食品関係でアメリカで名を馳せている日本にゆかりのある方と言ったら、私にとってはまず Mr. Yoshida である。私はこの商品と日本のコストコで2008年ごろ出会った。
商品名に創業者の名前が入ることが多い米国の商品のネーミング文化で日本人の名前を見るとポジティブになれて好きである。さらに、美味しい。使い方も色々あるので紹介するから読んでちょんまげ。
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Mr. Yoshida’s Original Teriyaki Sauce 吉田さんのソース ＃アメリカおすすめ
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買った動機
日本に住んでいた頃、コストコで見かけ、思わず手に取った。Yoshidaという日本人の名前と、当時のパッケージには創立者さんの笑顔のシェフ姿もあった。
私はその頃「日本からアメリカに移住・定住・起業なんてもんのすごい大変なことだ」と常に考えていた。取引先の米国で会社をされている日系人の方の努力や、学生の頃に訪れたロサンゼルスの日系人博物館の内容に圧倒された記憶がまだ新しかったからである。
また、私の祖先の一人は戦前だか戦後（親族の記憶があやふやな上、祖母は地方の後亡くなってしまったのでよくわからない）カリフォルニアで日系人として農園で働いていた。身寄りがなかったので、もう誰もその後を知らない。
ということで、コストコでヨシダさんのソースを見かけた時は応援（？）するために買わずにはいられなかった。
買ってからは「米国人受けする何らかのアジアンなソース」なのか？と思いながら色々使った。特に鳥肉と相性が良いと感じる。
細かく切った鳥肉に少量振りかけジップロックに入れ、その後串に刺してフライパンで焼けば焼き鳥に。大きな胸肉を蒸し焼きにして最後タレをかけて焦がすようにしたらかなり美味しい。さらに鉄板焼き的な野菜炒めの最後にかけて火を止めて食せば、また美味しい。
米国に来てからアメリカ独特の日本の料理というものをかなり知った。Teppannyaki、Hibachi、そして寿司の多くは日本人経営ではなくアジア出身の方がアメリカン寿司や食べ放題をテンプレを作って経営されているが、普及と定着には相当な努力があっただろうと思いをはせる。
なぜこんなことを考えるかというと、私の恩師が日本から海外にアニメを輸出する活動に一生を注いだ方だったから。こういう海外での日本文化の本当の意味での定着や、市民権を得る際、日本政府って、特にあまり何もしないんだよね。なので、盗まれたり、変更されたりしてしまうから惜しいなと。
長所
- 味は甘めの醤油・砂糖・みりん・酒・その他少量のにんにくの風味がする。万人ウケする味である。
- 漬け込むとお肉が柔らかくなる。
- 肉の漬け込み、あるいはお料理の最後の仕上げの調味料として大活躍である。
- 白身魚もこれで煮焼きにすると煮付けの味になる。臭みが消える。
- いちいちみりんや酒を用意したくない場合もってこいの調味料である。
短所
- 照り焼きでも、みたらしでもない味なんだが、これがヨシダさんの味であるんだな。
- 店頭でなかなか売っていない、天然記念物みたいな存在である。時々コストコにある。時々アマゾンにある。見つけたら是非試してほしい。
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まとめ
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