【画像】アメリカ・フロリダ・ディズニーワールド2エプコット(2007年頃)

旅の思い出シリーズ、今回は2007年のディズニーワールド2、エプコットです。

サンクスギビングの頃は混んでいるようで空いていて、滞在中2日間エプコットに入園し、全てのライドやショーを体験することができました。この時期以外とオススメシーズンなのかもしれないです。

たっぷりの写真と思い出話でお送りします。



フロリダ・ディズニーワールドのエプコットの旅の思い出(2007年)を紹介

こんにちは、なんだろなアメリカにようこそ。キョウコ@NandaroAmericaでーす。

WDW2007年の旅3部作の第2回、エプコットの様子です。

サンクスギビングの頃だったので、パークのデコレーションがクリスマス仕様です。


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エプコットのルーツ Experimental Prototype Community of Tomorrow について

エプコットの歴史は意外と新しく、オープンが1982年。(東京ディズニーランドオープンが1983年)TDLと建設時期が被っていた時期があるのですが、ディズニー本社が構想を練っていた際は、日本のディズニーランドも一部エプコット的な科学や世界をテーマにした未来と知をコンセプトにするエリアの案もあったようで、マニアとしてもとても興味深いです。

エプコットはとても広くて、2つのテーマランドに分けることができます。

Future World(未来の世界)とWorld Showcase (ワールド・ショーケース)です。

前者は未来の技術や生活にフィーチャーしていて、科学万博的な感じ。アトラクションもスリリングなものがあります。後者は文化にフィーチャーしていて各国の文化に親しむことができます。

東京ディズニーランドの開園当時とエプコットについて

私はTDLがオープンした頃の記憶があるのですが、「未来のお家」っていう万博的な展示などがあったり、TDL15周年くらいまではミート・ザ・ワールドっていう、ワールドショーケース的なアトラクションもありましたね。

今はそうでもないですけど、開園当時から数年間はTDLは日本の皆さんに「アメリカってこんな歴史・文化があります」っていうショーケースの役割をかなり果たしていました。

アメリカは近いけれど遠く、日本は真似たり影響を受けて入るけれど、実際のルーツってどんなの?っていう疑問を解消するようなイベントが多かった印象です。

なんでかっていうと、戦後のベビーブーム世代がTDLオープンの頃に親になり、子供を連れて遊びに行くところと考えた際、まだ日本にはテーマパークというものがなかった。

これはウォルトが1955年にアナハイムでディズニーランドを開園した動機と重ねられるんですよね。ウォルトは「子供と大人一緒に楽しめる場所が当時なかった」と50年代に言っています。

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戦後のベビーブーマーのアメリカへの憧れと東京ディズニーランド

TDLは私の親世代のその需要にうまくはまって、日本のレジャーの概念を大きく変えたのだけど、この世代は、とにかくアメリカに対してとても強烈な憧れを持っていましたよね。

戦後の色々な状況を生きてきた世代だけど、戦争を体験した世代と比べて、圧倒的にアメリカへは憎しみより憧れが強い。だから1983年に日本にディズニーがやってきたのは、とても上手いんですよね。

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アルコロジー的な発想があったウォルト・ディズニー

これを50年代後半に色々考えていらっしゃった背景には、当時アメリカでは科学の「脅威」や「夢」が色濃く混在していて、ウォルトはポジティブな未来を構想したんだよね。

ウォルトはカラーアニメーションや、サウンドトラックや、シネラマなど映像関連でも新技術をどんどん取り入れる技術者であったけど、想像力がすごい人なんだなあ、と私は尊敬しています。

Utopian city of the futureのウォルトのプレゼンをドキュメンタリーで見たのだけど、当時の近未来SF小説や映画に登場するようなデザイン、アルコロジー的な発想がディズニー流に出力されててとても面白いんですよね。

ウォルト・ディズニーはディズニーワールドの構想を練っているころに、かなり面白いアイデアをたくさん持っていて、エプコットは Experimental Prototype Community of Tomorrow; a utopian city of the future っていう、ウォルトの考える未来の調和都市計画構想の計画が元なんです。

同時に人間の一生のサイクルまで設計されてる感じのちょっとした怖さもあって、そこに今のディズニー社の社員のサイクルも当てはめると、なかなか。

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スペース・シップ・アース

2007年に行った際は改装中で乗れなかったんだけど、外から写真は撮れました。

このシルバーの球体。ゴルフボールみたいな印象ですが、中のライドがえらい教育的で、私の趣味にぴったり。1991年はエプコットって科学万博みたいなノリでとっても大真面目だった記憶があります。

