • 予防接種の全経歴のコピー
  • お子さんの主治医のサイン(所定の紙が学校側から渡されますのでそこにサインしてもらいます)
  • 既往症 などあればお医者さんの診断書、お手紙など
  • 学校側からのアンケートや契約書など、保護者がサインする用紙が多数

書類一式を郵送または直接提出し、受理されると連絡、返信がきます。

予防接種関連の書類はアメリカにて主治医を作ってからやっと発行されますので、アメリカに来たらすぐにお子さんの主治医(小児科医)を設定して、学校に入れるための書類が必要になった時のために今までの予防接種履歴などの引き継ぎをスムースにしてもらう必要があります。

詳しくはこちらの記事で触れています。

子育てサロン第1回「アメリカの学校と手続き」配布資料

子育てサロン第2回「アメリカの病院のかかり方」配布資料

米国医療 主治医・ワクチン・検診・医療費 子育てを通し体験&学んだこと

日本と違うアメリカの病院のかかり方ー知っておきたい難解米国医療システム解説

米国留学&移住前に日本でしておく引っ越し準備5つ!体験談と共に解説

カリキュラム、時間割、スクールバスのパス、バススケジュール(民間はバスはないところが多い)、朝ごはん、ランチのお代の振込方法、担任の先生との連絡の取り方などのお知らせがプリントやメールや学校のポータル経由で来るかと思います。

学校事務の凡ミスを想定しておこう!!(涙)

返事やお知らせがこない場合は、自分から聞かないと誰も動いてはくれないので、スクールオフィスに問い合わせるなどして早めに解決します。

私の経験だと、パブリックでは手続き&事務関連で教育委員会と学校の事務所と先生のたらい回しに遭うことがしばしばあります。

アメリカでは自分以外の仕事の内容やフローを把握している人が少ないようで、どこに責任があるのか彼ら自身が分かっていない状態。

日本と比べてしまうとすごく結構いい加減な人が多い印象なので、先に自分がどうしたいかはっきり言って、攻めの姿勢で向かっていくのがいいです。

どこでミスが起きているのかわからない場合は、最短で解決するには教育委員会に聞くのが一番良い気がします。

逆に民間のプリスクールはサービス重視なので、誰かに聞けばすんなりと解決することが多い です。

キンダーガーテン入学のための手続き・流れ

入学年齢・時期を確認しよう

多くの州では、5歳になった学年からキンダーガーテンへの入学資格が発生します。
入学年齢の判定基準(例:「その年の9月1日時点で5歳」など)は州や学区ごとに異なるため、公式ウェブサイトで最新情報を確認しましょう。
一部州では6歳から義務教育開始、またはキンダーは任意参加の場合もあります。

必要書類と事前準備

キンダーガーテン入学には、主に下記の書類が求められます(学区により追加書類あり)。

  • 出生証明書(Birth Certificate)またはパスポート
    アメリカ生まれでない場合、日本の出生証明書+公式翻訳が必要なことも。

  • 予防接種記録(Immunization Records)
    母子手帳など日本語の書類は、現地で主治医を作ってから英文の「Immunization Form」に転記・証明してもらうことが一般的。引っ越し後は早めに小児科を探しましょう。

  • 居住証明(Proof of Residency)
    住居の賃貸契約書、光熱費の請求書、銀行からの郵便物など。複数種類求められることが多いです。

  • 健康診断・診断書・特別な配慮の申告(必要な場合)

  • 保護者の身分証明・申込用紙(学校所定)
    オンライン登録が一般的ですが、紙の申込書も併用される場合があります。

こちらもどうぞアメリカの義務教育 子供の入学のために必要なもの・手続き方法

登録方法と進め方

公立のキンダーの場合、まず「Board of Education(教育委員会)」での登録が必要です。
・オンラインで登録→書類アップロード/郵送/持参
・不明点はメールや電話で問い合わせ
・書類が不足している場合は後日提出で対応してくれるケースが多いです

直接窓口に行くメリットは、書類不備・確認漏れをその場で解決できること。不安な方は窓口訪問をおすすめします。

民間のプリスクールやキンダーの場合、空き状況や申込方法が異なるので、必ず公式サイトや電話で事前確認しましょう。ウェイティングリストや面接、見学の予約が必要な園もあります。

