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【ニュージャージー観光】Duke Farms 自然とサステナビリティの楽園 徹底ガイド

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ニュージャージー州中央部の広大な敷地に広がるDuke Farms(デューク・ファームズ)は、都市近郊でありながら手つかずの自然とエコロジー体験が楽しめる、アメリカ東海岸屈指の環境学習・観光スポットです。

敷地面積はなんと約1,000エーカー(東京ドーム約86個分!)、かつては大富豪ジェームズ・ブキャナン・デュークのプライベートエステートだったこの土地は、現在は一般公開され、四季折々の自然美・サステナブルな農業・野生動物保護・地域コミュニティ活動の拠点となっています。

本記事では、Duke Farmsの歴史、施設の特徴、体験プログラムや利用方法、人気の有料サービスとその料金、活用のコツまで徹底解説します。

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NJ州Duke Farmsは何度でも楽しめる広大な自然公園!

こんにちは、なんだろなアメリカにようこそ。キョウコ@NandaroAmericaでーす。

Duke Farmsは、その名の通りタバコ王と呼ばれた実業家James Buchanan Duke(ジェームズ・B・デューク)が19世紀末から整備した大邸宅跡地です。ジェームズ・B・デュークはアメリカの産業界を牽引したDuke家の財産を築いた人物として知られ、同家は後にDuke University(デューク大学)設立の大きな原資を提供したことでも有名です。

デューク氏は1893年にニュージャージー州ヒルズボローの広大な土地を取得し、牧場や農地、森、人工湖、温室、邸宅などを次々に開発。自らの趣味と実験的な農業・造園を兼ね、欧州風の壮大なランドスケープガーデンを築き上げました。その後は一人娘ドリス・デュークが継承し、自然環境と文化財産の保護に一生を捧げます。

ドリス・デュークの遺志により、彼女の死後この土地は一般市民のために公開・活用されることとなり、1999年より「Doris Duke Charitable Foundation(DDCF)」が維持・管理を担っています。近年は「サステナビリティ(持続可能性)」を軸に、エコロジー教育やコミュニティ農園、在来種の保護、脱炭素エネルギー活用など現代的な環境保全のモデルケースとして、アメリカ国内外から高い評価を受けています。

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Duke Farmsの特徴・魅力

圧倒的な自然環境とランドスケープ

Duke Farmsの魅力の第一は、広大で多様な自然景観です。敷地内には森、湿地、草原、湖沼、果樹園、野生の花畑が広がり、ニュージャージー州の原生自然を肌で感じることができます。春には数十種類もの野生の花やラン、夏には緑あふれるトレイルと野鳥観察、秋には紅葉、冬には幻想的な雪景色と、四季折々に全く異なる表情を楽しめるのも大きな魅力です。

訪問者のためのトレイル(全長18マイル超)が整備されており、歩行者、自転車、ベビーカー・車椅子もアクセスしやすいバリアフリー設計。特に人気の「Great Meadow Trail」「Lake Trail」は、ビギナーでも安心して自然観察や散策ができます。

バードウォッチングの聖地としても有名で、250種以上の野鳥が観察されています。季節ごとの渡り鳥イベントや、地元のバードウォッチャーによる観察会も頻繁に開催。池や小川では亀やカエル、様々な昆虫たちの生態も間近に観察でき、親子連れや自然好きにはたまりません。

環境教育とエコ活動

Duke Farmsは「サステナビリティ教育・エコロジー活動のショーケース」でもあります。園内では再生可能エネルギーの活用(ソーラーパネルや地熱システム)、廃棄物ゼロを目指した資源循環、在来種の保護植栽、オーガニックファーミングなど、環境配慮型プロジェクトを実践。一般向けのエコワークショップや自然観察会、季節ごとのスペシャルイベントも開催されています。

「ファーマーズマーケット」や「コミュニティガーデン」では、地元産の無農薬野菜・果物の販売や、有機農法体験も可能。学校団体や大学、社会人の環境研修にも広く利用されています。

歴史建築・アート体験

園内には歴史的な温室や石造りの橋、かつての邸宅跡など、当時の雰囲気を感じさせるランドマークも多数残っています。特に「Orchid Range(蘭の温室)」は約100年の歴史を持つ美しいガラス温室で、希少なラン科植物が四季を通じて楽しめます。アートインスタレーションや地元アーティストの作品展示も随時行われており、自然×アートのコラボ空間が広がります。

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なんの変哲のない地域に突然現れる森

Duke Farmsは道路や住宅地に囲まれた結構開発された地域にあります。広大な自然に包まれた土地なんですが、入り口付近の通りの名前は Dukes Parkway。なんか利権っぽい匂いがします。(笑)

電力会社の自然保全運動とはどんなものなのかちょっと興味が沸きながら入園ー。(行ったのは9月中旬)

中に有料のカフェテリア、バイク貸しなどがあります。

物凄い大きな洋館がある

駐車場の近くにビジターセンターがあり、資料館やミニシアターや会議室、カフェ、お手洗いがあります。

その建物がなんかすごい洋館。大変な大きさでございます。

どどーん!!