1991年に乗った際は、「人類の発明(文化)は全てコミュニケーションであるみたいな感じの人類の技術史みたいなかんじです。洞窟が、文字の発明、ルネサンスの名画、彫刻、そして通信技術、全て次の世代に叡智を繋げたいという人類の本能である」、みたいなことを説明されるのですが(もう当時言っていた内容は変わっているかもしれないですけども)私は降りた時にちょっと怖くて、でももうちょっと知りたくて、でももう一回乗りたくても列がすごくて、という体験をしました。

この時に受けたインスピレーションで、その後メディアの技術と人間の行動、みたいな研究をするようになったのではと勝手に思っています。

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ソアリン・オーバー・カリフォルニア

むかーし、東京ディズニーランドがオープンした頃にマジックジャーニーとかアメリカンジャーニーとか、大変情緒に訴えかけてくる素晴らしいアトラクションがあったのですが、(私はじい様やばあ様に連れられてよく行ったので、テーマソングも歌えるよ)その路線が帰ってきた!という感じです。

2019年に東京ディズニーシーにソアリン(オーバー・ザ・ワールドバージョン)がオープンしたようなのだけど、元々は2000年ごろにカリフォルニアアドベンチャーがオープンした頃に、カリフォルニアの素晴らしい風景・自然を空中撮影した映像のアトラクションとして「ソアリン・オーバーカリフォルニア」ができたのですよね。

で、同じ内容のものがフロリダにもできた、ということなんですね。

雄大な自然の中を開放感とスケールの大きな映像の中、空を飛んでいる感じで体験できる素晴らしいアトラクション。大人気でしたが5、6回乗りました。

音楽はハリウッド映画のサントラの大巨匠、ジェリー・ゴールドスミス。このクレジットは、ライドの最後に紹介するべきだと思う。

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Inoventions

未来の技術を展示しているところが面白かったです。

今はもうこのコーナーがないらしいのですが、燃料電池の車(写真のはトヨタ)、あと未来の車を語るのにどうなのかと思うけどGMの車の展示とか、遺伝子組み替えで葉っぱに虫の嫌う物質が出るようデザインされたじゃがいもとか、セグウェイの会社が作ってる動きやすいオフィスの椅子(一輪車的な)とかいろいろありました。

うちにこの模型がそういえばトヨタさんとお仕事した際にお土産でいただいて、あるのだけど(今娘が好んで遊んでいる)、どういう経緯でこのプロトはフロリダに来たんでしょうねえ。

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Living With The Land

大地と共に生きる、みたいな超真面目なタイトルのアトラクションなんだけど、農業と未来について、色々説明を聞きながら船で旅する乗り物。

私はこういうの社会科見学みたいで好きなのだけど、興味が一切ない人には辛いかもしれない。

かなり興奮&感動していたので、写真を撮りまくっていましたので、まあ、見てくれ。

並んでいるところやねー。

エプコットは人類の叡智への賛歌がテーマなので、技術や科学を肯定してくれている場所です。日々日本で虐げられていた、理解されない&いつもプロジェクトが瀕死の状態だった技術屋の私にとっては、とても居心地が良かったです。

来るべき食糧難に備え、農業研究は〜ということなんです。

はい、科学者は先を見て動いているのです。未来を心配しているんですよ。

世界で一番とか二番とかどうでもいいので、とにかく予算を削らないでください!!(涙)

科学者にとって一番二番って、競争じゃないんだよね。企業とか国のトップからしたら、そうなんだろうけど。先に進んでいないとあと苦労するんですよってことなのだけど。

気候を乗り越えて(人工的に管理することで)何をどのくらい栽培できるのかなっていう実験だと思います。知らないところで色々研究されているんだねー。

ちなみに、実験のパートナーはNASAです。

バナナだって、自然に頼って栽培していたら、ウィルスで全滅したら、地球の環境が変わったら、もう育たないんだぞ!

予算を削らないでください!!

うり。うりも大きいのを育てて食糧難を解決したいんじゃ。そのためには実験と予算なんじゃ。

よく見えないけど、ナスかね。

Eggplant ってあるね。ナスも一年草ではなく、木化することもできるんじゃ。と。

木化は遺伝子操作でしたのか、どうやったのかわからんけど、効率の良い収穫がこうやってできる可能性はあるんですっていう見本ですね。

奥にイチゴもあるね。

トマトの木。前も↓の記事で書いたことあるけど、トマトも木化するんだー。

お家の中で野菜を育てよう!米国Amazonで買えるトマト・きのこ・もやし・葉物野菜のインドア栽培キット紹介

誰だ、かぼちゃでミッキーを作っている人はw

さすが夢と魔法の…

提携はNASAでした。

このライドは潰さないでほしい。なんかちょっとシーのシンドバッド的な空気が流れているんだけど、私はこれ好きだから潰さないでー。

またシャバーンさんに休憩所じゃないんですよ!って怒られそうな感じで座ってられるから、なくならないでほしいw

で、アトラクションを出ると、大抵おみやげ屋さんがあるじゃないですか。

ランド館はちがうんです。

テーマが農業ですから、最後はここで育てた野菜が食べられるレストランがあるんです!!

