アメリカ学校のPicture Dayの準備体験談&売り方がヒドくて泣いた話

子供がプレスクール、そしてキンダーに入ってオロオロしてしまった「急な学校からのお知らせ」は無数にあるのですが、今回は「Picture Day」についてお話しします。

Picture Dayとは写真を撮る日ですが、周りのお子さんは何を着ていくのか気になりますよね。

私のご近所のベテランお母さんのアドバイスなども交えながら私が学んだことをご紹介しますので是非参考にしてくださいね!

学校のPicture Dayってなんだろな!?

こんにちわー。普段全く着るものに気を使わないジャージ上下に落ち武者ヘアスタイルのキョウコです。

皆さんのお子さん、学校でPicture Day はもう体験されたことはありますでしょうか。Picture Dayですから、写真を撮るんですが、アメリカの学校は結構な頻度で撮っている気がします。

日本では卒業アルバムに載せる写真だったり、旅行先や運動会で同行カメラマンが適当に(?)何気ない写真を撮ってくれるのばかりが多くて、きちんと座って個別の証明写真的な意気込みの「ポートレイト」を撮るのはそんなになかった記憶がありますが、皆さんどうでしょうか?

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年に数回あります

Picture Dayは、私の娘が去年行っていた私立のプレスクールでは3ヶ月に1度はあった気がします。

一年通じての春夏秋冬の成長記録なのかもしれませんが、まず

First Day of School (新学年開始の日)の9月にパシャ。

12月はサンタさんがきてくれて、パシャ。

春は春でパシャ。

夏は夏だぜ!(笑)でパシャ。

しょっちゅう撮ってましたね。

娘は今は公立のキンダーに行っていますが、10月半ばに早速一回撮ってきました。一年で小さく見積もっても平均$100は写真で出費しそうです。

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個人写真と集合写真を撮るでー

一人一人の個人写真を何ショットか撮るんですが、さすがカメラマンさんたちはプロなので、何この笑顔という顔だったり、何このポーズという、うちの子は親の気づかない素晴らしい演技力を秘めていたのか?という謎ショット。

あるいはどうやって指示を出してその体勢でホールドさせたのか全く謎なナチュラルショットの連発技をかまして、我々子供の扱いに慣れていない悲しい親を驚かせて、目を楽しませてくれます。

そして、クラスのみんなとの集合写真も撮ってくれます。奇跡的なショットなのは相変わらずなんですが、15人なら15人の子供が先生を囲み、こちらを向き、笑顔。

プロの写真屋さんは一体何をしてこんないい写真を撮っているのでしょうか(笑)?全くもって感服、敬服なお写真を撮ってくださいます。

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結構いきなりお知らせが来ます

Picture Day が近づくと、1週間前とか、結構な時は3日前とかに学校からお知らせが来ます。

相変わらず持たされて帰ってくるお知らせのプリントはあっさりしたもので、「Picture Day が何月何日にあります。」くらいの情報しか載っていません。

娘に聞こうも、まだ幼すぎて「写真撮るのー?」と嬉しくてたまらない反応しか返って来ません。

着るものはどんなのがいいのか、当日の天気と着せて行こうと思っているものの組み合わせは果たして大丈夫かなどなど、親の心配は尽きません。

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何を着せたらいいのか

Picture Day に着せていくものは親御さんの悩みの種ですが、結構みなさん自由な服装が多い印象です。

例えば、去年の私立のプレでは、朝子供を送っていく際にクラスに入るので他のお子さんの様子がわかるんですが、親御さんがバリバリ働いていらっしゃるご家庭のご子息はタキシードを着ていましたね。

はっ?

すいません。うち貧乏なので反応してしまいました…。

かたや、すっかり忘れたのか、気にしないのか、普通にTシャツ、短パンのお子さんも結構いました。(3割くらい)平常心。通常走行。私みたいにうろたえない親。いいですねー。

そして女の子はクリスマスなんかの正装のドレスー真っ赤なベルベッドやドリーム・ガールズのようなキラッキラのスパンコール満載ドレスーをバシッと着ている子もいました。

ドリームガールズというのは、いわば矢島美容室ですね。見た目がまた着こなしてる感がすごい。日本人でやられるのと違って、本場のお顔立ちでやられるとこちらもそういうもんだと頭が認識してしまい、違和感はむしろなかったですねえ。

ちなみにこの子は朝これを着て登校したら、大々的に汚さない限りは基本一日中矢島です。


高い高いと言われるアメリカのプレスクール、彼らは高いとは感じてないのでしょうねえ。

タキシードに矢島美容室、そして普段着も共存しているという士農工商混在みたいなカオスを私は子育ての一瞬に垣間見ましたねえ。毎日の刺激が強すぎる。

うちの子は新し目のタートルネック、スカート、スパッツ、リボンのついたカチューシャをして出しました。タートルネックはユニクロ、スカートはおばあちゃんが買ってくれたもの、スパッツはターゲットです。普段着の新しいものです。

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考えるほど着せるものが難しい

タキシードでも矢島でもシャツでも、何を着せるのが正解なのかはないと思うのですが、写真に撮って欲しい服装ならドレッシーでも普段着でもなんでもいいとは思います。

が!一番厄介なのは「1日のうちのいつ写真を撮るのか」です。

学校の規模(生徒の人数)によるんですが、小さなプレだと1日で全員を撮ろうとすることもあり得ます。

せっかく朝家でバシッと決めて行っても、もちろんそんな状態が長く続くわけはないですよね。

午後、お昼ご飯中に汚したり、昼寝をしてシワシワになったりが考えられます。それから、日中の工作やお絵かきで汚してしまったりとかも。

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ちょっといい感じの普段着で妥協!

