アメリカの美術館・博物館をめぐるシリーズ、今回はニュージャージー州のリバティ・サイエンス・センターです。ご近所のお母さんに展示がすごく良かったと勧められ、初めて行きましたが、充実の展示内容とアクセスしやすい立地にも感動。
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【アメリカミュージアム巡り】 Liberty Science Center ニュージャージー州
こんにちはー。キョウコ@NandaroAmericaでーす。
美術館・博物館巡りが大好きな私と夫、今回はニュージャージーのリバティ・サイエンス・センターをご紹介。
リバティ・サイエンス・センター(LSC)は、リバティ州立公園内に1993年に開館したインタラクティブ型の大型科学博物館で、年間約75万人が訪れる人気スポットです。西半球最大級のドーム型プラネタリウムや、世界第4位のIMAXシアターを有し、大小12の展示ホールをはじめ、教育棟やアウトドア実験スペースを備えた施設です。
基本子連れで行くタイプの科学博物館ですが、大人だけでもプラネタリウムや映画シアターはとても教育的でよかったです。科学に親しめるとても楽しいところでしたよ!
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リバティ・サイエンス・センターとは
ホームページ https://lsc.org/
開館日
月火水はお休みみたいです(2022年12月現在)。また変更があるかもしれないので、予定を立てる際は必ず公式ホームページや電話で、あらかじめご確認ください。
| Sunday | 10AM–5PM |
| Monday | Closed |
| Tuesday | Closed |
| Wednesday | Closed |
| Thursday | 10AM–4PM |
| Friday | 10AM–4PM |
| Saturday | 10AM–5PM |
住所 222 Jersey City Blvd, Jersey City, NJ 07305
地図
この立地を見てください!マンハッタンのすぐ対岸で、お天気の良い時はLiberty State Parkでたっぷり外で遊んだり、散歩をしてマンハッタンの摩天楼も拝みまくれるスポットです。
エリス島もすぐ目の前、そして公園からは、肉眼で普通に自由の女神が見えます。
私らが行った日は大雨だったのですが、今後はなんとしても晴れた日にピクニックをしに行って1日潰したいものです。
エリス島は1回行ったことがあるけど国立公園にもなっていて、ヨーロッパ方面から来る移民の最初に到着する場所だったことでもあり、在米日本人ならば永住でも短期滞在でも一度は好学のために訪れておいて間違いない感慨深いところでございます。
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展示内容について
まず1階にはエントランス、チケット売り場、売店、高層ビルの展示室がありました。以下に見所ををまとめてご紹介します。
Skyscraper! Achievement and Impact
超高層ビルの構造と建設の仕組みを紹介する展示で、摩天楼のミニチュア模型や、エレベーターや材料強度の実験が楽しく体験できます。ニューヨークの街づくりに興味がある方には必見です 。
Eat and Be Eaten
リアルな動物標本の展示を通じ、捕食と被食の関係を解説。毒ヘビ、フグ、コットントップサル、毒キョウチクトウカエル、ハダカデバネズミなどを間近に観察できます 。生命の複雑さと野生の美しさを実感できるダイナミックな体験です。
Communication
人のコミュニケーション手段に注目した7,000平方フィートの体験型展示。言葉や記号、テクノロジーによる情報伝達の歴史を学び、自らの発信力も考える機会になります。
Wonder Why
科学の楽しさを掘り下げる体験型の常設展示。指の力試しやバランス体験、科学実験を通じて身近な現象の理由を学べます 。
Wild About Animals
世界中の生きものをテーマにした展示で、水族館のような魚、絶滅危惧種の動物などが身近に感じられます。インタラクティブパネルも充実 。
Grossology
科学における“キモい”要素を楽しく学ぶ展示です。嘔吐のメカニズムを再現する「Vomit Center」やおならの科学を解説するコーナーがあり、家族連れや子どもに大人気です 。
Microbes Rule!
微生物の世界!肉眼では見えない細菌やウイルスの構造をカラー表示で学ぶ展示で、衛生や感染予防の意識も高まります 。
Bees to Bots
蜂の巣のリアルな生活を覗ける生きたミツバチの展示と、ロボット技術の未来を学ぶ融合展示。世代や技術の境界を越えて楽しめます 。
Making Mammoths
ハーバード大学の科学者ジョージ・チャーチ博士の協力によるプロジェクトを紹介。マンモス復活を目指す遺伝子研究を生活化し、「絶滅とは何か」を問い直す試みです 。
スフィアーのオブジェ
こんな不思議な球体のオブジェがありましたよ。こういうおもちゃあるよね。
季節のイベント会場
1階の奥の方では季節のイベント(我々が行った時はハロウィンのイベントーカボチャが床にたくさんおいてあってもらって行けるようになっていました。
任意の寄付の箱がありましたが、これは寄付してもしなくても、寄付額も自分で決められる、強制的なものではありませんでした。)
遠隔手術マシン ダヴィンチ
1階の奥の方に行く途中に最先端医療機器のダヴィンチ(Da Vinci)がありました。テレビで見て長い間、どのくらい普及してるのかなど気になってたので感動。

