アメリカハロウィンの Trick or Treat 安全対策&注意事項

この記事では米国でのハロウィンをバッチリと楽しむ上で特に気をつけるべき「安全面」での注意点をお伝えします。

Trick or Treatに行かれる際や、小さなお子さん、大きなお子さんをお持ちの保護者の方は是非参考にしてください!

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ハロウィンはアメリカで最もエキサイティングな行事です

こんにちは、在米アメリカ文化ライターのキョウコです。

ハロウィンは子供だけでなく、大人もウキウキしてしまう楽しいイベントです。日本でも近年ハロウィンは仮装をしたりデコレーションをしたりと、多くの方が楽しめるようになってきました。

ハロウィンは毎年10月31日、一年に1度だけの子供の夢、興奮などが詰まった祭典です。アメリカで暮らす方は、米国内での8月末からの様々なお店がハロウィンの商品を出し始め、かなり長い間準備をしてワクワクとハロウィンの雰囲気を楽しんでいる事にお気づきだと思います。

ですが、実際アメリカに住むと、本場アメリカでのルールはなかなか気づかないことが多いかもしれません。

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知ってる?アメリカのハロウィンのルールと安全対策

ハロウィンは日本人からしたら近そうで遠いイベントだと思います。

「近い」点は日本の文化のコスプレは、ハイクオリティだし、衣装を作ること、仮装を楽しむことがハロウィンという行事とは別のところで定着し、極められているものです。

渋谷の交差点の仮装行列とか、山手線の仮装OK車両は日本のハロウィンの面白さが出てますね!私も渋谷で仮装で練り歩きたい。(笑)

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しかし、日本にはアメリカのハロウィンの醍醐味である「仮装をして子供達がゾロゾロとご近所をお菓子をもらいに練り歩く」、「かぼちゃを玄関先や庭や家の中に並べて飾って楽しむ」、「お菓子をゲットしてきた子供たちが糖分過多でハイになって親が焦る」などのアメリカでのハロウィン風物詩(?!)はそんなに一般的ではないと思います。

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ルール説明 アメリカでのハロウィン当日は

  • 子供はもちろん大人も仮装OK
  • 子供達がご近所をお菓子をもらいに練り歩く(Trick or Treat)
  • 大人は家でお菓子を大量に準備し、子供達に振る舞う
  • 夜遅くまで暴走したティーンエイジャーなどに警戒する

こんなことが当たり前なんですよ、奥さん。(汗)

去年はうちは目を離したすきに暴走ヤングにお菓子を全部盗まれましたねー。(涙)

 

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子供達はハロウィンを心待ちにしている

アメリカの子供達はハロウィンが大好き。大人になっても、幼少の頃のハロウィンの楽しい記憶を大事にしています。

アメリカの映画で子供達がハロウィンを楽しんだり、センチメンタルになる季節の変わり目、そして早く訪れる夕暮れ、冷たい風に底知れぬ恐怖を感じたりなど、アメリカでのわびさび、情緒が満載なのがハロウィンです。

こんな映画などで日本の方はアメリカのハロウィンの思いを馳せたことがあるかもしれません。


E.T.なんか、ハロウィンの夕べを狙って子供達が親に秘密で家を出る、という子供のときめきをうまく利用した話だと思います。ハロウィン関連で描かれる感情的なものって、すごくセンチメンタルですよね。

ホーカスポーカスも、キャスパーも、一夜限りの大騒ぎ、そして不思議な出来事、人知れず終わった、というストーリーはエンターテインメントの王道だよね。こういうのはアメリカの無条件に楽しい映画はとっても上手に演出しますよね。魅せられる側もわかってるけど、飽きない。

Trick or Treatの安全対策!注意すべきこととはなんだろな

そんなハロウィンですが、お菓子をもらいに子供達が練り歩く”Trick or Treat”の際、特に気をつけなければならない安全面での注意が多々あります。

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これはお子さんを守るために保護者の方は絶対に知らなくてはいけないことなのですが、アメリカで育っていない、またはアメリカに長年住んでいない限り、なかなか気が回らないことですので、たっぷりご紹介します!うちも子供が小さいので気が気ではありません。親御さんは絶対読んでね!


Trick or Treatの際の注意点

  • 当日、玄関などの電気がついている家だけ訪問する(電気が消えていると「来ないでね」という意味)
  • できれば知っている人の家だけ訪問する(治安や雰囲気がわからない場合は知り合いのみにしましょう)
  • 小さな子供には親が付き添って歩く(当たり前)
  • 15歳ごろを過ぎればその子が小さな兄妹に付き添うのでもOK
  • 子供達だけで歩かせる際は電話を持たせ、非常時のためにかける方法を教えておく
  • 子供が歩く際は交通に十分気をつける
  • 懐中電灯を持って歩くのが好ましい
  • 9時までに練り歩きは終える
  • 9時以降は誰か来ても出なくてもOK(9時までという暗黙のルールがあるのでそれ以降に来るのは怪しんでOKということです)

