YouTubeの有害コンテンツを避ける方法&日米優良チャンネル紹介

子育て中のみなさんにとって、近年のタブレットやスマホの普及に伴ってお子さんにYouTubeなどの動画を見せる機会が増えたと思います。

ちょっとおとなしくしていて欲しい時に、興味が湧く動画はとても効果的ですが、YouTubeには子供にとってはよろしくないチャンネルや動画も山ほどあります。

この記事では、お出かけ前の一工夫で有害なコンテンツを避け、さらに無難なオススメチャンネルもご紹介していますので、是非参考になればと思います。

よろしくないものは子供に見せず、いいとこ取りしてYouTubeを賢く使う方法!

みなさんこんにちは〜なんだろなアメリカのキョウコ@NandaroAmericaです。

今時は(笑)スマホやタブレットのおかげで、お出かけ中にちょっとした時に子供の注意をそちらに向けたり、無料で教育的な良い動画を見れたりと、とっても便利ですね。

動画サイト大手のYouTubeには様々な動画がありますが、子供にとっては見せたくないものも多く含まれています。どうせ動画を見せなければならないシチュエーションの際は、なるべく安全なものを見せたいですよね。

この記事ではどうやってなるべく有害なコンテンツを避けるか、そしてオススメの教育的なチャンネルを紹介します。

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避けたい動画・チャンネルとは

はい、例えば「Baby Fun Music」と検索してもなんだか得体の知れない動画が多く再生されることが多々あります。

動画ブームで質の悪い微妙な制作会社がガンガン投稿して再生回数を稼いでいるような知育番組も多くありますね。星の数の動画の中から良質なものだけをうまくピックアップしたいものです。

質の悪い動画の例

さらにYouTubeには一応ガイドラインはあるものの、投稿数が尋常でないことからなのか、ややもすると幼い子供、青少年にはふさわしくない内容のものが多くあります。

  • 暴力
  • 人種差別、性差別、ヘイトスピーチ
  • 性的なもの
  • 言葉遣いがひどい
  • 内容がバカすぎる

などなど、きりがありません。

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避けたいチャンネルの例

また、誰でも投稿ができること、視聴されると広告収入などを得られるビジネスがあることから、

  • 明らかにお金儲けで内容が伴わない
  • バズることだけを目的に作っていて内容がよろしくない
  • 子供がおもちゃを開封し続ける
  • 子供がお菓子を食べ続ける
  • 大人と子供が教育的に疑問なことをしている日常を投稿しまくっている
  • 著作権侵害・ガイドライン違反のおそれがある

といった、見た時間が無駄になるだけでなく、かなりのマイナスダメージを与える動画がわんさかあります。

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私は子供が生まれてからYouTubeを頻繁に使うようになりましたが、当初から、親が監視していないと子供はすぐに毒されてしまう、おそるべきツールであると認識しています。

うちの娘は本当に大きな声でなく赤ちゃんだったので、私は出かける際は必ず気をひくための動画を見れるように用意してから(戦々恐々として)出かけたものです。

が、いざという時にハズレだったりして焦ったことが何度もありました。

なので、賢く使うには事前のちょっとした準備が重要となってきます。準備万端にして、おいしいとこだけ利用しましょう!

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どうやったら見せたくない動画を避けられるのか

タブレットなどがお子さんの専用機であろうと、親のスマフォで見せるのであろうと、一応はYouTube Kidsというアプリを使ってお子さんに視聴させるようにするのが一番いいと思われます。普通のYouTubeアプリだと設定が甘いですね。

以下にオススメの事前対策をまとめましたので、子供にタブレットを渡す前、お出かけ前に是非親御さんは設定を済ませましょうー!


