アメリカのポップカルチャー&アメコミが大好きな筆者ですが、この度ついにニューヨークコミコン(NYCC)に 7 Bucks a Popさんのおかげで行くことができました!当日の写真と共にNYCCの楽しみ方を紹介します。
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ニューヨークコミコンアニメーション、映画、ポップカルチャーの祭典に行ってきた
こんにちはー。@NandaroAmericaです。
私はアメコミ、アニメーション、アメリカの映画が大好きで、それがきっかけで幼少の頃からアメリカに興味を持ち始め、色々なものにハマって、大学と大学院ではハリウッドのビジネスや映像技術などを研究したり、映画やコミックの制作の方にも携わったりしています。子供の頃から本当にね、ディズニーだ、SFだ、特殊効果だ、スピルバーグだ、ルーカスだ、アメリカンドリームだ、経済大国だ、それはそれはアメリカかぶれしたお子でしたよ。絵描きと研究職の二足の草鞋を経て、今はライターと絵描きの二足の草鞋で、こんな絵描いています。https://oekaki-princeton.com/ よかったらみてちょ。NJ中部で年に数回の個展もやっています。プリンストンのお店では常時販売中&カスタムアートお受けしております。
さて、ニューヨークコミコンは全米のコミコンでは最大で元祖ののサンディエゴコミコンに次ぐ第2位の規模。来場者数は毎回20万人を超えると言われています。今回Twitterでお世話になっているななばさんのご招待で親子で行くことができました!大感謝です。
最初にお礼も兼ねて7 Bucks a Popさんとご招待くださったななばさんのご紹介をします。
大人気のコレクターズアイテムファンコポップ(Funko POP!)ですが、7 Bucks a Pop さんはFunko Pop!を幅広く扱うお店です。各地のコミコンやトイショーに出展されているのでコミコンに行かれる方はぜひ立ち寄って!通販も対応しているので探しているアイテムがある方はぜひチェック。
Funko POP!とはなんぞやという方も、お店でこういうフィギュアを見かけたことはあると思います。色々な映画、アニメーションなどのキャラクターが展開されていて、限定もの、レアものなどもたくさんあり、楽しいコレクター、マニア向けアイテムとなっているんです。
クリエイター系のデスク周りなんか結構こういうのを置いて、職場なんかで自分の好きな映画やジャンルを密かに主張する、会話のとっかかりを作るような文化もあります。
7 Bucks a Popさんではレア物、ビンテージ、限定品もたくさん発見できますよ。
ちなみにうちの子が何件もモールや雑貨店を覗いてはずっと探していたディズニーの過去の限定アイテムのFunko Popの在庫がこのお店にあって急遽購入させていただきました。探しているPOPがないと嘆いている方はぜひ最初に行くべきお店です!Funko POP!といったらここだ!という感じの頼もしいお店。
7Bucks a POP公式ホームページ 7 Bucks a Pop
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ニューヨークコミコンNYCCとは
New York Comic-Con 略してNYCC。アメリカ東部最大のコミコンで、アメリカ全土からするとオリジナルのコミコンのサンディエゴコミコン(SDCC)に次ぐ規模のポップカルチャーの祭典。初回は2006年でした。サンディエゴコミコンは1970年が初回だったようですが、だんだん規模が大きくなり、また来場者の層も厚くなり、企業側も最高の宣伝効果&経済効果が見込めるイベントとして成長・定着してますよね。私が初めてサンディエゴコミコンというものがアメリカにはあるらしいと知った1990年代中盤では、映画・ドラマのスターやクリエイターとの距離もかなり近かったらしいと記憶しています。
ただ段々大きくなるとともにサンディエゴのホテルが足りない(から近隣住民の家に泊まるケースも)ため結構開催時期に問題が起きている、とサンディエゴに私が勉強に行っていた90年代後半に言われるようになりました。
そういうのもあってサンディエゴ以外の各地のコンも充実・増えていったのだろうと思います。
さて、サンディエゴコミコンと主催が同じ会社のニューヨークコミコンですが、
公式ホームページはこちら https://www.newyorkcomiccon.com/
毎年 Javis Center にて開催されています。ポートオーソリティーからも、ペンステーションからもアクセスがいいので歩いていけます!(10−15分あれば土地勘ない方も余裕) というか、歩道をコスプレした人が多数会場に向かって歩いていくので、朝9時10時ごろだったらその人たちと一緒になっていけばいいので地図不要です。(一般客への開場は午前10時ごろ。初日は午後の場合も。詳細は必ず公式でチェックしてくださいね。)
過去には春だったり秋だったり開催期間も3日間だったり4日間だったりしたようですが、近年では10月中旬の木、金、土、日の4日間と安定してきているようです。
最終日の日曜日はファミリーデーで、比較的静かに(かなり混んでますけど)子供さんと回ることができます。
初日はファンによる開幕イベント、コスプレ、パネル、報道陣向けイベントなどがあり、2、3日目もパネルがたくさん開催されます。(パネルとはセレブや製作側スタッフが多数出演してプレゼンや質疑応答をする、大きなステージで開かれるイベントです)
でーーーーん!
