子育てサロン第1回「アメリカの学校と手続き」配布資料

この記事はニュージャージー中部で私が個人主催で開催させていただいている「子育てサロン」で配布した資料です。

第一回目は「学校と手続き」でした。当日配布した資料を記事に載せますので、特にニュージャージーの親御さんの役に立つかと思います。また別の地域の方も参考程度にお読みください!

「子育てサロン」のメーリングリスト&参加メンバーは常時募集中です!

子育てサロン第1回「学校と手続き」

「子育てサロン」は2、3ヶ月に1回、地元のお母さんがたが集まって、テーマに沿って情報交換をしたり、後半はご自由にアメリカ暮らしの疑問や、子育ての悩みを話していただく場です。

アメリカに来たばかりで何もわからない!というお母さん、アメリカぐらしも子育てもベテランで、情報を提供してくださるお母さん、(もちろんお父さん、おじいちゃん、おばあちゃんでも可です!)お気軽に遊びに来てくださいね。

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場所は、プリンストン日本人会のコミュニティハウスを利用させていただいています。

「子育てサロン」はニュージャージーの方はもちろん、アメリカで子育てする方のメーリングリスト登録をお待ちしております。

2、3ヶ月に一度のミーティングでは、このような配布資料をもとに、皆さんのローカルな情報や、役立つライフハック情報を交換しあい、「ミーティング後のまとめ」のメールを送らせていただいております。

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ミーティング後のまとめはプリンストン日本人会のサイトからどうぞ。こちらです。

子育てサロン参加、プリンストン日本人会に関する情報はこちらからどうぞ。プリンストン日本人会のホームページにも、同じ資料を提供させていただいております。

NJ子育てー当サイト管理人が主催する在米ママ向け子育てサロンのお知らせです

アメリカ生活ーアメリカ暮らしでの孤立防止に!日本人会に入ろうー

アメリカ子育てーデイケアとプリスクールについてとことん解説!

アメリカ子育てー怒りの虫歯治療体験&医療システムへの疑問ー

アメリカ子育てーBack To Schoolシーズン!新学期開始時に準備するものと総費用キンダー編ー


 

【第一回 学校と手続き】

<学校の種類>

デイケア

  • 年齢:赤ちゃん~オムツが取れるまで
  • 時間:朝から夕まで預かってくれる。産後すぐに職場復帰するお母さん向け。
  • 週何日、(月水金など)午前か午後か両方かなども選べる。


プリスクール(公立・私立。地域によって公立がない場合も。)

  • 年齢:3歳から(オムツが取れてから)幼稚園に上がるまで。通常9月に始まり6月に終わる。途中からでもOK.
  • 私立(プライベート)のプリスクールはデイケア同様に使えて週何日、午前だけ、1日だけ、など相談すれば融通がきく。
  • 公立は民間に比べて安い、または無料のため waiting listがあることが多い。学区内の居住が前提。空きができたら呼んでもらいたい場合はwaiting list にご登録を。
  • 途中で他所から引っ越してきた場合は公立学校は空きがなくても受け入れてくれるらしい。(地域により異なるので要確認)
  • 公立→住んでいる Countyの Education Board Office のHPを確認後、登録。費用はカウンティによって異なる。無料の場所もある。市報、ホームページを参照。Franklin Park のPre -K4歳以上は2018年度無料。
  • 私立→ホームページなどで空きがあるか確認後、見学を申し込み、費用などを聞いて、頭金と最初の月謝を払う。費用がHPに書いていないことが多々あるので直接問い合わせるといい。

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デイケア費用にお困りの方

公立、私立共に働く女性にとって費用は非常に大きな悩みのタネとなっており、仕事と育児の両立の難しさが社会問題にもなっています。

貧困ライン(世帯あたりの収入と人数で異なる)以下の世帯の場合、またはシングルでの子育ての場合はチャイルドケアの費用の一部または全額免除、代わりに払ってもらえるシステムがありますが、大変不明瞭で、手続きが結構大変です。

プリスクールにディスカウントしてもらえないか交渉する、プリスクールで受け付けている費用免除のプログラムを紹介してもらうのが一番早い方法かと思います。

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キンダーガーデン、エレメンタリースクール(幼稚園、小学校、義務教育)

5歳から12、3歳まで

ミドルスクール(中学校 義務教育)

12、3歳から15、6歳まで

ハイスクール(高校 義務教育)

15、6歳から


日本語学校

ニュージャージー日本人学校

ジャパニーズチルドレンズソサエティー(ニューヨーク育英学園)

など

チャータースクール

  • 賛否色々ある日本にはない形式の学校。地域の公費で運営、運営主が個人、教会、教員だったりと色々。
  • 原則として志願者全員を受け入れる、入試なし、無料。しかしだいたい人気のためくじ引きとなっている。
  • 教育内容、宗教観、学業レベル、構成人種に偏りがある場合もあると言われるので、一度見学するのがお勧め。
  • グレーターブランズウィックチャータースクール、プリンストンチャータースクール、トーマスエジソンチャータースクールなど。