VRセットが置いてあって、誰でも手術のシミュレーションができるようになっていました。なかなか難しかったけど、とりあえず子供には遠隔手術マシンのダビンチというものがあるんじゃ、ということをを紹介できてよかった。
世界の離れたところに手に技術を持った外科医がいても、このマシンのロボットアームが手術してくれるというすごいもの。昔はこんな技術ないからねえ。これからは助かる命が広がっていくよねえ。アメリカは医療費が怖いけど。これで手術したらいくら請求されるんだろう
高層ビルの展示室
1階の建築物の展示室は子供が体験できるクレーン、ショベルカー、強風などのコーナーがありましたが、4、5人並んでいるだけなのにものすごい待つのでちょっと運営側は1人2分までとかルールを作ったほうがいいと思いました。
ずーーーっと遊んでいて、後の人のことなんか無視している家族(親どうなのよ、って人が多い!)多数。待たされてる子供さんは限界に達することも考えておかないといけないなあと。

ワールド・トレードセンターの鉄柱が展示されていました。こういう感じでアメリカ各地に配られてると思うんですが、うちの近所はマンハッタンに通勤していた方も多くて、亡くなった方の追悼記念公園が何箇所もあります。日本で見ていたあの大惨事、今住んでいるところでも実際に被害者が出たというのはなんだかすごく悲しいよ。
高層建築物の工学的な豆知識や、世界の高いビルランキングがわかりやすい展示でよかったです。こちらのコーナーは小さい子は全く興味が湧かないかもしれないね。大人にはいいのだけど。
プラネタリウム
2階のプラネタリウムは映画の内容を1日の中でも取り替えひっかえ上映しています。
1日6回以上上映はしていて回転率はいいのですが、同じ映画を何回もやるわけではない感じなので、いく前にお目当ての映画の時間をしっかり確認し、入館した時に必ず紙のプラネタリウムのチケットを購入しましょう。チケット売り場でないと買えないようなので、事前に入場券をデジタルで購入しておいてもかなり待たされます。これはいかに。
我々が見たのはハッブル望遠鏡の映画でした。なぜ高精細・高機能の天体望遠鏡が必要なのか、どういうことに使われるのか、また宇宙開発の目的はなんなのかまで結構突っ込んだ内容でした。最後の方の説明が特に面白く、我々が子供の時に感じたよりも、意外とすぐそこに月や火星の移民の計画は可能性があるのだとびっくり。
子供はプラネタリウムが大好きなのでとても喜んでいました。大きくて綺麗なドームなので、この辺の施設としては非常にレベルが高いものだと思います。座席は上から3分の1くらいの真ん中がいいです。下すぎると上が見えません。早めに並んでいい席をとりましょう。
カフェテリア・レストラン
お腹が空いたらカフェテリアがありますが、ホットドッグ、ピザ、バーガー、フライドチキンの類が売られています。
夫はギリシャ料理のベジタブル丼みたいなのを食べていたけど$15でした。まあ、まあまあ!な金額←だと思うのですが、マンハッタンの大きなミュージアムの食事よりはまあよかったのと、綺麗で清潔だったのと、席からマンハッタンが一望できて素晴らしかったので、よしとしますwww
本当はおにぎりを持ってリバティパークで食べたいけどね!!
なかなかそうもうまくいかないから結局カフェテリアになっちゃうよね。
空中アスレチック!
2階には子供も大人も遊べる空中アスレチックがあります。吹き抜けのところにこういうのがあって、うちの子供と夫が中をハイハイしながら登ったり降りたり(大人は大変だよ!)してました。微笑ましいーー