ニューヨークコミコンの内容は
主に企業ブース、アーティストアレイ、コスプレエリア、セレブと会えるエリア、パネルのエリアがあります。
企業ブース
企業ブースにはグッズ、出版、メディア・映画会社、アニメーション作品などのブースが出展されていました。限定品もたくさん売られています。
日本のかつての東京アニメーションフェスティバル(TAF)に行ったことがある人は似たイベントなのでイメージが湧きやすいかと思います。ただアメリカ、世界中から出展企業が来てるので面積が大きいです。
2023年度は700以上の企業ブースが出展されたと言われています。
今回我々をご招待くださった7 Bucks a Popさんの企業ブースは企業エリアに入るとすぐ、そして巨大な面積で展開されて大変賑わっていました。各企業はいろいろなイベントやゲストをそれぞれ用意していて、7 Bucks a Popさんブースでは映画「グーニーズ」、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズに出演されたショーン・アスティン(Sean Astin)さんや「ウォーキングデッド」のロス・マーカンドさん(Ross Marquand)さんもゲストとして登場し、長蛇の列をなしていました。
企業ブースではそのほかにもゲーム、本、コレクターズアイテム、コミックブック、ぬいぐるみや雑貨などなど、いろいろなお店がひしめいていました。目当ての限定品などは初日に行って買うのが吉です。
4日間あるので満喫したい人は泊まりがけで4日間全部行くのがおすすめ。場所が広いのと、パネルやイベントのスケジュールがたくさんあるので事前に興味あるもの全てを用意周到にめぐるシミュレーションをしておく必要があります。
悟空よ。アメリカのキャラクターがむしろ日本勢に押されてあまり目立たない。
ジブリのブースはないけど、グッズを販売している企業のブースはありました。宮崎さん的に、こういうのはブースだしそうもないですよね。でもファンにアンケートとったら絶対宮崎さんの公演聞きたいという人はいっぱいいるだろうし、呼びたい企業はいっぱいあるだろうにね。
ドラゴンボール、ナルト、ワンピース、ジブリ。大人気。
バンダイ、東映、任天堂、大人気。アメリカの企業も当然出店してるんだけど、日本勢と比べると対象がお子さん向けで、結構閑散としていました。アニメ・漫画大好きな層はティーン以上が多いからコスプレも手作りで本格的な人がたくさんいました。
とにかくアニメは大人気。アメリカンコミック、アメリカのキャラクターは完全にどこに行った?というくらいアニメの市場は活発です。
アーティストアレイ
コミコンでアーティストというと、主にコミック作家やイラストレーター、声優さんのこと。アーティストアレイのコーナーには2023年度は400−500件ほどのブースが参加したと言われています。
私の師匠とそのボス(後述します)はアメリカの人だけど、こういうところに日本の漫画家さんが来たらまたどえらいことになると思うよ。(大混乱するから来ないのかな?)英語できなくても通訳つければいいことだし、もっと日本のクリエイターさん、カモン!!!!
私は20年くらい前からアメリカンコミック界隈でお仕事をいただいていたり、米国の作家さんとも交友があるのですが、ずっと会いたくても会えなかった某大物作家さんがNYCCに来ているので、ブースへご挨拶に行きました。彼は私の友人のボスで、人気のあるコミックアーティストさんです。本拠地が西部なので、なかなか会えない。
アーティストアレイのブースの振り分けが面白くて、大物も若い人もごっちゃに混ざってる(多分アルファベット順なのかな?)感じがしました。ふらっと行って話しかけられるアーティストさんもたくさんいますが、私のお世話になっている方はおそらく今回のこのコミコンのアーティストアレイの中で一番の大物でいらっしゃって(汗)会えるまでに4時間待ちました。
待つと言っても実際列に加わって待ったのは1時間ほどなのですが、朝一で整理券を会場で購入し、アシスタントの人に、今日午後の整理券買ったから行くからねと伝えて、他のところに移動しました。その間に後述する声優さんたちと写真を撮ったり、SNSでは長らく友達だけど実際に会ったことのなかったアーティストさんたちを巡って絵描きの仕事の話などをしてまわりました。アメリカは広いから、本当に実際に本人と会えることが貴重!
