アメリカのCostcoやスーパー、Target、Walmart、Barnes & Nobleなどに行くと、子供向けのワークブックやドリルがたくさん売られています。
皆さんのお住まいのエリアではどうでしょうか。
うちの近所では、Costcoでもスーパーでも、幼児から小学生向けの大きなワークブックがよく売られています。アルファベット、数字、迷路、ぬりえ、算数、英語、読み書き、理科っぽい内容まで、学年別にいろいろあります。
我が家では、娘がプリスクールの頃から、毎日1ページは何かしらワークブックをやらせるようにしていました。最初は本当に簡単な、線をなぞる、色を塗る、迷路をする、アルファベットに触れる、という程度のものです。それでも、毎日机に向かう習慣を作るにはとても役立ちました。
今、うちの子は7年生になっていますが、ありがたいことに成績は良く、勉強を嫌いにならずに来ています。むしろ、学校の課題ややるべきことは自分からさっさと終わらせるタイプになりました。
もちろん、これはワークブックだけのおかげではありません。子供の性格、先生、学校環境、家庭のリズム、本人の努力、いろいろな要素があります。
でも、小さい頃から「毎日少しだけやる」「1ページ終わらせる」「やるべきことを先に終わらせる」という習慣を作っておいたことは、かなり良かったのではないかと感じています。
今回は、アメリカの幼児・低学年の家庭学習に便利だったBIGドリルシリーズを紹介します。
BIGドリルシリーズ 1日1ページワークブック アメリカオススメ
こんにちはー。キョウコ@NandaroAmericaです。
実際にアメリカ生活の中で、米国のAmazonなどで購入した商品や、アメリカ生活に役立つアイテムをご紹介しています。
今回ご紹介する商品はこちらです。
BIGドリルシリーズは、幼児から小学校低学年くらいまでの子供向けに作られている、学年別・年齢別のワークブックです。
プリスクール、キンダー、1年生、2年生など、年齢や学年に合わせて選べます。内容は、アルファベット、数字、線をなぞる、迷路、ぬりえ、簡単な算数、読み書きなど、低年齢の子供が机に向かって取り組みやすいものが中心です。
Costcoでは定価より少し安めに売られていることもありますし、Amazonでも時々かなり安くなることがあります。我が家では、安くなっているタイミングで数冊まとめて買うこともありました。
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買った動機
プリスクールを休んで日本に行った時に始めた
娘がプリスクールに通っていた頃、数ヶ月休ませて日本に行ったことがありました。
プリスクールは義務教育ではありませんが、それでもアメリカのプリスクールでは、手先を使う練習、アルファベット、数、色、形、簡単な工作、集団生活など、いろいろなことをしています。
日本に行く前に担任の先生と話をして、キャッチアップのために日本でも少しワークブックをやらせることにしました。
それが、我が家でワークブックを日常的に使い始めた大きなきっかけです。
プリスクール向けのワークブックは、いわゆる「勉強」というよりも、鉛筆を持って線をなぞる、丸を書く、色を塗る、迷路をする、アルファベットを見てみる、数字に触れてみる、といった内容が中心です。
これをやっておかないと大変なことになる、というものではありません。
でも、子供がどのくらい鉛筆を持てるのか、線をなぞれるのか、集中できるのか、形を見分けられるのか、手先をうまく使えるのかを親が見るには、とても良い材料になりました。
ファインモータースキルを見るのにも役立った
幼児期のワークブックは、学力というより、手先の発達を見るのにも役立ちます。
英語ではfine motor skillsといいます。鉛筆を持つ、線をなぞる、小さな形を塗る、はさみを使う、迷路で線を外れないように進む、こういう細かい手の動きです。
プリスクールやキンダー前後の子供にとって、このファインモータースキルはかなり大事です。
ワークブックをやっていると、子供の得意不得意が見えてきます。
鉛筆を持つのが苦手。
線をなぞるのが嫌い。
迷路は好き。
色塗りに集中する。
アルファベットに興味がある。
数には強い。
座っているのが苦手。
こういうことが、家で見えてきます。
もし発達面で気になることがある場合、医師や先生に相談する時に、「こういうことをやると苦手そうです」「このあたりで嫌がります」と説明する材料にもなります。
つまり、幼児向けワークブックは、単なる早期教育というより、子供の様子を知るためにも使えるのです。
