21 USSコンスティテューション号
アメリカ独立戦争後、海軍を構成する戦艦は、USSコンスティテューション号を含む他の5隻の戦艦でした。
USSコンスティテューションは1797年にボストンで建造されました。現在、世界で最も古い現役の戦艦です。1812年の米英戦争中、英国戦艦HMSゲリアとの戦いでは、イギリスの水兵はこの木製の船の横っ腹が金属の砲弾を跳ね返す様を目の当たりにしました。
またこの船には55門もの大砲が搭載されていました。USSコンスティテューションは戦争中に他の4隻のイギリス戦艦を撃破し、捕獲を免れました。この逸話は有名になり、USSコンスティテューションには「オールド・アイアンサイズ」(鋼の横っ腹)というあだ名がつきました。
USSコンスティテューションは世界中の艦隊で任務につき、西アフリカからアメリカへ向かう奴隷商人のの船をパトロール中に押収したこともあります。その後は、訓練船となりました。
1931年から1934年までの国内巡航の後、ボストンに戻り、今に至ります。現在、ボストンのチャールズタウン・ネイビーヤード内ににあり、海軍の訓練船や儀式船としてだけでなく、一般公開もされて資料の展示もしています。
USSコンスティテューションの全貌
なぜそんなに強かったのかと言うと、構造、製造方法、優秀なクルー、大砲の数が多い、操作性とスピードに優れていた、などがあるようです。
博物館の中にシミュレーションできるコーナーがあったのでお子さんとやってみると面白いです。
よこっぱら これが鋼の横っ腹。
船長の部屋
実際に甲板に上がって、船の中に入って見学できます。うちの子はとても喜んでいました。
浮き輪にちゃんと船の名前が入っています。
ここから船の中に入れます。夏は甲板はとても暑かったので、帽子、サングラス、水を忘れずに。
娘撮影。大砲。
見て触って、わからないことはレンジャーさんに質問できる施設になっています。子供はジュニアレンジャーのバッジがもらえます。