維持費いくらかな。

こんなお家を所有していたらどんな感じの暮らしになるのかしら、バットマンの屋敷ってこんな感じ?執事一人で足りる?ベッドルームとお風呂幾つ?というかタウンハウスだったら12せたいくらい入れるね、などと思いを馳せます。

自然学習コーナーにはMonarch Butterfly や狐、ウサギ、リスなどのこの辺りの野生動物について軽く学べる展示もしてあります。

公園内には野草やお花が充実

この公園は自転車でサイクリングしたり、お子さんはスクーターやスケートをしたり、ランニングしたり、ひたすらウォーキングするのにもってこいなのですが、ちょっと疲れた、飽きたという時に彩り豊かな草花が癒してくれます。

繊細な花びらの菊ーー

バラ科の木に赤い身がキラキラなっていました。

インパクトのあるピンクの菊。9月は菊が真っ盛りですね。かなり歩くのでお水、日よけ、帽子、サングラスは持って行きましょう。

ちなみに歩道は大体の場所で舗装されているし、歩けない人にはカートでの送迎(乗合)もあります。空港とかでよくみられる感じの大きさのカートです。

芙蓉の花ー。エッグフーユーン(中華のかに玉みたいなの)箱のお花のように大きく丸いから芙蓉卵というんだと聞いたことがあります。間違ってたらごめん。(汗)


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100年以上の歴史を持つ Orchid Range(蘭の温室)

一番の見所は植物園。そのほかにもなぜか最後まで作られなかった屋敷の「廃墟」、「ペットの墓地」、(おどろおどろしくなってきました)、「湖」、「馬車を停めていた納屋」、「わらの保管庫跡」などがあります。

ガラス張りの温室はとりあえずお散歩の目的地として設定するのにいい距離にあります。駐車場から20分弱歩くと到着します。

湖はもうちょっと遠く、30ー40分ほど歩くか、自転車で10分か15分の距離です。

徒歩だけれど見に行きたい方はカートに乗せてもらって行ってしまった方がいいかも。帰りはエネルギーがあったら40分ほど歩いて駐車場に戻る、など、事前によく配分を考えておきましょう。

温室は広く、南国の樹木コーナーもあります。

主に珍しい、色とりどりの蘭がたくさん栽培されています。

たわわに垂れ下がるモスも見事です。

NJでは屋外では冬を越せないですから、温室にこないと絶対見ることのできない植物ですよ。

鮮やかで大輪の蘭。

これはもともと蘭の原種に近いもの。小ぶりで地味ながらもなかなか渋い色居合で、それでいて可憐な印象。ピンクや黄色の花と違って、虫にはどう見えてるのかなー?

ちょっと爬虫類系の模様にも見えるなかなか面白いお花。生命って面白い。

こんな木の展示もあります。

模様が細かい!野生のワイルドさがありますね。

蘭はたくさん育てられていて、お花を終えて休んでいる蘭のナーサリーもかなりの広さで展開されていました。お花好きな方は是非。

噴水。

珍しいお花だねえ。オレンジのはみたことあったけれど、ピンクのは初めてみました。名前がわからない…すいません。


ちょっと学習できるコーナーもあります。

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年パス・割引サービス

Duke Farmsは基本的に入場無料ですが、一部の有料体験プログラムや特別イベントには年パスや割引制度が設けられています。
まず、「Duke Farms年間サポーター(Annual Supporter)」プログラムに登録すると、年会費(例:$60~)で以下のような特典が得られます。

  • 有料イベントやワークショップの優先予約・割引

  • オリジナル記念品プレゼント

  • カフェ・ギフトショップの割引

  • 季節ごとの会員限定イベント招待

  • メンバー限定の自然観察会やバードウォッチングツアー

さらに、家族向け「Family Supporter」プランや、企業・教育団体向けの法人会員も用意されており、用途や人数に合わせて最適なサポートプランを選べます。地元の学校や教育団体と提携した「教育プログラム無料招待」「バリアフリー送迎サポート」など、コミュニティ還元型のサービスも多数。

また、施設の維持や環境保護のための寄付(ドネーション)も随時受付中で、一定額以上の寄付で特別グッズやVIP体験の招待が受けられるプログラムもあります。

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まとめ

Duke Farmsは、ニュージャージー州の大自然と最先端のサステナビリティ教育、アメリカの名家の歴史、コミュニティ活動が融合した21世紀型のパブリックパークです。四季を通じて何度訪れても新しい発見があり、自然愛好家はもちろん、子ども連れやカップル、学校・社会人研修、アート好き、エコ活動家まで、あらゆる層に開かれた学びと癒しの場となっています。

忙しい毎日から少し離れて、生命力あふれる森や畑、湖畔の風を感じながら、サステナブルな未来を体感してみませんか?

旅・ミュージアム
この記事の著者
Kyoko Bartley

ニュージャージー在住。
幼少期からアメリカの映画やアニメーション、音楽に親しみ、大学ではアメリカ文化を専攻。留学・研究を経て2011年に渡米し、国際結婚、妊娠・出産、現地就職、住宅購入などを通して、外国人としてアメリカ社会で暮らすリアルを経験してきた。

2018年より、在米日本人向けアメリカ生活情報ブログ「なんだろなアメリカ」 を運営。教科書やガイドブックには載らない、実体験にもとづく生活情報や、文化の違いから生まれる「?」を「!」に変える視点を発信している。

また、プリンストンエリアを拠点に画家としても活動し、原画やグッズの制作・販売を行っている。

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