アメリカは元々牛肉が日本と比べて安い!インフレ下でも日本より手軽に買えるのは確か。
レストランで食べるとなると結構な価格のリブアイロースト、家庭での調理法を覚えれば年に何回も作れちゃう。とても簡単、下味をつけてオーブンに放置するだけ!お店顔負けの美味しいご馳走作りましょ!
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大迫力!簡単!牛塊肉で簡単放置のリブアイローストの作り方レシピ
こんにちはー。キョウコ@NandaroAmericaでーす。
アメリカで結婚してから発見したことに「米国はお肉がすごく安い」、「レストランの肉料理がとにかく美味しい(が、それなりの価格なのでなかなか頻繁には食べられない)」などありますが、皆さんどうでしょうか。笑
20年ほど前に出張で渡米した時に上司がローカルの知る人ぞ知る大人気ステーキハウスで奢ってくれた「リブアイロースト」がものすごく大きくて、とろけるような柔らかさで、こんな肉はなかなか日本では食べれないとすごく印象的でした。
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家庭でできる!レストラン並みの美味しさのリブアイロースト
そして先日夫実家に帰省した時にみんなでレストランに行き、私はリブアイを頼みました。これもまたとても美味しかったけれど、家庭で作ることはできないものか、ちょっと調べてから夫の誕生日に作ってみたところ、非常に簡単でレストラン以上の仕上がりとなりました。
こんなに簡単なら家族全員の誕生日、サンクスギビング、クリスマスは毎回これで良いとさえ思ってしまうほど。
ほぼオーブンに放置なのでとても楽です。皆さんも是非ご家庭でやってみてください!
リブアイローストの部位はどこ?
リブアイはリブロースからかぶりと呼ばれる部分を取り除いた部分のことです。
アイ(目)というのはリブの芯という意味のようです。台風の目のような「目」の意味ですね。
アメリカの牛肉のリブアイ部分にはたくさんのサシは入っておらず、赤みの肉の柔らかさ、脂肪のバランスがとてもよ井です。火の加え方次第で非常にしっとりと柔らかく、とろけるように調理することができます。逆に加熱し過ぎてしまうとボソボソになってしまうので注意が必要です。
アメリカではリブアイはサーロインよりも厚みのある肉料理向けの部位として人気があります。レストランでよく見かけますが、見た目も非常に豪華で、厚切りの牛肉といったらこうでなくちゃというビジュアルをしています。
家庭でも、ステーキ用に一枚にスライスされているものよりも、家族全員向けに大きな塊肉でいっぺんに調理する方が簡単で効率が良いです。
リブアイロースト用の肉を購入する
アメリカで牛肉を購入する際に知っておきたいことはいろいろありますが、グレードの名称や、部位の名前をざっくりおさえておけば、まず失敗することはありません。
グレードは上から(USDAホームページ https://www.usda.gov/media/blog/2013/01/28/whats-your-beef-prime-choice-or-select)
- プライム
- チョイス
- セレクト
となっているのが一般的です。
もっと細かく(主にお肉の専門店や卸などでは)分ける場合は、
- プライム
- チョイス
- セレクト
- スタンダード
- コマーシャル
- ユーティリティ
- カッター
- キャナー
の7段階に分かれることもあります。これは1927年からアメリカで使われている牛肉のグレードの方法です。グレードはサシ(脂肪分)の入り方や、牛の年齢などがみられます。
一般的にアメリカ国内のスーパーマーケットで売られている牛肉の表示はセレクトより上の3つが多いです。
せっかく美味しいお肉料理を作るという時は、最高級のプライムか2番目のチョイスのいずれかが適していると言われます。
どこで買う?リブアイ用の牛肉
今回私はコストコで「リブアイロースト」の肉を購入。グレードはチョイスでした。
