当ブログのツイッターにて #アメリカあるある 関するつぶやきを過去大量にしておりました。この記事では「文化・比較文化」に関するあるあるをいちいち一言メモを付け加えました。アメリカにお住いの皆さんに笑っていただけたら嬉しいです!
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- 私が体験した#アメリカあるあるを一挙まとめました
- 文化・比較文化編
- 国際結婚で大事なのはお互いが文化や育った環境や宗教観やありとあらゆる違いを「国の違い」じゃなくて「個人の違い」として受け入れられるかだと思う。 どっちの国が下でも上でもない。 みんな同じ人間。
- 治安が悪い地域に住んでいると打ち上げ花火なのか発砲事件なのか区別がつかないで一瞬ひやっとする7月4日前後一週間の夜。
- 節電しましょうと言ってる先からみなさん電気付けっ放しで会社から帰るので、「は?」と思ってると、「防犯のため」とか言われる。
- 日本に一時帰国するとコップや湯のみが一口サイズのように感じる。でもこれが自分の適正食事量なんだと気が引き締まる。
- アメリカで日本の小学校で習う家庭科 ーボタン付けや煮物作ったりご飯炊いたり、基本的な掃除のやり方などー が必修であるというとめっちゃびびられる。
- アメリカ住み始めて数年経って、さらに子育ても始まって数年経つと、 いろんな意味で日本では浮くだろうし、 常識消えてるし、 感覚が変わりすぎてて戻れないなと諦めが出る。 でも前より日本は好き。
- 野生動物にとても優しい印象があるアメリカなのになんで人種差別がひどいのか解せない。
- 日本で結構いい大学院を出てても、アメリカで自力で就活する際はほとんど学歴としてカウントしない。 州の職安みたいなところでも国外の学歴は専門家や有名人でない限りなかったことにされる扱いなのでコミュカレでも一応行った方が就職のとき有利。
- 日系じゃない航空会社で日本に行く時、英語を話すCAさんが 「ウオォチャァア?」「ウオォオオチャァ?」 と連呼してたので何事かと思ったらわざわざ気を遣って日本語で緑茶を勧めて回っていた。
- 「ウオォオオチャァ?」
- まとめ
私が体験した#アメリカあるあるを一挙まとめました
当サイトのツイッターでは、時々 #アメリカあるある を呟くのですが、定期的に内容を変えて行きたいと思いますので、これまでのつぶやきを結集しておきます。
今回は「文化・比較文化編」です。
いいねやリツイートしてくださった皆様、ありがとうございました。また面白いネタがあったら随時更新して行きますー。
そのほかの #アメリカあるあるはこちら
アメリカ生活ーアメリカあるあるまとめ2018秋ー文化・比較文化編ー
アメリカ生活ーアメリカあるあるまとめ2018秋ーショッピング編ー
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文化・比較文化編
国際結婚で大事なのはお互いが文化や育った環境や宗教観やありとあらゆる違いを「国の違い」じゃなくて「個人の違い」として受け入れられるかだと思う。 どっちの国が下でも上でもない。 みんな同じ人間。
うちは国際結婚なので、人種や文化で人を判断できない環境下にあります。甲乙、優劣つけない、比べない、そして子供が生物的にはハーフ、文化的にはアメリカで育ってますからアメリカの慣習が身についています。
日本で生まれて日本で育つ方の多くは文化的にも民族的にも「日本人的である」の枠の中に収まることがほとんどだと思いますが、アメリカでは「アメリカ人」を定義することは国籍を持つかどうかくらいでしか判断できません。人種、文化、言語、バックグラウンド、宗教などが多様である前提ですので、「その人個人」を理解、尊重することがとても重要です。
治安が悪い地域に住んでいると打ち上げ花火なのか発砲事件なのか区別がつかないで一瞬ひやっとする7月4日前後一週間の夜。
我々が以前住んでいたところは特に治安が悪いわけではなかったものの、それなりに諍いや銃の犯罪を意識しなければいけない地域でした。