1 YouTube Kidsをダウンロードする

YouTube Kidsには通常のYouTube にはない機能があります。

  • 時間制限
  • 他のアプリは自動的にロックされる
  • コンテンツ内容がセサミストリートや教育系の大手チャンネルに限定される
  • サーチ機能をオン、オフできる

例えば親が家で仕事、大事な電話がある、などの時にこういう機能は大活躍すると思います。

2 Google アカウントからログアウトする

YouTube Kidsなしで親の端末をそのまま渡す場合、とりあえずGoogleアカウントからログアウトすることで、コメントや履歴の機能が使えなくなります。

親のGoogleアカウントからログアウトしないと、検索結果に成人年齢以上の動画も含まれますので、これは是非ログアウトしておくに越したことはありません。

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3 Auto Playをオフにする

Auto Playは便利な機能なのですが、子供に端末を渡し、親のコントロールが行き届かない状況の時は、次々と関連動画を再生続けます。

この関連動画が曲者で、同じ検索ワードで人気のある動画を片っ端から再生する印象があります。

つまり、最初に予期していたような内容の動画とはかけ離れたものが再生される可能性が大きいので、これもひとまずオフにしておいて間違いありません。

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おすすめチャンネル紹介

じゃあどんなチャンネルなら安心して見せられるコンテンツだけを用意しているのかということですが、だいたい「公式」チャンネルか、個人でもきちんと制作、運営されているチャンネルがいいですね。

チャンネルの数は星の数ほどあれど、どれがいいか悪いかを吟味している暇はなかなかないものです。

それでは私がこの5年間の子育ての中で見つけ、無難なのでよく子供と見ているチャンネルをご紹介します。


英語チャンネル

Mother Goose Club

Mother Goose Club

このチャンネル、番組は数年毎に大ヒットしてエミー賞も獲得しました。

マザーグースというと、日本ではハンプティ・ダンプティなんかを英語の時間にさらっと触れたりするかも知れません。アメリカでは「マザーグース」の歌というと、赤ちゃんから幼稚園児までにはこれでもかというほどの数の曲を刷り込まれます。

図書館の読み聞かせやダンス、プレスクール、キンダー、至る所で触れる機会があるのですが、シンプルで面白い(不思議な)歌。

雰囲気は日本のわらべ歌や文部省唱歌?(まではいかないけど)まあ、文芸的、伝統的で安全・健全な子供の歌ですね。慣れ親しんで育たないと知らない歌も多いので、親の方が勉強になったりします(笑)。

アメリカで子育て!と気合を入れている方は是非是非。

対象は赤ちゃんから5、6歳まで。

Super Simple Songs

Super Simple Songs

歌とアニメーションでとても無難。時間潰しに向いています。派手すぎないし、うるさすぎない。

ただ、動画の長さが1時間近くあるコンピレーション的なものも多くあり、そんなに長い間没頭して見られると困る場合は要注意です。

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The Wiggles

The Wiggles

Wigglesはかなり長く活動しているオーストラリアの子供向けバンド。日本のお母さんと一緒みたいな感じです。

着ぐるみキャラクターが大変シュールなので、お母さん、ちょっと是非見て見てください!(笑)犬と恐竜。これはいかに!?でも人気なんですよね。

時々各地のホールで親子コンサートが開かれたりする映像を見かけますが、まさに「お母さんといっしょ」のように大勢の子連れで賑わっています。

メンバーが結構変わって、もうオリジナルのメンバーがいませんね。(汗)歌、踊り、体を使って楽しく時間を過ごそうというコンセプトです。図書館に行くとDVDがたくさん置いてあったりします。

赤ちゃんからプレスクーラーまでが喜びそうです。

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Story Bots

Story Bots

もともとNetflixのオリジナルコンテンツだったアニメーション。Netflix でも視聴できるエピソードも配信されています。

キャラクターデザインや美術がアメリカーンな感じでにぎやか。

3歳ごろから小学低学年まで楽しめそうな内容です。

National Geographic Kids

National Geographic Kids

動物、自然科学などに的を絞った、ナショジオの子供向けチャンネル。同テレビチャンネルと同じ感じのノリなので、質も高いですよ。

動物が好きなら2、3歳くらいから見せても大丈夫そうです。

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Smithsonian Channel

Smithsonian Channel

スミソニアン博物館は言わずと知れたワシントンDCなどにある世界最大級の博物館群です。私は中学生の頃ここにいくのが夢だったー。そして大学終わってから行きましたが、入館料が無料という素晴らしいところ。