コストコの肉はかなりお得ですが、4.6 ポンド(2086グラム)が$50.00だったので一般的なスーパーよりもかなり安く買えたと言えます。
出来上がりはこんな感じです。では、作り方を手順を追って順番に説明します。
美味しいリブアイローストの作りかた 工程
まず肉を買ってきたら、重さをどこかにメモしてちゃんと覚えておきましょう。
今回私が買ったのは4.6ポンドでした。重さは焼き時間の計算をする際に必要になります。
実際にかかる焼き時間は105分でしたが、余熱の中に放置する時間とオーブンから取り出して寝かす時間も大事(これを待たないと良い色に仕上がりません)なので、4.5ポンド程度のリブアイローストは焼いてから食べるまでに約3時間弱かかると思ってください。
1 下ごしらえ
下ごしらえは塩と香辛料、バターを表面に塗るだけです。
これは私は1日前にやっておきました。肉をパックから取り出し、余計な水分があればペーパータオルで拭きます。
肉を大きめのジップロックバッグに入れ、塩とお好みの香辛料をふりかけ、溶かしバターを満遍なくかけ、袋を閉じて、空気を抜いてから全体にかかるように揉み込みます。
そして冷蔵庫に入れ、保存します。
コーシャーソルト、ブラックペッパー、すりおろしニンニクは必ず。セージ、タイムなど香辛料はお好みで。市販のドライラブのスパイスミックスやステーキ用のミックスを使用するのも良いです。
こういうふうにいろいろご家庭にある場合はお好みの調合を自分で作り出すのも楽しい。
こういう既に混ざっている物もたくさん売られているのでお気に入りのを見つけるのも良き。
2 室温に戻す
肉を焼く数時間前に冷蔵庫から出しておき、焼く頃には芯まで室温になっておくようにします。
芯が冷たい場合、オーブンで計算通り焼いても仕上がりが変わってしまいます。
今回私が調理した際は冬場だったので、大体3時間はキッチンのカウンターに置いておきました。
縄で縛ったりする必要はありませんが、ターキーを焼くときのこういうラックがあると肉の形が整うのでやりやすいです。
焼く時は網の下に水を敷いておくのを忘れずに。煙が出るので、コップ2、3杯の水を入れておきましょう。
3 オーブンで焼く
オーブンで焼く際、3段階の熱入れがあります。
- 高温で表面を焦がす
- 温度を落として加熱し、中まで温まるようにする
- 火を止め、余熱で柔らかくする
この3段階です。
耐熱容器や焼き網などに肉を、脂身を上面にして置きます。
オーブンは500F (260C)に予熱し、予熱が完了したら肉を上段に入れる。
まず15分500Fで加熱し、脂身を焦がすように焼きます。
15分経ったら肉はそのままオーブンに入れたまま350F(175C)に設定し、1ポンドあたり20分そのまま加熱します。私の場合4.6ポンドだったので4.6x20=92 で約90分350Fで加熱します。
計算した通りの時間が経ったら、オーブンの火を止め、肉は出さず、30分オーブン内に放置します。
4 切る前に休ませる
オーブンから取り出し、さらに30分ほどホイルや清潔なボウルなどをかぶせてゆっくり冷まします。
ここで早く切ってしまうと、熱い肉汁が外に出てしまうので、寝かせて落ち着かせるのが大事。
良い感じに焼けました。30分寝かせたけれど、もうちょっと寝かせてもよかったかもしれないね。
5 いただきまーす
ソースは醤油ベース、わさびも一緒に漬けて美味しかったです。
マッシュポテト、グリルした芽キャベツ、にんじんを添えました。
夫には大サービスでこんなにww
レストランで食べるよりも美味しいと喜んでいました。
実際にレストランで一人前$50とかするので、家で$50の肉を買ってきて3人で2日食べれたら超お得。焼き時間さえ間違わなければ十分家庭で美味しくできる簡単のお料理なので、是非おすすめです。アメリカに住んでいるからには、是非塊肉でやってみてねー!
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