結構な頻度で行ったことあるスーパーで夜中人が打たれたとか、夜中大学の駐車場でギャングが打ち合いをしたとか(流石に日中はない)危機感を持つのが当たり前になっていると、遠くの「パーン!」という花火の音にいちいち身構えるようになります。
打ち上げ花火は夕方暗くなって来た8時半ごろに始まるので、その「暗くなって来た」心理もかなり影響してると思いました。
銃の存在を常に身近に警戒するようになるのはアメリカぐらしの醍醐味というか、ユニークさというか、悲しさというか。私は悲しいなーと思うんだ。
節電しましょうと言ってる先からみなさん電気付けっ放しで会社から帰るので、「は?」と思ってると、「防犯のため」とか言われる。
会社で働いていた時に「今月からエコ活動を強化するので冷房をもうちょっと緩めにします」とかエコな御触れが出たんだけど、夜、オフィスの電気は完全に消さないで煌々とつけたままみんな帰宅するので、「消さないの?」と聞いたところ、「消したら狙われて危ないから」という答えが。
地域によって防犯対策の対処法が違う、天秤にかけて優先することが違う、というミニカルチャーショックでしたなあ。
日本に一時帰国するとコップや湯のみが一口サイズのように感じる。でもこれが自分の適正食事量なんだと気が引き締まる。
日本に里帰りするたびに、食器や食品が小さく感じたり、間取りや机やベッドの高さが「低っ!」と感じます。
普段いかに自分が大きなお皿で食べ過ぎてるかを認識するんだけど、逆に素晴らしいこととしては「日本の人はみんなスリム」「体ペラッペラ!」「ああなれるように自分も頑張らないとやばいな」と、長寿国からポジティブな警告を受けて帰って来ます。
警告受けても1ヶ月くらいでアメリカにまた染まってしまうのでなんとも言えないんだけどねえ。アメリカでスリムな人って、相当自分を律しているよね。
アメリカで日本の小学校で習う家庭科 ーボタン付けや煮物作ったりご飯炊いたり、基本的な掃除のやり方などー が必修であるというとめっちゃびびられる。
私が結婚して最初の数年、「ボタン付け」、「繕い物」、「料理」、「掃除」は、お世辞抜きで、本気で、義母に感心されました。
かと行って私が特別上手なのではなくて、日本で小、中、高校と通えば誰でもできるレベルのことしかしてないので、逆に旦那の何もできなさに引いたという。
旦那は炊事、掃除、縫い物、全くできません。魚焼いたり、お米研いで炊いたり、おひたし、卵焼き、味噌汁、カレーくらいは中学生でできるよというと「何その職人の国」みたいな反応をされました。
そんな感じなので、私が趣味で「編み物」、「かぎ針編み」、「フェルトおもちゃ」、「コスチューム作り」、「お絵かき」、「ダンボール工作」(そしてどれも大したレベルではない)などDIY、創意工夫系のことをすると「ワンダーウーマン」とあだ名がつくようになりました。
アメリカ住み始めて数年経って、さらに子育ても始まって数年経つと、 いろんな意味で日本では浮くだろうし、 常識消えてるし、 感覚が変わりすぎてて戻れないなと諦めが出る。 でも前より日本は好き。
アメリカに住み始めて今年で8年目になりますが、特に妊娠、子育て以降は医療や子供の教育をアメリカでしている以上「アメリカ流」のやり方と規範が身についてしまっています。日本でのやり方を知らなくなるという、人生の中で大きく分かれた道を片方だけ行く状況です。
特に思うのが、日本で就職したとして、意見を言い過ぎたり、ママ友間の空気を読めなかったり「アメリカ帰りだからあの人は」でハブられるであろうポテンシャルだらけとなっているのが、日本に短期里帰りするとすごく感じる。
日本は日本でいいんだけど、逆にいうと国際化や、文化多様性を認める意識はまだぜんっぜん学んでいかなきゃならない状況だと思うので、「国際的な香りがする人間」「しっかりと自己を持って、意見もいう」人間が浮くのは問題ではあるんだよね。
最近移民を多く受け入れているけれど、「日本よりも経済的に貧しい国の人たち」が多いでしょ。そこで横柄になって昔からの悪癖を悪化させる人もいるだろうし、「暖かく迎えて、私も他文化を学びたいから友達になりたい、そのためには自然な形で接したい」と思ってる人、どれだけの比率でいるだろうかと。おそらく後者はそうはいないよね。
