ニュージャージーの自宅待機命令開始からすでに30日経ちました(書いている日は2020年4月14日です)。
ツイッターやFBなどSNS、そしてアメリカで報道されているニュースにて日本のコロナ対応を見ると、遅いし、国民の立場に寄り添っているようには見受けられず、非常にやきもきしてしまうのですが、この記事では、ニュージャージー(感染者・死者共に多い)の生活が今どんな状況であるか記録しています。アメリカの一部の対応はこんな感じ、と参考になればと思います。
読者の皆様のご無事とご健康をお祈りしております!
ニュージャージーのコロナウィルス自宅待機中の生活をご紹介します
こんにちは、なんだろなアメリカにようこそ。キョウコ@NandaroAmericaです。
コロナウィルス がニュージャージーにも大きく影響を及ぼし始めて1ヶ月経とうとしています。
今ではニューヨーク州のおかげでとても安心できる基準で規制などが実行されていますが、当初NJ単独では遅いと感じていました。知事の差というか、住民の危機意識の差というか。
自宅隔離の制作が始まってすでに4週間経とうとしているので、現在我々はどんな生活をしているのか、お伝えします。
コロナの影響ですっかり変わってしまった生活にか強いしたい情報がいっぱいの記事はこんなものがあります
コロナウィルス関連 アメリカ全州・外務省・日本大使館・総領事公式情報リンク集【在米日本人と日本の家族向け】
コロナウィルスで休校!子供がずっと家にいる際与えたいファミリー向けゲーム&教育アイテム紹介!
コロナウィルス対策!手を洗おう!手の洗い方ビデオ&方法&米国Amazonで買える手洗いグッズ
アメリカの無料オンライン大学・講座・コースのリンク集ー自宅待機の時間でスキルアップしよう!
【在米日本人向け】資格やスキルに役立つ講座や動画・教材を無料公開している日本のサイトリンク集ー自宅待機期間に自分磨き!
【在米日本人のお子さん向け】オンライン無料学習教材・図書・授業動画を公開しているサイトのリンク集!幼稚園から高校生の自宅待機に
【在米日本人向け】リモート学級&ホームスクーリングに!無料&有料の米国幼児〜小学生の学習・教材サイトリンク集
お家の中で野菜を育てよう!米国Amazonで買えるトマト・きのこ・もやし・葉物野菜のインドア栽培キット紹介
なんだろなアメリカの全記事リストはこちら! アメリカ暮らしに役立つ情報が満載です!
衛星都市ニュージャージーはニューヨークの判断の恩恵にあやかる
ニュージャージー州はニューヨークの隣で、多くの方がマンハッタンなどに通勤、通学しています。日本でいうと東京(NY)と神奈川、埼玉、千葉のようなところです。
ニュージャージー州の隣はニューヨーク州(マンハッタン)です
ニュージャージーのジャージーシティ近辺は川を一本挟んで、すぐマンハッタン。そのためニューヨークで爆発的にコロナウィルス のケースが増えれば、ニュージャージー州(特に北部)も自然と数が増えます。
NJ州全体でいうと、私の住むNJ州中部もニューヨークへの物理的、心理的距離が近いため、NJに住んでいるとNYのニュースや動向を常に参考にしています。
NJ州中部もNYへの通勤圏です
私の住むエリアは電車、バスでNYまで1時間ほどで行ける通勤圏です。コロナがまずNYで広がり出した際、空港も多くあるし、通勤者も多く住んでいるNJが影響を受けないわけがない、と感じていました。
結果として3月13日からニューヨーク州のクオモ知事のおかげで、NJも自宅待機が実行されました。
NJ北部などでは自治体・学校・会社などによっては自主的に自宅待機は始まっていましたが、私はNJ中部はこんなにNYに通勤している人が多く、人口密度も非常に高い地域なのに、ウィルス蔓延の対策はNJは呑気だなと感じていました。
3月16日から自宅隔離開始&休校
ホワーンとしている我々中部では政府の対策・トップの理解が浅く、とても遅い印象がありました。
人口密度が全米一高いのになかなかニュージャージー主導の決断を聞かないのでヒヤヒヤしていましたら、ニューヨーク、ニュージャージー、コネチカットは足踏みを揃えて新しい規則などの実施をすることになりました。
これはニュージャージーを救ったと思います。NY州知事のクオモさんありがとう。遅めだったNJ単独での判断が、ニューヨーク基準となったのでとてもありがたいと感じています。
(キョウコのアメリカへの感謝その1)
アメリカ合衆国政府の市民への補償は
ニューヨーク・ニュージャージーにお住まいの方はここをチェック
ニューヨーク州政府のコロナウィルス 特設ページ

ニュージャージー州政府のコロナウィルス 特設ページ

ネット上にはフェイクニュースや間違った情報、遅れた情報が蔓延しています。常に公式の最新情報を確認しましょう!
