アメリカに移住したその後の悩みをいろいろ紹介 文化・お金・親の老後

アメリカ暮らしをしている皆様、いろんな意味でお疲れ様です。

アメリカで永住するようになって、アメリカ人が日々経験する暮らしの悩み、さらに移民の立場からくる悩みで困ったことはありませんか?

私はいまだに戸惑うこと・不安に思うことがたくさんあるのですが、その一部を語りますので、読んでいただけたら嬉しいです!

アメリカに移住するとどんな気持ちを日頃味わうのか一部を綴ります

なんだろなアメリカにようこそー。キョウコ@NandaroAmericaです。

日系一世と書きましたが、この記事ではアメリカに国際結婚や仕事で移り住み、結果永住権(グリーンカード)を取得したり、その後市民権(Citizenship)をとってアメリカ人として帰化したりして、「メインの居住国をアメリカにする」状況を想定して「一世」と言っております。

日本で生まれ育った日本人(私の場合)がアメリカに移り住んでから、どんなことを体験しているかについて書いて行きたいと思います。

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日系一世として生きるということ

現在アメリカに住まわれている皆さんには、十人十色の背景があると思います。

(この記事は私の場合のお話です。結婚を機にアメリカに移住してから自分なりに感じたこと、考えたこととなりますがご容赦ください。)

私の背景をざっくり

私な日本で育った日本人で、留学→結婚を機にアメリカに住み始めました。

イヤイヤ無理やり来たわけではなく、結婚したらそのままアメリカに住めることになるんだ、嬉しい!というポジティブな感情で住み着きました。皆さんはどうでしょうか。

今はグリーンカード保持者ですが、子供も生まれたし、これからは米国市民権(帰化)を取ろうと思っています。(まあ、もし旦那に万が一のことがあって私がアメリカで十分な収入を得られなかったとしたら日本の実家を頼って戻るんだろうけど)

ということで、結婚を機に米国に住み着くということになった際、それが自分のポジティブな選択であったこと、そしてうっすら、自分の持つ「日本人としての」文化も、これから長い間適宜変化して行くんだろうなーという予測というか覚悟のようなものはありました。

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二つの世界

アメリカでは全く珍しいことではありませんが、生まれた国を離れてアメリカで生活するようになる「移民」は、母国とアメリカという、二つ以上の国での居住体験があるわけです。

私の場合はアメリカに越して来てから3年目あたりで、娘が生まれ、そして最近特に娘の将来を考えて自分なりにシミュレーションするようになってから、「ああ、これが1世の悩みなのだろうか」と思うことが多くなりました。

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一世

留学生時はまあ「外国人である」という意識は持っていたものの、グリーンカード保持するようになって以降、子育てをし、家を買って、アメリカで生まれた人と同じような人生の大きな経験を米国で重ねてするようになると、「一世」なんだなあ、とちょいちょい思うようになりました。

実際生活に追われ出すと発生する日常のストレスとプラスαという感じです。どんな国の方も、異国に住むようになると大なり小なりこういう思いはあると思うんですよね。

昔集団でアメリカに移り住んだ日本からの皆さんは、私のようなのんびりした体験ではなく、そりゃ壮絶だったんだろうなあ、と暗くなる時もあります。

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一世というラベリングを自らすると楽になった

子供が流暢な英語を話し出すようになり、私はノンネイティブスピーカーで、子供はネイティブペラペーラの状況を毎日まざまざと感じています。

こちらで生まれ育つと言葉も習慣も自然に身につくので、その様子を見て、「今までこんなに英語頑張ったのにネイティブにはなれない」自分への諦めが「一世」って言葉にちょっと入っています。私の場合。

自分をラベリングしたかっただけなんだと思いますが、自分は一世だって理解するようになってから、とても心が楽になりました。

ずっと見えないレベルを求めて努力しなきゃいけないのかという焦りが消えました。人間の能力の限界を肯定できた感じです。(笑)

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永住者が抱える悩みとは

自分のチョイスでアメリカに永住するようになった方(結婚とか仕事とか、なんでも)の「苦労話あるある」には大体パターンがありますね。

私の場合、この数年は、日本人会を通してお友達になった人たちと色々話して視野が広がって行くうちに、移住して居住国をアメリカにした方は、皆さん同じような悩みを抱えていると感じてちょっと安心しました。