ぱっと見タンパク質の割合がいかに?とおもってしまうんだけど、野菜と穀類の恵みたっぷりの食事をいただきましたwトマト硬かった。

あのトマトの木から収穫されたのかなと思うと胸熱ー。

そして、このフードコートの上の階はキャラクターダイニングがあって、ミッキーとチップとデールが来ます。我々は行かなかったけど、チップとデールが好きな方は是非!(私は大好きなので、いつの日か娘と行きたいですなあ)

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エプコットのマスコットフィグメントのアトラクション

フィグメントという紫のドラゴンのキャラクターがエプコットのマスコットなんですけど、ディズニーはあんまり押し出して売らないのですよね。

開園の頃から20年間くらい、フィグメントとドリームファインダーっていうおじさんが出てくる、人間の想像力とか直感ってすごいな!っていう子供向けの夢のあるアトラクションがあったんですが、それの跡地にフィグメント主役のライドができたので行ってみました。

待ち時間はとても少なかった記憶です。シー的にいうと、シンドバッドな感じ。ランド的に言うと夜9時以降のスターツアーズとかカリブの海賊とか、そんな感じです。

ディズニーも、キャラクタービジネスのプロなんだから、売ろうと思ったら色々できるだろうに、ライドの内容も途中で予算が削られて最後の方グダグダになっていたり、このアトラクションをリニューアルするにあたって、ドリームファインダーおじさんを急にクビにしたから訴えられたりなどなど、いろんな噂があるアトラクションでした。

以前ドリームファイダーの仕事を20年くらいしていた方が突然クビにされたとHPを作って、ファンも怒っていたのを思い出しました。いろんな歴史があるなあ。

ミクロキッズのザリンスキー博士(リック・モラニス)と、フラバーの博士(ロビン・ウィリアムズ)もここで表彰されているという、ディズニー科学者映画の祭典みたいなイントロなのですが、この博士たちは全然ライドに登場しませんでした。

あくまでも、ディズニーの奇想天外科学者はここで表彰されてるんだよ、と言う裏設定みたいな、子供に言ってもあんまりよくわからない演出なんですけど、私の心にはしっかりと届きましたよ。もっとこういう

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サンクスギビング前後の混み具合&いちばんいい季節について

サンクスギビングはアメリカ中が大移動、実家などに帰省して過ごしますが、ディズニーは空いていました。

一年のうち、いつが空いているか。それは1月、2月などと言われますが、寒い時期はマラソンなどのイベントもあって、上手に閑散期がない感じにデザインされています。

我々が行っているのが平日ということもあるんでしょうけど、サンクスギビングの週は、エプコットでは、朝一で乗った(この頃一番新しいアトラクションで大人気だった)ソアリンを除いて他はとても空いていて、待っても20分前後でした。

夜になると年パスホルダーの地元の人たちが食事やイルミネーション、花火の見物に来る感じでちょっと人が増える印象があるのですが、だからと言ってものすごく混むわけではないので、朝から晩まで、フルに動ける方だったら、1日でのべ30個くらいのアトラクションは回れそうです。

実際、我々はエプコット、マジックキングダム、ディズニースタジオ、アニマルキングダムと1週間かけて全部回りましたが、朝の開園時にインパして、乗りまくり、夜の花火やパレードの頃は結構制覇してしまって、パレードを1時間くらい待ちながら食事(バーガーとか座って食べる)、花火の後はさらに夜中12時、1時まで5分待ちのものを(ミッキーの家などは混んでいるけど、大量輸送系&大量収容系は空いていました)乗っては降り、乗っては降りのエンドレスを繰り返しました。

スペースマウンテンを1日に7回とか、カリ・リバーラピッズを1日に8回とか、ビッグサンダーマウンテンを1日に10回とか、そういうのが可能でした。

次回の記事でも書こうと思っていますが、秋、冬はWDWオススメです。なぜかというと、夏は混んでいるし、毎日スコールがあって午後2時ごろから夕方6時ごろまではホテルに戻るかお店の中か、雨の中歩くかの選択になる確率が激しく高いからです。1991年に10日くらい滞在した際は毎日スコールがあり、昼のパレードも早めになったり、中止になったり、夕方に開催したり、とかなりイレギュラーでした。

ウォーターパークにもともと行かないなら、夏以外がいいです。本当に夏は暑い!蒸し暑い!

