日本とアメリカを比較して随分違うと感じることはいろいろありますが、子供の誕生日会を大規模にやる家庭は一定数いて、完全に「パーティー文化」が根付いています。
子供を持ってから知った、米国の親の子供の誕生日会にかける情熱やパーティーの内容を詳しく紹介。
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アメリカの子供の誕生会はすごいぞ!遊園地・博物館・植物園・公園での体験談
こんにちはー。キョウコ@NandaroAmericaでーす。
アメリカの子供の誕生日会、映画やドラマなどでたまに見かけると、華やかで、賑やかなのが印象的。でも、ドラマだから、実際よりも脚色してるんだろうな、と思うかと思います。
実際そういう場合もあると思いますが、お呼ばれして行ってくるパーティーは、もっと派手で大規模!というのが私の今までの体験です。これはびっくりよ。
子供が就学してからもう5年以上経ち、年に何回もいろいろ呼ばれていろいろ見てきたのでここでシェアします。
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郊外の屋内遊園地を貸切るプラン
これはうちの地域ではすごく人気で、10回お誕生日に誘われると7、8回はこれ。しかも同じ店舗。うちから車で1時間かかる、郊外のさらに郊外の方にあるのだけど、大きな室内遊園地を貸切、または他の入場者とシェアして数時間遊びまくれるプランをパーティー主催者の親は購入するのね。
誘われる子供たちの方もすっかり慣れていて、またここね、という感じ。よくあるステートフェアの、高さがない乗り物は全部ある感じ。内装もそういうお祭りっぽく飾られていて、アメリカの移動式遊園地的な風情がある。
簡易ジェットコースター、ティーカップ系、メリーゴーランド、バンパーカート、ぐるぐる回る絶叫系などの乗り物が15個くらいある。射的や縁日系のカーニバル風ゲーム、アーケードゲームセンター、4Dシアター、レーザータグが一つの屋内にまとまっている。敷地の広さは多分コストコ1個分くらいある。(基準がw)
こんな感じで、2、3時間w ↓
子供が2、3時間乗り物に乗り放題で遊びまくる
この施設は郊外の大きなショッピングセンターにバーンとあるのだけど、親は子供を連れて行き、子供同士好きに遊ばせ、大人は大人で集まって世間話をする。世間話できる機会は結構重要なので、私は子供が誕生会に誘われるとなるべく行くようにしている。米国社会はネットワークが大事とすごく学んだのでねえ。
多分、ここに普通に1人で遊びにきて、通常のお金を払って子供を2、3時間遊ばせると1人$40ー$50はする。でも、お呼ばれされた側は何も払わず乗り放題の腕輪をもらうので、プレゼントを持って参加するだけでこんなに厚遇されるんだな、という感じ。
会場を全て貸し切るほどの大人数
ここの会場、うちはもう10回近く行っているのだけど、お呼ばれされた中で一番すごかったのは文字通り貸し切った時のパーティー。人数が学校の2学年分招待したのか?というほどの子供たち。
兄弟が多かったからか、友達の兄弟なども全部招いたらこうなった、みたいな、プリスクールから中学生までが合計150人くらいいた気がします。一体いくらお金をかけたんだろう!?うちは絶対できないのだけど、子供はこんなにしてもらえて幸せだよね。
マイケルジャクソンがディズニーランドを夜中貸し切ったのは有名だけど、ニュージャージーでも似たようなことができるのね、お金があれば!(規模違いすぎるけど)
というか、150個のプレゼントは結局車に入り切らなくて、うちの車含め、お友達5人くらいで、主催者の家まで分割輸送したんだよwww何が何だか!公立の学校に来てる子でこんなに豊かな人、いるんだね。よくわからない、アメリカの社会w
親は子供の誕生日に一体いくら払っているのか?
