アメリカ歯科治療体験記シリーズ9 突然奥歯に激痛&即日診察!

米国歯科治療体験記9回目。今回は2019年の7月中旬に突然奥歯に激痛が起こり、8月上旬の日本への里帰りを目前に、専門医を自力で探して即解決したお話です。

激痛が起こってすぐにかかりつけ歯科医(良いところ)に診てもらったものの、紹介できる根管治療のスペシャリストは1ヶ月先まで予約が取れないという事態をどう切り抜けたのかも紹介します。

アメリカ歯科治療体験記シリーズ9 突然奥歯に激痛&即日診ていただく話

こんにちはー。キョウコ@NandaroAmericaでーす。

2016年8月に初診予約を電話で試みるも半年先と言われ、結局初診は2017年夏だったなど、時系列でアメリカでの歯科検診・治療の体験談をご紹介していますが、今回シリーズ9回目となりました。

今回は、2017年の検診でヤブに見逃され(多分わざと)2018年4月に日本の歯科医に診ていただいて見つかった、「こんな虫歯がレントゲン撮ってるのにわからないわけがない(怒)」あの歯に問題が起こりました。

日本の歯医者さんでは大変丁寧な治療をしていただいたのですが、今度はその歯の神経が!突然来た激痛の様子も紹介しますね。



関連した内容の記事は他にもこんなものがあります。是非合わせてお読みください!

アメリカ歯科治療体験記シリーズ1 ヤブとの遭遇 4歳児の虫歯治療

アメリカ歯科治療体験記シリーズ2 娘の虫歯治療までに100日かかる

アメリカ歯科治療体験記シリーズ3 トラウマ殿堂入り娘の虫歯治療

なんだろなアメリカの全記事リストはこちら! アメリカ暮らしに役立つ情報が満載です!

▶︎Twitter ▶︎Instagram ▶︎Pinterest ▶︎Facebook ▶︎YouTube
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村




2019年7月中旬に奥歯が痛くなる

2019年7月、待ちに待った家族旅行の最中、美味しいお料理を食べながら、なんだか奥歯が痛いことに気づきました。

左上の後ろから2番目が痛い。

この時ニュージャージーから車で2時間もしない、ペンシルバニア州のランカスター(アーミッシュで有名な)というところにいたのだけど、3泊という短い行程も、歯の痛みがあると本当、楽しめなくなりますね。

旅行自体は大成功だったのだけど、わたしは旅行前の数週間、仕事をすごく夜中まで頑張ったので、体は弱ってたのかな、と今思います。弱ってるところに、長らくの虫歯で色々晒されてた歯の神経が、死に始めちゃった、みたいな。

旅行の時のミニビデオがなぜかとても人気なので、見てやってください。(宣伝)

旅行中痛みが増して止まらない

↑こんな田園風景の美しいところに滞在して、まったりしていたんですが、歯の痛みは増して、最後の日は反対側の歯で噛んで食べるように。全然休まらん。

そして、だんだん食べ物を噛む時の物理的な刺激で痛むだけでなく、時々キーンとしみるかのように痛むようになってしまいました。

これはすぐに歯医者さん!の痛み。今までこんな痛みは経験したことがありませんでした。

旅の後半にすぐかかりつけの歯医者さんに連絡すると、帰った次の日すぐに診ていただけることになりました。さすが、いい歯医者さん。ありがたい。

旅行は金土日で、月曜の夕方家に帰りました。診てもらえるのは火曜の朝。本当にありがたい。早い。4ヶ月とか6ヶ月先って言われないで良かったよ。



帰って来てすぐに歯科医に見ていただき、問題のある歯をつきとめる

火曜日、良い歯医者さんにいくと、とりあえずレントゲンを撮りました。

次に医師は氷のスプレーを脱脂綿につけ、冷たさを感じる(痛む)かのテストをしたら、一個前の歯が激しく痛み、一番後ろの歯ではそんなに冷たさを感じなかったのです。ということで、後ろから2番目の歯の治療が必要という見立てでした。

この日にしたことはレントゲンと、どの歯を治療すべきかの記録くらいだったのだけど、これがまた後で専門医によって覆されます。奥が深いんです。

神経治療。出費も怖いけれど、もうこの痛みはどうにも耐えられないので、一番早く専門医に見てもらえるのはいつですかと聞くと、なんと1ヶ月埋まっているとのこと。

1ヶ月も先までこの痛みには耐えられないし、多分わしは死んでしまう。さらに、8月6日から娘と日本へ里帰りの予定が入っていたので、ここは渡航前に是非痛みの部分の処置は済ませておきたいところ。突然忙しくなりました。




専門医を1ヶ月も待てないので自分で探す

歯医者さんのオフィスに来る神経治療のスペシャリストは週に一回か二回だそうで、そこでピンときました。

専門医にわたしの入っている保険が効いて(ネットワーク扱いということで)かかれるんだったら、保険が効く専門医を自分で探してしらみつぶしに電話をかけてみたほうが早いんではないかと思い、事務の人に、もし他で早くみてくれる根管治療の先生が見つかったらそっちに行って早く処置したいのだけど、今日のレントゲンやレファラルは送ってもらえますかと聞いてみました。

すると、もちろんよ、と好感触の対応。ああ、ここの歯医者さん、本当いい人多い。よかった。

ヤブオフィスだったら4ヶ月待ってとか言われてしまうのかな。色々アメリカの医療制度の世知辛さを感じて背中合わせに生きるのは本当こういう時、よくない。



1週間痛みと戦いながら根管治療専門医を探しまくる

火曜日、家に帰ってからネットで色々探しながら、近場の根管治療専門医のいるオフィスに電話をかけまくります。すると、結構「あなたの保険じゃダメ」とか、「何週間先までダメ」とかばかり。

でも火曜の終盤に一件、検査してからなら根管専門医に繋いでくれると言う歯医者さんが登場。で、保険会社とやり取りをするとか、もともとかかっているところの歯医者さんからのレファラルを送ってもらうのが思いの外難航。

で3日後電話がかかってきてオフィスに行ったら「やっぱり保険がダメ」と言うことで、無駄足に終わりました。電話口でわかっただろうけど、こう言うおばちゃん、結構いる。と言うことで痛みがまた増しながら、金曜日になってしまいました。

日本に行くのは8月6日。まだ2週間くらいはあるけど、本当に大丈夫かw日本で治療したほうが早いのか?いや、この痛みで飛行機乗れるのか?など色々考えてしまいます。




痛すぎて自然に涙が出る

痛み止めを飲んでもまだまだ痛い。相当な痛み。脳を突き抜けるような痛さ。

虫歯や怪我で歯を痛めたら、原始人はどうしてたんだろうとか、そもそもこんな近代治療が受けられるようになったのはつい最近で、50年前の人とか、人類の歴史の99%以上の皆さんは本当どうしてたんだよ、と痛みに涙を浮かべながら思っておりました。

しかし、週末また調べまくり、うちのすぐそばに一件あるようなので、月曜の朝に電話したら水曜日(二日後)の朝なら根管治療専門医が来る日で、みてくれるとのこと。

神様っている。ありがたい、ありがたい。。。

と言うことで、次回は根管治療の様子 アメリカの根管治療は日本より評判がいいと噂だけど実際にどんなものなのか?何度も通うのか?痛いのか?費用はおいくら?などすべての疑問にお答えします。お楽しみに!

SNSでもご購読できます。

error: Content is protected !!