以前住んでいた場所ではアメリカ人の友人も特にいるわけではなく、日本人コミュニティもなく、本当に孤立していたので、精神的には毎日わからないことばかりで押しつぶされそうになっていたんだなあと今になって感じます。

永住者が皆さん口を揃えて話題にする悩みはこんなのがありますねえ。

  • 医療費が複雑怪奇
  • 教育費が高い。子供が借金するのがなんとも
  • 貯金がなかなかできない
  • 税金高すぎ
  • 老後
  • 国籍どうするか
  • 日本の親の心配
  • 配偶者と別れたら、死なれたら
  • 自分の語学力&子供への指導が難しい
  • 就職
  • 安全(日本もいろんな意味で危ないけど)

行き着くところは大体がお金と将来の不安ですね。まあ、日本に住んでてもそうだけど。アメリカはとにかく医療費と教育費の救いがないのが常に脅威です。

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経済的自立への道

働くんでも学ぶんでも「根無し草になったら本当に困る」という恐怖が常にうっすらありますよね。(だから頑張れるっていうのはいいことです)

アメリカでしっかりと働いて経済的自立を叶えないと国際結婚の場合本当に不安です。私は自立への道を激しく模索中ですが、早くきちんとした収入を得れるように頑張らないとと思っています。

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言葉と文化の壁

言葉のレベルも努力にキリはないです。いくら頑張っても多分死ぬまでネイティブのように離れないのではないかという諦めが私にはあります。悔しいけど無理ですねえ。

また、アメリカで育っていないので、しつけや学校のルール、行事なども子供が小さいうちは「へえ、こんなのがあるんだ」という新たな学びや、「アメリカってこういう時こういう風には叱らないの?じゃあどうすればいいの?日本ではこうなのに、アメリカではダメなの?」というマイナーだけどかなり根が深い違いも多いです。

アメリカ人旦那や義理の家族に聞いても結局よくわからず終わることがあります。

最近は近所の外国からのおばちゃんたちに聞いた方がよっぽどいいということがわかって来た(移民のお母さん同士だと共感性があって、似た立場で話せる)ので、もっぱらおばちゃん達と話します。

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親としての心配+移民という立場からくる悩み

「子供をきちんと自立させるまではちゃんと生きていたい」、というのはどこの国の親は思うと思います。

が、我々のような立場ではさらに、「自分のネイティブには絶対なれないであろう英語力と、米国で義務教育を受けた経験がない私が子供をちゃんと導いてあげられるのか」とか、「旦那死んじゃったら露頭に迷うのか」とかが常につきまとっています。

「アメリカの暮らしの細かいシステムとかあまり理解していない状態で家を買ったり車を買ったり仕事したりのハードルがかなりの門でいちいち勉強量が多くて疲れる」は永住者は皆さん通られる道かと思います。

アメリカ国籍を取らないとやっぱり外国人として異なる法的手続きがあることも(相続とか)多々あるので、そういうところは慎重にいろいろ調べたりしますよね。

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8年目にしての焦り

私が今話している永住者の自分の立場の認識の話は、「カルチャーショックの第何段階」とか「異文化適応・不適応」とかの話ではなく、もっと生活臭のする現象ではないかと思います。

移民となってから、自分はこんな感じで変化して来たかなと感じています。

  • 最初のうち→楽しく新しいことを吸収
  • 子供生まれてからコミュニティ参加がより大事に→溶け込みたいがなかなか難しいので悔しい
  • 子供学校行き始める→まだまだわからないことが多いのはマズい!という焦り

という経緯を辿って来たように感じています。なんだかんだ言っても、アメリカで暮らすことを選んだのは私自身なので、弱音を吐くよりも前を向けということなのですがね。

皆さんいかがでしょうか。

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まとめ

いろいろ自信を持って税金対策とかも語れる時が来るのか。政治についても、いろいろなアメリカ文化の背景も学びきれるのか。

まだまだ知らないことがいっぱいありますねえ。

何年か先はちょっと成長しているのかしらー。

 

お読みいただきありがとうございました!

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