この遊園地プランの場合、多分主催側は参加者の子供1人に実際$50くらいは負担してくれている。さらに食事もでるし、Goody Bagも持たせてくれるからお金をかける人の場合の予算は招待客1人に対し$50−70は見ていると思う。映画とかは親も一緒に入っていいからなぜか一緒に楽しめ、大盤振る舞い。
食事の時間もとにかくいろいろと振る舞われて親もお腹いっぱいになる程である。アメリカの誕生会って、祝ってもらうよりもお福わけみたいな印象がある。
必要なものをいろいろ考えてみたが、まあ、人数で異なるけど
飾りつけ$50ー$100。 風船、キャラクターや色などで統一した紙コップ、紙皿、テーブルクロス。みんなのかぶる帽子や笛などがあったらさらに↑
ケーキ 持ち込んでた。コストコの大きな四角いのは40人分で$25位。子供が150人もいたら親の分も入れて7−8個は必要。$200。
ピザ、チキンウィング、ハンバーガー、ホットドッグ、チキンテンダー、飲み物、マックアンドチーズ、サラダなど(持ち込みできないっぽくて全て会場の仕出しを注文してた)200人以上分だったら$1500はかかってるよね?
会場の貸切プランと子供150人分のチケットで割引きいても$7000くらい??
Goddie bagは1人$5以下だとして$750
全部足すと $9550!!キリがいい$10000に近いから、多分読みは合ってると思うのだけど、予算$10000以内でやろうぜって言って150人近くの子供を呼んだのかな。すごいよ、ほんとに。
アメリカの誕生日パーティーの参加の仕方
ちなみに、アメリカの子供のパーティーに参加するのはこんな感じです。
- 招待状をもらったら早めに出欠の連絡を折り返す。
- プレゼントとカードを持参 誰より、と名前を明記しておく。
- 服装はパーティーの内容によるのでドレスとかじゃなくてももちろんOK。むしろ元気いっぱい遊ばせるパーティーは普段着とか汚れてもOKのものを着せてきてという指示があったりする。
- 行ったら一応挨拶、プレゼントは置き場に置く。
- 子供は遊びまくり、親は喋りまくる。
- 食事の時間は全員で食べ、ケーキの時は全員で歌って撮影モードとなる。
- 帰る時に小さいお土産の入ったGoody Bagを持たせてくれる。
特に、最後のGoody Bagの習慣は微笑ましいというか、一応形ながらのお返しみたいな風習(?)があるのかとにんまりしてしまいました。
子供のプレゼントの相場はうちの地域だと$40−50くらいですかねえ。$100の場合もあります。地域の物価によると思うけど、インフレ&成長してきてるから順調に登っていくばかりですね!
さっきの人の場合だけど、$10000かけて$10000に匹敵するプレゼントをもらえていたとしたらトントンなんだね。なんだこれwwビジネスとしてやっていけるじゃないかww 全部ギフトカードにしてって言うわ。
屋内アスレチック
こちらも室内施設なのだけど、トランポリン、ボールプール、アスレチック、ゲームなどがずらりと並ぶ場所でした。さっきの遊園地よりはかなり予算は安くなる感じだけど、それでも近所の人は「高いわよ」「割高に感じるから結局高くなってもあの遊園地にみんなしちゃうんじゃないの」みたいな、安かろう悪かろう内地づけとして君臨していたのが印象的。
確かに行ってみてそんな印象があるのだけど、どの業界も1番高いところ、2番目、3番目…と棲み分けがありますね。
トランポリン会場とさっきの遊園地を比べると、ディズニーランドとデパートの屋上の(古い)遊園地くらいのイメージの差があります。スタッフも遊園地の方はきちんとトレーニングされてる感じで、マニュアルにあるようなセリフをスラスラと話していた。
けれどトランポリン会場はアメリカによくある、お金をもらったら後は知らねえみたいな、不安になるような対応だったので、親御さんは事前によく吟味した方がいいですねえ。
レーザータグ
