アメリカの子供のお弁当!持参メニューアイデア&給食紹介

在米の皆さん、お子さんのお弁当、どうしていますか?

私は我が子がキンダーに行く際には毎日お弁当を持たせていますが、メニューがとても難しい!冷蔵庫、電子レンジ無し、そしてナッツ、砂糖禁止です!私の試行錯誤のお弁当メニューをご紹介します。(涙)

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なかなか無理ゲーな環境下の子供のお弁当メニュー紹介!

みなさんこんにちはー。なんだろなアメリカにお越し下さりありがとうございます!管理人のキョウコ@NandaroAmericaでーす。

さて、私の5歳の娘は公立のキンダーに行っております。お昼ご飯は、節約と栄養のために、月から金までお弁当を持たせています。

公立なので、おそらく私立の学校からしたら設備などがしょぼいのですが、最近うちの子の学校は学長さんが変わり、また州知事も教育熱心な人に変わりました。

そのおかげで、色々と公立学校にも「給食がちょっと良くなった」とか、「甘いもの全面禁止」とか、新しい風が流れております。

うちの子の学校の日々を綴った記事はこちらです。

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はい、うちの子のお弁当。たかがお弁当なのですが、なかなかな無理ゲーで困っております。

お弁当VS Buy Lunch

皆さんの学校、お弁当環境はどんな感じでしょうか。そんなに無理ゲーなら給食を買えばいいじゃない、と思われると思います。

しかし、うちの子にとっては「あたたかい」、「出来立ての」メニューは魅力的なのですが、あれは内容的にあまりうちの子の胃袋にあっていないことがほぼ確定しています。

絶対残すか、捨てるか、お腹を壊す。お金を払ってそれならかなり無駄。どうすればいいんだか。(涙)

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偏食のうちの子

うちの子はご飯やうどん、そうめんなどさっぱり系を多く好んで食べます。

学校の給食はピザやフライなどが多くてちょっと心配なのです。家でラザニアやシチューなどを作っても食べたことがないです…。肉は大好きですが、暖かいのが好きです。(そりゃそうだよね)

手の込んだものは好まず、とても単純な単品のようなものを好みます。複雑な味のものは嫌で、そして野菜嫌い、食べたことのないものは嫌い。食わず嫌い女王。

さらにうちの子は胃腸が丈夫ではなく、揚げ物を食べると消化不良を起こしやすいです。でも味的には好きで、ホイホイ食べてしまうのです。調節ができない年齢。なので給食にしてしまうと学校でお腹を壊すか、やっぱり残すか。結局体の栄養にならない。かなり難しい。

給食の値段は$2.50

Buy Lunchは約$2.50。うーん。とっても微妙。あの内容で!?と思ってしまうんです。ケチケチ母心で、なるべくBuy Lunchは無しです。しかしながら、私がどうしても作れない時などは頼ると思います。

そんな感じで、普段、できる限りはお弁当を持たせた方がいいと感じております。

写真は全てレストランのお子様メニューなんだけど、給食の内容もほぼこんな感じのものが多くて、(量は半分くらい)「これが毎日かあ」と親としては思ってしまうんです。

野菜も蒸したものなんかが出るっぽいんだけど、うちの子はこの内容ならば食べたいものから食べ、野菜は残す。それじゃあ困るんだ。

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お弁当持参にまつわるいろんな制約

一言でお弁当といっても、準備する側としては頭を悩ませることが山ほどあります。以下にリストアップしましたので、似ている環境の方がいらっしゃったら嬉しいです!

  • 朝8時出発 うちでは8時半にバスに乗るので、8時ごろにはお弁当箱をバッグに詰めます。
  • 昼1時ごろ食べる 学校ではランチタイムがだいたい12時から1時と想定されています。だいたい5時間ということになります。
  • 常温保存 これが最大ポイント。保冷剤を入れても、あんまり傷みやすいもの入れられません。皆さんの学校はどうお弁当を保存されていますか?
  • 電子レンジ・再加熱なし 学校には電子レンジなど再加熱をするものがありません。
  • ナッツ禁止 アレルギーのお子さんへの配慮で、学校内に一切のナッツ類を持ち込むのが禁止されています。
  • 甘いもの一切禁止 体にも歯にもいいのでとてもいいこと。ですがちょっと楽して残り物のマフィンを持たせるとか、ジャムサンドとかができません。

ということで、

  • ピーナッツバター&ジャムサンドは終焉を迎え
  • 甘さ控えめであろうと、クッキーやグラノーラバーは持って行けず、
  • タンパク質は揚げ物が結局無難な構図

結局何にしたらいいのかなと常に悩んでおります!(笑い泣)

安全と子供の好みの狭間で心がけていること

いろんな制約はありますが、さらに以下のものをまた考慮に入れて悩んでいます。さらにハードルが高くなります。ふう…。

腐らないもの

まず食中毒の観点から、なま物、水分を多く含むものなどは避けています。イチゴやチェリーやベリー類なども持たせたいけれど、常温では流石に怖いので、野菜、果物、肉類にはかなりの制約が出ます。

子供が好んで食べるもの

なるべく子供にちゃんと栄養を取ってもらいたく、子供の好きなものに偏りつつも、これしか入ってないからちゃんと食べないとお腹空いちゃうんだよ、と思い知らせる感じで毎日食べてくれる食品を入れたい、と母は思っています。