我が家では毎日1ページを習慣化した
子供は基本的に自分からはやらない
我が家では、プリスクールの頃から「毎日1ページは何かしらやる」ということを続けました。
もちろん、最初から子供が自分で喜んで毎日ワークブックを開いたわけではありません。
うちの子は、のび太的なところがあります。放っておけば、やらない。普通、子供はみんなそうだと思います。
おもちゃで遊びたい。
テレビを見たい。
YouTubeを見たい。
外で遊びたい。
お菓子を食べたい。
何もしないでゴロゴロしたい。
そりゃそうです。子供ですから。
だから、親が「やらせる」必要があります。
ただし、ここで大事なのは、いかに「嫌々やらされている感」を出さずに、日常の流れに入れるかです。ここが親の腕の見せ所です。
ご褒美も使った
我が家では、いろいろな方法を使いました。
これやったらポッキー1本食べていいよ。
これやったらお散歩に行こう。
これやったら風船を膨らませて遊ぼう。
これが終わったらテレビを見ていいよ。
これが終わったら公園に行こう。
身の回りのものを使って、飴と鞭で乗り切りました。
「ご褒美で釣るなんてよくない」と思う方もいるかもしれません。でも、幼児期の家庭学習は、最初から内発的動機だけで進むことの方が少ないと思います。
最初は、親が流れを作る。終わったら嬉しいことがある。できたら褒められる。1ページ終わると気持ちがいい。そういう小さな積み重ねで、だんだん習慣になります。
今振り返ると、この「先にやるべきことを終わらせる」という習慣は、かなり大事でした。
親の根気が一番試される
低学年の学習態度は親の関わりにかなり左右される
私は日本語学校やオンラインで子供に教えた経験がありますが、低学年の子供の場合、本人の学習態度は親の関わりに大きく左右されると感じています。
もちろん、子供の性格もあります。
でも、保護者の方に根気がある家庭と、そうでない家庭では、子供の取り組み方がかなり違うことがあります。
「これは毎週ちゃんとやるものなんだ」と親が位置づけている家庭の子は、子供もだんだんそのつもりになります。逆に、親が「まあ適当でいいか」という感じだと、子供も「これは適当に参加していればいいもの」と受け取ることがあります。
特に低学年のうちは、子供が自分で学習の重要性を理解して、計画を立てて、自主的に進めるのはなかなか難しいです。
だからこそ、親が根気よく関わる必要があります。
親が働くだけでは足りないという恐ろしさ
子育てをしている親御さんは、皆さんご存知だと思いますが、親は本当に大変です。
働く。
家事をする。
送迎する。
食事を作る。
学校のメールを読む。
病院に連れていく。
宿題を見る。
洗濯する。
買い物する。
家を片付ける。
その上で、子供の学習を見る。
正直、きついです。
親が一生懸命時間と体力を削って働き、お金を稼ぐのはもちろん大事です。でも、それだけでは子供の内側は育ちません。子供にかける時間、見守る時間、一緒に机に向かう時間、読書の時間、会話の時間も必要です。
これ、恐ろしいことだと思います。
親が忙しすぎて、子供に時間をかけられない。すると、子供はどんどん外の世界や画面に流れていく。学習の姿勢も、読書の習慣も、家庭での会話も、自然には育ちません。
だから我が家では、意地でもワークブックや読書の時間を欠かさないようにしていました。
もちろん毎日完璧ではありません。親も疲れます。できない日もあります。
でも、「これは大事なこと」として生活の中に置き続けました。
幼児から12、3歳くらいまでが親の踏ん張りどころ
子供に親が密に関われる時間は、思っているより短いです。
赤ちゃんから12、3歳くらいまででしょうか。
それ以降は、子供も自分の世界を持ち始めます。友達、学校、部活、習い事、スマホ、SNS、自分の考え。親が横について「はい、1ページやろうね」と言って素直に動く時期は長くありません。
だから、幼児期から小学校低学年くらいまでに、家庭学習の姿勢を作っておくことは大事だと感じています。
小さい頃に「毎日少しやる」「終わらせる」「できたら嬉しい」「机に向かうのは普通」という感覚を持っておくと、後が少し楽になります。
我が家の場合、7年生になった今、娘は宿題や課題を自分でさっさと終わらせるタイプになりました。勉強が好きでたまらないというより、「やるべきことは先に終わらせる」という姿勢が身についている感じです。
これは本当にありがたいです。
もちろん、子供の性格もあります。でも、プリスクールの頃から毎日1ページやっていたことは、習慣づけとして意味があったと思っています。