4月13日政府からお金が振り込まれる(第1弾)
うちは1月から夫が失業中、そして就活中なのですが、コロナ騒動が始まってからは就活もストップという状況です。
アメリカ政府は失業保険の13週間の延長と、毎週プラス$600の失業手当を提供すると3月半ばに発表、4月13日に振り込まれました。
就活ができず、さらに見通しも立たない状況の中、現在もらっている失業手当の他に毎週プラス$600もらえるのはかなりの安心材料です。
失業中の人への金銭的補償
ということで、失業保険をもらっていた最中コロナ騒動のせいで就活がストップしてしまった人には、すでにもらっている失業手当の他に週に$600もらえます。
そして、失業保険のもらえる期間も最大13週延長できると決まりました。就活は引き続き(難しいですが)する必要は変わりませんが、現時点で約3ヶ月延長してくれるという判断はとてもいいですね。
納税者への金銭的補償
詳しくはこちらを

働いて税金を納めていたり、結婚して夫婦ジョイントで納税している場合はひとりあたりの年収が$75000以下の場合、$1200を今の時点での補償としてもらうことができます。
「納税者」なので、日本のように市民であるか、移民であるかの分け隔てはありません。ということで、私も夫とジョイントで納税していますので、もらうことができます。
未成年者への金銭的補償
国籍に関係なく、未成年者一人当たり$500がもらえます。
(キョウコのアメリカへの感謝その2)
アメリカ 新型コロナPCRテスト CVSの予約の取り方とドライブスルー検査の流れ紹介
COVID-19 コロナワクチン接種 副反応体験談 In アメリカ
スーパー・小売店の商品在庫状況は
買いだめ・買占めが起きた
学校が休校、そしてリモートスクールに移行するまで、そしてWork From Homeに完全に移行するまでの間は2月末から10日間強ありましたが、その間にトイレットペーパーやクロロックス(塩素系薬品)、クロロックスワイプ(消毒お手拭き)、ハンドソープなどがお店からまたたく間に消えて行きました。
ターゲットやスーパーの棚が軒並みからになっている画像がSNSにあふれていましたね。
買いだめてしまう人が続出すると、このようにあっという間になくなることにびっくり。生産・流通が劇的に止まっているわけではないのですけどね。
明らかにパニックになるタイプの人は日本より多いと思う
急に買いだめする人は、する理由がそれぞれあるので責めてはいけないと思うのですが、(高齢者や基礎疾患のある人ほど、備えないと後で困るとわかっているでしょうから)もっとウィルスが蔓延した状態になったらもう買い物に行けない、と思った人がこれだけ多いのは、この辺りだとNY州政府のリアルな発表が多くの人にきちんと届いたからこそとも感じます。
なんというか、こういった急な買いだめ・パニックを防ぐには各自常に穏やかな量、備蓄を作っておくべきなんですよね。この辺は日本の人はよくしているのではとおもいます。
アメリカは地震などないから、食品、消耗品、家庭での衣料品の備蓄をしていない人は、本気で全くしていない傾向が強いと感じます。
謎の牛乳大量購入
しかし私が一番解せなかったのは「牛乳の買占め」ですね。家に冷蔵庫が何台もあるのかわからないですが、コスコで牛乳を何本(4リットルのを20本くらい)も買っている人がいました。
よりによって牛乳…???ヨーグルトたくさん作るのかな?知人に配るのかな?
ただパニックになって買いまくっているのかよくわからなかったですが、消費しないほどだったら良くないね。
店から消えた商品とは
- ハンドサニタイザー
- トイレットペーパー
- ペーパータオル
- ハンドソープ
- 塩素系洗剤
- 常備薬
- パスタ・パスタソース
- シリアル
- 缶詰
- 冷凍食品
は勢いよく消えましたね。
というわけで、3月上旬あたりからスーパーの食べ物がなくなり始めました。日本の2011年の震災直後に似ていた。親としてはこの先子供に食べさせるものはちゃんと確保できるのだろうかととても不安になりました。
でも結局は食べ物がなくなることはなかったし、ハンドソープやトイレットペーパーは3月下旬には戻ってきた。いまだに(4月中旬)ないのはマスクとハンドサニタイザー、アルコール・塩素系の商品ね。
娘の公立学校の対応・サポートはどんな感じか
自治体によっては州の命令よりも早めに休校したところも多かった
私の周りだと隣町のNJ中部サウスブランズウィックなどの公立学校は発症者の有無にかかわらずがやめに休校の措置をとっていたようです。
私の住むエリアの親御さんも、ちょっと北の学区ではもう2週間休校だと言っていたので、私も娘を数日休ませました。実際親の判断で休ませていた生徒もクラスの3割くらいはいたようです。
親御さんがニューヨークへ通勤されている家庭の場合はNYからもっとシビアな雰囲気が伝わったり、会社からリモートワークの命令が出ていたりがあったのだと思います。
NJの学校は3月13日以降はリモートスクーリングに移行