これが練り歩く際の基本的な注意事項。特に治安の部分はお住いの環境によるので、治安が悪い地域では練り歩きはせず、むしろ車で高級住宅地などに行ってしまった方が気楽だろうと思います。

懐中電灯は忘れがちなんだけど、この前ターゲットのハロウィン売り場に行ったらちゃんと気を利かせて懐中電灯と電池まで特設で置いてありました!この商売上手!(笑)

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仮装の注意点

  • 暗い中も歩きやすい服装 ハイヒールなどはなるべく避ける、ドレスなど丈が長すぎて転ばないよう配慮をする
  • 玄関先などにろうそくが置いてある場合などを考慮して、引火性の高い材質、形状の衣装は避ける
  • 化粧は有害でないものを使う(化粧用ではない絵の具などでフェイスペイントや化粧をして有害物質を体につけないように、ということですね。油絵の具なんかは有毒ですからね。)

お菓子を求めてどんだけ歩くのって感じですが、仮装の注意点は「歩きやすい」「暗くても見えやすい」「燃えにくい」ですね。

うん、たまにろうそくで気合の入ったランタン(かぼちゃで提灯)を飾ってあるアーティスティックな家があります。電飾もしているお宅はたくさんあります。外では風も吹きますし、引火しないような衣装がいいですね。

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仮装も大事、防寒対策も大事

それから、私の体験ですが、10月31日の夜ってほとんどの地域で寒いと思います。すでに葉っぱは大体全部落ちてますよね。秋も最終です。

E.T.でもそうでしたけれど、夜遅くは息が白く、そして、長い間外にいれば必ず風邪をひく(主人公が風邪ひいていましたね)気温ですので、仮装の衣装もそれなりに気をつけた方がいいと思うのです。

露出の高いプリンセスや妖精はやめて置いて、むしろ着ぐるみ系や肉じゅばん系だとあったかくていいかも知れないです。うちの子はティンカーベルになって外を歩きたいというので、さすがにハロウィン当日はダメだと言い聞かせ、その代わり家の中で年がら年中OKにしました。(笑)

うちは大人は付き添いで仮装するのかというと、お面だけでOKな仮装(キャラクター)をうまく選んで夫婦でやったりしています。

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お菓子をもらう際の注意点

子供達にとってハロウィンは夢の祭典です。

好きなコスチュームを着て外を堂々と歩けるし、暗い時間に友達とワイワイ歩ける上、お菓子を山ほどもらえるというイレギュラー現象満載の、一年に一度の子供の特権をフルに利用したお祭りです。

大人で言ったら何かしらね、お金が空から降ってくるので拾い放題、とかそんな感じでしょうか。

ということでTrick or Treat の一番の目的は、お菓子をもらって、食べることです。

しかしながら悲しい事件が毎年各地で起きているのも事実です。ですので、親御さんは是非お子さんを守るために以下のことを必ず守りましょう。

  • 子供には「家に帰ってくるまで絶対お菓子は食べてはいけない」と言い聞かせる
  • 親は子供が集めたキャンディー全ての安全確認をする

 

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安全確認のコツ

  • 「毒を吹きかけられた」とか、「開けて異物や毒を混ぜられた」などを想定して安全確認をする
  • 袋に入っていないもの、むき出しのものは捨てる
  • 袋が破損しているものは捨てる
  • 小分けの小袋に破損がないか、針穴がないかなども見る
  • アレルギーがあるお子さんの場合、食べても大丈夫な原材料であるかの確認をする(特にナッツ)

毒!?と思うかも知れませんが、「その辺の家を回ってお菓子をもらってくる」イベントですから、運悪く「心無いおかしな人も面白がって毒を混ぜるかもしれない」ということも想定しておく必要があるということですね。

注射器で毒を注入してないかどうか見るために、袋に穴が空いてないか、握ってみるといいと教わりました。

ツイッターで寄せられた体験談ですと、下剤をかけられたなどの事件も過去あったそうです。むむむ!!

そして、最近は学校内にナッツ(ピーナッツバターやパンに混ぜ込んだナッツなども)を持ってくること自体が禁止の動きが強いですので、(ニュージャージーでは禁止されている学校が多い印象を受けます)ナッツ類が中に練りこんであるタイプのチョコレートなどは配らない方向になっています。

しかし、その動きを知らないご家庭も多々あると思いますので、お子さんがもらってくるお菓子の中にナッツを含んだものはあるかも知れませんね。ナッツアレルギーのお子さんをお持ちの親御さんは、食べる前に絶対確認ですよ!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?アメリカならではのハロウィン当日のイベント、Trick or Treat の注意事項をたっぷりと細かくご紹介しました。小さなお子さんから中学生くらいまでのお子さんは心待ちしにしている行事ですから、親御さんは是非安全対策を怠りなく、楽しい思い出づくりをしてあげましょう!

私も毎年娘と仮装して近所を練り歩くのを心待ちにしています!アメリカの子育てはこういうところがやっぱりおおらかで自由でいいですね!

お読みいただきありがとうございました!

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