周りの子供にからかわれないもの

毎日素晴らしいキャラ弁を一生懸命作って、注目を集めすぎていじめにあってしまった、とか、異国の雰囲気が漂いすぎていじめにあった、とかそういうお話も聞きますので、あんまり意固地に「日本のお弁当のイメージ」のものにこだわろうとは思っていません。

というか、私の性格からしてそんな手の込んだものを作れません…。(笑)

うちのお弁当のローテーションメニュー

主食

  • ワッフル=時々大量に焼いて冷蔵保存したりします。
  • 小さなパンケーキ=直径5、6センチの小さなのを大量生産&冷凍保存、適宜使います。
  • ベーグル(小さく切る)=温めてから小さく切ってお弁当箱へ。
  • 海苔巻き=スイートポテト、きゅうり、ふりかけなどのいずれかを細巻き1本分を切って。
  • ジャガイモの小さな茹でたものまたは揚げたもの=簡単極まりないです。作り置き。
  • ごはんとふりかけ=小さなGladの入れ物(カップゼリー大の大きさの容器)にご飯を入れます。
  • サンドイッチ=ハムとチーズだったり、チーズだけだったり。

おかず

  • チキンナゲット=愛用しているのは冷凍食品の恐竜の形のです。
  • 鶏肉さいの目切り醤油焼き=だいたい前の日のおかずの残り。
  • 牛肉のさいの目切り炒め=同上。
  • 豚肉の生姜焼き=同上。
  • モッツアレラチーズスティック=パックに入っているものです。
  • Baby Bell 赤い丸いチーズ=牛の顔が描いてあるチーズです。でもちょっとしょっぱいと感じます。
  • ミニハンバーグ=ミートボールでも。
  • 豆腐を薄く切って揚げ焼きしたもの=醤油をかけるとよく食べるので。

野菜

  • ミニトマト=洗って、水を切り、生のまま。
  • ブロッコリー=茹で
  • インゲン=冷凍食品を蒸したもの
  • ミックスベジタブル=(同上)
  • コーン=(同上)
  • スクワッシュ=(同上)
  • グリーンピース=(同上)
  • かぼちゃ=小さく切って蒸した
  • 人参=(同上)

果物

注)暖かい季節は果物は持っていかないようにしています。

  • ぶどう=洗ってよく水を切ったもの。
  • オレンジ=洗って切ったもの。
  • キウイ=(同上)
  • りんご=(同上)
  • バナナ=どーん。そのまま。(一回一本持たせて主食がわりにしてもらったことがあります。)

デザート

  • 凍らしたヨーグルト(チューブのだったりパックのだったり。ちょっと保冷剤的でGood.)

その他

こんな感じですかねえ。全体的にレパートリーが少ないので子供は飽き飽きしてる感じがします。

主食とおかずは毎日ちゃんとありますが、野菜、果物、デザートの部はなかったり、あったりです。全体の量が多いとやっぱり残してしまうので、適当に調節しています。

学校の給食メニュー表紹介

学校給食はエレメンタリー(キンダーとプレスクール含む)の金額で、一食あたり$2.35です。子供達は温かいものが食べられることがメリットですが、親からすると、

  • この金額でこの内容か(揚げ物が多い)
  • うちの子の食べ方だとどうせ半分以上残してしまうだろう

という勿体無い精神が動いてしまいます。

米国学校給食の内容について

メニューを見てみましょ。

パターンとして

  • 主食が、バーガー、ピザ、パン、パスタ、ミートボール、チキンナゲット、チキンテンダー、たまにソーセージ、フィッシュフライ(おそらく白身)といったところ。
  • 付け合わせ、野菜が人参、グリーンピース、ミックスベジタブル、インゲン、豆、ポテトフライ。
  • そして毎日果物が出る。(オレンジとかリンゴ、ぶどうでしょうね)

冷凍食品を加熱したものがほとんどで、フレッシュなものは果物くらい。日本の学校給食とはかなりの質の差です。

私が小学生だったころは給食の内容は大変よく、おでん、味噌ラーメン、シチュー、カレー、煮物、牛丼、主食、サラダ、デザートなどなど、量もたっぷり、毎日皆心待ちにしていました。

日本の食文化が豊かで、さらに調理の水準も高く、栄養管理、食育のレベルが世界最高峰なのはわかりますが、比べてしまうと、アメリカの給食は「毎日食べさせてしまったら問題あり」な印象を受けます。

価格が高い割に内容が成長期の子供たちにふさわしくない

こんな内容のアメリカの学校給食は、私が半額以下で十分用意できる内容なんですが、温かい状態で提供される点は魅力としても、もし毎日買うとなると

$2.35×20日=$47(システムの使用料があるので結局約$50)

結構な出費。そして半分は残して捨てられるであろうという。私が毎日作ると、たいした手間もかからず(おかずは前の日の夕飯で出来てるものなどで楽々)なので、材料だけで考えても月$15もかかっていません。

なので、スクールランチは日常的には使わず、もし私が寝込んだ時などの時のための選択肢として置いておいたほうがいいなと思っております。

今日の英語
buy lunch=学校で買うランチ
lunch lady=給食のおばちゃん
cafeteria=食堂、カフェテリア
lunchbag=お弁当入れのバッグ
hot meal=温かい食事

まとめ

皆さんのお子さんのお弁当の中身はどんなものを入れられているでしょうか。

お子さんが小さいうちはかなりお子さんの「偏食」や「好み」にも振り回される気がしますが、大きくなるにつれて、ちょっとは悩まなくなっていくのだろうか、と希望を持ちながら生きております。

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