米国NJ州名産ブルーベリーの収穫&体験可能なファーム大特集

アメリカでは日本よりもベリー類がお安く、季節を通して手に入りやすいですね。

ラズベリー、ストロベリー、ブルーベリー、ブラックベリー、などなど、パック入りや冷凍食品でふんだんに売られていますし、農場に行けば摘み取りの体験もできます!

この記事ではニュージャージー州中部のSnyder’s Farmを中心に、Suydam Farm, Terhune Orchards, Von Thun Farms, Giamarse Farmの体験記をご紹介します。

太陽の下たくさん体験&美味しい牧場に行こう!

お子さんがまだ小さい頃は特に何か自然や命に関係する体験をさせてあげたいなあーと多くの親御さんが考えると思います。

アメリカは、住宅地から車でちょっと行くと牧場や農地にアクセスできる場合が多く、ファーマーズマーケット(産直販売)や、野菜や果物の収穫もできる場所も多いかと思います。

うちは子供がまだ小さいので、温かい季節の週末は農場でベリー摘みや動物の餌やりなんかをさせ、まったり過ごすことが多いです。親も楽だし(笑)、そんなにお金もかからないのでこれはなかなかいいですよ。

今日はうちが今まで行ったファーム(農場)やオーチャード(果樹園)の紹介と特徴、感想をお伝えします。

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アメリカの牧場ってどんな感じなの?

アメリカで牧場というと、結構一般人に身近で、教育的な場所というイメージがあります。

日本でいう芋掘りやイチゴ狩りなどの観光のついでとはちょっと違って、新鮮な野菜を欲しい人はファームから直接買う契約をする、とか、子供の健全な発育のために大いに役立てる、という印象があります。

私の勝手な印象ですが、生産者の努力、苦労を知る、とか、食べ物、作物がどこからやってくるのか教えるとか、ありがたくいただくとか日本でいう食育的なことを大事にしている家庭は子供を牧場によく連れて行くような雰囲気があります。

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食べ物を大事にしてほしいと思うアメリカでの暮らし

アメリカでは食べ物を大事に扱う家庭、そうでない家庭の差がかなりあるように思います。

私はまだ8年目ですが、アメリカに住んでからかなり多くの場面で日本ではしないような食べ物の食べ方、捨て方をする人を目にしてきました。

食べ方のマナー以前に、食べ物を粗末に扱ったり、計画的に消費しないなどの習慣がついている人は、残念ながら良いしつけや教育を受ける機会がなかった方達なんだろうな、という印象を持っています。

教育の機会に恵まれなかった子供に罪はないけど、大人になったらやっぱり自己鍛錬で改めて欲しいけど、難しいですからね。三つ子の魂百までで。

日本の給食の時の「いただきます」「ごちそうさま」はとっても良いことだったんだなと今更感じています。(日本にいると当たり前でそこがあまり見えないんだけどね)

子供を持つようになってから、挨拶とか、物の扱いとか、小さなことからきちんとできる人間に育ってほしいなあと。


畑で収穫できるものとしてお馴染みのものは

  • エンドウ、インゲン豆
  • コーン
  • いちご
  • ブルーベリー

果樹園では

  • リンゴ

秋は

  • ハロウィンのパンプキン

なんかがニュージャージーではよくある収穫・摘み取り体験です。

ニュージャージーはブルーベリーが結構取れるようで、他州への出荷も多いようです。

だいたいのファームでは、最後に自分でとった分の重さを測ってもらってお会計をします。価格はスーパーで買うよりもちょいと安い感じです。

収穫の時間と体験をプラスと捉えれば、むしろ安いという感じで考えれば立派なレジャーだと私は考えています。(笑)家に帰って食べられるのがまたいいですしね。


Snyder’s Farm

スナイダーズ・ファームはプリンストン大学から北東方向にだいたい25分ほどの位置にあります。

  • 入場料は無料。収穫体験はとった分だけ量り売りです。現金のみなので注意。
  • 基本土日のみ営業。
  • 春いちご、初夏ブルーベリー摘みが売り。
  • 7月から、土日は直売所がオープンして、野菜やドレッシング、ジャムなども販売されます。(現金のみ)
  • 出店ではハンバーガー、ピザ、ホットドッグ、アイスクリームなどもやっている時がある。屋外で食べられます。どれも美味しい!(天候によるかも)
  • 5月下旬=いちご
  • 6月上旬=いちご摘みと野外映画上映(野外の軽食、アイスクリーム、ポップコーンなどの販売もあり)
  • 6月下旬=ブルーベリー
  • 7月上旬=ブルーベリー摘みと野外映画上映(野外の軽食、アイスクリーム、ポップコーンなどの販売もあり)
  • 秋 パンプキン、コーンメイズ(迷路)、野外のアクティビティも期間限定でオープン。

詳細は常にHPで要確認。

ここの売りは入場料無料です。その分放置なので(笑)地味に行きたい人にはお勧めですよ!