今はどう天候に合わせるのかわかりませんけども。

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飛び跳ねる水の噴水

水がピョーン、ピョーンと飛び交って子供が大はしゃぎ、というコーナー。

エプコットは広いので、景観がとても良いですね。噴水やちょっと休める憩いの場所がいっぱいあります。

維持費がすごいだろうなあ。

エプコットは民間事業者として一番大きな敷地だったか、大掛かりな建造物だったかのギネス記録に載っている、と小さい頃何かで読みましたけど、維持費を計算して作られたんでしょうかね。行ってみると、広大すぎて心配になるんですよねえ。


3人の騎士(The Three Caballeros)のアトラクション

メキシコ館の内容が一掃されてこれになったばかりだったのですが、最近また変わったようですね。

ということで、こんどはWorld Showcaseの方へ移動です。

中が暗いので写真がほとんど撮れませんでしたが、外側はピラミッド、中はレストランもあってカリブの海賊っぽかったですw

こういうキャラクターと絡めたアトラクションって、人気は一瞬でても、結局、「これ乗ったけど、結局メキシコの何かを学べたのか?」と振り返ると、ただテーマソングを歌って華やかだったって感じなので、私はこういうリノベーションは反対なんですけどね。まあ、ディズニーだからしょうがないというか。

じゃなきゃ生き残れないからリノベをしたってことなんでしょうけど。

夢と魔法の王国に完成も終わりもないのです!

時代や人気に合わせてしょっちゅう内容を変えます!



中国館

リフレクション・オブ・チャイナでは中国のことを学べる360度サークルビジョンの映画を見ることができます。フランス、カナダ、こう言う映画系のとても好きです。最後必ず泣きます。

ワシントンD.C. やフィラデルフィアのチャイナタウンのゲートも素晴らしいんですけども、こういうところでいきなりお目にかかれると良いなあー、と思います。

中国へはここから20時間くらい飛行機に乗るんじゃぞ。直行便があるのか知らないですけども。地球の裏ですぞ。

ああ、世界平和世界平和。

横を向けばノルウェーが見えますし、

ノルウェー館

これよ!

現在はノルウェー館はリノベされてアナ雪のアトラクションになっています。

元々はバイキングの歴史を学べるマエルストローム(メイルストロム)という伝説に基づいた急流ボートのアトラクションでした。

あっちを向けばアメリカ館ですよw。2時間散歩すれば色々観れる、ワールド・ショーケース!

日本も東武のがありますしね。世界は一つ!

アメリカ館

クェーカーオーツのみなさんが生演奏ですけれども、やっぱりアメリカの愛国心というか、アメリカだからアメリカを贔屓して当然ですけれどもね。

他の国の出し物よりも豪華な気がします。

フィラデルフィアやボストンに行くと歴史協会のみなさんがこういう感じで実際街を歩いてらっしゃって、質問すると答えてくれるのですけど、ああ、旅に行きたい。

人と触れ合いたい、話したいwとコロナのせいで思いますねえ。

大統領の演説は現役大統領の演説がアニマトロニクスとともに生声の録音で再現されるのですが、全歴代大統領がバックに控える様子は圧巻でした。

前に座っているおばちゃんが泣いていました。テーマソングで私も泣きました。

アメリカの歴史ってなんだろうねえ。

乗り越えられたものが多いほど、後で皆でいい涙を流せる、そんな国になってほしいです。

ああ、もう、この10年でいちばんいいこと言った。聞いてるか大統領ー。


日本館

みなさまお待ちかねの日本館ですが、奥の方に高級な鉄板焼きレストランや、三越などがありました。ラムネやポッキーなどを売っていました。フードコートでは焼きそばなんか売っていました。

私はどうせ1週間で帰るから、わざわざ食べようとは思わなかったですけど、ヨーロッパの人なんかにすごく受けていました。遠いもんね、ヨーロッパの人からしたら、日本は。

太鼓のライブが始まるよー!