3月13日、最終日に娘は2週間分の宿題パケットを大量にもらってきました。当初は2週間の自宅待機予定でしたが、我々の学区はその後1週間の春休みがあるので、実質3週間という予定の組まれ方でした。
子供が使えるラップトップ、タブレットが家にあるか、なければ学校からそれらの貸し出し、家のプリンターの有無などのアンケートと決断がすぐに出されました。
娘は1年生なのでオンラインの授業はないのですが、プリントを毎日することになりました。まだまだ一人で淡々とできるわけではないので、親が一日中つきっきりとなります。これはお子さんが3、4人いる家庭は本当に大変ですね。
もともとオンラインスクーリングの基盤はできていたアメリカの学校システム
娘の行く公立学校は、もともと保護者が担任の先生などと連絡を取ったり、教育委員会などと連絡を取る際、公式の情報をチェックしたり書類をダウンロードする際は、学校のHPがポータルとなっています。
学校側も保護者側もオンラインのベースがかなりできていました。
(キョウコのアメリカへの感謝その3)
豊富なオンライン教育マテリアルが無償で提供される
しかしながら自宅待機の最初の2週間が終わる際、さらに1ヶ月延長となったので、娘の小学校では有料のABC Mouse, Adventure Academy, Reading IQなどの知育・学習アプリが学校の提供の元、使えるようになりました。
約10日間の春休みを目前に子供が遊び・学習できるマテリアルが大量に使えることになって大感謝。
その他、理科、社会、体育、音楽の先生などからは動画や無料素材のリンクをふんだんに提供されています。
家庭にインターネットとパソコンがなければ全く話になりませんが、学校から無料貸与もあるし、子供が学習の機会を失うことは全くありません。
(キョウコのアメリカへの感謝その4)
教育を受ける権利と、教育を受けさせる義務を真剣に遂行するアメリカ
非常時でも子供の権利を守るというのは当たり前のことなんだけど、何より子供達を一人の個人として(日本比)捉えてくれていると感じ、親としても感謝が止みません。
ここで声を大にして言いたいのが、アメリカは子供の権利(教育を受ける権利)を侵害しないよう、最大限頑張ってくれるというもの。休校にしたもののそのサポートまで回らなかった日本とは違って、かなり骨太です。
社会が子供を宝として扱ってくれているなあと、アメリカで子育てできていることに感謝です。
自宅待機命令が出てからも毎日のように学校から電話とメールが来ました。(通常は週末やイベントがあったり緊急の時に一斉メール、電話がきます)
自宅で学習を怠らないように親子共々を励ましたり、生活リズムを崩さないように思いやりのある連絡が常にくるので、感心しました。
(キョウコのアメリカへの感謝その5)
子供達の食事の配布が開始される
アメリカの学校給食は日本の給食と比べてしまうと、内容も栄養バランスもかなりガッカリする内容なのですが、コロナで自宅待機の間は、希望者は無料で子供の朝昼の食料をもらえるサービスが始まりました。
毎週月、木は公立学校に行けば、18歳までの子供の朝食とランチ(ジュース、牛乳、チョコレートミルク、クッキー、シリアル、りんご、人参、オレンジ、サンドイッチまたはジャムとピーナッツバターの菓子パンなど)が配布されます。
学校に実際に行けない人のためには2週間目からスクールバスのバス停でも配布が決まりました。公立校に行かない子供でも、最寄りの学校でもらえます。
一回もらいに行くと冷蔵庫がかなりいっぱいになるのですが、これは子供さんが多い家庭は冷蔵庫がもう一個欲しいくらいですね。
(キョウコのアメリカへの感謝その6)
娘の公立学校からの自宅待機期間のサポートリストまとめ
- 宿題・教材の配布 プリンタのない家庭・希望者にはプリントの郵送
- 朝食・ランチの配布
- 教師・カウンセラーの在中(メールなどでいつでも質問、相談できる)
- 先生方からのメール、ビデオメッセージ
- 学校からの有料アプリの無料提供
- 必要な子供にはラップトップの貸与
4月14日からフェーズ2に移行
約10日間の春休みが終わり4月14日火曜日からまた真剣なホームスクーリングが開始となりました。
まとめ
ということで、自宅待機命令が出ている生活は苦労というのはそんなになく(家での時間の過ごし方、子供の面倒を見ていると自分の時間がないなどの悩みはありますが、非感染者は健康を保てる政策なので、贅沢すぎる悩みと言えると思います)不安と言ったら、医療崩壊はいつ治るのか、コロナのワクチンはいつできるのか、くらいのものです。
今私のような凡人は家にこもって、極力買い物にもいかず行動を最小限に抑えることで、医療崩壊を最小限に抑え、(自分が保菌者であるという可能性を考えて)他人への感染も防ぐことに貢献するくらいしかできません。
アメリカの早く的確な対応、そして生活の不安を取り除く金銭的な補償が早くから発表され、実際に受け取ることができているので、とてもありがたいと感じています。
読者の皆様がご自分とご家族の安全を引き続き維持できますようお祈り申し上げます。そして、感染してしまった方は、1日も早い完治とご回復を心よりお祈りいたします。