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Snyder’s Farm の情報

ホームページ snyders-farm.com

電話 (732) 496-0441

住所:586 S Middlebush Rd, Somerset, NJ 08873

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2018年の我が家のブルーベリー摘みの様子を紹介

2018年6月にブルーベリー摘みに行ってきました。(通算4、5回目くらいです。)

土曜の朝がお勧めです。

帽子、サングラス、日焼け止め、虫除け(念のため)マストでどうぞ。

遠くからお越しでも、このサイロが目印。ああここだ、ってわかります。

歴史がありそうな大きなお屋敷です。

手前の低木がブルーベリーです。

こんな小さな木によくもこんな沢山なるもんだなとびっくりするほどたわわに実っていました。

ブルーベリー畑はかなり広く、畝が続いています。

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入り口近くは沢山摘まれている場合が多いので、熟しているブルーベリーは入り口から遠く離れた方向の畝を目指すのがお勧めです。人が行かない方へ行きましょう(笑)。

朝11時ごろでしたが、7、8家族は来ていました。どちら様も黙々と摘んでいました。

ブルーベリー。可愛いですねえ。

低木なので小学低学年までのお子さんの場合は屈まずに収穫できますね。

写真にちょっと映っているのは娘が4歳の時なのでだいたい110センチ以下の頃でした。

うん、お子さんだとまざまざとベリーを観察できる高さ。

端っこの方ではヤギ、アヒル、鶏なんかに餌をやることもできます。

お家に帰ったらよく洗っていっぱい食べられます!

$15ほど収穫するとうちでは半分以上は冷凍で小分け、子供のおやつにしています。

ベリーはカビやすいので(手で摘んでるし)持って帰ったら綺麗に洗い、その日に食べない分は冷凍がいいと思われます。

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Suydam Farm

スィダムファームは27号線に昔からあるオランダ系移民の牧場です。こちらも土日オープン。

こちらの記事でも以前たっぷり触れた通り、筆者はここの牧場主さん家族にかなり感情移入しておりまして、皆さんに是非ともサポートしていただきたいと願う一押しの牧場でございます。

NJ子育てー春夏秋は農場に行こう!パンプキン!Hay Ride! Suydam Farmの魅力7つ!ー

↑の記事では秋のパンプキンの時に行った時のことを書いたんですが、Suydam Farm は春夏はベリー摘みはない模様です。

年を通して直売は旬の野菜、手作りパイ、産みたて卵、ジャム、お肉、ドーナツ、ドレッシングなどが売られています。お肉はすごく好評のようです。

パンプキンの季節はHay Ride&おじさんの貴重な歴史解説が聞けるツアーが無料だったので興味のある方は是非!お子さんのプチ社会科見学的な体験になります。

その他、牛、豚、ヤギ、鶏などがいてちょっとだけ餌やりができます。

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こちらも写真を紹介!

おじさんの語りに引き込まれるHay RIde(無料)。この辺の歴史、この農場の歴史をたっぷりと伺うことができます。

おじさんの運転するトラクターの後ろには我々が乗せてもらえる車両がついています。

藁の上に座るんですよー。楽しい楽しい。

大きなパンプキンがスーパーマーケットやコストコで買うよりもお安く手に入ります。

量り売りなのがとてもフェアです!

秋のオーナメントもいろいろ種類が豊富です。家に飾りたくなります。

秋は新鮮なスクワッシュ類が豊富でした!オーブンで焼くだけで美味しい!

  • 基本土日のみオープン
  • 4月中旬=園芸、お花の苗販売開始
  • 5月、母の日はお花、メモリアルデーはバーベキューなどの催しを開催
  • 5月下旬=野菜、肉の販売開始
  • 10月=パンプキン収穫開始、アップルサイダー、ドーナツなどの試飲、試食あり、ヘイライド無料。
  • 11月=ホリデー向けのお肉、クリスマス向けツリーやデコレーション販売

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Suydam Farmの情報

ホームページ:https://www.suydamfarms.net/home

住所:1803 Route 27 Somerset, NJ 08873

電話:732-846-7139

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Terhune Orchards

プリンストン大学方面から車で10分足らずのところにある大きな農場です。

有名なのはリンゴの収穫。前者2件の農場と比べるとかなり商業色が強いです。

  • 子供の遊具、ホースライド、探検小屋などがあります。
  • 土日のイベント時はテントでの軽食、ライブミュージックなどが充実。
  • 入場無料。
  • 直売店、ワイナリーは毎日営業。イベントは週末。
  • 収穫体験はリンゴ、アスパラ、ブラックベリー、ブルーベリー、チェリー、お花、パンプキン、いちご。
  • リンゴの収穫はリンゴそのものをスーパーで買うよりも割高でした。
  • 年を通してイースター、凧揚げ、蛍、ブルーベリー、桃、リンゴ祭り、クッキングコースなどが開催されています。
  • 4月5月は毎週水曜プリンストン大学内でファーマーズマーケットを開催しています。
  • 5月から11月は毎週木曜、プリンストンライブラリーの前の広場でもファーマーズマーケットを開催しているようです。

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この農場の良いところはいろいろなイベントの内容が濃く、常に子供が楽しめるサービスがいろいろあることでしょうかねー。

いつも入場無料ですが、フードサービス、ホースライド、野外の特設イベント遊具(バウンシーハウス、乗り物など)、クラフトなどの参加費は比較的お高めに感じられます。

秋の行楽の記事でも触れましたが、Terhune Orchardsの直売店はこんな感じ。

アメリカ生活ー北米の秋はとにかく美しい!お出かけ前に紅葉前線をチェックしようー

秋はかぼちゃ、スクワッシュ、パンプキン!