カレンダー・オリエンテーション・学校訪問

入学時期が決まったら、学校の公式カレンダー(学期、休暇、イベント日程)をもらいましょう。オンラインでもチェックできると思います。
新入生向けオリエンテーションや見学会、担任やスタッフとの顔合わせも重要なステップ。イベントは学区や学校によって異なるので、案内メールやHPのお知らせをこまめにチェックしましょう。

 実際の学校生活・学ぶ内容

キンダーガーテンのカリキュラムは、日本の幼稚園よりも「小学校の準備」としての色合いが強いです。
読み書き・アルファベット・数字の学習、簡単な算数・図形、基本的な科学・社会科の導入、さらに協調性・自立・感情のコントロールなど「小1」準備の基礎力を身につけます。
1日のスケジュールは、たいてい朝8:30〜9:00開始、午後2:30〜3:00頃終了(学区によって異なる)で、ほぼフルタイム。
「ランチタイム(冷蔵庫・電子レンジなし)」「体育・音楽・アート」「図書の時間」など、バラエティ豊かな時間割が組まれています。

【体験談】1年で目覚ましい成長

プレスクール時代はアルファベットや数字の「読み書き」に触れる程度だった子も、キンダーの1年間で文章を読める・簡単な足し算や引き算ができるように成長します。
また、「Show and Tell(自分の好きなものをみんなの前で発表)」など、人前で話す機会も多く、社会性や自信が育ちます。

スクールバス・持ち物・家庭の準備

スクールバスや送迎について

多くの公立学校では指定距離以上で無料のスクールバスが利用できます。バスルート・停留所は事前に学校から案内があります。(予算や街の大きさによって、スクールバスがない場合もあります)
民間プリスクールでは送迎は保護者の責任となるケースが大半です。

こちらもどうぞ

スクールバスは追い越すな!米国通学バス関連交通ルール&歴史紹介

学用品・ランチ・連絡方法

アメリカの学校は「持ち物リスト(School Supply List)」が事前に配布されます。クレヨン、ノート、ティッシュ、上履き、ランチバッグなど、細かい指定があるので必ず確認を。ランチは基本的に冷蔵庫・電子レンジなしのため、サンドイッチや果物など腐りにくいメニューが主流です。

学校との連絡は連絡帳の他、保護者用ポータルやメール、電話など。担任や事務と日常的にメール連絡をすることが多いです。

トラブル防止&円滑なコミュニケーションのコツ

アメリカの公立校・教育委員会の事務処理は、日本に比べて「遅い・曖昧・責任の所在がはっきりしない」ことも多々あります。登録後の返信や必要書類の案内が来ないときは必ず自分から確認・催促しましょう。特に入学シーズンは問い合わせが集中するため、早め早めの準備と、分からないことを「積極的に聞く姿勢」が大切です。

また、もし複数の窓口でたらい回しにされても、根気強く説明し、教育委員会の窓口に直接「どこが担当か」聞くのが最短ルートです。
民間プリスクールはサービス重視で柔軟に対応してもらえることが多いので、まずは遠慮なく質問を。

スポンサーリンク

まとめ 〜キンダーガーテン入学を安心して迎えるために〜

アメリカのキンダーガーテンは、子どもにとっても家族にとっても、新たな学校生活の大きな一歩です。手続きや必要書類の準備に戸惑うことも多いですが、現地では「不明点があれば何でも質問する」「早め早めに準備する」ことが最も重要です。

文化やシステムの違いを前向きに楽しみつつ、お子さんがのびのびと成長できる学校生活をサポートしましょう!

子育て・義務教育
この記事の著者
Kyoko Bartley

ニュージャージー在住。
幼少期からアメリカの映画やアニメーション、音楽に親しみ、大学ではアメリカ文化を専攻。留学・研究を経て2011年に渡米し、国際結婚、妊娠・出産、現地就職、住宅購入などを通して、外国人としてアメリカ社会で暮らすリアルを経験してきた。

2018年より、在米日本人向けアメリカ生活情報ブログ「なんだろなアメリカ」 を運営。教科書やガイドブックには載らない、実体験にもとづく生活情報や、文化の違いから生まれる「?」を「!」に変える視点を発信している。

また、プリンストンエリアを拠点に画家としても活動し、原画やグッズの制作・販売を行っている。

#なんだろなアメリカをフォローする
error: This content is protected. このコンテンツは保護されています。
タイトルとURLをコピーしました