BIGドリルシリーズの良いところ
幼児にちょうどよい内容
BIGドリルシリーズのプリスクール向けワークブックは、幼児にちょうどよい内容です。
勉強勉強しているというより、手を動かす、線をなぞる、色を塗る、アルファベットに触れる、迷路をする、数字を見てみる、という感じです。
この時期の子供には、まず机に向かうこと、鉛筆を持つこと、ページを終わらせることが大事です。
いきなり難しい学習をさせる必要はありません。
「ワークブックってこういうものなんだ」
「1ページ終わった」
「できた」
「褒められた」
この経験を積み重ねることに意味があります。
学年別・年齢別に選びやすい
BIGシリーズは、プリスクール、キンダー、1年生、2年生など、年齢や学年別に選べます。
基本的には、お子さんの学年に合ったものを買えばよいです。
ただし、海外在住家庭の場合、子供の実力や英語力、日本語環境、現地校の進度によって差があるので、学年だけにこだわらなくてもよいと思います。
進んでいる子は一つ上の学年。
復習したい子は一つ前の学年。
英語にまだ慣れていない子は無理せず簡単なもの。
鉛筆練習が必要な子は年齢より下のもの。
このように、子供の実際の力に合わせて選ぶ方がよいです。
1日1ページで続けやすい
このシリーズは、毎日1ページやるのに向いています。
量が多すぎず、1ページずつ進めやすいので、家庭学習の習慣化に使いやすいです。
小さい子に長時間勉強させるのは大変です。親も子も疲れます。
でも、1日1ページなら、なんとか続けられます。
朝ごはんの後に1ページ。
夕食前に1ページ。
お風呂の前に1ページ。
テレビを見る前に1ページ。
家庭のリズムに合わせて、決まったタイミングに入れると習慣化しやすいです。
一冊終わった時の達成感が大きい
ワークブックの良いところは、進み具合が見えることです。
ページが進む。
終わったページが増える。
残りが少なくなる。
最後まで終わる。
一冊終わった時の達成感は、子供にとっても親にとっても大きいです。
「一冊終わったね」
これは、とても良い経験です。
子供にとって、自分が積み重ねて何かを終わらせたという経験になります。親にとっても、「頑張って続けてよかった」と思える瞬間です。
短所・注意点
親が関わらないと続きにくい
BIGドリルシリーズは便利ですが、買っただけでは続きません。
本棚に置いておいて、子供が自分で毎日開くことを期待するのは、幼児や低学年ではなかなか難しいです。
親が出す。
横に座る。
声をかける。
終わったら褒める。
時にはご褒美を用意する。
習慣になるまで続ける。
ここが必要です。
ワークブックは道具です。習慣を作るのは親の関わりです。
子供によっては紙のドリルが合わない
すべての子供に紙のワークブックが合うわけではありません。
鉛筆を持つのが苦痛な子、座っているのが苦手な子、書字に困難がある子、発達特性がある子、視覚的な教材より体験型の方が合う子もいます。
その場合は、無理に紙のドリルにこだわらなくてもよいと思います。
ブロック、パズル、読み聞かせ、外遊び、料理、実験、音声教材、アプリ、カードゲームなど、学び方はいろいろあります。
ただし、学校生活では紙や鉛筆を使う場面もあるので、無理のない範囲で手先を使う練習はしておくと良いと思います。
難しすぎるものを選ばない
親はつい、「この子ならできるかも」「少し先取りした方がいいかも」と思いがちです。
でも、幼児期のワークブックは、難しすぎると一気に嫌になります。
特に最初は、少し簡単なくらいで良いと思います。
簡単にできる。
褒められる。
楽しい。
またやる。
この流れを作る方が、結果的に長続きします。
向いている家庭
毎日の家庭学習を習慣化したい家庭
BIGドリルシリーズは、毎日少しずつ家庭学習を続けたい家庭に向いています。
特に、プリスクール、キンダー、低学年の子供に「机に向かう習慣」を作りたい場合に使いやすいです。
最初から学力アップを狙うというより、生活の中に「1ページやる」を入れるための教材として良いと思います。
子供の発達や得意不得意を見たい家庭
ワークブックをやっていると、子供の得意不得意が見えてきます。
鉛筆が苦手。
迷路が得意。
数字が好き。
アルファベットに興味がある。
色塗りに集中できる。
指示を読むのが苦手。
こういうことを家庭で知ることができます。
気になることがあれば、先生や小児科医に相談する時の材料にもなります。
夏休みや長期休暇に画面時間を減らしたい家庭
アメリカの夏休みは長いです。