この10年でかなりリノベーションがされ、近代化しました。中でも最も著しい功績は全てデジタル化、そして博物館に来れない多くの人がアクセスできるよう、内容がインターネットで公開されていることです。

ここの動画は質が高く、普通のドキュメンタリー・教育番組です。カテゴリー、話題、切り口もいろいろ用意されているので、小学生以上のお子さんにならどんどん活用してほしいですね。

対象年齢は5歳くらいからでしょうかね。

TEDーEd

TED-Ed

みなさんおなじみTEDなのですが、ここのチャンネルは短いクリップを多数用意しています。見やすい。子供の興味を引きやすい、集中力が持ちやすい、ということでとてもいいです。

対象年齢は5、6歳からでしょうかね。


Homeschool Pop

Homeschool Pop

お家でスクーリングをされている方向けに設定されている、学校で習うことを細かに動画にしているサイト。動画の長さは5分前後から10分以内でまた見やすいです。

話題がいろいろあるのも魅力。

就学年齢のすべての子供向け。

SciShow

SciShow

がっつり子供の興味を掴んで答えてくれる科学系の話題に特化したチャンネル。

情報量が多いものの、子供が見入ってくれるテンポの良さ、ビジュアル、そして長さ。ほとんどの動画が5分から10分以内で作られています。

小学生から大人まで楽しめそうです。

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日本語チャンネル

東京ハイジ

東京ハイジ

これぞ日本の子供&ママ向けイラストだよね、歌だよねというチャンネル。

アーティスト姉妹さんが動画、音楽すべてを手がけていらっしゃるそうで、日本人の器用さというか、センスの良さが光りますねー。世界的に人気が出ている様子で、英語版のもたくさん投稿されていますねー。

動画は歌が多めで、企業コラボが多いです。でもどこかほっこり。

私もこんな絵が描きたいです。

対象年齢は 赤ちゃんーママ 一緒に見ると楽しいよー。

ノッカーナアニメーション

ノッカーナアニメーション

いないないばあっや、おかあさんといっしょ的な印象がある、安心感があるチャンネルです。

手遊び、知育、といった感じで、赤ちゃんから2、3歳までが楽しめそうです。

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しまじろうチャンネル

しまじろうチャンネル

はい、おなじみのベネッセのしまじろうのチャンネルです。内容はお母さんといっしょ+知育といった感じです。

教材がアメリカにいると手に入らないとお嘆きの方は是非。(笑)アメリカに送ってもらうのってすごく割高ですよね。なんでなんだろー!

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サイエンスチャンネル

サイエンスチャンネル

科学技術振興財団によるチャンネルで、専門家向けの難しい動画もありますが、The Making という工場で様々な製品がひたすら生産されるだけの動画(ものづくり大国日本!)が圧巻です。

うちの娘はそうめんの動画が大好きで、食らいついて見ていました。

ポッキーやラーメン、ピアノ、ビー玉、ひよこ(おまんじゅう)などなど、子供も見ていて楽しめる製品の動画も多数。大人も見ていて楽しいです。

うちの場合、私の方が娘より楽しんでいるかも知れません。

そのほか、日本の科学で賞をとった子供たちの作品ビデオなどもあるので、将来お子さんも研究させたいと考えている親御さんには情報を得るためにも、かなり得るところが多いチャンネルです。

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まとめ

はい、いかがでしたか?たくさんのおすすめチャンネルをご紹介しました。

日本のYouTubeのコンテンツは、はまだまだこれからという感じがしますが、お子様向けの歌や教育向けチャンネルはたくさんあります!

是非ご活用ください!

お読みいただきありがとうございました!

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