アメリカの生活習慣・カルチャー体験談　治安・暗黙のルールについて　移住・留学・旅行の前に

ニューヨークなど夜中でも人通りが多く、お巡りさんもところどころに立っているような特殊なところは夜は歩こうと思えば歩けますが、観光など短期で滞在している人はまず、滞在先のホテルや知人などに治安の悪い地域、日中でも歩いてはいけないエリア、ガラの悪い人たちが集まる店・通り、乗ってはいけないバスや地下鉄の路線、区間などを聞いておいた方がいいです。

街や都市の仕組みも日本と違う点が多々あるので、道路一本越えると治安がガラッと変わると言う不思議な現象もあります。これは道の向こうとこっちの地区が異なり、違う税収があるための場合が多いです。

こちらの記事でも、なぜ治安の悪い地域とそうでない地域があるのか、また明確に分かれてしまうのかを説明しています。固定資産税に関わる仕組みがあるからなんですが、日本だと、あんまりあからさまに市政や自治体の豊かさが治安に影響するという現象は少ないのでは？と思います。理由を知った際、私にとってはかなりのカルチャーショックでした。

アメリカ公立学校レベルとプロパティタックス固定資産税の関係

住んでしばらく経たないと、町の雰囲気の深いところまではなかなか理解ができないですので、旅行で楽しいからといって歩くのはやめた方がいいです。

観光の場合は、劇場やコンサートなどから帰る際、タクシーなどがすぐ拾える場合はすぐにドアトゥドアで帰るのが良い判断だと思います。

アメリカだと上記のことがルールというか、暗黙の了解としてあるので、土地勘がない外国人であっても、夜一人で街を歩いていて、何かあったとしてもそれは自分が悪いよねって目で見られます。

これはアメリカでは常識なので、あえてアメリカ人が教えてくれることは少ないかもしれないです。でも、日本でもまあ、夜の東京とか大阪の路地裏に一人で行こうとは思いませんよね。

あと、日中でもちょっとした場所が結構物騒だったりします。こちらの記事ではニューヨークのタイムズスクエアから近いファストフード店が結構アレだったという体験談も交えていますが、あれ！？と思ったらすぐ出ればいいですし、また、そうなる社会の構造もあるのだ、と認識することが必要なんだなあ、というお話です。

毎日朝から晩までいろいろ学びが多い異国での暮らしです。アメリカの社会とファストフード店安全な店舗の見分け方