アメリカにも消費税がありますが、大体の州で日本の10%よりは低く、食品にはかからない州も多いです。
アメリカの消費税の仕組みや実際暮らしてみての体験なども交えて詳しくご紹介します。
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アメリカの消費税 州によって異なる&州別税率比較
こんにちはー。キョウコ@NandaroAmericaです。
今回はアメリカの消費税について見ていきましょう。果たして日本の10%より高いのか。低いのか。
まずアメリカでは州、時にはカウンティごとに消費税が異なり、さらに買い物全てにかかるわけではなかったり、州によっては消費税がかからない日と言うのもあるようです。皆さんのお住まいの州はどうでしょうか?
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アメリカの消費税は全国共通ではない
アメリカでは、連邦政府によって設定された消費税はありません。国(連邦政府)は所得税、法人税、社会保障税などを課しています。消費税(Sales Tax)は州や自治体が取り決めているようです。
消費税を取られる場面は買い物の際。例えば、ニューヨーク市では、消費税率が8.875%である一方、オレゴン州では州全体で消費税が課せられていないため、州税がない状態となっています。羨ましいですね。
ちなみにニュージャージーでは大体6.5%です。
アメリカの消費税の税収は何に充てられるのか
消費税は州や地方自治体の歳入源の一つであり、州や地方自治体の予算に充てられます。また、州や地方自治体によっては、特定の目的のために消費税を課す場合があります。
例えば、カリフォルニア州では、タバコ税収入を医療サービスの資金調達に充てるためのプログラムがあります。他にもリゾート、ホテルなどの税がある州。自治体もあります。
米国で最初に消費税が導入されたのは、1791年にアレクサンダー・ハミルトン財務長官によって導入された「蒸留物税」でした。この税は、蒸留酒に対して課せられ、政府の歳入源の一つとなりました。しかし、非常に不人気で「ウイスキー税反乱」を経て、1802年に廃止されました。
その後、アメリカでの消費税の導入は、20世紀に入ってからのことで、1930年に導入された「販売税法」によって、商品やサービスに対する一般的な消費税が導入されました。
アメリカの州別消費税率
Chat GPTさんに聞いてみました。GPTさんは2021年9月以降のことはわからないそうなのでこんな結果が出ました。←
2021年9月時点でのアメリカの各州の一般消費税率を州名のアルファベット順に示します。なお、一部の州や地方自治体は、特定の商品やサービスに異なる税率を設定している場合があります。
- アラバマ州:4%
- アラスカ州:なし
- アリゾナ州:5.6%
- アーカンソー州:6.5%
- カリフォルニア州:7.25%
- コロラド州:2.9%
- コネチカット州:6.35%
- デラウェア州:なし
- フロリダ州:6%
- ジョージア州:4%
- ハワイ州:4%
- アイダホ州:6%
- イリノイ州:6.25%
- インディアナ州:7%
- アイオワ州:6%
- カンザス州:6.5%
- ケンタッキー州:6%
- ルイジアナ州:4.45%
- メイン州:5.5%
- メリーランド州:6%
- マサチューセッツ州:6.25%
- ミシガン州:6%
- ミネソタ州:6.875%
- ミシシッピ州:7%
- ミズーリ州:4.225%
- モンタナ州:0%
- ネブラスカ州:5.5%
- ネバダ州:6.85%
- ニューハンプシャー州:なし
- ニュージャージー州:6.625%
- ニューメキシコ州:5.125%
- ニューヨーク州:4%
- ノースカロライナ州:4.75%
- ノースダコタ州:5%
- オハイオ州:5.75%
- オクラホマ州:4.5%
- オレゴン州:なし
- ペンシルバニア州:6%
- ロードアイランド州:7%
- サウスカロライナ州:6%
- サウスダコタ州:4.5%
- テネシー州:7%
- テキサス州:6.25%
- ユタ州:4.7%
- バーモント州:6%
- バージニア州:5.3%
- ワシントン州:6.5%
- ウェストバージニア州:6%
- ウィスコンシン州:5%
- ワイオミング州:4%
アメリカの州によっては消費税は食べ物にかからない
消費税の対象となる商品やサービスは州や地方自治体によって異なります。一般的には、衣料品、家具、電化製品、車、レストランの食事などに消費税が課されます。
食品については州「食料品の非課税法」と呼ばれる法律があり、食料品には一般消費税が課されない場合もあります。ただし、この法律によって定義される「食料品」には例外があり、課税される場合もあります。例えば、アルコール飲料や調味料、スナック菓子、惣菜、お弁当などの加工品にかかったり、高級食材にかかる場合があります。しかし、お肉や野菜、パン、牛乳など、普通の食材にはかからないです。これは良い。
