その後、医師との対話の中で、インフルエンザワクチンの季節であればその場で受けることもできます。もちろん、そのシーズンで受けていないと答えれば、勧められます。

インフルエンザワクチンは妊娠中でも受けて大丈夫だそうです。他のワクチンは安全でないものもあるので、一通りは妊娠前に済ませておくのが賢明と言われています。

妊娠を希望している人は事前にお医者さんに相談、準備しておくのがいいと思います。私は妊娠する随分前にグリーンカード取得のために移民局で規定の予防接種は全部打ちました。あれはすごかった。

妊娠とわかると、パケットをもらいます。パケットについてはこちらの記事で詳しく述べたので是非参考にしてください。パケットをもらってからというものの、ものすごいビタミン剤を勧められました。

米国で妊娠 孤独な妊婦の話7 両親学級に通った感想と体験談

身内に遺伝子の疾患に関わる病気を持つ方がいる場合、医師から胎児の遺伝子診断の検査をするかどうかの希望などを聞かれます。

もっと説明が必要な場合は専門医との面談を手配してくれる場合があります。また、35歳以上で出産の場合はいろいろな検査項目に保険が効くようになります。私は妊娠中に35歳になったので、血液検査を受けました。

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それ以降の妊婦健診の内容

妊娠28週までは月一回のペースでの検診です。次は2週間に1回、最後の1ヶ月は1週間に1度の検診頻度になります。(妊娠の状態や健康状態いかんでは増えることも当然あります)

質問を紙に書き溜めて持って行ったり、疑問な点は普段から聞くようにしておくのがオススメです。

  • 身長・体重・血圧
  • 尿検査
  • 心音
  • 問診
  • お腹周りのサイズ測定

は毎回ありました。

10週目あたりからダウン症診断

母親の血液を採取して胎児がダウン症ではないかどうかを調べられます。精度は99%だそうです。

私は、結果は細かく書かれた紙をもらったのを覚えています。

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11−14週あたりで超音波検査

超音波検査があります。超音波検査を担当するのは産婦人科医ではなく、赤ちゃんの超音波検査専門のお医者さんです。この時点で性別がわかることも。知りたくない人は、性別は言わないでくださいといえば内緒にしておいてくれます。

4D画像で提供されることが多いので結構リアルに赤ちゃんの形が見えます。うちの子は手を振っている感じに写っていて、家族で虜になりました。

日本で受けたエコーの画像はたまに4D、たまに3Dでした。今はもっと進歩して4Dの方が多くなっているかな?

10−12週の間に35歳以上の妊婦さん対象に出生前検査

お母さんのおへそのあたりから針を刺し、羊水を採取して赤ちゃんの遺伝子を調べ、先天異常がないかを調べる検査です。義務ではなく、オプションですが35歳以上の出産だと勧められます。

私は受けませんでしたが、お母さんのチョイスです。お医者さんはチョイスをするためのアドバイスをくれます。わからないことはとことん聞くのがいいと思います。

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20週あたりで問診の中に胎動の様子も加わる

毎回の検診の問診の中に動きは感じられるかを聞かれるようになります。

24−28週の間にグルコーステスト(グルコースチャレンジ)

あらかじめ、グルコーステストのキットを渡され、テスト当日の朝、空腹時にキットの粉を水に溶いたものを規定量飲み干し、病院に行きました。で、病院で血糖値を図ります。

私は説明がなかったので、前日から朝食べてはいけないと知らずに普通に朝ごはんを食べてしまいました。でも一応テストはしたんですが、念のためもう一度しましょうということで、2度しました。

このテストはとても時間がかかり、午前中ずっと個室で座ってテレビを見ていました。この日は何か気晴らしになるものを持って行った方がいいと思います。途中でお腹が空きすぎて、お腹の娘が激しく蹴りを入れてきて辛かったです。赤ちゃんから「何か食べろ」と催促されているようで苦しかった。

28週から36週までは2週間に一度の検診

前半は1ヶ月に1度程度でしたが、このあたりから2週間に1度の検診となります。結構忙しくなりますが、それだけお腹の赤ちゃんも目まぐるしく成長しているということですね。

27−36週の間にTdap(予防注射)

赤ちゃんが生まれる前に百日ぜきの予防注射をして、生まれたあとすぐから守ろう、ということのようです。こういう方法もあるんだ、と私は感心しましたねえ。

36週から41週までは1週間に一度の検診