アメリカ来て日本素晴らしかったんだな、と思う点はサービスの質の高さと値段の安さが大きい。でも、これも裏を返せば、サービスの質に見合った賃金を求められない暗黙のパワハラがある社会である側面があるわけで、何がいいのかなーと考えてしまう。
野生動物にとても優しい印象があるアメリカなのになんで人種差別がひどいのか解せない。
アメリカでは動物保護、自然保護団体の意見はとても大きくて、活動も規模が大きいし、皆「動物の権利」(ペットなど特に)に関してはセンシティブ。アフリカで娯楽のハンティングをしているとんでもない人もちらほらいるんだけど、SNSでの叩き方は(当たり前だけど)過激です。
だけども、その割には一番大事な人種差別や見えない人種、学歴、経済といったなかなか打破できないヒエラルキーは無視してる感がすごい。
そうなると、動物動物、自然自然言ってるある一部の文化や宗教などのグループの言ってることがちゃんちゃらおかしく聞こえてしまうときがある。自分たちの立場は揺るぎないから気楽に言えてるんでしょ、それもいいけど目の前の人種、人権問題をもっと擁護すべき、と思っちゃうときが多々。
日本で結構いい大学院を出てても、アメリカで自力で就活する際はほとんど学歴としてカウントしない。 州の職安みたいなところでも国外の学歴は専門家や有名人でない限りなかったことにされる扱いなのでコミュカレでも一応行った方が就職のとき有利。
このツイートはかなりの人に反応をいただいて、ウンウン、と言ってもらえたんだけど、以外と日本人は知らない、そして最悪アメリカに来てから気づく落とし穴だから注意してほしいので、日本の皆さんへの注意喚起として広めたい!
アメリカの学歴社会というのはかなり閉鎖的で、日本で大学院を出ていても、その専門性でアメリカにすでに進学や就職が決まっている一部の人以外は日本で取得した学歴はアメリカで就活する際にちゃんと見てくれない場合がすっごい多い。
私は自力で仕事を見つけたんだけど、持ってる技術には見合う給料は出なかった原因の一部は市民じゃないことと、アメリカできちんと学部なり終始なり博士なりを「終了」していないからだったんだよね。
一方でアメリカ人が海外に留学しに行くのもまた特殊なケースで、めったに望まないみたい。アメリカ人はアメリカの大学、英語でいける、それをすごく保守してて、また、外国よりも勝った、優れたシステムだと信じてるんだよね。
ということで国際結婚や駐在などを機にアメリカに長期滞在、そして行く末は永住を自分で選んだとして、その時困らないためにコミュニティカレッジでも、オンラインコースでも、「アメリカで」、「英語で」成し遂げた資格があるととっても有利。日本で大学院出ても、アメリカで高卒と同じ扱いになるのは本当にむしゃくしゃしてしまう…。
日系じゃない航空会社で日本に行く時、英語を話すCAさんが 「ウオォチャァア?」「ウオォオオチャァ?」 と連呼してたので何事かと思ったらわざわざ気を遣って日本語で緑茶を勧めて回っていた。
このツイートも多くの方に反応、笑ってもらってすっごく嬉しかった。(笑)
良かれと一生懸命サービスしてくれているということでほのぼの系ではあるんだけど、言ってることが
「ウオォオオチャァ?」
で北斗の拳状態。
私の隣に座ってた子は下向いて苦しそうに笑ってた。ネイティブでない人の使う外国語には文化の理解も含め、空回りなど、いろいろハプニングが起きるので、切ない!(笑)
日本人もこんなに義務教育と高校で英語やって来ているのに実際のネイティブとの会話に太刀打ちできないと感じているんだから、笑いの中にも笑えない哀愁もちょっとある。
フライトアテンダントさん、真心をありがとうございました。
「グリーンティー?」でも全然大丈夫だと思います。
まとめ
いかがでしたか?「うんうん、あるある」と共感していただけたものがいくつかあったら嬉しいです(笑い)。皆さんの「#アメリカあるある」もツイッター で教えてくださいね!
ではまた会う日まで、ウオチャアアアアアア!