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<手続き>

公立の場合、カウンティの教育委員会 Education Board のHPか、直接行って手続きに必要な用紙、リストなどをもらってきます。(個人的に直接行って、話してくるのがおすすめ)

デイケア、私立の学校の場合もHPを見て、まず新入生を受け入れているか確認、何が申し込みに必要かを確認します。載っていない場合は電話か直接で。見学予約を入れて質疑応答をしてくるのがいいですね。

必要となる書類は大体以下のものです(学校ごと、地域ごとに違う場合もあると思うので必ずご確認を)

出生証明書(バースサーティフィケート)またはパスポート、住所の確認できるもの数点(アパートのレントの契約書、光熱費の支払いの書類、銀行からの手紙、その他オフィシャルな郵便物、Pay Stubなど)、予防接種の全経歴のコピー、お子さんの主治医のサイン(所定の紙が学校側から渡されますのでそこにサインしてもらいます)、既往症などあればお医者さんの診断書、お手紙なども。学校側からのアンケートや契約書など、保護者がサインする用紙が多数あると思います。

書類一式を郵送または直接提出し、受理されると連絡、返信がきます。

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カリキュラム、時間割、スクールバスのパス、バススケジュール、朝ごはん、ランチのお代の振込方法、担任の先生との連絡の取り方などのお知らせがプリントで来るかと思います。こない場合は自分から聞かないと誰も動いてはくれないので、スクールオフィスに問い合わせるなどして早めに解決できるといいですね。

学校のカレンダー(無料)がないと、半日、休み、イベントなどの予定がわからず困ります。手元にない場合は教育委員会で必ずもらいましょう。

私の経験だと、パブリックでは手続き&事務関連で教育委員会と学校の事務所と先生のたらい回しに遭うことがしばしばあります。アメリカでは自分以外の仕事の内容を把握している人が少ないようで、どこに責任があるのか彼ら自身が分かっていない状態。すごく結構いい加減な人が多いので、先に自分がどうしたいかはっきり言って、攻めの姿勢で向かっていくのがいいです。プライベートはサービス重視なので、誰かに聞けばすんなりと解決することが多いです。


<アクティビティ>

ニュージャージーの子供とお出かけ情報サイト https://www.njkidsonline.com

図書館などの読み聞かせイベント

対象年齢別に子供の読み聞かせ、工作、ダンスを無料でやっている場合があるので、最寄りの図書館のスケジュールをチェックしてみましょう。ちなみに大人向けESL、ニッティングクラブなどを開催しているところもあります。ボランティアベースなのでレベル、内容などは図書館HPで確認か直接尋ねてみましょう。

習い事

空手、サッカー、バレエ、ダンス、音楽、公文など

地元のYMCA、コミュニティ主催、個人主催などに参加することができる。

<お役立ちリンク>

ニュージャージー州政府 教育

http://www.nj.gov/education/

ニュージャージー州のカウンティ別学区・教育委員会・学校の情報が調べられます。

パブリック、プライベート共にリストが検索できます。

https://homeroom5.doe.state.nj.us/directory/

外務省によるニュージャージー州の学校情報

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/world_school/03n_america/info30139.html

ニュージャージー日本人学校

http://newjerseyjapaneseschool.org

ニューヨーク育英学園

https://japaneseschool.org

ニューヨーク日本人教育審議会

www.jeiny.org/jp/

文部科学省 海外への渡航を予定している方へ

http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/tabiregi/1396819.htm

ニュージャージー州政府

http://www.state.nj.us/

ニューヨーク州政府

http://www.state.ny.us/

ニューヨーク総領事館

http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/top.html

外務省

http://www.mofa.go.jp/mofaj/

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おまけ

モンテッソーリとシュタイナー教育について

教育水準が全米の中でも高いニュージャージーですので、ニュージャージーには特に私立の学校に色々な特色があります。日本人の方がよく好んで検討される「モンテッソーリ」と「シュタイナー教育」とはどんなものなのか、代表的な場所をご紹介します。

モンテッソーリ教育とは

イタリア人医師モンテッソーリが知的障害児へ「感覚教育法」を施し、知能をあげることに成功させ、その後、数年かかかってモンテッソーリ教育法を完成させた。アメリカでも広く受け入れらて、約3000の「子供の家」がある。感覚教育とは、教材に見た目の大きさ、手触り、重さなど実際に体感できる要素が組み込まれている。教員は各生徒を細かく観察できるように教育されている。

シュタイナー教育とは

アメリカではウォルドルフ学校と一般的に言われる。近代文明で頭ばかり使い成長していくことに危惧したシュタイナーは体と心と頭のバランスをよく育てることを念頭に、教育法を確立しました。

http://www.princetonwaldorf.org

https://www.gmws.org

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おわりに

それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました!またお会いしましょう。

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