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米国PBSの子供向け教育番組22本紹介 全部見ました!感想&評価など紹介

国際結婚

ワイルド・クラッツ

Wild Kratts

ワイルド・クラッツは「クラッツ兄弟」が冒険を通して野生動物を探しながら、その動物の持つ特殊な能力をゲットしていくお話。動物、SF好きな子にはウケそうです。

クラッツブラザーズが実在のおじさんたち(笑)

劇中に登場する主人公、クラッツブラザーズというのは、以前もPBSで子供向け動物番組を持っていた実在の「クラッツ兄弟」がモデルです。さらに本人たちが声を当てています。

ご本人たちも番組の冒頭で必ず実写で登場し、すっごく楽しそうに野生動物の解説をします。おじさんたちテンションが高いです。(笑) 実写の雰囲気はナショジオや世界不思議発見っぽいですねー。

なんでこのおっさんたちがPBSにしげく出てくるの?何者?と思ったら、この番組の制作会社もこのお二人の会社でした。

なんかすごいよね、こういうの。声優、キャラクター設定、制作、この方達ご本人。(アニメキャラクターは青年なのに、ご本人さんは体格も大きなおっさんです。)

5、6歳から小学中学年くらいまでに喜ばれそうです。

ジャンル:動物、生物、環境

オススメ度 ☆☆☆

ダニエル・タイガーズ・ネイバーフッド

Daniel Tiger’s Neighborhood

この番組はPBSにて長らく教育番組に登場し、教育者として名を馳せたフレッド・ロジャース氏の「Mr. Rogers’ Neighborhood」に題材を得た作品です。今やミスター・ロジャース、ジュリア・チャイルド、ボブ・ロスはPBS御三家となっていて、彼らの過去のコンテンツがリバイバルされたり商品化がされています。

プレスクールに通うダニエルが、様々なシチュエーションで学校でのルールや成長を通して学ぶ姿が描かれています。

ミスターロジャース亡き後も暖かな心が感じられる構成

問題が発生するたびに親や先生がとっても落ち着いてて、きちんと説明してダニエルにわからせるのですが、そういう姿勢ってアメリカはいいなあ、と思います。大人が怒ったり、適当なこと言わないのね。

これはミスターロジャースの哲学を受け継いでいるんでしょう。

可愛いキャラクター、楽しい歌など、お子さんにとっても見やすい、理解しやすい内容ですが、親にとっても「こういう時どう説明すればいいのか」「なんと声をかけてあげるのがいいのか」なども学べる作りになっています。

実際子育て毎日疲弊している親にとってもエールとして受け取れるような演出もあるんですが、番組全体がとても穏やかで、のんびりしていていいですねー。(実際の子育てはそういかないけど)

こうありたいよ。(笑)

おそらく現在のPBSのアニメ番組の中ではもっとも商品化している作品ではないでしょうか。それだけ共感され、人気があるということなのかもしれないですね。

対象年齢はプレスクールから幼稚園、小学低学年。躾と学びに最適。

ジャンル:道徳、しつけ、成長

オススメ度 ☆☆☆☆☆

ペグ+キャット

Peg + Cat

可愛い少女ペグと友達のキャット(猫!)が問題を解決するお話です。主に算数、論理性、想像力、創造性に的を絞っている番組です。

クリエイティビティ系の教育番組

理系とも文系とも言えない、しかし大事な部分を刺激してくれるので、いい感じです。お話の中には歴史上の偉人なども多く登場します。

絵柄が純朴な手書き絵本のようなほっこり系のアートで、よく見るとすべてのシーンが方眼紙に描かれてるんです。クリエイティビティの中にも科学がある、みたいないい感じの話が多いです。

幼児から小学中学年くらいまで楽しめると思います。

ジャンル:算数、論理、アイデア

オススメ度 ☆☆☆☆

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