あっちを向けば五重の塔

後ろを向けば安芸の宮島よ。

世界は一つ。

地球は一つ。

割れたら二つ。

(↑知っている方いるかな)



モロッコ館

モロッコ館のエピソードが素晴らしくてですね、私はイスラム社会をもっと尊敬するようになりましたよ。そして、アメリカはやっぱり思い上がっているなあ、と。

エプコットのワールドショーケースに出展する国、どこの国にするべな、という選定の時に、ディズニー社からはアフリカ大陸から一つも候補を出してこなかったということを受け、モロッコの王様が自ら、「実費で建設しますから、ぜひモロッコを」、ということでできたのが、この素晴らしいモロッコ館です。

イスラームの美しい美術あり、伝統の民芸品を買えるおみやげ屋さんありです。

ディズニーの最初の選び方というのに、ダイバーシティの追求をしないで何が世界は一つだ!ワールドショーケースで実現したかったことの原点はそれで良いのか!?やっぱりアメリカは白人の物の見方ばかりなのか?リーディングカンパニーがそれで良いのか?と突っ込みたいのです。

実費で、モロッコの王様が、自ら、という姿勢が感動なのですが、

そこでディズニー側も、大変失礼いたしました、こちらが全部出しますから、文化について色々教えてください、っていえたら、私はもっとアメリカ企業を好きになったと思うよ。

アメリカ、上から物を見るのはやめて、学んでほしい。

私はアメリカは好きだけど、視野の狭いセルフセンター的な、鈍感な物の見方は嫌いだよ。

中国館=ムーランと会える

フランス館=美女と野獣

カナダ=ブラザーベア

イギリス=アリス

ノルウェー=現在はアナ雪、その他プリンセス

ドイツ=白雪姫

など色々ありますが、モロッコではアラジンやジャスミンに会えます。

ぶれちゃった。もう、また一回行くしかないわ。モロッコ館を見に行きたい。

あと、ワゴン的な小さな規模のお店でアフリカの民芸品が売られていました。ちょっと、エプコットはアフリカ文化を疎遠にしすぎだと思う。もっとバランスをよく取り入れてほしい。あと、韓国、ベトナム、タイ、カンボジア、マレーシアあたりと、インド、チベット、ブラジル、東欧とかも加えないと、苦情出るんじゃないのかな。

でも、全体的に、エプコットのワールドショーケースの雰囲気が「典型的アメリカ人が世界と聞いて想いを馳せそうなラインアップ」なので、アメリカのレベルって、こうなんだろうな、と認識しました。


イタリア館

イタリア館、なぜだかあんまり詳しく見なかったですが、今度行ったらじっくり。

フランス館のシュークリームが美味しいんだと30年前に言われて、行くたびに食べられないという。

フランス館のお店ではものすごい勢いで映画RatatouilleのDVDを売っていました。



ドイツ館

こういうの買っておけばよかったなー。また次回だな。夫とこれで麦茶を「やーー!」って言いながら飲もう。(禁酒夫婦)

エプコットにはいろんな国からの人たちが働きにくるプログラムがあるのだけど、ドイツ館のクリスマスショップでお土産を買った際に、すごく丁寧に(ガラスのオーナメントを買いました)包んでくださった方にお礼を言いたくて(私がかなりわがままを言いました)後日エプコットに手紙を出したことがありました。私の変なドイツ語と日本語が混ざり、彼は学んだばかりと言う日本語で話してくれて、そのあと色々考えた。

いい思い出だなー。

私は老後、フロリダに住めたらキャストとして働いてみたいよ。それか、エンジニアリングを生かしてイマジニアリングで働くのも夢です。

英語をなんとかしないとなあ。


エプコットのいろんな風景

スペースシップ・アースは朝も夕も美しいですねー。

夜のエプコット。

これはリフレクションズ(水上の光のショー)を待っている時です。早めに待って、軽食を座りながら食べる戦法。

 

クリスマスツリーが何箇所もあるのだけど、一つ一つが大きいのなんの。倒れないように、いろんなところからワイヤーで固定されています。

新宿とか神戸みたいな感じの電飾がエントランスにありました。

全然ディズニーグッズを見かけなかった1日ですが、エントランスの方のおみやげ屋さんでこんなミニーちゃん発見。

ティンカーベルのスノーグローブ。

アメリカやなー。

アメリカの国旗っていうのは優れたデザインだなあと見るたび思います。   

リフレクションで見た花火。なんかすごいぞ。下の写真と色のイメージがかぶりますね。素晴らしい。

紫と黒っていうのが未来っぽいですよね。



まとめ

ということで2007年のWDWエプコット編でした。エプコットに行くと、地球、文化、平和、文明、そして未来と科学技術、人類の努力と開拓は果てしなく続く、というなんともアメリカの発想らしいものを強く感じることができます。

私がディズニーワールドの中で一番好きなテーマパークです。

次回はWDW20073、完結編、マジックキングダム&帰路です!おたのしみに!

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