中央の膝をついている大人が夫なんですが、長身の人は頭ぶつけたり腰膝にくるのが手にとって見えましたねえ。←
子供はとても楽しそうでした!よかったね!
このほか、2階には立体映画のシアター(プラネタリウムとはまた別です!)、小さな子供さんや赤ちゃんが遊べる部屋などがありました。こちらは7、8歳すぎるともう遊べない感じです。
運転して簡単にいける範囲にお住まいの方はぜひ年間パスを買って、プレイグラウンドがわりに使ったらいいですよね。なかなかこういう子供向け施設ないんだよね、ニュージャージー。
ミュータント・タートルズの展示
ここからは3階です。これは多分常設店ではなく、全米各地を巡っている巡回展。以前はマインクラフトの展示だったようで、近所のお母さんがそっちも絶賛していました。
アニメ・映画のミュータント・タートルズの彫刻や小物などがおいてありますが、対象年齢は幼児ー10歳くらいでしょうか。
私は長らくタートルズの原作のスタッフの方たちと懇意にしてもらっているので詳しいのですが、マニアックなタートルズクイズに全問正解して、周りの大人と子供のなんとも言えない視線を感じました。
何者だ、このアジア人は!と思われているのか?笑
フィギュアの展示なんかもありました。タートルズのお家なんかも体験できて、ちゃぶ台と座布団が使えたり。うちの子と「おばあちゃんちと同じだね」と話しました。座れるスペースがちらほらあるので、大人はちょっと座って休みましょうwwww子供さんは自由に遊べる場所です。
パズル、アクティビティ、ピザのゲームなどがあります。

ミケランジェロはミケちゃん。(誰得情報)

タートルズが好きな子は、タートルズのお家だー!(下水道だけどね!)と喜ぶよね、こういうの。私も10歳くらいの時にこういうの訪れたかった。

ドナテロさん。
こういうアニメキャラクターの展示って、私が小さい時藤子不二雄キャラクターのが高島屋に夏休み中きていて、パーマンの置物とかと写真を撮りましたねえ。
子供の写真を撮った後私はまたさらに1人の自撮りを撮っていて、子供に「ママ恥ずかしいからやめて」と言われる始末。
ママ、やめない。
そして子供たちの列に並んで、真剣に遊ぶ。

レオナルドさん。日本刀じゃなくて忍者刀で二刀流なので、日本人から言わせたら忍者であって武士ではないんですけど、彼らは武士道に則って生きているのです。
不思議なwww
まあ人気あるから、日本のイメージはアップしたということだけはいいことだよね。
(そうなのか?)

80年代からの筋金入りのタートルズマニアの私に語らせていただくとですね、このフィギュアはNECAから出てる結構高いやつなんですけど、おそらく最近再販したバージョンであって2008年ごろのではないですね。
マニアは開けて遊ぶのと、開けずに保管するのダブルで買いますけど、うちのはもう娘とガチャガチャ遊んで壊れましたよね。(遊ぶタイプのフィギュアではない)
子育てxオタクの両立は難しいっすね。