8、9.10月はリンゴ!

新鮮な葉物

珍しいトマトなんかもいろいろあります

外にはこう言う感じの遊具、農業に関連する乗り物なども子供のために解放されています。このプレイグラウンドは無料。

家畜餌やりやホースライドなどは有料。

根菜類、芋、たまねぎ

いろいろな種類があります。陳列もホールフーズやトレーダージョーなんかも意識してる感じですね。

近年流行のパンプキンカービング

リンゴ大量売り!

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農場だ、牧場だ、生産者直営だと思って、農協のような金額設定で買えるかと思うとそうではないですね、ここは。スーパーより高いです(が、質はいいと思います)。

プリンストンに近いからちょっとお金がかかるのはしょうがないですね。おそらく近隣住民の生活水準からしたら高いとは感じないんだと思う。プリンストンは世帯収入1億とか超えてるお家がざらにあるから。

アメリカのお祭り的な雰囲気を感じられる&体験学習ができる貴重なスポットということで。

お祭りの際は大変賑わっています。駐車場が混み合うのでお昼時は早めに行くのがいいかと思います。

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Terhune Orchardsの情報

ホームページ:https://terhuneorchards.com

住所:330 Cold Soil Road Princeton, NJ 08540

電話:609-924-2310

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Von Thun Farms

ここは私は行ったことがないのですが、娘がプレスクールの遠足で行き、1日遊んで来ました。

学校や団体の観光地としておなじみのスポットのようで、ホームページには遠足、団体、パーティーの予約がかなりアピールされています。農場はいろいろあるけど、それぞれ得意分野が特化されていて面白いですね。

特に学校の遠足のパッケージがいろいろ種類があります。芋掘り、リンゴ収穫、ツアー、乗り物、ヘイライドなどなど。1日潰せる!

商業っけが強いので、写真を撮ったり、ロゴ入りお土産(マグネット)をもらったり、結構アピールが激しいのも面白かったです。ブランド力があるんだなあ、と。いろいろ自分がどう生きるべきかの勉強になります。

収穫体験の際は先に$5払いますが、収穫したものを購入するときに戻って(購入費用に充てる)来るようです。

収穫体験できるものは

  • 5月=いちご
  • 6、7月=ブルーベリー
  • 7、8月=ブラックベリー、野菜いろいろ
  • 9、10月=パンプキン、リンゴ

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Von Thun Farmsの情報

ホームページ:https://vonthunfarms.com/sb/

住所:519 Ridge Road Monmouth Junction, NJ 08852

電話:732.329.8656

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Giamarse Farm

ここも穴場で、特に平日がお勧め。平日はヘイライドなどはないものの、入場無料で、収穫したものを量り売りで買うことができます。平日は歩いていちごの畑エリアまでお散歩でした。(徒歩5、6分)

土日は有料(入場料)でヘイライドに乗せてもらって、収穫の畑まで行きました。(相変わらず徒歩でも5、6分の距離)

だいたい月曜はお休み、夏は月、火がお休みのようです。季節によって変わるようなので是非ホームページで確認してください。

良いところは季節ごとに収穫できるものがいろいろあること。桃、ネクタリンは是非!

  • 5月、6月=いちご、お豆、レタス
  • 7月=レタス、桃、ネクタリン
  • 8−10月=リンゴ
  • 9、10月=パンプキン
  • サンクスギビング以降クリスマスまでの間=クリスマスツリー

ヘイライド。のどかな光景で親の方が癒されますねえ。週末は体と心を落ち着けたい。

娘はイチゴを一生懸命とっていました。

いろいろな種類のイチゴがエリアごとに栽培されていました。

いいお天気の日は、是非農場で日常なかなかできない体験をしませんか?

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Giamarse Farmの特徴

ホームページ:https://www.giamaresefarm.com

住所:155 Fresh Ponds Road East Brunswick, NJ 08816

電話:(732) 821-9494

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今日の英語
farm =牧場 農場
orchard =果樹園
harvest =収穫
picking =詰み
field  =畑
ridge =畝

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まとめ

ニュージャージー中部にはちょっと足を延ばすとすぐのところに大きな農場があり、気楽に収穫体験やのんびりとした雰囲気を楽しむことができます。

暖かい時期の週末は是非家族でファームに行って楽しいひと時を!

お読みいただきありがとうございました!

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