単純にレーザータグだけで1時間半くらい(5回戦くらい)遊ぶのだけど、小さいお友達のグループはこれで十分。全員仲良しだとほんとにこれだけでいいよね、と納得する内容でした。その後は会場でピザとケーキを食べて、お土産をもらって、解散。
10−15人くらいの知り合い家族ばかりが集まる子供のパーティーはこういうスッキリしたのが私は好みですねえ。気楽。
ファーム
うちの地域はファームがたくさんあるのだけど、収穫や動物ふれあいなどができるのね。春はイチゴ、夏はさくらんぼ、ブルーベリー、桃、花、野菜、秋はりんご、パンプキンなど有料で収穫できます。
そういうところでも誕生日パーティープランがあって、動物に餌をやったり、花を摘んだり、果物を収穫したりして過ごしました。これは完全に屋外だったので(一応雨天の時は中で食事を食べられるらしいのだけど)陽気のいい季節はいいですね。
でも、食事はピザとジュースとケーキだったので、ここはもう揺るぎない、アメリカの子供のパーティーw
植物園
これはちょっと住んでいるところからは遠かったのだけど、植物園でもパーティープランをやっているところがあって、外で絵を描いたり、飾りを作ったり。係の人が植物園内を案内してくれて花や植物を紹介、子供たちは学習できるという趣でした。
親御さんがお金を出すわけだから、こういうのを選ぶのもすごくありだと私は思うのね。遊園地を選ぶ人がすごく多いから、たまには学習系いいですね。親としてはこっちの方がありがたかったです。
植物園の場所によるだろうけど、こちらもそれなりのお金がかかってる感じで、全体的に自然の光りやガラスの建物を背景に子供達が楽しそうにしているという、インスタ映えする1日でした。
博物館
これはうちの子の誕生日にやりました。地元の大学附属の小さな博物館。
小さな博物館とはいえ、いろいろなものがあるので私は好きな場所なのだけど、普段開館している時間が平日のみというマイナーな場所ということもあって、知らなかったという人が大半でウケがよかったです。
地道に探しているとこういうサービスが見つかるよね。へえーという驚きが何かしら毎日ある。
詳しくはこちら!
【アメリカミュージアム巡り】Rutgers Geology Museum ニュージャージー州立大の地質学博物館
公園
うちは以前公園でも誕生日会をしたのだけど、東屋がある大きめの公園で開催。東屋を借りて(一応予約とかある場所もある)親は子供を眺めながら東屋で歓談、1、2時間プレイグラウンドで遊ばせて、ケーキ食べてピザ食べて、お土産渡して、おわり。
子供の友達がまだ少ない時とかは(20人呼んでもこれるのが10人ー15人くらい)これでも十分。場所代は安い、または無料。来る側も気楽で、構えないで良い。子供も普段着でOK。
公園で誕生会はよく見かけるけど、一番低予算だろうなと思う。
広い自宅で誕生日パーティー
広いお家の場合、庭でパーティーをするのも一般的。
プールだったり、バーベキューだったり、マジシャン、科学の実験、ミュージシャン、キャラクターのアクターさん(プリンセスとか着ぐるみとか)を呼んだり、庭にバウンシーハウスとかフードトラックとか呼ぶ家庭も。
多分知り合いにそういうのをやってる人がいるとかなのかなあ?イベント慣れしていると呼びたいものも想像がつくけど、経験しないとそういう世界があるってのはわからないよね。
ちなみに私はとても小さくてボロいコンドミニアムに住んでいますが、車でちょっと行くと広い新興住宅地があり、ミリオンゾーンがあります。そこらの家では週末車がたくさん路駐されてて、風船で庭を飾ったり、何かイベントをやっている(一般宅でイベントってのも変だけど、車で素通りするだけなのに目立っているからそのくらいの規模に見えるww)んだよね。
特に夏場はすごくて、多分高校の卒業だったとか、DJセットがあって、夜までプールパーティーだとか、何だか知らんけど、道路から丸見えだけどやっているよ。豊かな家庭は豊かだね、本当に!
アメリカの子供のパーティー一つとっても日本とは全然違うなあと。
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