そして、家にいる時間が増えると、どうしてもテレビ、YouTube、ゲーム、タブレットの時間が増えます。
それ自体を完全に否定する必要はありませんが、朝に1ページだけワークブックをやる、終わったら自由時間、という流れを作ると、画面時間を少しコントロールしやすくなります。
紙のワークブックは、スクリーンを増やさずに学習時間を作れるのが良いところです。
向かない家庭
親が毎日見る余裕がまったくない家庭
ワークブックは、幼児や低学年の場合、親の関わりが必要です。
親が毎日見る余裕がまったくない場合、買っても使われないまま終わる可能性があります。
その場合は、週末だけにする、1日1ページではなく週3回にする、親が見なくてもできる簡単なものにするなど、現実的なペースにした方がよいです。
ドリルを出すと毎回親子バトルになる家庭
ワークブックをやるたびに親子で大げんかになる場合は、一度やり方を見直した方がよいです。
量が多すぎるのか。
時間帯が悪いのか。
難しすぎるのか。
親の声かけが強すぎるのか。
子供の発達に合っていないのか。
何か原因があるかもしれません。
家庭学習は続けることが大事なので、毎回戦争になるなら、方法を変える必要があります。
我が家での効果
ワークブックをやることが普通になった
我が家で一番良かったのは、ワークブックをやることが「特別なこと」ではなくなったことです。
毎日少しやる。
終わったら遊ぶ。
やるべきことは先に終わらせる。
わからないところは一緒に確認する。
この流れが、生活の一部になりました。
今7年生になっても、娘は課題を自分で進めることができます。もちろん完璧ではありませんが、勉強を極端に嫌がる感じではなく、やるべきこととして受け入れています。
小さい頃の毎日1ページは、その土台作りに役立ったと思っています。
親も子供を見る目が育った
ワークブックを一緒にやることで、親側も子供の様子を見る目が育ちました。
この子は何が好きか。
どこで集中が切れるか。
どういう説明だとわかるか。
何が苦手か。
どのくらいの量なら無理なくできるか。
こういうことは、日々少しずつ見ないとわかりません。
ワークブックは、親子で子供の発達や学習姿勢を見る時間にもなりました。
満足度
満足度は星5つです。
☆☆☆☆☆
幼児から低学年の家庭学習の習慣化に、とても使いやすいワークブックです。
学力を一気に伸ばす魔法の教材ではありません。でも、毎日1ページやる習慣、鉛筆を持つ練習、手先を使う活動、英語や数字への慣れ、親子で学習を見る時間を作るには、とても良い教材だと思います。
CostcoやAmazonで安く買える時があるので、見つけた時に買っておくのもおすすめです。
今日の英語
workbook
ワークブック、ドリル
preschool
プリスクール
kindergarten
キンダーガーテン
fine motor skills
手先の細かい動き、微細運動能力
trace
なぞる
coloring
色塗り
maze
迷路
alphabet
アルファベット
numbers
数字
daily practice
毎日の練習
routine
習慣
reward
ご褒美
screen time
画面を見る時間
home learning
家庭学習
まとめ
BIGドリルシリーズは、アメリカの幼児・低学年の子供に毎日少しずつ家庭学習をさせたいご家庭におすすめのワークブックです。
今回紹介した商品はこちらです。
我が家では、娘がプリスクールの頃から毎日1ページは何かしらワークブックをやるようにしていました。最初は、線をなぞる、色を塗る、迷路をする、アルファベットに触れるといった簡単な内容でしたが、それでも机に向かう習慣を作るにはとても役立ちました。
今、娘は7年生になり、ありがたいことに成績も良く、勉強を嫌いにならず、自分でやるべきことを終わらせるタイプになっています。すべてがワークブックのおかげではありませんが、小さい頃から「毎日少しやる」「1ページ終わらせる」「やるべきことを先にする」という習慣を作ったことは、かなり良かったと感じています。
幼児期のワークブックは、学力だけでなく、ファインモータースキルや集中力、得意不得意を見るのにも役立ちます。子供の発達や学習姿勢を親が知る機会にもなります。
ただし、買っただけでは続きません。親の根気、声かけ、生活の中に組み込む工夫が必要です。最初はご褒美を使ってもよいと思います。大切なのは、嫌いにさせず、少しずつ習慣にすることです。
アメリカの長い夏休み、プリスクールやキンダーの準備、低学年の家庭学習、画面時間を減らしたい時に、BIGドリルシリーズはかなり使いやすい一冊です。

