アメリカの乾燥機の使い方&外干しNG地域&理由解説

乾燥機の使い方注意事項

さて、アメリカで現在暮らしていらっしゃるみなさんは、乾燥機を使っていらっしゃいますか?うちではガンガン使っています。

それでは、アメリカでの乾燥機の使い方の注意事項をご紹介します!

柔軟剤シートを使う

私が初めてアメリカの乾燥機を使った時は大学生の時にホームステイを体験した時です。

その後、学生時代に研修や一人旅や、会社の長期出張などでもホテル住まい、大学寮滞在などを経験しましたが、乾燥機を使う際に注意すべきことはどこも一緒でした。

柔軟剤シートを使うというのは、お好みで、のオプションです。

スーパーなどで紙の箱に入った薄紙タイプの柔軟剤が売られています。香りとともにタオルやシャツがふんわりするのでお好きな方は乾燥機を使う際に、1枚(量が多い時は適宜)入れるだけで結構しなやかな仕上がりになります。

リント(埃くず)を毎回とる

リントというのは糸クズや綿埃のことです。

乾燥機は家庭用でもコインランドリーでも取り外しができるスライド式のフィルターがついています。比較的わかりやすい前面にあるので、自分が使用する前は絶対に、絶対にチェックしましょう。

まず、リントフィルターを引き出すと、目の非常に細かい金網が入っています。乾燥機の中の熱風がこのフィルターを通って外に流れていくので、洗濯物から出たゴミや糸クズ、埃がフィルターに貯まる仕組みになっています。

リントフィルターは絶対に使用前にチェックし、ホコリを綺麗に全て取り除いてから使用します。寮やコインランドリーなど共用の場所では、前に使った人の埃がそのままになっている場合がとても多いので、自分が使う前に取り除きます。

取り除かないとベントが詰まったり、静電気で引火して火事が起きると言われています。とっても怖いですね。

衣類以外のものを入れない

当たり前のことですが、乾燥機は衣類を熱風で乾かすという機能のため、温度が熱くなって引火するようなものは絶対に入れてはいけません。

ガソリンや油、アルコールなどがしみた衣類、熱に弱い化学繊維などは絶対避けなければなりません。

おそらく乾燥機、洗濯機の注意書きに英語とスペイン語でババーンと書かれています。

洗濯機から乾燥機に入れる際に材質をタグを見てチェックすることが必要ですね。

私がやった失敗!

アメリカの子供服や大人用の普段着は、うちが安物しか買っていないだけというのもありますが、乾燥機にはだいたい何でも入れることができます。水着から下着から普段着は大体そのまま乾燥機に放り込んでOK。

でも、日本のものは乾燥機を入れることを前提にしていない素材がかなりの確率であるので、気をつけたほうがいいですよ。例えば、フリースや毛布などふわふわしたものは、乾燥機の熱でゴワッゴワになったり、最悪焦げたり溶けたりします。

アメリカの乾燥機の方が標準の温度が高くできているようですので、日本でも乾燥機を使っていた方は、デリケートとかタオル、コットンとかの設定には気をつけましょう。日本では低温だったのに、実はアメリカでは低温ではない場合があるかもしれません。

うちのアメリカ人旦那に洗濯を頼んだ際に、娘のフリース毛布があわや溶けるという事態になったので、日本製のものはまとめて「低温」とか「熱なし・風だけ」とかで乾かすといいですね。

ベントの点検

さて、現在我々が住んでいるタウンハウスでは一軒一軒のベントの点検というのが毎年義務で行われています。ベントというのは、乾燥機の風が外に送られる通風孔のこと。

このベントのインスペクションとクリーニングはめっちゃ大事です。通気口の中に日々の乾燥機利用の中でほこりが付着してしまうので、点検と掃除を定期的にしてご近所を火事から守るというものです。

いっぱい詰まっていると、特に冬場は乾燥&静電気でバチっと火がついて一気に引火ということを恐れているんですね。怖い!!

集合住宅では強制的に巡回してくるのですが、一軒家の場合は個人で申し込まなくてはいけないので、忘れないように注意したいものですね。チラシやクーポン雑誌などにベントクリーニング(Vent Cleaning)などと書かれて業者の広告がよく入ってくるので、DMはチェックしましょう(笑)

一軒家に引っ越したばかりの時も一応点検しておいたほうが無難ですね。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか!?

アメリカ暮らしにかかせない、利便性と洗濯物干し事情により使わずにはいられない「乾燥機」についての文化的考察と豆知識をお伝えしました!みなさんのアメリカ暮らしのお役に立てばとても嬉しいです!

お読みいただきありがとうございました!

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