また、スーパーの買い物で会計が一回に100ドル以上になったら、100ドル目から税金がかかる方式を採用している州もあります。(私の経験ではオハイオ州)なので、そういう場合は一回の食品の合計を$100以下におさえるなどの工夫をすると払わないで済みます。
日本では食品にも消費税がかかりますね。ただ、値段表示が税込だったりするので合計金額はわかりやすいですが、10%でさらに食品にもかかるとなると収入が少ない人ほど消費税を払うことによる打撃が大きいですよね。これはちょっと日本はアメリカを見習ってほしい。
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アメリカでは消費税がかからない日もある
昔(2004年の夏)一人でアメリカ旅行をした際に、マサチューセッツで「今日は消費税がかからない日だよ」と言われたことがあります。ということで、その日は高額のお買い物をするととてもお得という日なのですが、高額商品の最たるものはやっぱり車、家ではないでしょうか。
アメリカでは車にも消費税はかかります。ので、一括で払える人やダウンペイメントを高額に払える人などはこの日に買うのもいいですね。
では、アメリカでは消費税がかからない日はいつなのか、と またChat GPTさんに聞いてみましたよ。
消費税がかからない日は、州によって異なります。以下にアメリカの主要な州の消費税がかからない日をいくつか示しますが、これらはすべて予告なく変更される可能性があるため、詳細については各州の税務局のウェブサイトを確認することをお勧めします。
- テキサス州:州税がかからない週末(8月の第2週末)
- フロリダ州:州税がかからない週末(8月の第1週末から3日間)
- ジョージア州:州税がかからない週末(8月の第1週末から2日間)
- ミズーリ州:州税がかからない週末(8月の第1週末から3日間)
- アラバマ州:州税がかからない週末(7月の第3週末から2日間)
- ルイジアナ州:州税がかからない週末(5月の第1週末から2日間)
だそうです。夏に集中しているのは多分クリスマスなどと被らないようにですかね。ニッパチで2月と8月はあまり物が売れないと日本ではいうけど、アメリカでもそういう傾向があるのかな?何より、高いものを買いたい物がある人にとっては、狙いたい日ですね。
肝心の私が体験したマサチューセッツに関する答えがなかったので改めて聞いてみました。
はい、マサチューセッツ州にも消費税がかからない日があります。
- “エネルギースター製品の週末”:エネルギースター認定製品(家電製品や照明器具など)が州税の免除対象となります。2023年には、5月27日(土)から5月29日(月)の3日間に行われる予定です。これにより、$2,500未満のエネルギースター製品が免除対象となります。
- “学用品の週末”:学校用品が州税の免除対象となります。2023年には、8月12日(土)から8月13日(日)の2日間に行われる予定です。これにより、$2,500未満の学校用品が免除対象となります。
また、マサチューセッツ州では、規定された金額以下の衣料品や靴、および規定された金額以下の食料品や処方箋医薬品など、一部の商品については常時州税が免除されています。詳細については、マサチューセッツ州の税務局のウェブサイトを確認することをお勧めします。
だそうです。やっぱりあるんや。皆さんのお住まいの州でもおそらくあるかもしれません。
例えば乳牛でお馴染みの私の住むニュージャージー州では
ニュージャージー州では、消費税がかからない週末として、以下の2つがあります。
- “学用品と衣料品の週末”:学校用品および衣料品が州税の免除対象となります。2023年には、8月19日(金)から8月21日(日)の3日間に行われる予定です。これにより、$50未満の衣料品や靴、および$100未満の学校用品が免除対象となります。
- “エネルギースター製品の週末”:エネルギースター認定製品(家電製品や照明器具など)が州税の免除対象となります。2023年には、10月6日(金)から10月9日(月)の4日間に行われる予定です。これにより、$500未満のエネルギースター製品が免除対象となります。
ただし、これらの免除対象は州税のみであり、地方税やその他の税金は免除されません。また、詳細については変更される場合があるため、事前にニュージャージー州の税務局のウェブサイトを確認することをお勧めします。
だそうですよ。
まとめ
アメリカの消費税について色々まとめました。消費税は何に使われるのか、税率、何にかかるのか、高額商品を買いたい人は狙いたい、お得な消費税のかからない日など、皆さんの知りたい情報はありましたでしょうか。アメリカ暮らしのお役に立てたら幸いです!