朝一で写真を撮ってくれるわけではないので、私は「動きやすくて新し目のものをいい感じにコーディネートする」のがいいだろうと思いました。

だって、もし水をこぼしたりしたら、預けてあるお着替えに着替えての撮影になるわけなので、通常の普段着のレベルでもうしょうがないんじゃないかと。

ドレスやタキシードは一日中着ているのは慣れていない子供にとっては厳しいだろうし、プレスクールはまだ子供が一人で脱ぎ着を全部できないのが前提で先生も動いてるわけなので、あんまり先生に「こんな高そうな衣装をもし汚してもらったら親に弁解をどうしようか」などのプレッシャーをかけたり、その日の予定をこなせなかったり(お絵描きや運動の時間があるからね)したらあかんと思うのです。

なので、私はTシャツ半ズボンのお子さんの親御さんが一番の賢者だなぁーと感じました。(感じ方には個人差があります。)

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公立のキンダー&エレメンタリーはもっとリラックスしています

今年から娘は公立のキンダーですが、公立では写真の日と言ってもみなさん実直で現実的で、普段着のちょっといい目ので来ていましたね。うん、我が家の経済レベルにあっているのでとてもありがたい雰囲気です!

6、7歳になれば親の言うこともわかって「写真を撮る時はこの上着を脱ぎなさい、代わりにこのカーディガンを着なさい」などの指図がわかりますが、キンダーはまだまだわけがわからずワチャワチャしているので、本番前のそのようなオプションは指示できません。


なので、うちの子は無難そうなスカート、スパッツ、長袖シャツ、その上にニットカーディガンを着せ、そして!朝がものっすごく冷え込んでいたので防寒具のジャケット&帽子&手袋を着せて登校でした。帰ってくる時は暖かかったのでカーディガンはバッグの中にありました。写真を撮るときに着ていたかは不明です。(笑)

果たして、どんな写真が来るのかなー。

追記:案の定、朝着せたグレーのカーディガンは写真の中では着ていませんでした。暑くて抜いじゃったんだね。しょうがないねえ。

でも腰に手を当てていて微笑ましかったです。(笑)

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写真の値段が高い

日本の七五三や結婚式の写真と比べたらぜんっぜん安いんですが、一回「Picture Day」があると、その写真を購入するときに最低$40かかります。

枚数、種類を増やしていくと当然金額は上がり、(まあお得になるんだけど)中には$150のセットなどもあります。

そんな感じの値段設定なんだけど、内容も面白くて、普通の写真が数枚、大きさや違う背景(合成で)がミックスした数種類セットのものや、しおりやキーチェーン、マグカップなどなどグッズに印刷してくれるオプションもあります。

なので、お子さんが3人も4人もいらっしゃるご家庭は一気にかなりの出費になりますよね。まあ、お金がなければそんなに注文もしないから、買いたい人はいろいろな商品が色々買える、と言うのはいいシステムなのかもしれませんね。

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写真の売り方がアコギな業者がある

写真の買い方なのですが、写真を撮った日の数日後に「こんな感じの写真です」というサンプルを印刷された封筒を学校経由でもらってきます。

気に入ったのがあったら買ってね!という感じで、この笑ってる写真と、座ってる写真と、考えてそうな表情の写真と、そしてクラス写真を頼もうかなー、など親のやりくり&消去法で選ばれていく写真たち。

これは「注文したい分をチェックしてお金を添えれば買える」、まあいい方法。

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オンライン注文はいいと思った

最近はこの封筒に印刷して渡す手間を省いている業者もあって、ネットで見てね!と写真の結果が全部ネット上で管理、そして注文、決済されているところもあります。

これはとってもいいと思った。無駄も少ないし。買いたくない家庭も静かにしてられるし。

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出来上がった商品を見本として送ってくる業者があった

しかしですね、奥さん、この間すごい業者があって「こんな写真が出来上がりました!」と全員にもう商品の写真セットを封筒に入れて配布し「気に入ったら買ってね。気に入らなかったら捨てるから返してね。シュレッダーかけるから個人情報は大丈夫☆」という暴挙に出てる業者がありました。(年に何回かあるからローテーションで別の業者に頼んでるのです)

シュレッダーにかけるだとぉ?日本のおばあちゃんに言ったら「なんとまあ」とあっけにとられていました。

流石にこのやり方には周りのお母さんは結構カンカンになってて「シュレッダーにかけて捨てるから」って何言ってんの!?って苦情が出てました。

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子供達の写真をシュレッダーにかけるとは!?

自分の子供が屈託無く笑っている写真一式($50)を断ればズタズタにされる、それが嫌だったら買え!と。ほぼ親に対する脅迫ですよね。こう言う商法は汚い。

そしてここは公立の学校なので、その辺は業者はマナーというかモラルを守って配慮があってしかるべきかと。いくらアメリカでも。

自由の国の自由と好き勝手を履き違えるなとお母さんいっつも言ってるでしょう。みんなハッピーでリスペクトするんでしょう!(怒)

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アメリカはこういう変なことが突発で起きてくるからほんと毎日びっくらすることが何かしらあります。

私みたいな気が弱い人間は「愛するぶーん(娘)のこんな可愛い顔がシュレッダーにかけられるなんてなんとしてでも死守!」と思ってしまうんだけど、その$50を捻出できない(子供が数人いれば額はもっと負担)家庭の親の心を踏みにじるような業者を雇うなんて、学校もちゃんとしてくれーと思います。

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まとめ

はい、いかがだったでしょうか?アメリカの学校の写真撮影の日、Picture Dayについてのあれこれをお伝えしました。子育てはなんにしろお金がかかりますね!仕事したい!

それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました!またお会いしましょう。

 

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