ラファエロさん。声はショーン・アスティンさんです。グーニーズのマイキー。

中世シリーズですね。
私が世話になっている恩師の絵描きさんはタートルズの公式のコミックを20年以上も手がけたのだけど、90年代前半の原作コミックの彼の画風が凄くてですね。10代半ばだった私は日本から彼にファンメールなどを出していたのです。そうやって接点が生まれて今も交流できているから、尊敬する人にはどんどん想いを伝えたほうがいいですね。
その後大人になってから、ボストンに出張になった際に「今度ボストンに行くのだけど」と言ったら、バイクで会いにきてくれたりね。「絵描きになりたい」と言ったら「辛いから絶対やめたほうがいい」と言ってくれたり。でも結局私は絵描きをしているから「聞かないんだなw」と。
この日帰ってから、恩師に「タートルズの展示を子供と見れたんだよ。人生はすごいよ。」と伝えたよ。
オタクの1人語り おわり。
赤ちゃん&幼児コーナー(Wobbly World)
小さな子ども(特に2~5歳)を対象にした“Wobbly World”は、安全で遊びながら学べる設計。傾斜やバランス、動きの感覚を遊びながら体験できる空間で、自由に歩ける・登れる構造のアクティビティが中心。
柔らかい素材の遊具や、色彩豊かで触って楽しめる仕組みが多く、五感を刺激する構成です。
化石発掘体験(Dino Dig Adventure)
一歩進んだリアルな発掘体験をしたいなら、「Dino Dig Adventure」がおすすめ。
約1,750平方フィート(約160㎡)の屋内外展示スペースに設置された3つの発掘ピットで、60トン以上の砂の中から宝探し気分で化石レプリカを探します。
ティラノサウルスの歯やトリケラトプスの頭骨など、7種以上の恐竜化石のレプリカが埋まっており、実際の研究に基づいた形状や位置で配置されています。
発掘道具(ブラシや小さなピッケル)を使って砂を掘り、化石を発見する活動型コンテンツで、参加者(特に子ども)にとってはまるで小さな古生物学者になったような体験になります。
夏季など期間限定イベントでは、屋外版「Jack Horner Dino Dig」も開催され、より本格的で大規模な発掘イベントも楽しめます。
鉄道ジオラマ展示
これはみんな食い入るように見てしまう、精巧な鉄道の展示。
カメラ付きとしては電車の迫ってくる様子とか撮影チャンスすぎて、動画を撮りまくったので、よかったら見てやってください。こんな感じの展示です。

特にロマン溢れていたのは地下鉄もあったこと。地下、地上ととてもよくできていましたよ。お店や駅の構内、細々とした建物も楽しかった。ドールハウスとか好きな方も釘付けになると思います。

4階には動物、ニューヨークとニュージャージーのハドソン川の生態、発電関係などの展示がありました。自然環境と生活、みたいな。
4階の半分では今は企画展でポンペイ遺跡の展示をしているようですよ。
ジェニファー・チャルスティ・プラネタリウム
LSCの目玉のひとつで、西半球最大のドーム型プラネタリウム施設です 。直径100フィート(約30m)ドームに400席を備え、最新のデジタル機器で美しい星空と宇宙映像を投影。2階・3階・夜空の解説など、年齢・興味層に合わせたプログラムが豊富です。
実施される番組の一例は以下:
「Our Solar System」「Birth of Planet Earth」など、宇宙と地球の起源を探る内容
「Little Skywatchers」「Magic Tree House」「Big Bird’s Adventure」など子ども向け番組も充実。
解説付きライブショーもあり、プラネタリウム教室としても参加可能で、教育利用にも最適です。
所要時間
リバティ・サイエンス・センターは合計3時間あるとざっと全部見ることができ、じっくり見ようとすると、4、5時間は必要だと思います。
小さなお子さんの場合、一度に全部は無理かもしれませんので、メンバーシップを購入して年間に何度も行くように計画するのもいいかと思います。メンバーシップ情報はこちらー。https://lsc.org/support-us/membership
先述しましたが、お天気が良い場合はせっかくだから川沿いの公園で散歩、運動、お弁当なども計画したくなること請け合いです。なかなかニュージャージーには子供を連れて長時間過ごせるこんな感じの施設がないので、是非是非通われるのもおすすめです。(私は子供が0−2歳の頃オハイオのミュージアムパスを毎年更新して、年間$100で通いまくっていたので、夏も冬も遊ばせられてよかったです)
まとめ
リバティ・サイエンス・センター(LSC)は、子どもから大人まで科学を「体験し、楽しみ、学べる」工夫が満載の施設です。ハドソン川の生き物展示や最新プラネタリウム、赤ちゃんも安心のコーナー、化石発掘体験など多彩な展示で、誰もが自然や宇宙、生命の不思議にワクワクできます。家族で訪れても一人でも、知的好奇心を刺激されること間違いなし。ニュージャージーを代表する(というか多分ここと州立博物館しかめぼしいところがありません)サイエンス体験スポットです。
最後に、全く関係ないですが、ニュージャージー中部からマンハッタン方向に高速を走る時にいつも荒川っぽいと感じるのでビデオに収めました。ご笑納ください。(なんなのwww)
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