その後お会いできた時に、私の師匠(彼の部下)の結婚記念日だったので一緒にビデオを撮って送ろうよと言って、動画も一緒に撮影してもらいました。サインも、絵も描いてもらったよ!!!
メッセージ動画を送ったら師匠と奥様はとても喜んでいました!
コスプレエリア
コスプレされるレイヤーさんにとってNYCCは絶好のイベントです。最終日の日曜日はレイヤーさん向けの大きなイベントはない感じで、フリーで好きに歩いていい感じでした。お客さん全体の中でもコスプレ率もかなり高くて、50人に一人くらいなんかしらコスプレをしてる感じでした。
超本格的なレイヤーさんはコスプレイベントがある曜日に行くのがいいと思われます。レイヤー同士の交流、パネル、撮影会、コンテストなどレイヤーさんのためのコミュニティ、イベントもたくさんあるようです。
日曜日はプロレイヤーさんは真ん中の広場に多くいて、来場客と一緒に写真撮っていました。
ニュージャージーから行くバスの中からすでに1家族超シリアスなワンピースご一行がいました。10月結構寒いのにルフィはバスの中ー会場に歩くまでの15分くらいの間、あのノースリーブ、むぎわら帽子だったので意気込みを感じました(笑)
セレブエリア
映画スターや声優さん、映像クリエイターなど業界のセレブの方と会えるエリアがあります。
事前にオンラインで整理券・支払いを済ませます。これはとっても簡単にできるのでいいシステムでした。
私の場合、子供の時見て育ったテレビアニメーションの声優チームと写真を撮れるという機会の整理券を購入しました。
大好きなセレブに絶対に会って写真を撮るためには
クレジットカードがあれば簡単に事前購入することができます。人気の俳優さんなどはすぐに埋まってしまうので早めに買いましょう。
本当に、信じられないレベルの有名人が会場に来ていて、マイティ・ソーのクリス・ヘムズワースさんやロキのトム・ヒドルストンさんなどとも写真が撮れるようになっていました。熱狂的なファンは日本からでも絶対行くべき夢のイベントですよねえ。
申込時には(空きがあれば)時間なども選べるので、他のイベントとかさらない時間帯で購入しましょうねー。クリヘムさんやトムヒさんレベルだと即売でしょうけど、コミコンを制するのはやはり早めのスケジュール把握とこういう有料イベントを先に押さえることだと思います。なので絶対!と狙っている人は後述する公式HPで繁く更新情報をチェックする&ニュースレターを必ず登録して読む、をしましょう。
写真を撮るイベントは本当に流れ作業で写真を撮るのでプレゼントを渡したり、サインをもらったりはできません。ただ、写真を撮りながら、ファンです!素敵な作品を作ってくれてありがとう!くらいは大急ぎで伝えられます。写真はノートブックサイズの写真がその場でプリントされて受け取ることができます。さらに$10追加でデジタルデータもメールに送ってもらえます。
ちゃんとお話ししたい、サインをもらいたい方は写真会ではなく、サイン会の券を買いましょう。アーティストによっては別々で両方対応されている方もいます。(サイン会では写真は撮れない。写真会ではサインはもらえません。両方欲しい方は両方券を買うということです。)
おわりに
今回は7 Bucks a Popさんとななばさんのご招待で念願のニューヨークコミコンに初めて行くことができました!本当にありがとうございました!
内容がとても濃いファン垂涎のイベントですので、日本のアニメ、コミック、アニメーション、映画、コスプレなどポップカルチャーがお好きな方はぜひおすすめです。2024年は10月17日から20日開催予定なので、公式ホームページからhttps://www.newyorkcomiccon.com/ ニュースレターに登録して、セレブ情報、イベントの時間割、チケット購入情報をしっかりチェックしましょう!
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